2011/08/06

◎スカッと爽やか・・・ MX TVの西部邁ゼミ


にしても、暗雲たちこめ閉塞感に息苦しい中、久々にスカッと爽やかな気分に浸れた。土曜のお気に入りテレビ番組、TOKYO MX の西部邁ゼミナール ~戦後タブーをけっとばせ、ゲストは歯切れ良く、鈍刀で相手をぶった切る勇猛果敢な論客、参議院議員、西田昌司氏、番宣によると、「首相の醜態、民主政治の断末国家全体、国際状況をおさえる力のない市民運動家▽首相菅直人とは何者なのか?▽道徳無くば闘う士気も高まらない延命▽自分の命が一番という戦後の日本人の価値観▽今の日本の国家状態を反省し覚悟すべき時」。となれば、見ないわけにはいくまい。西部邁ゼミ、実はアーカイブで、後日視聴できるのだが、何よりこいつだけはカメのデッキに録画しておきたかった。
西田氏が西部を相手に舌鋒鋭く述べた内容は、ほぼ番宣の通りで、付け加えれば敗戦日本を総括しないまま経済成長に邁進して行ったツケが溜まりに溜まって、民主党政権を誕生させてしまった、と。その責任は自民党にあり、民主党は菅首相だけがカンカラカンなのではなく、みんな酷い。かつて小学校の学級会レベルといっていたが、3.11以降はそれ以下。最近ではモノをいってもしょうがない、虚しいと思うようになった。菅を筆頭にみんな人相が悪くなっている。自分のことしか考えていない。本来、政府は国民の命と財産を守るのが使命であるのに、菅は自分の命を守ることしか考えず、汲々としている。菅をはじめ、民主党幹部のほとんどは市民活動家が多く、市民レベルの不都合に関し自治体を追及して気勢を上げ、国家レベルでの外交とか安全保障などについては目を向けることなく、また、大きな組織に所属したことがないから、組織の動かし方が分からない。さらに、献金問題にしても、法令に違反していないと開き直ってしまうのは、日本人として持っていなければならない倫理観、道徳観すら持ち合わせていないからで、危うくてならない・・・などと。良くぞいってくれた、まさにその通りなんだよなぁ、と頷きつつ、溜飲を下げた。