2014/02/08

◎「あぁー疲れたぁ」と「気持ちいいー」

にしても、やはりこの寒さ続きからだろう、プーケット滞在時のブログや写真を眺めるたびに目頭が熱くなる。できるものなら、このお肉だけでもプーケットに置いてきたかったなんていいつつ、書き忘れたことを思い出すままに・・・。

プーケットでは毎日決まって、誰に向かってというのではなく、何度も自然に口をついて出た言葉が2つある。「あぁー疲れたぁ」と「気持ちいいー」だ。浜辺を歩きながら、街を巡りながら、食事をしながら、部屋に戻ったときなど、何ということもないのに笑みが洩れ、気がつけばそんな言葉を1人ごちて、酔い痴れていた。アァ。

心残りが1つ・・・。時計型とかボールペン型とかアレコレ持っていて、プーケットへ行くからというわけではないのだが、昨夏、NET通販でゲットした高機能のビデオカメラを、ニタニタしながらDバッグの底に潜ませて持ち込んだものの、ついに一度もスイッチを入れなかったのだ。蚤の心臓、とりあえず浜辺を歩いてみたのだが、周囲の目が気になってビデオカメラがウロウロ出来る雰囲気はまったくない。カメラを回すならそれなりに覚悟を決め、カメラをカモフラージュしなければなるまいと首をもたげた倫理・道徳感にあっさりギブアップしたのだった。ウゥーン。

今回のプーケットでは、やはり排ガスか、喉をやられて、ウガイ薬を買おうとチェーン展開する薬屋をのぞいてみた。翻訳ソフトで調べたタイ文字をメモ帳に書いて見せたら、モンダミンなどマウスウォッシュのコーナーに連れて行かれ、違う違うと喉を指差すのだが、口に含んでグチュグチュする格好をしてタイの微笑だ。他の店員にもタイ文字を見せたが、同じ反応で諦めた。ウガイの習慣がないのかとも思い、別の薬局に行ってみたら、やはりマウスウォッシュだ。不満の表情を見せると、レジ横から大きなノートを取り出し、そこには平仮名で体の部位とか症状が書いてあって指差し診断、ウガイ薬はなかったものの、喉スプレーはゲットできた。異郷の地で、薬だけは普段使っているものを持参するのが常道で、正露丸とキンカン、それにムヒはいつも忘れないのだが・・・。グスン。