2013/06/11

◎ はよ(早)死にた 何時まで続く 歯磨きぞ

にしても、何といえばいいのか、昨日朝のラジオを聴いていたら、ゲストに淡路恵子が出ていて、その「離婚借金・壮絶人生・・・」を淡々と話していたが、さすが79歳か、文脈からすれば「面倒臭い」となるのだろうが、そんなカメが多用する言葉は使わず、「億劫じゃない?」と何度も「億劫」という言葉を使っていて、ついつい引き込まれてしまった。そうなんだよなぁ、億劫なんて良い言葉があるのに、このところずっとご無沙汰だったよなぁと、Net:検索を始めたら、億劫の語源はどうやら仏教用語のようで、カメには面倒臭いが似合っているようだ。
だから、 カメにとって面倒臭い最たるものは、毎朝の歯磨きで、いまは電動音波ブラシを当てながら、「はよ()死にた 何時まで続く 歯磨きぞ」だ。特に上は中央部10本が入れ歯とあってはその情けなさは半端じゃなく、音波ブラシの音を聞きながら何より惨めでならないし、このまま死ねたらいいのにと週に何度も思ってしまう。
淡路恵子の口をついて出る億劫は何故か上品で、爽やかな気がして、面倒な歯磨きを億劫な歯磨きと言い換えてみたが、自衛隊と軍隊と同様、その実態は何ら変わらないわけで、何の慰めにもならない。アァ。
ちなみに、Net検索には「うだい」なんて言葉も引っかかってきた。「鬱陶しい」「わずらわしい」「億劫」といった『うざい』または『だるい』といった意味で使われる若者言葉だそうで、「億劫・面倒(だるい)から鬱陶しい(うざい)」といった両方を合わせた形で使うこともあれば、うざい、だるい其々の代替として使う場合もあり、うだい」の語源は「うざい」と「だるい」の合成なのだそうだが、やはり「億劫」という言葉の奥の深さには頭が下がる、ヨ。