◎新メニュー「牛鍋丼」を味見してきた・・・
にしても、何故か気になる存在の吉野家、起死回生となるのか、新メニュー「牛鍋丼280円」の大量のPRを見ていて無性に応援したくなり、発売初日の7日夕、平和島店へ自転車で行ってみた。吉野家の牛丼は元々、大好きだったのに、ライフスタイルが変わってからは最寄駅に近い「すき家」党になって・・・、もう久しい。日差しが弱まった午後5時過ぎの平和島店、カウンターは2つで30席ほどの店内にお客さんは2人、何れも20代の単独男性。歩道からも店内は見渡せ、大森に出かける際、自転車で通る度にのぞいているが、カウンターが埋まっているのを見たことがないし、いつも閑散としている。店が広いだけに、それが侘びしく、いつ「閉店」になるのか、それが気になるような店舗だ。
カウンターに出てきた牛鍋丼、写真で見る通りなのだが、箸で肉片をちょっと摘んで口に含んだだけで、こりゃアカンと感じた。牛丼の牛じゃない。肉が違う。肉質が違いすぎる。オーストラリア牛を使って、低価格を実現したとPRの中で告知はしていたから、販売戦略通りなのだろうが、それで、せっかく古い、昔のお客を店に呼び戻せたものの、ま、リピートはしないよなぁ、とがっかりさせられた。もちろん、牛鍋丼の味が不味いわけではない。でも、もう一度食いたくなるほど旨くはない。ホンマ、商売は難しい、ヨ。
それ以上に、吉野家の今回の戦略、何か社運をかけたような悲壮感というか、もっと踏み込めば、捨て鉢のような気分が漂っているようにも感じるのだが、大丈夫だろうか。何か、自民党と民主党の政権交代と構図も似ているような気もした。勿論、吉野家が自民党である。
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