2006/11/25

◆死滅した脳で時空を飛ぶ奇妙な感覚を実感・・・


にしても、脳細胞の死滅度を自ら実感した。23日夜のこと。夕食時に発泡酒を飲んだら、そのまま1時間足らず寝込んでしまった。8時過ぎに目覚めて、おっ、そうだとテレビのチャンネルを「6」にして、ぼんやり見ていた。確か、9時から明石家さんまの新番組・・・と思っていたのだが、9時直前の番宣で流れたのは「渡る世間は・・・」だった。はて、さて??? そんなはずはないよな、放映時間が変わったのか、他のチャンネルだったか、と新聞のテレビ蘭を確認したら、9時からはやっぱり「渡る世間は」だった。またまた???
そんなぁと、脳細胞を揺らしながら前日22日の新聞を見たら、確かにあったのだが・・・。
さんまの新番組は昨日のことだったのだ。それにしても、なぜ・・・こんなことに!!! ちょうどカメの脳が24時間すっぽり抜けた格好だ。軽い目眩がした。それは、ちょっとした快感で、心地良かった。
前夜、何をしていたのか・・・。微かな記憶をたどってみると、前夜の食事で久々に豚バラの焼肉をたらふく食って発泡酒を飲んで、やはり寝込んでいて、目覚めたときにはさんまの新番組のことをすっかり忘れていたのだ。なるほど、なるほど、だ。
さんまの新番組はどうしても見なければならないテレビでもないのだが、このところ面白いテレビがなく、新聞のテレビ欄を眺めては、その日見たい番組をチェックしていただけに、ちょっと残念ではあった。
この奇妙な体験、22日夜から23日夜までの生活時間がカメの脳から喪失していたことになるようだ。
テレビ番組で時間を知覚している? カメの脳に時間軸はもはや喪失しているのかもしれない。「渡る世間」の番宣を目にしたときは、ボーっとした脳で何故、何故と、不思議な感覚に捉われた。
時空を駆ける、時空を飛ぶとは、こんな感覚をいうのかもしれない。

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