2006/10/17

◆タバコはカメの生命力の源・・・


にしても、喫煙量が増えている。銭湯で頭を洗っている時に気が付いた。左手の中指、人差し指、親指の爪がヤニで黄色くなっていたのだ。ヤニに汚れた爪を見るのは何十年ぶりになるのか。この10数年は見ていない。やはり、最近、パソコンとにらめっこしている時間が長くなって、つい、つい、タバコに火をつけることが多くなっているようだ。
タバコはショートピースで、この40数年間浮気はしていない。ハイライトが発売されたときはフィルターが珍しくて吸ってみたことがあるが、紙を燃やしているようで、吸う気にはならなかった。その後、風邪を引いたりして喉に煙が痛くてフィルター付きのタバコを吸ってみたこともあるが、やはり一箱吸いきったことはない。いまではフィルタータバコが全盛で、その上ニコチン量が少ないタイプが相次いで発売されているが、これらはタバコではないと思っている。
家では、ずっとP缶を愛用していたが、家にいる時間が長くなって吸う本数が増えてしまうので、10本入りの箱に替えていた。
この10数年、喫煙派には肩身が狭くなって、喫煙が後ろめたさを感じさせる環境が強くなっているが、禁煙しようと思ったことはないし、タバコとガンの関係を指摘する論調も多いが、気にしたことはない。
カメの場合、禁煙はそれこそ死につながる。酒とどっちにするか聞かれたこともあるが、比較にならない。
完全にニコチン中毒だ。朝、起床してから3本ほど吸わないと体が目覚めない。ニコチンが血液に溶け込んでいくのを自覚できる。それで、やっと体が自由に動き始める感じだ。ニコチンはカメの生命力の源になっているのだ。
それでも、最近吸う本数が減っていたのは喉との関係で、10数年前から喉が正常に機能しなくなり、煙を吸いこめなくなった。喉に直接煙があたると酷くせき込む。慎重に吸わなければならなくなったのだ。それに、タバコ代の値上げもあるにはあるが、カメにとってさほど大きな要因ではない。で、パソコンとの接触時間が増えて、喫煙量が増えているようなのだが、これは本数が増えたというより、パソコン画面に集中していて、タバコが短くなるまで指に挟んでいるせいかもしれない。
タバコの有害説はあくまで個体差であって、この歳まで生き長らえてきたカメには当てはまらないし、タバコだけでなくこうした健康に関する疫学調査は、不安感を煽るだけで胡散臭さを感じる。