2008/01/31

◎「十分注意するよう言うしかない」と中国産冷凍毒ギョーザ事件で福田首相


にしても、中国産冷凍ギョーザによる食中毒事件には驚かされたが、その問題に関する福田康夫首相のコメントには悪寒が走った。まさに、無為無策、何にも感じない、何にもしない、できない、する気もない体質丸出しで、そんなリーダーの国の行く末がはっきりと見えた気がした。
首相官邸で記者団に中国産冷凍ギョーザ食中毒事件について聞かれ、こう答えていた。「被害が発生してお気の毒だ。お見舞い申し上げる。こういうことが起きて残念だ。関係省庁が原因を調べたうえで対応すると思う。(行政の)体制で考えることがあれば、至急考えなければならない」と述べ、多分、こちらは消費者に向けてだろう、「とりあえずはそういうことが起こらないよう、輸入食品といえども十分注意するように言うしかない」だって。国民の命と財産を守ってくれているはずの国のリーダーが、輸入冷凍食品については自己責任で食べるようにとは、呆れると同時に憤りを感じた。TV画像を通じて、激しい怒りを表明することもできたと思うのだが・・・。あぁ~。