◎上海から携帯電話をかけ東京の友人と話した・・・
にしても、ちょっとした上海ミステリーを体験した。上海から東京にいる友人に携帯電話をかけて、話が出来たのだ。
ま、海外でのその手の登録なり、契約をしていれば当然なのだが、何せ困窮甚だしいカメのこと、そんな気の利いたことをしているはずもなく、それどころか、昨年末、ほとんど使っていない携帯電話の使用料に悲鳴を上げ、dokomoとの契約を必死で見直し、電話の送受信だけの契約にしてiモードとかメールの契約は破棄、以降の月額使用料金を700円ほどに押さえ込んでいたのだ。でも、端末の携帯機器の性能は多分向上しているのだろう、カメラの機能は立派に作動し、何枚か撮影してみた結果、携帯端末で見る分にはいいのだが、これをPCと接続しても端末を認識せず、写真を取り込めない。また、時に、TV電話の機能が勝手に作動して、話している相手の顔が見えたりもして、驚かされたりしていた。ことほど左様に、せっかくの優れものの携帯端末を邪険に扱っていたのだ。
ただ、この端末は時計代わりにも使っていて、今回は羽田空港で電源を切り、上海のホテルに入った夜、時計がないことに気づき、携帯電話のスイッチを入れてから寝たのだ。で、翌日の昼下がり、マイクロバスでの上海市内観光の途中、ショッピングビルに入った際、携帯電話を開いてみたら、北京時間と東京時間がデジタル表示され、その上、何と、アンテナが3本も立っているじゃないか。どういうこと? ひょつとしてと、悪戯心を刺激され、東京にいる友人の携帯番号にアクセスしてみたのだ。その際、「変換して・・・繋げますか」とかの表示が出てOKしたら、友人の番号の頭に「+81」が追加されていた。「+81」は日本のコールナンバーだ。
友人は突然の電話に驚いていたが、とりあえずは話が出来たことを確認して満足、すぐさま電話は切ったのだが・・・。さて、はて、だよなぁと、首を捻りつつも、まずは良かったと安堵した。
市内観光を続けて間もなく、ちょっと気になって再び携帯電話を開いたら、アンテナの位置に何と赤字で「圏外」と表示されていて、1人大いにほくそ笑みながら、納得した。なるほど、なるほど、だ。何処で、誰が、何をどう間違えたのかはわからないが、完全にdokomoのコンピュータミスで、それも、ひょっとしたら賢い携帯端末が勝手に反応してしまったのかもしれないと思った。何よりの証拠に、その後も、携帯を開くと、時間表示は北京時間と東京の時間が併記されていたのだ。
ちなみに、羽田空港に着いて、通関を終えてから携帯を開いたら、確か「元に戻しますか」と聞かれ、「OK」をクリックした。さて、この上海→東京の一件の通話料金はどう請求されるのか、されないのか、或いは事故で処理されるのか。ウフッ、である。
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