2014/07/29

◎やっと辿り着いた居心地のいい、リゾート・・・

にしても、年末から年始にかけてのパトンビーチの旅、何と情けない旅だったかと反省しきりだ。たとえ居住マンションのエレベーター修理工事のためとはいえ、ハイシーズンだから、ビーチに近いからと、狭い劣悪な部屋に閉じ込もり、一泊1000THBにも納得して過ごした1ヵ月間は何だったのか、と。これが光と影かといってみても、何ともアホらしい。
同級生との「おもてなし」で始まった今回のパトンビーチの旅、昨日、4つ目のホテルにチェックインした。一泊400THB。今更だが、1000THBも払っていた宿が腹立たしい。セレブな欧米人向けに開発されたリゾート地のイメージでが横溢していて、食う寝るには金がかかるようにできていると勝手に思い込んで、やはりチェンマイとは違うなんて能天気に思っていたんだから、お目出度いものだ。グスン。
インド洋・アンダマン海面したパトンビーチは南北約3キロにわたって白砂が広がる名だたるビーチ、その海岸沿いに走るメイン道路(一方通行)に沿って東側に3本あって、うち海側の1本は一方通行、ビーチ観光ではそこまでの範囲でしか考えない。その奥があることまで思い至らない。カメの浅薄なとこだが、それを一掃した今回の旅、そこには大規模な市場もあれば、屋台群がいくつもあって驚かされた。星2つクラスのホテルもそこここにある。
今回宿泊したホテルの評価はいずれも5点満点で4点はつけられる。一泊料金は700THB395THBで、「値段の割には」なんていう枕詞は不要だ。
昨日チェックインしたホテルは海側から3本目の道路からちょっと入ったソイ(路地)にあり、窓からは山が真近かに望める。少し歩いてみたら、なるほどビーチとは違う生活、暮らしが見えてきた。

そこにあったタイ食堂(写真)にはつい足が止まり、メニューの写真と鍋を見比べながら、旨そうな鍋を指し、ガオー(白飯)といった。どうやら、豚角煮と卵のシチューといったところで、このスープが上品で何とも旨い。タイ料理には珍しく甘い。辛いことはない。甘さがしつこくない。さっぱりした甘さ。醤油でも、ナンプラーでもない。串焼きにも使っている甘いこの味は癖になる。。それに、テーブルの上にはザルをかぶせた香味野菜(無料)、さらに、氷を入れたアルミカップ。これだよなぁ。で、しめて60THB(180)。たまらないよなぁ。