2009/05/04

◎マイペンライはマイペンライなのだろうが・・・





スクラップ&ビルドが混在しているバンコクの街を当てもなく、ただ闇雲に歩くと酷い目にあうことが多い。行けども、行けども・・・、その気で歩いていると、そこは突き当たりで、何とも情けないことに、また元の入り口に戻るしかないのだ。それが、バンコク特有の「ソイ」で、どデカイ路地だというのに袋小路が多いのだ。
どこも町の表情が似ているだけではない。貧と富がこれほど露骨な形で顕在化している街も珍しいのではないか。当の市民がそれをどう感じているのかは不明だが、傍から見ていると、それは余計な心配、余計なお世話のような気もする。マイペンライなのだろう。
何とも、マイペンライが全ての価値観の基準になっているような気がしてならない。カメなりに感じた格差にちょっとシャッターを切ったので、数点アップしてみる。まさに、余計なお世話だろうが・・・。