◎欲しくて、欲しくて、通販の電動ハタキ・・・
にしても、安物買いの銭失いとは、ちと、違うのではないかと、通販で電動ハタキ(\999)を発注して思った。カメの場合、当たらずとも遠からずなのだが、正確にいえば、安物買い自体は物欲なのである。安物のジャンルでモチベーションが上がるのだから、理に適っている。
特に、掃除用品で衝動買いが多い。100円ショップをのぞくたびに、便利そうなブツを見つけてはカゴに放り込む。帰ってみると、同じものが2つも3つも揃っていて・・・。単に、掃除好きなだけで、それもイメージだけ、情けないことに実践が伴っていない。購買行動が浄化作用として働き、心身のバランスを保っているのだと、ちょっと理屈っぽく分析してみたが、言うほどのこともなく、何のこともない、誰もが指摘できるていどの話だ。
でも、今回の電動ハタキについてみると・・・。最初に見たのは深夜のテレビショッピングだ。こりゃあいい、こりゃ便利で、年中、掃除をしそう、掃除が楽しくなる、なんてウキウキしながら品名などを珍しくメモしていたのだから・・・。値段は、本体が 5,800円(税込)、ほかに送料が 945円(税込)、それに代引き手数料。
そのメモを頼りに、念のため、大好きな「価格.com」などで検索してみると、あるわ、あるわ・・・、純正品を名乗るものから眉唾モノまで、いや、はや驚いた。最も驚いたのが、値段の格差。999円から5800円で、それぞれに税金表示の有無、それに送料とか手数料が別途必要になったり、不要だったり、実に多種多様。
ディスカウント店で実際に手にして選ぶのなら、迷わず最安値の999円なのだが、通販となると、ちょっと待てよ、だ。確認すると、税込価格は1049円になり、送料が630円、代引料 315円の合計で 1994円にもなる。ざっと2000円で、その半分はいわば手数料だ。それに、現物を見ているわけではない。でも、純正品よりは断然安い、というのが結論だった。
注文した翌々日には、現物を手にしたが、純正品(映像でしか知らないが・・・・)と代わらない。なぜ、純正品がそんなに高いんだと、不信感がよぎった。ちょっと使ってみたが、多分、性能も変わらないはずだ。あとは、掃除のモチベーションをいかに高め、持続させるか。それは、まぎれもなくカメの自己責任となる。あぁ~。