2014/08/11

◎訪タイの成果!!! 効く消炎剤をゲットしたぞ

にしても、いったん睡りについた後、足の先の突っ張り感による目覚めは恐怖以外の何ものでもない。「来たか」と思う間もなく、鈍痛はどんどん広がって、両足の向こう脛周辺の筋肉がパンパンに張って、その周辺の筋という筋をこれでもかと引っ張り、痛みから逃れんと少しでも足を動かすと鈍痛が増し、いつ果てるとも知らず、異国のキングサイズのダブルペットの上で、テーブルの上に出してあるキンカンにすら手を伸ばせないで、情けないことにウンウンと呻くしか術はない。足を上げようにも、下げようにもままならず為すすぺなし。じっと鈍痛にただ耐えるしかない。
8日未明の七転八倒、誰かが傍にいたら間違 いなく、助けを求めていたたろう。といって、救急車が来たからといって、をどう告げれぱいいのか。ただ身悶えて、痛みを表現するしかないのか。そりゃ辛過ぎる。ともあれ、動かず、ひたすら鈍痛が鎮まるのをじっと待つしかなかった。その間、10分だったか、30分だったか、カメには1時間ほどにも感じたが、幸いそのうち眠りについて、事なきを得たものの、目覚めた後は、微かに身震いした。因果関係ははっきりしている。昼間、せっかくのビーチだからと、カメラを握って、ビーチを行ったり来たり、超70歳の単なる歩き疲れだ。

フットマッサージへ行こうと出かけたのはいいが、店もマッサージ嬢も雲霞の如く、結果、酷いのにあたったようだ。あれで30200THB(600)は高いよ。何といっても、カメのお肉は薬とかマッサージなど外的、内的刺激には敏感に反応する。お肉が効用を熟知しているわけだ。
ドラッグストアをのぞいてみた。マッサージ大国とも称されるだけに消炎剤や香油などは豊富な品揃えだ。お馴染みのタイガーバームだけで棚一つを占めている。パッケージはほとんどタイ文字で、実は何の薬かは想像するしかない。筋肉痛のイラストが多い中にブルーの箱が目に入った。「COUNTERPAIN COOL」とあり、何となくだが、じっと見詰めているうちに効きそうな気がしてきた。小箱で50THB(150)、いいんじゃないか。そんなイメージだけで買ってしまい、ホテルに戻って、Netで検索してみたら、なんと日本の大正製薬製で、ゼリー状の消炎剤。国内では何故か販売していないそうだ。何か、カメはそれだけで効きそうな気がしてくる。
確かに、確かに、効くねぇ。劇的だ。向こう脛から始まったこの騒動、一挙に解決。何と肩凝りまでも消えてしまったようだ。不思議なことがあるもんや。
COUNTERPAIN COOL」のゲットは、今回の訪タイでの最高の成果のような気がしている。