2010/10/04

◎小沢氏、強制起訴へ・・・何たる「呆痴国家」


にしても、これが法治国家のやることかと、一瞬、呆気にとられたが、なるほど「呆痴国家」ならさもありなんと、何となく1人得心した。東京第5検察審査会が4日、小沢一郎民主党元幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書の虚偽記載について「供述は不合理で信用できない」と、小沢氏を起訴すべきとする2回目の議決(起訴議決)を公表、今後、東京地裁が指定す る検察官役の弁護士が強制的に起訴するという。何とも無茶苦茶な話で、とんでもない市民裁判になってしまう。世論は、始めに有罪有りきで、果たして裁判官が無罪判決を出せるのだろうか。こんな素人優先の制度が容認されていけば、次に標的になるのは何方だろうか。人相の悪い政治家は早急に整形した方がいいかもしれない。
審査会は傲慢無知としか言いようがない。この日の議決書で審査会は、検察官が説明した起訴基準に照らしても、本件において嫌疑不十分として不起訴処分とした検察官の判断は首肯し難いとし、この制度は検察官が起訴に躊躇した場合、いわば国民の責任において、公正な刑事裁判の法廷で黒白をつけようとする制度であると考えられる・・・などとしているが、これでは、以前にも指摘したが、小沢憎しで、悪役が似合う小沢氏への市民裁判になってしまう。素人を取り込んだ司法改革の弊害で、何とも、心もとないし、バカバカしい。

2010/09/30

◎2年前購入のデスクトップPCが2万で売れた



にしても、実感はないが、中古のパソコン市場は活況なのだろう、今回DELLの高速ノートパソコンを発注したので、これまで使っていたAcerのデスクトップパソコンをダンボール箱につめ、川崎の量販店に持ち込んでみた。正式には、Core 2 Duo搭載 超小型パソコン+19インチワイドモニタセット。08年6月に7万9800円で購入したマシーンだ。本欄でもその時の気持ちを「ワクワク、ウキウキ、高揚感・・・」なんて報告していた。その1年後にはAcerのノートパソコンを入手して、あまりにも遅くなったデスクトップには、なかなか触ろうとしていなかったのだから当然の流れで、廃棄物で処分してもいいかなと考えたが、それには数千円かかるし・・・、で、少々かさばるが、ま、1万円までいけばオンの字かと、川崎のビッグカメラにあるソフマップまで運び込んだのだ。
ちょっと、ドキドキしながら書籍コーナーで待つこと30分余で、カウンターまで出向いたら、査定の結果は、ナ、何と、2万320円!!! だって。いや、驚いた、ねぇ。年金外収入っていうわけだが、これって・・・どう処理すればいいのか、なんて、ね。
なに、2年前、8万ほどで新品を買って、いま2万円が戻ってきたっていうわけだ。2年間の使用料6万円ってわけなのだが、これを幾らで、売ろうというのか。新品はWindows7が全盛で、いまさらVistaを買おうというお客さんがいるのか。ちょっと丹念に探せば、5万円前後でかなり高性能のパソコンが買えるはずなのにねぇ、とカメはパソコンの中古市場が不思議でならない。

2010/09/28

◎陽気の急変で生活のリズム狂い、辛い


にしても、このところ生活のリズムが完全に狂っている。因果関係ははっきりしていて、陽気のせいだ。猛暑が長引くのはいいし、苦にならない。でも、北西の風、冷たい雨、寒さには滅法弱い。それも急激に変わられてはついていけない。朝、布団の上で、意味もなく周りを見回して、また伏せる。でも、寒いからそれも長くは続かない。といって、何を着るか、考えてはみるが、思い浮かばない。結局は、手近かにあるいままでの半袖のTシャツをとりあえずは纏う。体がなかなか陽気に順応しない。寒さに慣れるのに時間がかかる。外は、また雨だし・・・、身動きとれず。意思とは裏腹に、引き篭もりを強いられている感じ、だ。辛い、ね。そんな朝が続いている。
それでも、昨日は弱い雨の中、よんどころなく、JR蒲田駅前の銀行へ行かなくてはならず、そのためだけに昼前、部屋を出た。用件は、DELLのオンラインショップで購入することにしたノートパソコンの支払い。通販はほとんど代引きで利用しているが、DELLは強気で、前払い、振込みなどで入金を確認して初めて注文が確定するそうだ。そんな傲慢な支払い方法は本来ならスルーするのだが、今回はCPUに拘っていま「最速」のタイプを選定し、比較したらDELLのそのタイプが最安値だったというわけ。
だから、積極的に振り込む気にもならず、雨も降っているとあって、逡巡しながら、それでも自転車で出かけてもいいように、ゴルフ用の上下レインウエアを下着の上に纏い、マンションの外に出たら、いやはや寒いこと、寒いこと。こりゃ、自転車じゃかなわないと、国道を渡って向かい側にあるバス停でダイヤを確認したら、蒲田行きは1時間に1本で、30分待ち。そりゃないよ、と京急の梅屋敷駅まで歩いて京急蒲田駅まで。
駅前の銀行ATMの行列に並んで、 慎重に時間をかけてDELLへ振り込んだあとは、駅ビルと駅前商店街をウロウロして、2日は引き篭もれるだけの食料を買い込み・・・なんて、部屋に戻ったら16:00を過ぎていて、いや、はや、疲れた、ヨ。

2010/09/25

◎中国漁船は「領海侵犯」ではないのか


にしても、腹立たしい限り、呆れてモノもいえない、ここまで堕ちてしまったのか、とスルーするつもりだったのだが、このニュース、実にわかりやすく、単純明快なだけに、やはりひと言、いわずばなるまい。そう、尖閣諸島沖で中国漁船が日本の巡視船に(と=ではない)衝突、逮捕されていた中国人船長が何と那覇地方検察庁から処分保留で釈放 された件。ええっつてなもんだ。
TVのニュースで記者会見する次席検事を見たら「我が国国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、身柄拘束を継続して捜査を続けることは相当でないと判断した」だって。これって、地検の会見だろ。政治向きの話を何故、地検がやるのか、越権行為じゃないのか、と。
で、留守役の仙谷官房長官は記者会見で「地検独自の判断だ。それを了とする」と繰り返した。NYの菅首相、前原外相も同様のコメント、法相も「指揮権を行使した事実はない」と、地検が勝手にやったことと、地検の判断を追認する有様。外交になると、まったくお手上げの菅内閣、さながらサンドバック状態で打たれっ放し、当事者能力が欠如していることを露呈してしまったのだ。
「領土問題は存在しない・・・」「国内法で粛々と・・・」と、それはそれでいいのだが、その前、前段に何故「領海侵犯」という言葉が出てこないのか。何とも情けない国になったもの、ヨ。というより、これじゃ、もう国家の態を成していないよなぁ。ト、ホホ・・・。

2010/09/23

◎久々にお肉が震えるほどの高揚感・・・


にしても、485円で買えたデスクトップパソコンを買い損なってしまった。写真でご覧のれっきとしたDELLのワイド液晶一体型デスクトップで、市場価格は9万9800円とか。いま使っている2台のパソコンのうちデスクトップPCが遅くてイラつくので、中古の買い取り価格をチェックしたら1万円ぐらいで引き取ってもらえそうとなったら、もう新しい方に目が移って、あれこれサーフィンしていて辿り着いたのが、ペニーオークションとして知られるインターネットオークションサイト「エンオク」。欧米で人気になっているネットオークションで、画面上のボタンを1回クリックするだけで、1円とか30円といった少ない単位で入札金額が引 き上げられる仕組み。そのクリックに伴ってオークション終了時間は数十秒延長され、ポーカー並みにスリリングなゲームのようだ。
エンオクの場合、入札にはエンオクが発行するコイン(1コイン=75円で購入)が必要。オークションは全商品0円からスタートし、1回入札するごとに1コイン(75円)が消費され、入札価格は5円上昇し、同時にオークションの残り時間が10秒延長される仕組み。で、残り時間が0になった時点の最終入札者が落札者となり、落札価格で商品を購入する権利を得られるわけだ。人気商品で、入札者が増えてくると、落札者になるのはなかなか難しいと思った。


ひと通りルールを飲み込んだところで、エンオクに登録(無料)して、20コイン(無料サービス)をゲットしてから、開催中のオークションを閲覧、その中にDELLのデスクトップを見つけたのだ。リアルタイムのオークションは初体験、あっという間にのめりこんで熱くなっていた。久々に、お肉が震えるほどの高揚感にとらわれたものの、直ぐに生来の吝嗇が首をもたげてきて、300円台だったかで、このピッチでいったら、無料サービスのコインを使いきって元も子もないと、とりあえず矛を収めていたのだが・・・。熱くなって100回もクリックしたら、それだけで、参加費が7500円にもなり、ほどほどで収束しないと、大変な金額になって、儲かるのは結局、主催者だけという構図が浮かんで、いい商売だよなぁ、とまで思い至ったのだから、カメも成長したものヨのう、ノウ。
で、1時間近くたってその夜、再びエンオクにアクセスしたら、22:31に「480円」で終了していたんだよ、ねぇ。不覚といえば、不覚、でも、ねぇ、だ。
実は、その傍で、白熱していたのが東芝dynabook(市場価格15万4800円)で、価格は5円刻みで上がっていて、とても参加する気にもならず、ログオフしていたのだが・・・。翌朝、開いてみたら、その東芝のdynabook、09:12に3万6350円で「終了」していたのを見て、何と一晩中クリックが続いていたんだと、呆れつつ大きなため息がでた。この落札者、いつから参入して、一体何回クリックしたんだろう。まさか、徹夜ってことはないよなぁ。

2010/09/16

◎村木元局長と鈴木代議士の違いはどこ・・・


にしても、改めて、人生運否天賦というしかない。最高裁判所による鈴木宗男衆院議員の上告棄却決定と議員失職、厚生労働省の村木厚子元局長に対する無罪判決、いずれも、傲慢・検察によるミエミエの「国策捜査」で、それも、村木元局長の判決の日程を見据えての最高裁の決定発表ときては、呆れるほかはない。この順番が逆になれば、聡明な国民の目には「鈴木代議士も無罪なのでは・・・」との疑念を抱かれないようにとの深謀遠慮だったのか・・・。
村木元局長と鈴木代議士の違いはどこにあるのか。 最も重要なのは運だ。村木元局長は運が良かったが、鈴木代議士は運が悪かったのである。 サッカーの勝敗を最後の最後にPK戦で決めるようなものだ。運だけ、「国策捜査」なんて、そんなものだ。


ただ、身に覚えもないことで無理矢理、全人格を否定されてしまった鈴木代議士の無念さは、カメごときの推量の域を超えているだろうが、一方でこんなことが罷り通る世の中の底知れぬ怖さが老い先短いカメにすら覆い被さってくる。警察と検察から、被疑者ではなく参考人聴取されたことがあるカメは、検察官の思考方法はある程度わかる。非常に単純で、犯罪を構成する要因、要素が揃っているかどうか、だけだ。それらを組み合わせてストーリーを展開するシナリオライターという喩えは当っている。だから、何より整合性を重視し、大事にする。事実、カメの場合も被疑者か参考人か、逡巡、検討した結果、参考人になったんだぞ、と後で聞いたが、その理由は噴飯モノ。でも、笑えない。自然体が良かったと、密かに自己分析はしてみた。
村木元局長にとって、大阪地検特捜部による逮捕は青天の霹靂だったろう。ある日、歩道を歩いていて、突然交通事故に遭ったようなものだ。さらに、周辺で集められた証言を元に連日、追及されてはたまったもんじゃない。ただ、特捜部の傲慢は、時として杜撰さも伴う。まさに、それは奢りである。今回は公判で供述調書が証拠採用されず、さぞかし周章狼狽しただろうが、担当した検事は既に全員交替したと聞く。反省もない。市民の安心と安全は何処に行ったのか、である。
実は、もう一つ、ずっと放置されている、手強い、大きな問題がある。事件が発生する度に被疑者に群がるマスコミの存在だ。無冠の帝王とか第4の権力とかを気取っての傲岸不遜振りは半端じゃない。いったん「逮捕」「起訴」と聞けば、あとは猪突猛進、被疑者は極悪非道の大悪人、人権も何もあったもんじゃない。「逮捕」をお墨付きに書きたい放題、「起訴」ではそれみたことか・・・だ。
キャリア公務員として過ごしてきた村木元局長にとっては、経験したこともない奇妙奇天烈、無茶苦茶なマスコミ攻勢、マスコミの狼藉に晒されたに違いない。その一部始終をこの際、明け透けに告発しては如何だろうか。ぜひ、お願いしたい。次に改革の波をかぶらなければならないのはマスコミである。

2010/09/13

◎ 谷啓の訃報に接して「ガチョーン」とカメも・・・


にしても、谷啓の訃報に接して、あのとぼけた笑 顔が浮かび、また、その死に方が、自宅で階段を上ろうとして足を踏み外し、階段のへりに顔面と頭を強打しての脳挫傷、体力の衰えから手を先につくこ とができなかったと知って、いかにも、谷啓らしいと嬉しくなった。あっ、あぁぁぁ~~~、ガツン、「ガチョーン」とやって、倒れ伏したのではないか。

手をつけばなんでもないのに、手が反応しなくてよろけることは、近頃、カメもしばしば体験している。くわばら、くわばら・・・。幸いというか、かつて柔道の受身を習得しているカメは、何度か、そのおかげで命拾いもしている。そんなことも思い出した。
谷啓といえば、何といってもクレージーキャッツ、「大人のマンガ」と「シャボン玉ホリデー」で、その中で一番好きで笑ったのが、いつも自然体で、斜に構え、飄々とした谷啓であり、それがカメの青春の原点だったような気がする。
我が家にテレビ受像機が入ってきたのは、確か、カメが高校2年か、3年の時だ。受験勉強なんてそっちのけで、テレビに釘付けになっていて、特に浪人時代は昼、確か12:50ごろだったか、毎日生で放映されていた「大人のマンガ」を見ては、若い転げ、高度経済成長の波に無思想、無批判、
無責任にタダ乗りし、気楽な家業と思い込んだままサラリーマンを続けてこられたのも、谷啓とクレージーキャッツのおかげだと思う。
最近の谷啓は体調がすぐれず、足腰も弱くなり、外出もままならず、自宅療養中だったそうだ。本稿をまとめようと、Netで写真を検索してみたが、「谷啓」ではカメが熱中していたころの物はほとんど見つからず、「クレージーキャッツ」で検索、見つけた写真を使わせていただく。

2010/09/08

◎チキン野郎・菅直人と悪代官が似合う小沢一郎


にしても、侍(さむらい)が見当たらなくなった。侍はスポーツの世界で求心力を発揮しているだけで、本来ならごろごろしていて欲しい政界からはとうの昔に姿を消してしまったようだ。
円高、株安なんのその、コップの中の茶番劇にうつつを抜かす民主党の代表選、連日報じられる低レベルの内容に辟易しながらも、やはりひと言いってみたくなったのが、冒頭の侍がいなくなったよなぁ・・・だ。で、侍には程遠い、チキン野郎・菅直人と悪代官といったほうが似合う小沢一郎ときては、もう噴飯モノ、選挙権もない身には、もはや予想通り亡国の坂道を転がり落ちている途中のひとコマにしか映らず、早々にドロップアウトしたカメは民主党代表選を横目に、ベニア製の看板に「Sell to Japan」と英語で書き込んで粋がり、売り歩く準備を整えているのだが・・・、先日のTOKYO MX 、西部邁ゼミナール 「菅直人,いかなる人物か」(8月28日放送)では、何度も膝を叩き大いに溜飲を下げたもので、ぜひご報告しておきたい。
ゲストは、菅直人首相とはお互いに20代後半からの知り合いで、堂々と批判もしてきた旧友である佐高信で、民主党の代表選自体がマイナスでの選択、いまの時代は政治家の人物論が必要なのではないかと、意思の疎通を図った上での佐高氏の菅直人評・・・。「あの時代に市川房江を担ぎ出すという感覚は、大志を抱く若い男のやることじゃないんじゃないか、市民派というわりには奇兵隊が好きだったり、息子に児玉源太郎が好きだからと、源太郎と名前をつけたり、本筋から外れた市民派じゃないか。模型いじりが好き。官僚には扱いやすい。状況主義、何かになることが好きで、実際になってどうこうじゃない。人間的厚みがない,奥行きがない」
西部邁は直接菅に会ったことはないとのことだが、会ってみることもないだろう。番組中では1度飲む席を申し込んでみようかといっていたが、時間の無駄だ。佐高の話だけで、菅の人間としての器が見える。それも、一国を預けるに値しないタマなのだが・・・。
西部には「小沢一郎は背広を着たゴロツキである。私の政治家見験録」(飛鳥新社1,575円)なる著作があり、その中で小沢について「大口笑い」と「不気味な沈黙」 とも評している。
番組で、佐高が自分の語録の中ではこれが有名といって披露したのは・・・クリーンなタカよりダーティなハト・・・。亡国の坂道の先にあるものは、一体何なのだろう。 

2010/09/07

◎新メニュー「牛鍋丼」を味見してきた・・・


にしても、何故か気になる存在の吉野家、起死回生となるのか、新メニュー「牛鍋丼280円」の大量のPRを見ていて無性に応援したくなり、発売初日の7日夕、平和島店へ自転車で行ってみた。吉野家の牛丼は元々、大好きだったのに、ライフスタイルが変わってからは最寄駅に近い「すき家」党になって・・・、もう久しい。日差しが弱まった午後5時過ぎの平和島店、カウンターは2つで30席ほどの店内にお客さんは2人、何れも20代の単独男性。歩道からも店内は見渡せ、大森に出かける際、自転車で通る度にのぞいているが、カウンターが埋まっているのを見たことがないし、いつも閑散としている。店が広いだけに、それが侘びしく、いつ「閉店」になるのか、それが気になるような店舗だ。

カウンターに出てきた牛鍋丼、写真で見る通りなのだが、箸で肉片をちょっと摘んで口に含んだだけで、こりゃアカンと感じた。牛丼の牛じゃない。肉が違う。肉質が違いすぎる。オーストラリア牛を使って、低価格を実現したとPRの中で告知はしていたから、販売戦略通りなのだろうが、それで、せっかく古い、昔のお客を店に呼び戻せたものの、ま、リピートはしないよなぁ、とがっかりさせられた。もちろん、牛鍋丼の味が不味いわけではない。でも、もう一度食いたくなるほど旨くはない。ホンマ、商売は難しい、ヨ。
それ以上に、吉野家の今回の戦略、何か社運をかけたような悲壮感というか、もっと踏み込めば、捨て鉢のような気分が漂っているようにも感じるのだが、大丈夫だろうか。何か、自民党と民主党の政権交代と構図も似ているような気もした。勿論、吉野家が自民党である。

2010/09/02

◎8つの球体が入った竹製の重ね玉・・・


にしても、上海パック旅行では、何を勘違いしたのか、トチ狂ったのか、市内観光のマイクロバスで立ち寄った総合民芸館で、これまで体験したことのない大枚をはたいて写真でご覧の竹工芸品を買ってしまった。いま、改めてNetであれこれ検索し続けているが、その正体にはまだ辿り着けていない。直径10cmほどの竹の球体、その中にやはり竹の球体が8つ入っている細工物。どうやら、重ね玉と呼ぶようなのだが、その作り方は勿論わからない。
振り返れば、たしか箱根の木工品で中から小さい箱が次々に出てくる工芸品とか、ロシアの民芸品で、人形が何体も出てくる人形とか記憶にはあるが、これはちょっと違う。外側の球体の中に一回り小さい球体が入っていて、さらにその球体の中にもう一回り小さい球体が入っていて・・・、それらは、それぞれ飾り模様の大小の穴が開けられていて、外側の球体の穴に突っ込んだ指で内側の球体をグルグル動かせるのだから、何とも不思議だ。勿論その先の球体も、さらにその先、8つ目の小球体まで動かせるのだ。素材は竹、よくぞといった按配ではあるが、はたして価値はあるのか。要は、何でも鑑定団に持ち込んでも恥ずかしくない一品なのかどうか、だ。


台座に乗っているのはカメの胴体と龍の顔のコラボでカメの甲羅の上にあつらえられた円形の竹製皿に重ね球体が載っていて、実のところ、そんな龍顔のカメの姿を見て、外道のカメが脳裏に浮かび、故なく舞い上がってしまった気がする。普段のカメなら、こんな民芸品に金を払うような嗜好も習慣も持ち合わせてはいないのに、一体どうしたことか。領収書まで書いてもらって、いまだに信じられない・・・。果たして、高かったのか、安かったのか。実は大枚をはたいて・・・と書いたわけで、カメにとっての大枚、いくらだったか的中させた方には50%OFFで進呈してもいいかな、なんて。ウフッ。

2010/08/31

◎旨かった!!! 骨付き豚唐揚げのせ麻婆豆腐ご飯


にしても、中華料理って一体何なんだ・・・、という気になった。東京で食う中華料理は確かに旨いし、横浜の中華街だって旨い。大好きだし、テーブル以外は何でも食うという食への貪欲さには頭が下がるし、空恐ろしい。その本場に行くのだから、さぞや旨い料理、舌がとろけるような食感を楽しめるのではないかと期待していたのだが、全て裏切られた。
何せ、3泊4日の上海パック、食事は朝3回(ホテルのバイキング)、昼1回、夜1回、機内食2回が含まれていて、自分で選んで食べられるのは上海に着いた夜と、3日目の夜の2回しかチャンスはない。それに、ホテルの立地がいくつかある観光スポットからは離れた下町のため、近所で歩ける範囲にはそうした中華料理のレストランとか、妖しげなネオンも見当たらない。

初日の夜、とりあえずはガイド本による上海の目抜き通り、レストランなどが立ち並び、夜はネオンの洪水という「南京東路」(東京なら銀座か)にタクシーで出かけたものの、どうやら地下鉄で一つ手前の人民広場辺りで降りてしまったようだが、もうそこはネオンの波がうねり、人の波が不規則に押し寄せて、老体にはいささか辛く、ヨロヨロ足をもつれさせながら歩く有様。新橋の俗にいう赤提灯の店ならば、外からでも何となく店内の様子はうかがい知れるのだが、上海ではビルばかりでビルを覆うきらびやかな電飾板に気圧されて、足はすくむばかりだ。そのうち、幾ら歩いても、疲れるだけで事態は好転しないと、目に付いた雑居ビルに入りエレベーターで5階の中華料理店に腰を落ち着け、とりあえず青島ビールを頼み、メニューを見たのだが、漢字ばかりで内容の見当もつかない。それでも、写真がついていた豚の角煮とふかひれスープをオーダーした。もう少し、あれこれ食べてみたかったが、近頃では食が細くなっていて、ねぇ・・・。料理は2品ともまあまあの味で、可もなく、不可もなく、か。上海ならではのインパクトはなし。

2日目の夜は、バスによる市内観光の最後のコースで、広東料理とのことで、種類はあれこれ出てきたが、味に特徴がなく、どれも同じよう。特に、旨いものもなく、やはり、可もなく、不可もなく、やはり、上海ならではのインパクトはなし、か。

3日目、ラストナイトは上海万博でクタクタになってホテルについた後、何を食うかとなったら、マックを食いたいと言い出した相方の後輩(済・還暦)とはわかれて、ホテルの近所を歩いて明るい中華食堂に入ってみた。ここで旨いものを食えるかどうかは、コミュニケーション次第と、少し気負いつつ、周りを見たら、日本風のラーメンを啜っていたり、麻婆豆腐かけご飯を食べている方を確認して、寄ってきたウエイトレスにメニューを要求したらメニューはなくて、指を差した先を見たら入り口のレジカウンターの壁に書き出してあって、それを目で追って、何となくわかった麻婆豆腐ご飯(17元)をオーダーした後、もう一つと思って、下の方の一品(4.5元)を指で指して・・・。合計21.5元、日本円で約300円。出てきたのは写真でご覧の、骨付き豚唐揚げのせ麻婆豆腐ご飯で、うふっ、結構旨いよ、やはり少しでもコミニュケーションが取れればといったところで、今回の上海行きでは何より一番旨かった。

2010/08/30

◎炎天下の上海万博、老体にさすが堪える


にしても、上海万博は海外行のきっかけで、万博自体が好きで、期待していたわけではないが、パック旅行で入場券付きとなれば、行かないのもバカバカしく、炎天下、丸1日を潰す結果となった。

万博会場の開幕当初の混雑は既に収まり、このところの入場者は1日約40万~50万人で推移しているそうだ。それに、毎日、開園時間にはかなりの行列が出来ているが、一時間も経てば、その列もさばけるので10:30分以降なら楽に入れるとの、添乗員情報によって出かけてみた。
なるほど、入り口に行列はなく、すんなり入れたが、何より、日差しが強く、暑い。日本館は3時間待ちとかの情報は時々、アナウンスがあり、重宝したものの、いずれにしろ会場か広過ぎ、移動する気力が続かない。


途中、昼飯ぐらい、少々高くても旨い物を食いたいなぁと小鼻を利かせていたつもりで、入ったところは、看板が目に付いた紹興飯店だったか、大外れ。インフォメーション館の2階、ちょっとした大食堂なのだが、入り口のカウンターでウエートレスと見事に話が通じない。メニューらしきものは掲げられていて、レジも設置されているのだが、何をいっても通じない。聞く耳持たぬ・・・という態度が歴然としていて、腹立たしいのだが、ここで怒り狂っては飯が食えない。なんだかんだ、メニューをとっかえ、ひっかえしていたら、何かAB二者択一風のメニューが出てきて、Aを指差して、やっと支払いが出来て、その出来上がったセット料理をそこで受け取って、っと食堂のテーブルにつけたのだった。
また、会場で見かける外人は少なく、大半は中国人で、それも家族連れが多かった。
結局、パビリオンに入ったのは、行列の出来ていないところばかり。あとは、涼みがてらに入り込んだところで、感動したり、感心した展示との出会いは何もなかった。

2010/08/28

◎上海から携帯電話をかけ東京の友人と話した・・・


にしても、ちょっとした上海ミステリーを体験した。上海から東京にいる友人に携帯電話をかけて、話が出来たのだ。
ま、海外でのその手の登録なり、契約をしていれば当然なのだが、何せ困窮甚だしいカメのこと、そんな気の利いたことをしているはずもなく、それどころか、昨年末、ほとんど使っていない携帯電話の使用料に悲鳴を上げ、dokomoとの契約を必死で見直し、電話の送受信だけの契約にしてiモードとかメールの契約は破棄、以降の月額使用料金を700円ほどに押さえ込んでいたのだ。でも、端末の携帯機器の性能は多分向上しているのだろう、カメラの機能は立派に作動し、何枚か撮影してみた結果、携帯端末で見る分にはいいのだが、これをPCと接続しても端末を認識せず、写真を取り込めない。また、時に、TV電話の機能が勝手に作動して、話している相手の顔が見えたりもして、驚かされたりしていた。ことほど左様に、せっかくの優れものの携帯端末を邪険に扱っていたのだ。
ただ、この端末は時計代わりにも使っていて、今回は羽田空港で電源を切り、上海のホテルに入った夜、時計がないことに気づき、携帯電話のスイッチを入れてから寝たのだ。で、翌日の昼下がり、マイクロバスでの上海市内観光の途中、ショッピングビルに入った際、携帯電話を開いてみたら、北京時間と東京時間がデジタル表示され、その上、何と、アンテナが3本も立っているじゃないか。どういうこと? ひょつとしてと、悪戯心を刺激され、東京にいる友人の携帯番号にアクセスしてみたのだ。その際、「変換して・・・繋げますか」とかの表示が出てOKしたら、友人の番号の頭に「+81」が追加されていた。「+81」は日本のコールナンバーだ。
友人は突然の電話に驚いていたが、とりあえずは話が出来たことを確認して満足、すぐさま電話は切ったのだが・・・。さて、はて、だよなぁと、首を捻りつつも、まずは良かったと安堵した。
市内観光を続けて間もなく、ちょっと気になって再び携帯電話を開いたら、アンテナの位置に何と赤字で「圏外」と表示されていて、1人大いにほくそ笑みながら、納得した。なるほど、なるほど、だ。何処で、誰が、何をどう間違えたのかはわからないが、完全にdokomoのコンピュータミスで、それも、ひょっとしたら賢い携帯端末が勝手に反応してしまったのかもしれないと思った。何よりの証拠に、その後も、携帯を開くと、時間表示は北京時間と東京の時間が併記されていたのだ。
ちなみに、羽田空港に着いて、通関を終えてから携帯を開いたら、確か「元に戻しますか」と聞かれ、「OK」をクリックした。さて、この上海→東京の一件の通話料金はどう請求されるのか、されないのか、或いは事故で処理されるのか。ウフッ、である。

2010/08/27

◎上海パワーが世界を席巻する!?


にしても、機内アナウンスで着陸20分前を告げられた後、小窓に顔を寄せて見た上海の景色、眼前に広がる街並み、住居ビル群の広がりは、久々のカルチャーショック、すっかり涸れていたカメの体の深奥から生じる血湧き肉踊る小刻みな震動を感じていた。2、30階建てか、整然と、そして延々と伸びる巨大な団地ビル群、そのエネルギーは半端ではない。入道雲のようにモクモクと湧き上がってくる無言の圧力が窓越しにも伝わってくる。そのオーラは何とも強烈だ。こりゃ日本なんてチャンチャラおかしい、勝てるわけがない、こりゃ歯が立たないと痛烈に感じた。と、同時に、この街で、つい、ひと勝負してみたくなった。この街でなら、まだ、あと、これから10年あれば、十分結果を出せそうな気にもなって、1人、苦笑いしていた。いや、はや、年甲斐もなく、お恥ずかしい。

ま、これが、お国柄というものか、とも思った。何度か訪ねたタイでは、こんな印象を受けたことはない。タイの上空には怠惰の空気が奥深く淀んでいて、怠惰なお肉に包まれたカメは、大好きな怠惰と絡み合ったまま滑走路に進入、怠惰では負けないぞと意気込んでみせたもの。この差は何たるチアだ。
さらに、驚いたことに、「中華」のプライドなのだろう。インターネットで世界中を席巻していると思っていた英語がほとんど通じない。何といっても中国、上海語であることを思い知らされた。空港での案内表示板も漢字ばかりで、英語はあくまでも補助的な表示で、カメなぞは飛び飛びに見覚えのある漢字を繋ぎ合わせて推測するしかない。一連の通関チェックは終始無言で通した。向こうは一言、二言何かいっているようだが、カメはチンプンカンプンだ。
空港だけでなくホテルでも同様に上海語しか通じない。というより、こちらからフレンドリーに拙い英語で話しかけても、表情も変えず、話に耳を貸そうとしない。ま、カメの目からすれば、ツンツンしているように見えるのだ。それは、1人2人ではない。ほぼ全員一致している。これが、 東夷を見る目なのかとも感じた。Googleが撤退したのも、むべなるかなだ。やっぱり、マイペンライのタイがカメの肌には合うと確信した。

2010/08/26

◎東方航空の機内食で今夏初のうな重・・・


にしても、今夏は高くなり過ぎてとうに諦めていた大好物のうな重を中国東方航空の機内食で食べることになるとは、何とも驚きと同時に感謝感激の一幕となった。パーサーが昼食の配布を始めてから、耳をダンボ状態にしていたら、メニューは牛焼きとうな重から選択、迷わずうな重を受け取り、慎重に恐る恐るアルミ箔を取り除いた。ほっ!!! うなぎの蒲焼は写真でご覧の通り、小さな切り身が3片だったが、カメにとっては、今夏初のうなぎだ。他に付け合せは、日本そば、どら焼き、かっぱ巻き、エビ、漬物、たまご焼きなどとミネラルウオーター・・・。おい、おい、こんなにサービスしていいのかい、と東方航空に聞いてみたくなった、よ。
何せ、フライトスケジュールによれば、羽田空港13:30発→(直行)→上海・虹橋空港16:10着。なるほど、この安いパック旅行(総額5万4000円)だから、飛行機もこんな時間帯に運航すれば、食事なしのお茶サービスだけで済まそうという魂胆、さすが中国商法と恐れ入り、何があってもいいように、とりあえずはチェックイン前に近所で食事は済ませておいたのだが、当てが外れてウハウハのサービス。これじゃ、JALの再建はママならないよなぁと、余計なお世話・・・な思いがよぎった。
また、上海万博の会場に行ってみたら、船で移動したE地区だったか、中国東方航空の豪華なパビリオンもあり、入場待ちの行列が出来ていて、カメの企業イメージは一気に上昇してしまったのだ。
ちなみに、上海・虹橋08:55発の帰国便でもそこそこの朝食サービスは提供された。この程度のサービスは、もう当たり前になっていたからか、デジカメを取り出すのを忘れ、報告の写真はご容赦・・・。

◎「羽田発着」気楽な上海の旅・・・


にしても、上海万博、おっと、頭に「羽田発着」ね、それが目玉なんだから、週末の上海4日間の旅から24日の火曜日の昼過ぎに帰ってきて、こりゃ、よかった・・・。ほんと、気楽だよなぁ。羽田発着、見事というしかない。カメのマンションから羽田空港まで京急で19分(乗車12分、ほか7分)、運賃360円(片道)なんだから、のんびり寛げ、それこそ海外まで遠出する気がしない。
ほんと、上海は、何か、あっという間、だった。旅行というより、旅(タビ)といった感じ・・・。何より、上海といえば中国なのだが、羽田から往路2時間40分、帰路2時間30分、大阪より断然近い。通関手続きも国際便が少ないからだろう、手際よく進んで苛々することもなく、そんな羽田空港を実際に体験して、これまで散々お世話になったタイには申し訳ないが、今度は台湾、ソウル、それに直行便が運航されるかどうか、ベトナム、カンボジアなども一度行ってみたくなった。
で、これから思い出すまま、上海カメの旅アラカルト・・・。
まずは、HISのパック旅行で、利用航空会社は申し込んだ段階では、中国東方航空、上海航 空のいずれかで<選択不可>とあり、出発1週間ほど前に 中国東方航空と知らされた。実は、初めて知った航空会社、果たしてどんな航空会社なのか、情報は一切なし。さて、はて・・・。

2010/08/19

◎特異なケースに見えても、実は普遍的な事象・・・


にしても、ニュースの価値観も随分と変化してきているようだ。かつては、その構成要素の一つに異常とか特異なケースがあり、普遍的な事象はニュースにならなかったのだが、近頃では、その辺りのバリアが低く、というより、なくなってしまったのではないかと思うことが多い。更にいえば、ニュースを伝えるメディアの目をはじめとして、世間一般の目も曇ってきているのではないか。その上、目の前に展開する事象に目を奪われ、みんなで慌てふためき、ニュースには何より必要で重要な洞察力に乏しい、というより、それに欠けるのだ。特異なケースとして報じられ、そんな馬鹿なことがとこれまでは驚いていたのに、実は、それが決して特異なのではなく、当たり前という事象が相次いで起こっている。特に、家族の問題でそれは顕著だ。
つい先日、生きていれば都内の男性最高齢となる111歳の男性が7月下旬、東京・足立区の自宅でミイラ化した遺体で発見され、ちょっとした真夏のミステリー騒ぎとなった。その後の調べで、その男性は、約30年前に「即身成仏する」と言い残してこの世を去ったそうで、約2年後に部屋をのぞいた家族は男性の死亡を確認していたにもかかわらず、放置したまま同居を続けていたという。俄かには信じ難い話で、こうした異様な家族関係や年金の不正受給といった疑惑まで浮上して、“現代の怪談”話となったのだが・・・。
これまでなら、こんな不思議な話もあるんだと、そのミステリーの謎解きに首を捻っていたのだろうが、今回は違った。ひょっとして、ひょっとして・・・と、他の自治体でも高齢者の行方を確認し始めたら、杉並区では113歳になる女性が数10年前から行方不明になっていたり、長野県や名古屋市でも長期にわたり行方不明の高齢者が問題になっていて、なんだかんだと、100歳以上の行方不明者は、これまでに明らかになっただけでもすでに全国で100人近くになって、海外のメディアからは長寿大国・日本は「嘘つき」とおちょくられたりもした。
そこで、なんとも納得し難いのは、住民登録などを残したまま家族の行方が分からなくなって何年も何十年もたつのに、残っている家族が何もしていないことだ。中には警察に行方不明として届けていたりもあるが、それは圧倒的に少数派だ。また、年金・医療を管轄する行政も、何ら問題にせず、生きているのか、死んでいるのか、まったく無関心のまま、無為に時間だけが経過 している。家族とは一体、何なのか。
16日には、プロ野球福岡ソフトバンクの王貞治・球団会長の母、王登美(おう・とみ)さんが肺炎のため死去。108歳だったという。まさに、古き良き時代の家族を象徴するニュースだろう、ほのぼのとして、羨ましくなるのだが、いまや、こちらの方が特異、稀有なケースで、ニュースの構成要素をいくつも備えているのに、メディアの扱い方を見ていると、まるで腫れ物に触るようで滑稽だ。

2010/08/17

◎酷暑に身を任せダラダラと・・・感謝、感謝・・・


にしても、この猛暑、おっと正式には残暑か、これでは暑く感じない?  なんて、今夏の暑さは、猛暑どころか、激暑、酷暑、いや激酷猛暑、超激酷猛暑か、いやはや老体には辛すぎる、腰にタオルを巻いて座っていると、背中に滝状の汗が流れ落ち、立ち上がってみると畳は濡れ小さな水溜りまで出来ていて、でも、その処理をする気力も残っていない、汗をかくのにもかなりのエネルギーを消費しているのだから、なおかつ、常時、呼吸はイヤでも続けなければならないのだが、それすら面倒臭くなってくる、面倒臭いからってやめられれば、それにこしたことはないのだが、こればっかりは思いに任せられなく、意思とは裏腹にひたすら続いていて、なにか、それだけが仕事であるかのように必死に取り組んでいると、達成感のようなものも沸いてくるというもので、時に、部屋に風を通し、エアコンを点けてみればヒンヤリ心地良い風に肌を撫ぜられ、ホッとするのも束の間、電気使用メーターが唸りを上げて回転する様が脳裏に浮かび、慌ててリモコンでOFFにして、ノートパソコンと向き合っていたら、やっぱりか、「クーラー使えず熱中症で死亡…10年間電気代払えず」のニュース、話によれば、さいたま市で76歳の無職男性が15日夕、自宅で熱中症で倒れて亡くなったとのこと、同居する無職の長男(48)によると、約10年前から電気とガスがストップ、市役所に生活保護の申請にも赴いたが断られ、自身も健康問題で仕事に就くことができず、父親の年金だけを頼りに2人で 暮らしていたといい、長男は「あの時、生活保護を受けさせてくれていれば違っていたかも」と肩を落としたそうだが、外道のカメはカメで生来の怠惰から仕事はせず、少ない年金で爪に火を灯しつつも、何かしなければならない、 ネバならないことがないいまの状態、そんな環境に感謝、感謝・・・(暑さに身を任せ、ただダラダラと、頭に浮かぶまま、句点も使わず、垂れ流してみたが、さて、さて)

2010/08/16

◎21日から羽田発着便で上海4日間・・・


にしても、21日の土曜日から少し日本を離れる。なんて、勿体をつけてみたが、何のことはないパックツアーによる上海万博見学。HISによるツアー名は、見所満載の上海観光付 羽田発着 週末利用 上海4日間スタンダードホテル・・・。旅行代金は1人52,800円。還暦を過ぎた後輩と飲んだ際、タイへ行けない鬱憤晴らしのつもりで誘ってみたら、OKだった。何せ、羽田発着が何よりの魅力だ。で、オンライン予約したのは7月3日、5日に旅行代金を銀行振込みして、「ご入金ありがとうございました」の受領メールをもらってからは、なしのつぶて。その後、「在上海日本国総領事館より注意喚起 」と「海外での事故が多発しています」とのメールが届いて、出発日まであと10日を切った12日夕方になって、やっと「日程表配送のご連絡」のメール。その内容は、佐川急便に届けたというもので、日程表の内容は依然不明のまま。
わかっているのは、オンライン予約の際表示されていた羽田空港からの出発時間、到着時間などで、利用航空会社は「中国東方航空、上海航空のいずれか」、利用ホテルは「スタンダードホテル<選択 不可>」のままで、航空会社も宿泊するホテル名もわからないのでは、テンションも上がらない。確実なのは、旅行代金を取られていることだけだ。後は、待つだけなのだが、これほど待たされるとは、実は想定外だった。何故、これほど待たすのか。
結局、日程表が届いたのは13日の昼下がり。早速、後輩に連絡して届けがてら生ビールとなったのだが、その日程表は日程表だけで、航空券などは入っていない。説明を読んでみると、出発日時の2時間前に羽田空港のHIS集合カウンターで渡すそうで、こういうのって何となく不安なのだが・・・でも、これが今の平成の世の「自己責任」っていうやつなんだろうなぁ・・・と一致した。

2010/08/12

◎国谷裕子キャスターは年齢詐称???


にしても、番組は夏休みらしく、姿を見ないがって、そう、国谷裕子さんのこと・・・、もう長いことファンを続けているNHK 「クローズアップ現代」のキャスター、なんて、アップしようとしたら、国谷さんがオカマをほったとのニュースが入ってきて、やっぱり有名人は辛いよなぁってところで、実は先だって、高齢化の何かがテーマだったとき、終了間際にゲストに向かって軽く照れながら「古稀が近くなると、私も・・・」と口走ったのにいたく驚き、そういえば、彼女に関しては珍しく年齢を気にしたことがなかったことに気づき、何だ、カメの先輩だったんだと、妙に得心、そのうち、確かな年齢を調べてみる気になっていたのだ。
厚化粧ながら、凛としてキラキラ瞳が輝いて、知的オーラを身にまとって、何とも格好いい彼女を見ていて、その確かなインテリジェンスにいつも惚れ惚れするばかりで、そういえば、最初から間違いなく、カメの性癖の埒外だった気がする。もう20年近く前になるか、「クローズアップ現代」だったか、彼女を最初に見た時、おっ、こりゃできる女だと直感、ちょっと調べてみたら、NHKの職員ではなく、元々は番組のコーディネーターを務めていて英語力抜群で、ヘッドハンティングされたと・・・。有能なスタッフを大勢抱えているNHKで、こんな美味しいポストを外部スタッフに取られて、NHKの職員は悔しくないのかねぇ、なんて思いつつ、彼女をずっと応援していたのだが・・・。
今回、Netで調べてみた彼女のプロフィールはWikipediaによれば・・・
国谷裕子(くにや ひろこ、1957年2月3日 - )は、日本のフリーのテレビキャスター。
大阪府出身。幼少期は日本、アメリカ(ニューヨーク、サンフランシスコ)、香港で過ごす。帝塚山学院小学校などを経て、アメリカのブラウン大学卒業(メジャー:国際関係学、マイナー:国際経済学)。夫は弁護士である国谷史朗。
NHK衛星放送のニューヨーク契約駐在キャスター、その後帰国して、総合テレビの『NHKニュースTODAY』『NHKニュース21』、衛星放送の『ワールドニュース』に契約出演。1993年からは総合テレビ『クローズアップ現代』のレギュラーキャスター。現在でもNHK職員ではなくフリー契約での出演である。
というわけで、腰を抜かすほどの内容でもないのだが、やはり、年齢にはこだわってしまった。
カメの空耳かどうか、「古希」と彼女が自から喋ったシーンは記憶に残っているし、といって、Netのプロフィールを鵜呑みにすれば、53歳となるのだが・・・。当時、確かめこそしなかったが、カメより少し下の正真正銘の団塊の世代かなとは、ずっと思っていたのだが、53歳となると、これでは、何ぼなんでも若過ぎるヨ。ま、厚化粧説も横行しているのだが・・・。なんて、先ほど見たオカマほりのニュースでは、確かに53歳となってはいた。
ま、年齢詐称とか、なんだかんだで問い詰める気はないが、彼女に関するNet情報を検索していて驚かされたのが、世の人々の性癖の多様さ、偏向の凄まじさだ。自らちょっと軽い変態かなと感じてはいたのだが、そうした対象に国谷さんを選んだことはないし、露ほどもそんな思いを抱いたことはないのだが・・・。これが、Net世界では違った。

「淫らに犯したいと思う俺はドキュン(頭の悪そうな人や非常識な人を指す俗語。 DQN )か?」に始まり、「国谷、広末親子との3Pがいいですね」から「熱烈国谷オタクの私はずっと彼女をビデオにとり続け、オナニーのおかずにしています」とか、 「クローズアップ現代のゲスト、解説者は大抵おじさんだけど、 みんな国谷さんと嬉しそうに話してるのがなんか可笑しい。 ファンなのかなぁ、ちょっと嫉妬する」「 赤い上着にびっくりしたのとムラムラとしたキモチが抑えられなくなりました。あの赤い上着の意味は何でしょうか?そのような女性と本当に、真面目に、性交をすることが夢になりました」「叶うか、叶わないかは、分かりませんが、どのようにしておつきあいしたらいいでしょうか?」などと勝手に妄想し、更にそれを膨らまして、「満員電車でスカートをまくられ、艶やかな太ももを露にする国谷裕子さん。助けを呼ぼうとした口を塞がれ、周りからのびてきた手が全身を這う! 」とか、「やめて。ヤング! 若いサラリーマンのキスで塞がれる裕子さんの唇。ブラウスの胸元は高校生がさわっている。裕子さんの手首を握り大学生が自分の股間に誘導…!」なんて。
そんなエロイ妄想がふんだんに飛び交っているのだが、残念ながらカメは反応できない。ま、エロの対象は人それぞれでいいのだが、カメの場合、このところ嗜好はロリコン風・・・とでもいっておく。
とはいえ、こんなエロ情報をインプットしてしまって、夏休み明けの国谷さんにカメはどんな目を注げばいいのだろうか、というか、これまでと同じ目で見られるだろうか、ちょっと不安になってきた。