2006/11/17

◆面白くないTV番組・・・中古ビデオ楽しむ


にしても、近ごろテレビ番組が面白くない。
ゴールデンタイムから深夜にかけて、どこの局を選んでもお笑い芸人が跋扈して、同じ顔を何度も見せられるのには辟易する。内容も、作り方も各局とも似たり寄ったりで、いまは、オーバーなナレーション付きの再現ドラマが全盛。そのテーマ設定も下手な誇張が目立ち、腹立たしいだけだ。その手法がバラエティ、ワイドショーだけでなく、報道、ニュース番組まで侵食しているから呆れて、不快感が募る。
先日、近くのレンタルビデオ店で中古ビデオを販売していて、のぞいてみたら何かのキャンペーンとかで、1本100円だった。そんなに多くはなかったが、その中から5本ほど買って、バカバカしいだけのテレビを見ないでビデオを鑑賞したら、これが結構面白い。
以降、中古ビデオを販売している店があれば、のぞいてはあれこれ面白そうなものを手に入れている。ジャンルはミステリーが多いのだが・・・。1本100円は、そのキャンペーン時だけだった。一番安い店は3本500円。あとは1本200円から300円。500円になると、根がケチだけにちょっと手を出せない。それでも、もう全部で30本は超したか・・・。
かつて、若いころは映画好きだった。ロードショーは見ないで、もっぱら2本立て、3本立てで500円ぐらいだった。
でも、この2、30年間はほとんど見ていない。10年ほど前だったか、ロードショーで法廷物を見に行ったところ、冒頭の法廷内のシーンを見つめていて、気がついたらまだ法廷内のシーンが続いている。あれあれと・・・気がついたら、その間ぐっすり寝込んでいたのだ。1800円の入場料は高かった。そんなことが、何度か続いて、映画館から足が遠のいていた。
いまはシルバー料金だから、1000円で見られるようになったのだが、映画館に出かけたくなるほど魅力的な映画の宣伝に触れていない。やはり、娯楽の選択肢が増え、特にカメの場合、それはパソコンであり、Webの世界だ。社会的現象になるほどの映画が登場すれば、考えるだろうが・・・。
もう、予告編に騙されたくはない。いったん映画館に入ってしまえば、途中で出るのも癪の種だ。
中古のビデオなら、居ながらにして見られるし、途中で止めて、そのままにも、もう一度見ることもできる。
溜まり始めたこの中古ビデオ、実はどう廃棄しようかと、悩み始めている。