2009/11/27

◎カメが葉っぱをかじってウサギになった・・・




にしても、このところ大好きな正露丸を服用していない。なぜなら、ここチェンマイでの食生活は毎度毎度正露丸漬けといっても良いような気がしてきたからだ。シソの葉のような香りと味は、味として、野草のあれこれがやたら食卓にのぼる。学がなく、何ともいいようがなくて残念なのだが、その種類たるや気が遠くなるほど、で、その香りと味も千差万別といったところか。特に青物の癖のある香りと味、それに食感には独特なものがあり、言葉で表すのは至難の業だ。先日は、若竹のササの葉のような葉っぱが出てきて、その不思議な食感と香りに感激した。なんせ、ちょっと葉が硬く、注意深く食べないと舌を切りかねないような気がして、恐る恐る噛み砕いた。
昼飯を食いにタイ食堂に入り、何か良く理解しないままオーダーしてしまい、ウェイターがどんな理解をしたのか不明のまま、待つことに。ま、何でも食うし、食えるから良いけれど・・・。で、出てきたのはトリの丸焼き四分の一か。トリは味付けしていないようで、タレがあまり旨くない。もっと旨く食わせりゃいいのに。何か、ブリかま焼きの不味いのを食っている感じで、いずれにしろ凄い食い方が必要になってくる。じゃないと、食えないもん、ね。
で、追加で注文したのが野菜スティクのつもりだったが、出てきたは、野草スティックといった方が相応しい。何か知らん、大根のようで大根でなく、ウドのようでウドではない、みたいなのは食感が良く、別に塩をオーダー してふりかけたら旨かった、よ。
あとの青菜はシソの葉とか、そういった香りも味も、かなりしつこい葉っぱ類、市場でよく見るやつだが、食えば食えるが、噛み続けながらカメはウサギになったような気がしていた。
でも、パクパク、よう食った。こりゃ、何ぼ請求されるかと、いささかヒヤヒヤしたが70BT(210円)と聞いて、う~ん、さすがチェンマイはGOOD!!!
タイ食堂の中には、テーブルの真ん中に、こうした野草類をサービスで並べている店もあり、カメは手持ち無沙汰で、葉っぱをかじっていることが多くなった。と、何となく、胃腸が騒いで具合も良くなるようで、正露丸とはしばしの別れとなっている。