2007/04/02

◎ソメイヨシノは日本人の琴線に触れる


にしても、いつごろからか、年中行事の花見だけは欠かさない。時期、場所、環境はその時々で変わっても、どこかで満開のソメイヨシノを愛でている。
何より、ソメイヨシノは咲きっぷりがいい。華麗だし、散り際も潔い。
江戸時代末期に染井村(現在の東京都豊島区)の植木屋が「吉野桜」の名で売り出したのが初めとされるが、まさに江戸の文化、江戸っ子の心意気、粋に通じ、それが日本人の琴線に触れる。
カメも年々歳々、歳を重ねるごとにソメイヨシノへの想い入れは深まる。今春はこれが最後と、昼過ぎに近所にある大きな公園まで自転車を走らせた。散り始めのサクラの下ではビニールシートを敷いて、バーベキューやら弁当持参の家族連れ、ご近所さんなどのグループが大いに盛り上がっていて・・・、デジカメのシャッターを何回か押したが、結局、アップするのは帰る途中にあった団地脇のサクラにした。

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