2012/04/22

◎阿鼻叫喚のシリアレポートに呆然・・・


にしても、いまだに寒くて寒くての東京、地球規模で展開されれる異常気象、地殻変動は末期を迎えた地球の呻きのような気がしないでもないが、先夜NHKBS世界のドキュメンタリーで見たシリアの実態は、中東の春なんて言葉は吹っ飛び、ただただ空恐ろしく、その阿鼻叫喚の世界に震え上がってしまった。その番組のタイトルは「中東 変革のゆくえ『シリア 国民弾圧の実態』」で、番宣によるその内容は「反政府運動に対し、苛烈な弾圧を加え続けるシリア。ネットでは、路上で軍に撃たれる住民や、拉致・殺害された子どもたちの映像などがあふれている。しかし、アサド大統領は『組織的な弾圧も、虐殺もしていない』と反論する。番組では、流出した映像の真偽を専門家とともに検証し、シリア当局の見解を問う。~2011年 イギリス ITN Productions制作~」とあり、もはや人智の及ばぬ、狂気としかいえぬ暴挙、愚挙の連鎖の映像を凝視、国連もアムネスティですら、手も足も出せぬ状況がエスカレートする様に呆然として、無力感、脱力感にとらわれつつも、番組視聴後はYouTubeにアクセス、『シリア』と検索ワードを入力してみたら、わんさとヒットして、多分注目率の高い動画なのだろう、「13歳の少年が圧制によって拷問死 問題のビデオ動画(日本語字幕)」をクリックしたら、「次のコンテンツは、見た人を不快にさせる、または不適切な可能性があると YouTube コミュニティが特定したものです。ご自身の責任において閲覧してください。」とのメッセージが表示され、「進む」または「キャンセル」ときたもん、ねぇ。こりゃ、エロサイトと手法は一緒かと思ったが・・・。ぜひ、アクセスして確かめていただきたい。
特に、今朝(22)のテレビ番組表を見ていて、NHKの日曜討論が「与野党攻防激化 どうする原発・消費税」とあり、国会では、2閣僚への問責決議が可決。今後の審議がどうなるのか注目が集まる一方で、消費増税や原発再稼働問題など、重要課題が山積しています・・・との解説を読んで、何ともノー天気な日本の現状に呆れつつ、シリアの窮状を思い出した次第・・・。