◎炎天下の上海万博、老体にさすが堪える
にしても、上海万博は海外行のきっかけで、万博自体が好きで、期待していたわけではないが、パック旅行で入場券付きとなれば、行かないのもバカバカしく、炎天下、丸1日を潰す結果となった。
万博会場の開幕当初の混雑は既に収まり、このところの入場者は1日約40万~50万人で推移しているそうだ。それに、毎日、開園時間にはかなりの行列が出来ているが、一時間も経てば、その列もさばけるので10:30分以降なら楽に入れるとの、添乗員情報によって出かけてみた。
なるほど、入り口に行列はなく、すんなり入れたが、何より、日差しが強く、暑い。日本館は3時間待ちとかの情報は時々、アナウンスがあり、重宝したものの、いずれにしろ会場か広過ぎ、移動する気力が続かない。
途中、昼飯ぐらい、少々高くても旨い物を食いたいなぁと小鼻を利かせていたつもりで、入ったところは、看板が目に付いた紹興飯店だったか、大外れ。インフォメーション館の2階、ちょっとした大食堂なのだが、入り口のカウンターでウエートレスと見事に話が通じない。メニューらしきものは掲げられていて、レジも設置されているのだが、何をいっても通じない。聞く耳持たぬ・・・という態度が歴然としていて、腹立たしいのだが、ここで怒り狂っては飯が食えない。なんだかんだ、メニューをとっかえ、ひっかえしていたら、何かAB二者択一風のメニューが出てきて、Aを指差して、やっと支払いが出来て、その出来上がったセット料理をそこで受け取って、っと食堂のテーブルにつけたのだった。
また、会場で見かける外人は少なく、大半は中国人で、それも家族連れが多かった。
結局、パビリオンに入ったのは、行列の出来ていないところばかり。あとは、涼みがてらに入り込んだところで、感動したり、感心した展示との出会いは何もなかった。
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