2007/08/19

◎楽チン、楽チン、誰か文句あっか・・・




にしても、こうも堂々と巨体を腕枕で横たえられては誰も文句はいえまい。いかにも怠け者の風情で、カメも好きだし、よくするポーズだ。
日本では雑誌や教科書でも見たような気もするし、旅行帰りの誰彼となく何度も見せられ、珍しくカメでも知っている海外の仏像と出会えたのは何となく懐かしくも思えた。
その巨体は画像でご覧のように想像以上に、とにかくでかい。顔と足を除いて体の大半は何故か黄色いベールで覆われていた。
ツアコンによれば、この黄色いベールは「黄金の代わり」だそうだ。

◎恍惚と苦悶の表情は紙一重・・・


にしても、巨大な菩提樹に取り込まれてしまった仏頭の湛える柔和な笑み、静かに目を閉じ全身に疼くお肉の快感を味わい尽そうとしているようにも見えるのだが・・・。ま、恍惚と苦悶の表情は紙一重・・・、女王様の股座に顔を挟まれ、ぐいぐい締め付けられて恍惚の表情を浮かべているといった方が当たっているだろう。
仏頭の傍らには男性の警備員が1人いて、仏頭の上からシャッターを押させないし、同行の若い女性が仏頭にお尻を突き出し、可愛いポーズで記念写真を撮ろうとしたら、止められた。ウフッ。

◎崩壊寸前、多分、爪のひと弾きで・・・


にしても、気がついたら立て続けにシャッターを押していました。出来上がりは、こんなもんですが・・・。
崩壊寸前・・・、多分、爪のひと弾きで・・・。己を振り返り、何ともイヤハヤなのであります。
もはや、二度と天に向かって隆とはならないでしょうねぇ。あぁ・・・。

◎仏像の微笑みはいまのタイ人が受け継ぐ・・・



にしても、世界遺跡に指定されているというアユタヤまでHISのオプショナルツアーで出かけてしまった。ま、話しの種にはなるだろう。
日本の片仮名で書けば「アユタヤ」だが、正確な発音をツアコンに聞くと「アヤティ~ア」だとか。
荘厳、華麗な雰囲気が漂う遺跡群の中で、仏像の頭が壊され欠けているのは何とも切なく痛ましい。ビルマ軍による狼藉とのことだが、多分、その仏像の柔和な笑みは、いま、微笑みの国といわれるタイ国に引き継がれているのだろう。

◎パソコンをセットしたらマイルームに・・・


にしても、汗だくでやっとたどりついたゲストハウスの部屋にパソコンをセットして、湯沸かし器を置いたら、あっという間にマイルームになった。ホッ。ウフッ。現金なもんだ。

地下鉄・フアラムポーン駅から歩いて5分ほどの4階建てのゲストハウスで、中華街への入り口に当たる。
先乗りして見聞して4階のこの部屋に決めたのだが、さすがに狭い。4畳ほどの部屋。多分、隣りとは白塗りベニヤ板一枚で仕切った感じ。ベッドはシングル、70cm角の可愛いテーブルと椅子、天井の丸い蛍光灯と大型の黒塗りファン、それにカーテン・・・といったところ。
トイレとシャワーは共用。4階は2部屋だが、本日は空室のよう。これなら、結構、毛だらけなのだが・・・。
部屋にないものは・・・クーラー、テレビ、冷蔵庫、たんす、鏡台、テーブル、ソファーといったところか。
清潔感があるのが救いだが、今後のロングスティの選択肢にここは入らない。