2015/01/06

◎「生きてるだけで、もう死にそう」と小椋佳

にしても、今年は年男だというのに、特に気負いもなければ、胸の高鳴りもない。まっ、当然といえば、当然か。古稀を超しちゃってんだもんねぇ。いまさら、新たな感慨もないもんだ、よ。
でも、新春のテレビの番組表を見ていたら、さすがNHKスペシャル、 「ネクストワールド」「私たちの未来」全5回とあれば、そそられてもいいか。初回(3日)と2回目(4日)は録画をセットして意気込んで視聴したのだが・・・。
30年後の2045年の世界像を描こうとしているようなのだが、人工知能の発達とか、医療テクノロジーの進化なんて懇切丁寧に説明されても耳には入ってこず、両日とも、あっという間にウトウトスヤスヤ。で、もちろん、録画を見る気にもならないわけで・・・。
やっぱり、振り返る方が性に合ってるよ。以前も触れたが、TBS系の『爆報!THEフライデー』(金曜19:00)を始めとしてドキュメンタリーは、特にNHKを中心に人物ものや歴史ものを録画しつつ視聴している。ほかに、インタビューとか伝記か。いずれも、視聴する際は、エピソードの時期とカメの年齢を照合して、その当時のカメの姿を想起しようとしているのだが、劣化甚だしい脳にはあまり期待できないのだが・・・。
正月の再放送で観た「ザ・インタビュー」の中で、丸1年後輩で、昨秋に生前葬コンサートを開催した小椋佳が最後にしゃべった一言、「生きてるだけで、もう死にそう」が胸に響いた、よ。