◎もう引き返せない外道の道にどっぷり・・・
にしても、本物の外道になったと思い、ちょっと身震いした。いまさら、もう引き返せない道にどっぷり浸かった気がした。そう、それで正解とカメは自らに言い聞かせ、得心した。
昨夕、土曜日の午後4時ごろのこと、雨は上がって、もう降らないだろうなと見極め、このままPCと睨めっこも疲れるし、気分転換に平和島のドンキーでものぞくかと自転車ででかけ、旧東海道の三原橋商店街を走っていたら前方に大きなスポーツバックを肩に、横一列になって歩く10数人のおじさん軍団を抜き去り、環七交差点の赤信号のちょっと手前にある座り石に足をかけて待っていたら、おじさん軍団の先発組み4、5人がカメの先、3mほどのところで談笑しているのをぼんやり見ていたら、そのうちの一人が、な、なんと、カメがかつてネクタイを締めていたころ、大変お世話になった大会社の、いまは50歳ぐらいの方とそっくりだよなぁと、そんな郷愁に駆られていたら、後続組みがカメの横まで来て、何気なく見たら、カメと同年輩で多分いまはOBの方の顔がはっきりと認められて、カメは思わず口をすぼめて、思わず挨拶しそうになったのだが・・・。
自転車にまたがったカメは野球帽を目深にかぶり、Gパン、Tシャツの上にデニムのアウターといった姿、なるほど、これじゃこちらから声をかけなければ、カメとはわからないよなぁと、ちょっと躊躇ったら信号が変わったので、カメは自転車のぺダルを強く踏んで、皆さんの視界から完全に姿を消したのだが、それでも2、3回は後ろ髪を引かれた気がした。
そう、その一団はその会社の野球部に所属していて、この平和島近くに大きなグラウンドがあったことを思い出して、カメのハートは千路に乱れたものの、直ぐにそんなことがあったことも、ドンキーの看板が目に入ってきた時には、なるほど忘れていた。
そんなもんなんだよなぁと、いまその時を思い起こしながらこれを入力しているのだが、ま、まさにそんなもんでいい・・・、で、それが正解だよなぁと得心している。うふっ、だから、これが外道ヨ。