2013/08/28

◎羞恥心は隠すものではなく、露出するもの・・・

にしても、例の馬鹿馬鹿しいだけの非常識写真ツイッター投稿騒ぎ、ついに産経新聞の1面トップを張っただけでなく、27日には社説にまで取り上げ、「結果の重さ教えるべきだ」と入れ込んでいる。「世の中には、悪ふざけで済まないことがある。当たり前のことが分からなくなった、インターネット社会に潜む想像力の欠如を憂える。」と書き出しているが、社説氏も想像力の欠如は同様だろうと思う。NETの世界はもうまったくの異次元で、旧来の価値観は通用しない、まさに魑魅魍魎の世界で、これまでの倫理・道徳観を振りかざして糾弾しても滑稽なだけだ。荒っぽくいってしまえば、NET世界は「受け狙い」「受けるかどうか」だけで、それを新聞テレビなどのマスメディアが取り上げるかどうかがポイントになるわけで、某広告マンは「沈黙を嫌い、会話を途切れさせないためにそれぞれが『何かおもしろいこと(ネタ)』を提供する。自分たちでネタを作って笑い合う閉じたコミュニケーションに没頭し、周囲への影響に気がつかないまま、ウケ狙いの過激な投稿に走る」と分析してみせる。
アイスクリームの冷凍ケースに入り込むピザ生地で顔面を覆う大量のパンの上に寝転ぶ冷凍ソーセージをくわえてウインクする、なんてことに慌てうろたえる方が問題だろう。NET世界に羞恥心なんて殊勝な道徳心なんて存在しない。というか、日本人の美徳ともいえる羞恥心なんてとっくに変質しているのだ。いまや、羞恥心は隠すものではなく、露出するものになっている。
そんな変貌を認めようとしないマスコミに檄を飛ばしてくれたのがあの曾野綾子。産経(8月28日付)での連載コラム「透明な歳月の光」で「若者の悪ふざけ報道」について「平和ぼけ日本象徴する騒動」の見出しで、「こんな若者の悪ふざけの話より、私たちはエジプトやシリア情勢の方を気にしなければならないはずなのに、日本ではだらけたニュースで毎日が過ぎていく。」と最後を閉めている。いつもながら頭が下がる。(カット写真はライブドアブログうぇうぇうぇウェストから)

2013/08/20

◎老衰死は何歳から可能になるのか・・・

にしても、とりあえず余命10年ってとこかと思った。先日、例の「奥様お嬢様が泣いて喜ぶ・・・」高崎一郎の訃報を目にしたときの事。「老衰で死去、82歳。」とあった。82歳で老衰か、いいよなぁと羨ましく感じ、そういえば、つい最近も見たぞと記憶を辿り、NET検索してみたら、やっぱりあった。「てなもんや三度笠」や「三匹の侍」 でお馴染みの長門勇の訃報で、この6月4日「老衰」でとあり、 享年81歳だった。
カメ憧れの自然死、老衰だ。枯れ木が朽ちるイメージで、死ぬとき苦しいことはなく、痛みも感じない、眠るがごとく、だ。そして、年齢は90歳は超えていなければなるまい。もっとも、死ぬとき「苦しかったか」とか「痛かったか」などと死者に聞いた強者もいないんだよなぁ。ま、それが、80歳を超せば可能らしいと知って何となく安堵し、あと10年かと独りごちた。ひょっとしたら、70代でもありかな、とも。
で、その老衰が実際はどんなものか、NETサーフィンをしてみたら、結構話題にはなっているが、学術的な定義は曖昧模糊として、まだ確固とした定義はないようだ。

老衰(ろうすい)とは、年老いて死ぬ事。死因が、外傷や病気などでなく、自然に亡くなった場合(自然死)の事を言う。生物学・医学的には個体を形成する細胞や組織 (生物学) の機能が老化に伴って低下し、恒常性の維持が不可能になることが原因である。通常、病死とは異なるものとして扱われる。

Wikipediak のこんな定義が一番もっともらしく聞こえるのだが、果たしてそうか。あれこれ拾い読みしたところをまとめると、どうやら老衰とは正確には死因を表わす病名ではなく、細胞臓器の機能低下、衰弱により生命維持が難航している症状を指すようだ。で、そんなに衰弱した体で何か病気になって死ねば老衰死というわけで、それは死亡診断書を作成する医師の腹次第のようだ。そうか、老衰死とは痛みも感じられないほどお肉と脳の細胞が衰弱してしまったということ。カメは「寿命が尽きた」といって欲しいと思った。

2013/08/10

◎熱風篭った脳は心底「冷」を欲しがった・・・

にしても、この猛暑・・・、酷暑か、何とかならないかなんていう気も失せてしまうのは、もう脳に熱風が篭って、足元がふらつくからだ。昼間はパンツいっちょの生活、それでも、内からポッポと体が火照る。首に冷タオルを巻くも、5分も経たないうちに生温くなって、頻繁に濡らす必要があり実用的ではない。水道の栓を捻った瞬間、ぬるま湯がドッと出てくる。密室のトイレに座っていたら、体のあちこちから脂塗れの汗がたらたら垂れ流れて、お肉が疼く、疼く。その汗をタオルで拭けば粘ついて一回で使えなくなる。昼間は節電と思い、扇風機を回すも、温まった空気が移動するだけでまったり、冷気は感じない。スポーツ飲料の甘みが旨い。一体どうしたことか、今日(10)など40度前後になるおそれがあるという。

多分、青い「冷」の文字に冷気を感じたんだと思う。どこかで誰かが紹介していたが、当然なことに「冷」以外は覚えてはいない。昨日、やはり暑さのせいだろう、「」が脳裏に浮かんだ。たしか、シャンプーとかで、床屋でそれで頭を洗ってもらうとスッキリ、メントール配合か何かで暫く持続するという。いやぁー、このもやもや感を払拭するには少々金がかかってもしょうがないかと、NETの検索窓に「冷シャンプー」と入れてみた。さすがというか、あっという間に辿り着いたね、幾つか概要を読んでみたら、元々は業務用に販売されていたが、最近、通販でも販売し始めたとか。即座に、シャンプーとボディソープ、トニックを発注したところで、いまは商品の到着待ち、冷気はまだ体験していないのだが、発注しただけで、瞬間だが何となく周囲に冷気が漂った気がした。