2012/03/22

◎街の景観にすっかり溶け込んだ「7Eleven」


にしても、アジアで欧米列強の植民地にならなかったタイと日本の共通項は古い強固な文化、それもそれぞれ固有の文字の持つ力が大きかったのではないかと思ったりする。グローバル化が進む中、チェンマイでは相変わらずタイ文字が溢れていて(バンコクも同様)、米英のアルファベットもない地区が多く、「ここは何処、私は誰・・・」状態に陥ることも多い。
チェンマイ市街地内外で時たま見かける日本文字、漢字、ひらがな、カタカナは何となく懐かしく、その都度デジカメに収めてみたのだが、写真でご覧の通りさほど多くはない。また数年前はあった居酒屋のちょうちんとか看板がいくつか消えてもいた。ま、一代限りなのだろうが、カメの目には潔く映った。

トヨタなど自動車のロゴも車体に刻まれていて多いし、ITや電化製品にも日本のブランドは見られるが、何といっても際立つのは「7Eleven」だ。このロゴマークは英数字だが、このブランド力が最も広く浸透し、信頼を得ているように感じる。特にバンコクでその数は圧倒的に多く、まるでそのロゴに街が席巻されている感じすらある。チェンマイはそれに次ぎ、カメなどはそのロゴに軽い郷愁を感じてしまうのだが、このロゴたるやチェンマイの街の景観にすっかり溶け込んでしまっている。お見事というしかない。

2012/03/21

◎これがマイペンライの仕事ぶり・・・


にしても、やっぱりなぁ、これがタイ人気質なんだよなぁ、と思った。粗雑、杜撰、いい加減、投げやり、雑駁、ルーズ・・・街でたまたま見かけた郵便配送車での仕事ぶりを目撃して、勝手に腹立たしく、「もっと真面目に考えてやれよ」とちょっと叱り付けてやりたくなった。とはいえ、この仕事のやり方が、よくいう「マイペンライ」なんだろうし、何を目くじら立てて、何がどうだっていうのか・・・ってとこだろうが、カメは同じ仕事を一緒には出来ないよなぁと感じた。
先日、ターペー門近くの食堂で昼飯を食い終わって歩道に出たところ、隣接する郵便局前の歩道いっぱいに積み上げられたタイ版「郵パック」の大、中、小のダンボール箱に驚いていたら赤い配送車が丁度着いて、男性スタッフが3人(もいる)降りてきて、後ろのドアを開け、空の荷台にダンボール箱を1人で1個づつ抱えて運び入れ始めたのだ。3人の役割が決まっているわけでもなく、テンデンバラバラに運び込んでいるから、傍目にはやたら効率が悪く、動きも鈍く見えるのだが、一向に気にする風もない。当然、荷台の手前にダンボールが溜まってきて、奥の方は空いている。と、1人が荷台に上がって、奥に整理しようとしているのだろうが、それが何とも思いつきだけ、手当たり次第にダンボール箱を奥に放り投げている。大きさを揃えようともしないし、角をきちんと並べるとか、見た目も何も考えていない。どうでもいい、余計なお世話といえば確かにそうだが、最後に大きな郵袋を2つ入れて、ドアを閉めたのだった。
カメが何枚かデジカメのシャッターを押していると郵便局の立会いの女性職員が、「ここの局舎は小さいけれど、チェンマイで一番、取扱量は多いのよ。旅行者が多いからねぇ」(カメの感じ訳)と自慢げにいって嬉しそうなのが何とも印象的だった。ウフッ。で、中央の写真はちょっとだけ「魚眼」にしてみたのだが・・・。

2012/03/20

◎ チェンマイに長期滞在する日本人・・・


にしても、チェンマイにいるのもあと4日かぁ、といっても木曜日は朝からチェンマイ空港だからどうなんだろう・・・などとグズグズして、それでも、ま、昼飯でもと何時ものように昼過ぎ、自転車で出かけお堀の内側のターペー門傍のレストランで飯(85BT)を食った後、さて、北に行くか、南に行くか、目的地もなく出てきて、しょうがない、とりあえず、店の前を西へ約1.2kmにわたって伸びるラーチャダムヌン通りを端までいってみるか、と。この道は毎日曜の夜、歩行者天国になりサンデーマーケットとして賑わい、昨夜のカメもウロウロしたばかり。夜と昼ではがらりと景色が変わって、その突き当りはワットプラシンというわけで、チェンマイを代表する最大級で最も格式高い寺院の一つだそうだ。カメが苦手のお寺とはいえ、ねぇ。で、今回は入り口脇に自転車を置いて境内に入ることにしたものの、そこにはお犬様の寄付ボックスもあって前途多難を思わせたのだが、いざ境内に入って、その広さとキンキラキンの装飾に目を奪われて、犬と出会ったのは一匹だけ。すれ違いざま、実は立ち竦んでしまったのだが、犬とは目を合わさず事なきを得て、あとは芝生などに寝ているのを2匹、か。
「チョット イイデスカ」「ワタシハ ダイガクセイノアルバイトデス」と若い男の子からおぼつかない日本語で声をかけられたのは、犬の姿を確認し終わったそんな時。アンケートをお願いしたいという。
「長期在タイ(チェンマイ)外国人向け宿泊企画アンケート」のタイトルで、マヒドル大学院経営管理科の自由研究、調査目的はチェンマイ県内に日本人向け宿泊を建てる企画データという。ま、たいした話じゃないのだが、チェンマイに長期滞在(1ヵ月以上)している方への質問で、うっと詰まってしまった質問がこれ・・・。
Q.チェンマイに居る間何をなさいましたか?これから何をなさいますか?(複数回答可)
□健康診断□スーパーで買い物□フィットネスセンターを利用する□サウナ
□水泳□ヨーガ□ゴルフ□自然的な場所を観光する(滝、山など)□文化的な場所を観光する(お寺など)□スパ・マッサージ□フットマッサージ□タイ語を勉強する□英語を勉強する
□友達と遊ぶ□ボードゲームをする□その他                    
チェンマイでカメは一体何をしたいのか、何をしてきたのか、□その他・・・しかなく、質問者の想定外なんだよなぁ。といって、「自分探し」ってのも、ねぇ。今回は何かブログを更新しにきたような気もしているが、タラート(市場)巡りとしておいた。チェンマイに長期滞在する日本人、長期滞在して欲しい日本人の典型を改めて認識させられた、ヨ。

2012/03/19

◎木にも登ったカメ、 こんなワクワク感は得難い


にしても、サタデーナイトフィーバー、カメはGだけならまだしも何処までサルなんだ、おだてりゃ木にも登るのかねぇって、シルバーリングを4つもゲットして、ポケットに入れたそれをこっそり触ってほくそ笑んだりして、こんなにハイテンションになるとは思ってもいなかったのだが、金を使うって、快感なんだなぁ、何とも嬉しい。こんなワクワク感は、そう、金を出してもそうそうは入手できないよなぁと、一人納得して、屋台をはしごしていたら、脇のソイ(路地)にかけて、きっちり骨董品が並んでいるじゃないか。何より、カメの関心事である涅槃像が10体も無造作に転がしてあって、これなら持ち帰れる大きさと、カメは目を奪われてしまうのだった。それに、これら涅槃像にいくらの値段をつけているのか、興味津々だった。カメはこのところかなりの数、涅槃像は見て、値段は聞いているからなぁ。全部同じということはなく、かなりばらつきがあるように見える。その中でも、この中で最も大きく、ケバイのが、目に入った。なかなかいいよなぁ。でも、とても手は出ないよなぁ、とかなり高値と踏んだ。作品的にも、情緒深く、人間味に溢れているとまでいわずとも、なかなかいいじゃないか。何より、目を見開いているのが珍しい。いわずもがなのそんなことまでカメは屋台の親父相手に指を差し、身振りで指摘していた。確かに、カメにとっては大金(400BT)を使った後だけに、些か気も大きくなっていたのか。財布に1000BT札はもう一枚もない。いざとなれば、親父に財布の中を見せればいいかとも思っていた。
それが、上手の手から水が漏れたか。好事魔多しか。ついのせられて、調子に乗って、サルもおだてりゃ木に登るってか。カメは「パーン(数字の単位で千)は駄目、ね」といいつつ、親父のその辺の呼吸は絶妙で、大き目の電卓をカメに渡して、この涅槃像はいくらだと思うか、ときたよ。で、カメの第1感は1200BTだったので、つい電卓に、「700(ローン=百)」と打ち込んで、「どうだ」という顔をしていたのだろう。親父も、瞬間、やられたというか、そんな表情をみせた。「お客さん、目は確かだ、ね」とでもいっているかのように感じるカメ、自惚れているんだよなぁ。とはいえ、これがまたいい気持ち、快感なのさって、ね。何とも、甘かった。徐々に親父の術中にはまっていく。しばらく無言が続いて、もう一度親父が電卓にいくらか入力しろと、強く迫ってきた。こりゃ、ちとやばいことになってきたとは思ったが、窮余の策としてカメは「500」と入力したのだ。「ウゥーン、参った」とはいわなかったが、親父のその後の反応は早かった。「よっしゃ、わかった」とでもいうように、新聞紙に涅槃像を包み、手渡してきたのだ。カメとしては500BT渡して、涅槃像を受け取るしかなかったのだが・・・。これって、どうなのか、妥当な価格なのか。体長30㎝、高さ12.5㎝、奥行き(幅)8.0㎝。写真をアップしたが、さて? なんちゃって。

2012/03/18

◎チェンマイ銀座の屋台で銀の指輪4個ゲット


にしても、帰りたくはないのだが、チェンマイでの最後の土曜日を迎えて、チェンマイ銀座で知られるウアラーイ通り(歩行者天国)市場に出かけ、蠱惑のシルバーリングの数々をゲットせんとて、なんてね、ちょっと別の道を通り歩行者天国の出口の方から攻めてみたら、サルもおだてりゃ木に登る・・・ってか、ちょっとしたサタデーナイトフィーバーとあいなった。
シルバーリングの屋台は出口付近に4つほど散在していて、いずれも真っ当な店、それでも「タオライカップ(いくら)」と声をかけてみても、返ってくる値段は検討するどころか、とてもカメがお客さんにはなれない屋台だった。おかしいなぁと思いつつも狙いの屋台はただ一つ、先週デジカメに収めておいた「99BT」屋台。いいよなぁ、ブースごとに値段を振り分けて、その値段を小旗で表示しているんだから、一目瞭然、間違いはないや、ねぇ。カメが行く、行かねばならない店、だ。ありました、ありました。カメが狙いを定めるのがそこの「99BT」ブース。シルバーリングが無造作に展示されていて・・・、ある、ある、つい先ほど見た屋台では確か「800BT」といっていたんじゃないかという代物も混じっているように見える。カメの「目」がお粗末なだけかもしれないが、ここでは「そんなの関係ない!!!」だ。何といっても「99BT」が最優先だ。この価格でゲットしてしまえば、後はどうなと、それこそ日本に戻って「1000BT」といっても通るかもしれない。じっくりしゃがんで選別、1つ、2つ、3つまでは、わりと悩まず簡単に選べたが、さて、あと1つが決まらない。別にこの夜、4つ買うとか、5つ買うとか決めていたわけではない。いいのがあれば、気に入ったのがあれば、ま、10個ぐらいはいいかな、なんて豪気に構えてみたわけで・・・。どうも、3つではいくらなんでも少な過ぎる、と何となくそう思って・・・、4つならどうということもないのだが、めぼしいリングがあまり見当たらないのだ。キンキラキンのものならいくらもあるが、それだといくらなんでも、カメの目から見ても玩具っぽい。残った候補の中から後1つを選んで決着した。99BT×4=396BTというわけで、日本円で1200円足らずか。4つのリングが少しだけカシャカシャ鳴って、カメは何よりご機嫌、天下でも取ったのかという勢い。これって、何か物凄く得した感じもあって、ウキウキワクワク感がストレートに表出してしまって、ついニヤついてしまうのを抑えられない。財布の中の最後の1枚になる1000BT札を渡し、お釣りを受け取ると、何かその場でスキップを踏んで移動したくなるほどだった。
これまで、近くのタラート(市場)場外の屋台で捜し求めた4個のリンクと合わせて8個になってニンマリ、や。他に、カメのリングが2個、龍が2個、シンプルな丸リングが一個と、合計13個になった勘定だ。サタデーナイトフィーバーはこれで終わらない、まだ、まだ続いた。ウフッ。

2012/03/17

◎プライスカードがついた骨董品を見つけた


にしても、骨董品の価格といったらもう魑魅魍魎の世界なのだろうと腹を括っていたのだが、自転車でウロウロしているうちにプライスカードを添付している良心的な店もいくつか見つけた。ま、何が良心かはわからないが、プライスカードは素人には一つの目安にはなるし、何より安心できる。あれが欲しい、これが欲しいと思っても、財布の中を見れば無理なものは無理と自ら納得できる。その善し悪しはそれこそ、その人の生き様に関わるほどのことで、カメ如きが云々できる話ではないのだが、骨董品にプライスカードがついているのを見つけて、何か、手品の種明かしをされたような気もした。ワクワク、ドキドキ感が一気に萎んだのだ。で、思い出したのが90年代に家電業界で始まったオープンプライス制度だ。いくら流通・販売のパワーが強くなったからといって、メーカーのプライドは、エンジニアの心意気はどうした、全面屈服したのかとカメなどはいたく憤りを覚えたものだった。特にエンジニアは自分が手がけた製品をいくらで売りたいという想いはあって当然だろう。それを、自らいくらで売るかは店にお任せしますなんて屈辱ではないのか。カメは憤りつつ日本衰退の匂いを嗅いでいたような気がする。

チェンマイでのカメの骨董熱はプライスカードを見てからは、現実味を帯びてきた。まずは買えるかどうか。次いで、旅行支度で運べるかどうか、だ。いま、カメの関心の的は仏陀の涅槃像(寝像)だ。右手を枕とするか、もしくは頭を支える姿で何ともエロいのだが、涅槃像は全ての教えを説き終えて入滅せんとする姿を顕すとされ、足の裏には宇宙観を示す文様などが描かれている。また、目を閉じているものと、目を開いているものがあり、目を閉じた像は既に入滅した姿で、目を開いている像は最後の説法をしている姿だとされる。
カメが本物の涅槃像を見たのは、バンコクのワット・ポーと、アユタヤのワット・ローカヤスターラームで、チェンマイではあるのかどうか、まだ見ていない。ともあれ、涅槃像は写真をアップした2体をゲットした。ちなみに、大の体長は中指ほどで200BT、小は小指の第1関節ほどもなく50BTだった。ウフッ。

2012/03/16

◎ 尻を拭くアレで 口を拭くわけで・・・


にしても、タイに長居するようになって暫くたつが、いまだに馴染めない、違和感を感じてしまう日常生活の慣習の一つが、写真でご覧のティッシュボックスだ。おっと、そう、馴染めないのはボックスではなかった。その中身、丸巻きのトイレットペーパーなのだ。尻を拭くアレ、それが食堂のテーブルの上にあって、口を拭くわけで、カメには何とも抵抗感がある。
いつ頃、誰が、どんな魂胆で始めたのかは知らないが、お洒落と吝嗇がきっかけだったのではないかと推察するのだが・・・、それにしても、この習慣が広く普及し、長続きしているのは、マイペンライのお国柄なのか。
それが置いてあるのは欧米人相手のレストランではなく、タイ人庶民のための、といって、屋台に毛がはえた程度の食堂ではよく見られる光景だ。テーブルの上のボックスはたしかにお洒落なタイプも見かけるが、いかんせん中身は中身でトイレットペーパーだ。その取り出し口からトイレットペーパーが上にはみ出している図などは、何となく滑稽で、いらぬことを妄想して、ついニヤついてしまうこともあるのだが・・・如何だろうか。お洒落と吝嗇のコラボレーとでもいうのか、ま、写真をとっくりとご覧頂きたい。ウフッ。

2012/03/15

◎烈風強雨で停電、電気の有難さ身に染む


にしても、一転俄かに掻き曇りといったところなのだろうが、生憎とパソコンとにらめっこしていて、その瞬間は見ていない。NHKの19:00(日本時間)からのニュースとクローズアップ現代も終わり、そろそろ飯でも食いに出かけようかという時間帯、チェンマイ時間18:20、突然テレビが消え、室内の照明も消えて真っ暗。目の前で、薄ぼんやりとパソコンの画面が映し出されていたが、いかにも弱々しい、いまにも消え入りそうに見える。パソコンだけはバッテリーで生き残ったようだが、なるほど、これではキーボードが何も見えなくなっていて、入力はできない。バッテリーだけで頑張るといっても、それほどのことをやっているわけでもなく、早々に「シャットダウン」を選択して、それから窓から外を見たら、一転俄かに掻き曇っていたのだった。

外は烈風吹き荒れ、唸り、樹木は大きく揺れていて、時には地面を這うほどに押し潰される細い木もある。時折、強烈な雨が打ちつける。もう、どれほどの時間荒れ続けているのか。パソコンに没頭していたカメは停電で気付かされたわけで、こりゃ、何とも・・・なのだが、辺りは真っ暗だし、様子もそれ以上のことはわからない。酷い事になっているんじゃないかと暗い中、手探りで階段を1階まで降りてみると、フロントとコンビニは自家発電で何とか明かりを確保していたが、照度は足りず、欧米人の宿泊客10数人がロビーに屯し、じっとしていた。にしても強烈な、こりゃ台風なのか、いずれにしろ局地的な烈風強雨には違いないとは思いつつも、言葉が通じないから誰にも同意を求められず、何とも空しい。中庭の樹木は根こそぎ倒れていた。
部屋に戻ってはみたものの、真っ暗。やることもない。だからなのか、停電の暗闇は何とも不気味だ。といって、何もする気にならず。なったところで何もできないだろうし、明かりの有難さのみが際立った。で、カメの選択は、冷蔵庫から缶ビールを取り出し、飲み始めたものの半分ほどでベッドに倒れこみ、そのまま遅い昼寝・・・。目覚めたのは21:10、テレビは賑やかに、部屋の照明も復活、外も一転、風も雨も消えていた。

2012/03/14

◎タラート(市場)には生々しいヒトの営み全て網羅


にしても、チェンマイといえばもう一つも二つも観光の柱があって、それはワット(寺)巡り、それはそれでなかなか面白そうなのだが、カメの場合はそれがタブーになってしまった。今回も、着いて間もなくの時、ちょっと大きめの寺に自転車で踏み入ったところ、小型犬が砂埃を上げキャンキャンキャンと走り寄って来て、といって、飛びついてくるわけではなく、1mほどの距離は保ち、威嚇のつもりだろうが、甲高く喚き散らす感じ。それに呼応するようにあっちからこっちからもっと大型犬がウォン、ウゥー、ウォン、ウゥーと歯を剥き出して迫ってきて、いやぁ、怖い、怖い。どの犬もある一定の距離を保って集団で威嚇するのだ。カメは震え上がって、睨み合いながら徐々に退散したのだが、それがずっとトラウマになっていて、寺の境内には入らないようにしているのだ。この犬、いずれも野犬で、1つの寺に5、6頭は住みついているとのことだが、一斉に咆えられるとさすがに怖い。こんな按配では、ねぇ。
一方で、これまでちょっと疎んじていたタラート(市場)の魅力に嵌ってしまった。何せ、ここには多分昔ながらの北タイの雰囲気が色濃く残っていて、生々しいヒトの営みが全て網羅され、絡み合って粘っこく離れない。これまでも何度かチェンマイを訪ね、タラートはいくつも見ているのだが・・・今回は宿の立地に負うところがが大きい。歩いたら10分くらいか、自転車なら5分足らず。もっとも、タラートの境界は時間帯にもよるが、屋台群が溢れてくると判然としない。まっ、ちょっと自転車に乗れば、もうそこはタラートといった感じだ。ここワローロット市場はチェンマイにいくつかある大きなタラートの中でも有数の規模を誇り、チェンマイにやってくるタイ人観光客のためのショッピング・スポットとしての機能も有しているそうだ。

乾物や干しエビは雑多に、生肉や魚は無造作に並べられ、何より強烈で心地よい匂いが漂い、骨付きの生肉を捌く逞しい女性群には圧倒されてしまう。タライの中で勢いよく跳ねる小魚、妙な格好の野菜、ガラクタのような家庭雑貨・・・迷路のように入りくんだ小道、売り込みの大声をあげるおばちゃん、雰囲気も活気もあって、どこへ行っても混沌・猥雑としていて人間臭く、ヒトか生きている実感ある。そういう中をカメは滑らないように慎重に歩いていても、何となく渾然とした一体感が生まれてくるのだから、たまらない。至福の時といってもいいかもしれない。

2012/03/13

◎銀の指輪を見て蠱惑の虜に・・・


にしても、コレカメ像を探しながらも、カメの目がキラキラあらぬ方向へも飛んで行くことに気付いていた。一つが、シルバー製の指輪、もう一つが仏陀の涅槃像(寝像)だ。自分探しの旅にこれだけ関心の的が増えれば自ずと奥が深く幅も広がり、面白く楽しく、時間も掛かることになって・・・、いやはや、時間だけでなくもう少し金をかけてもいいかなとも思っては見るのだが、根が吝嗇な上、と同時に涅槃像を持ち帰るともなると大きさ、重さも考えなくてはならず・・・なんて心配性でもあり、とりあえずはシルバーの指輪、こちらの制約ならカメが一番苦手な金だけ。大きさ、重さが気になるなんてことはまずあるまい。だからなのか、これは単純に面白い。心(しん)の臓が高まる。血の奔流が感じられる。カメはこれまで、宝飾品などに興味を持ったこともない。というより、何故多くの方が魅了されるのか不思議だったのだが、今回、あれこれ見て回って、何となく蠱惑の虜になりかかっているような気がした。蠱惑なんて言葉が飛び出す不思議だ。
骨董品と同様、宝飾品にも値段はあってもないようなものだろう。売り手が値段をつけるというより、買い手の心が、想いが値段を決めるのではないか。売り手は買い手のそんな心の動きを如何に察知するかだろう。
土曜日の夜、お堀の南に位置するチェンマイ門から空港方向に南東に伸びているウアラーイ通り(歩行者天国)のサタデーマーケットを巡った。ここは、銀細工で知られる街、かつてチェンマイに都があったころ、当時のビルマから多くの銀細工職人を連れてきて住まわせたという。いまもその名残を少しは留めているが、銀製品の販売は他のエリアがメインになっているようでサタデーマーケットに出店している店はほとんどないし、店舗の中までのぞくお客さんはいない。店舗の前はズラリと屋台が並び、かつての銀製品華やかなりし頃の面影はない。
端から歩き始めたが、銀もどきの華々しい装飾品などを扱う屋台は多く見られるが、本格的な銀製品を並べる屋台は少ない。ちょっと気になるデザインの銀指輪を目にしだら「タオライカップ」と声はかけようと決めて望んだ。最初に目に付いたのは店主ともども何となく由緒正しき屋台に見えた。
カメの「タオライ」に男の店主は無表情に「500BT」といって、ニコリともしない。次の屋台では何と「1800BT」でオヒョヒョってなもんで話にもならず逃げるように退散。次は「800BT」やった。で、何となく相場はわかった気がしたが、「眼力」は話にならない?とも。

2012/03/12

◎「iPad」使う似顔絵描き、サンデー市場に出現


にしても、いつになるかまだわからないが、量販店で触らせてもらったら簡単にYahoo Mailへアクセスできたことから次のマシーンは「iPad」と決めているカメにとっては驚きの「iPad」活用法をチェンマイで見せられた。毎週日曜日の午後から夜にかけて、お堀の内側のターペー門前からワットプラシンまで続いているラーチャダムヌン通りで開催される歩行者天国、サンデーマーケットでのひとコマ、「iPad」を使った似顔絵描きの登場だ。昨年訪ねた時はいなかった。似顔絵描きのグループはいつも10人ほどが道路の真ん中に一列に低い椅子を並べている。描いて欲しいお客さんはやはり低い椅子に座って対面、大体、一人20分ほどで画用紙に書き上げ、描かれた画用紙を受け取って、300BTが相場だ。何年か前にカメも一度お世話になり、その絵は本ブログにアップしたことがあるが、なかなかの出来・・・。似顔絵描きのウデはみなさんソコソコだ。
で、「iPad」を使うのは20歳代の男性で、いつもの似顔絵描き軍団から数メートル離れた位置に腰を下ろしていた。何せ、人だかりが多く、釣られて覗いて見たら「iPad」を使っていたのだ。椅子の脇にはe-mailのアドレスが掲げてある。見ていたら、電子ペンと指を駆使して、どうやら下書きから完成図まで途中で3回お客さんの携帯電話に画像を送信、4回目に完成図を送信して、500BTだったか。いや、見事なお手並みでした。見たのは、今回もう3回になる。成るほどねぇ、「iPad」で、こんなこともできるんだと、カメはいたく感心したのでした。

2012/03/11

◎コレカメ像の定番価格は「80BT」か


にしても、何でも鑑定団じゃないが、骨董品の値段は難しい。コレカメ像が古美術品の範疇に入るのかどうかは不明なれど、どうしようもないガラクタにとんでもない高値が付くこともある。コレカメ像はどうか。以来、御守りの屋台などがあると(よく見るとこれまで見逃していただけでその数たるや実に多い)、一応のぞいてチェックしていたら、あっという間に4体もゲットしてしまった。ついでに目に付いたタイガー版を2体、それに裸の兵士版1体と相次ぎ購入し、こりゃ切りがなくなると、コレカメ像探しは一応収束させた。
さて、そのお値段・・・、ゲットした価格は100BT、80BT、50BT、35BTの4種類で、平均66BTとなるのだが、この手のショッピングでの平均価格など意味はない。店頭で「タオライカップ(いくらですか)」と聞いて回った印象では「80BT」が定番といったところか。タイガー版、兵士版ともに80BTだった。
この手の価格は、需要と供給の法則よりも、どの程度欲しいのか、個人の欲求度が大きく作用する。その欲求度たるや厄介なもので、個々人の気分やその時の流行などにも簡単に影響され、持続性はないから時々刻々、TPOで価格は変動する宿命を負っている。そのとき限りだ。先般紹介した日曜市場の熟女店主などはカメのエロ顔の反応を見ながら2体目のコレカメ像には「200BT」ときたもんだ。一方、35BTでゲットしたのはナイトバザールの屋台で、展示台を小分けにし、その小間ごとに小さなプライスカードを貼り付けていて、35BTの小間の中にコレカメ像が混じっているのを見つけ指を差しただけで、電卓を挟んでポンポンと価格交渉をした成果ではない・・・って、そりゃそうだ、この程度のレベルで価格交渉なんていっても、滑稽でしかないもん、ねぇ。

2012/03/10

◎東日本被災の感動語はもういいよなぁ


にしても、チェンマイの宿に落ち着いてみればNHKのBS1が受信できるとのこと、ちょっとした宿側のサービスの一つという向きもいるが、カメにとっては日本語放送よりはインターネットの無料化の方が有り難いのだが・・・。
それでも、何となく日本語が懐かしく、NHKを点けっ放しにしてPCと向き合っていることが多く、まさに「ながらTV」なのだが、東日本被災1年話がやたら多くて辟易、特に気になるのが感傷話と感動物語で、これはもういいよなぁと、ふと、思った。同時に、改めて、やはりあれだけの大災害に見舞われたら、その場で死んでしまうのが正解なんだろうなあと確信した。生き残ってしまった不運、こりゃ半端じゃないよ。好奇の目に晒されて、それも、マスコミの不躾な目、庶民の好奇に満ちた目、いずれも善意に満ち、温かそうに迫ってくるが、その目の奥には面白がり、「蜜の味」を探し求める野次馬が群がっている。さらに、マスコミはおくびにも出さないが、功名心に逸っている。
何時だったか、被災者がTwitterでその日の出来事、揺れ動く気持ちを毎日発信して、多くのサポーターを集めている話が紹介されていたが、その通りで頑張る、頑張るだけでは何とも辛過ぎるんだよなぁ。ヒトはロボットじゃないんだから・・・。
マスコミは、被災者がそういわなければならない建前、お為ごかしを振りかざして襲い掛かって、食い散らかしているだけで、マスコミの罪は実に重いのだが、これって、もしかするとマスコミが潜在的に内蔵している性(サガ)なのかもしれない、人間の脳活動そのものなのかもしれない・・・なんて、ちょっと哲学してみて、珍しくいい感じの展開になって、嬉しくなっている。情緒に訴えるだけで、何の役にも立たない、視聴者の好奇心に迎合し、応えているだけなのに・・・。ま、マスコミなんて、そんなもの、か。
先夜は何の番組だったか、福島での復興に向けた取り組みで、避難区域の20歳代の男性の言葉が耳について離れない。福島では「まずは除染ありき」で、他の意見や提言、選択肢を発言できない雰囲気になっているという。除染の内容といったら、家屋、道路、田畑、山林と順番に進めて、終わるのは20年後、その間の予算は1人あたりにすると5000万円かかるという話・・・。その若者、結婚しているので妻と2人なら合計1億円。除染などしないで、新天地で2人で1億円で新しい生活を切り拓いた方がずっといいと思うのだが・・・と。1億円といえば、いまのサラリーマンの生涯賃金にあたるか。この話がどう受け取られ、復興論の俎上に載せられたのかどうかもわからないが、聞き流してもいい話じゃないと思うのだが・・・。何事もなかった「日常」の全てがあっという間に根こそぎ奪われてしまったのだから、そんな気持ちにもなるだろうなぁと、いたく共感したのだが、マスコミはそんな話を垂れ流しにしてみせるだけだ。

2012/03/09

◎自分探しの旅が始まりあっさり再会も・・・


にしても、これはカメかとカメがいい(3月2日付)と本ブログにアップしてからのカメはチェンマイでの自分探しの旅が始まっていた。これが、何とも楽しく、面白い。以前はよく見ていたGパンとかシャツなど衣料品の類には一切目が行かず、もっぱらG像でカメは秘かに「コレカメ像」と名付けていた。 のぞく店、屋台の数も種類も目茶目茶多くなって、時間がかかる。時間は余るほどある。手工芸品から、金銀宝飾店の片隅とか、仏像・民芸店とか、アンティーク調の店、結構、数が多いんだよなぁ。歩きながら、ショーケースを眺めながら、金はないけど、チェンマイがどんどん愛おしくなってきた。
で、とりあえずはコレカメ像の原点であるバムルンラート通りの日曜市場を訪ね、自転車は置いてもう一度歩いてみた。と、カメの執念が実ったのか、ありましたよ、ありました。前回と同じ屋台がでていて、ちゃんとコレカメ像が展示されている。ウフッ。あった、ねぇ。もう、逡巡している場合じゃない。コレカメ像を握って店主を探す。「タオライ、カップ(いくら?)」に、即座に「3000パーン」とこられて、残念ながらピンとこず「えっ」と息を呑んだ。「パーン」なんて生で聞いたことがなかった。果たしていくらなのか。「ロォーイ」なら何度か聞いたことはあり、百の単位だ。「パーン」となると、千なのか、万なのか、たかがコレカメ像にそんな値段が付くのか・・・、ただ厭らしいだけの像だというのに。。暫くニヤニヤしつつ、やっと3000BT(約9000円)と確認して、とりあえずホッとした。3000なら、買おうかどうか迷わないで済む。それは、それでいいが、がっかりするカメの顔を見ながら店主は2500BTまで下げてきたが、ねぇ。
想いを断たれスッキリして他の屋台を見て歩くと、これまで見ていなかっただけで、仏像などのブロンズ像はやたら多く、無造作に置かれている。その中からコレカメ像を見つけるのはさして難しくはない。同じ並びの屋台で見つけ、熟女店主に値段を聞くと100BTというので、「ペード(高い)、ディスカウント」と反応したら「80BT」。ならと1体買って、もっと見ていたら、もう1体、ちょっと大きめのを見つけ、「100BT」といったら、「ノー、ノー、200BT」ときた、ね。もう足元を見やがってと思ったが、どう伝えたらいいものか・・・。ウフッ。

2012/03/08

◎レストランを凌ぐ「名もなき食堂」健在・・・


にしても、チェンマイに来て最近気が付いたのだが、レストランにはまだ行ったことがない。当然ながら飯は食っている。振り返ってみれば、当初カメは日記メモに「タイ料理レストラン」と記入しメニューを併記していたのだが、何となく違和感を感じ「タイ食堂」と書いてしっくりきたのだ。
そう「食堂」なんだよなぁ。レストランじゃない。滞在が長くなると同じ食堂に何度も通うことになるのだが、メモは「タイ食堂」のままで、食堂に名前がない。といわれても、店の看板、外回り、店内、メニューなど全てタイ文字ときては、どれが食堂の名前なのかわかるはずもないのだが、真相はどうやら「名もなき食堂」のようだ。アップした写真にある「Kaow SOI」はチェンマイの名物料理で、その店固有のものではない。そもそも、徒歩圏に屋台や店先で調理するスタイルの食堂が多く、お客にとって屋号とか商号は不要だろう。名前はない、料理は旨い・・・それでいいじゃないか。また、こうした店は当然タイ語以外通じない。並べられている料理や食材を適当に指差すか、周りの人が食べているものと同じものを示せば問題ない。カメが大好きで得意な指差しコミュニケーションだ。その代わり、出てきたものについて当然文句はなし。文句をいおうにも、通じない。食堂でビールなどアルコール類を飲まないカメは大体1食50BTでお釣りがくる。満腹感まではないが、それで十分だ。ただ、名前もないのに凄く有名で旨いと評判になる屋台や食堂は数多く存在し、そうした店はクチコミによって広がることが多いそうだ。行列が出来る店で、カメも何度か目にしている。
実はNETでチェンマイ情報サイトのいくつかにアクセス、定番のレストラン紹介を見ていて、そういえばレストランって行ってないよなぁと気が付かされた次第・・・、そう、レストランは突っ掛けで気楽にだらしない格好で行くには敷居が高く・・・なんて、まっ、改まって出かけることもないか。

2012/03/07

◎そそられたカラオケパック「お一人1万円」・・・


にしても、多分加齢によるところ大と信じるが、このところのお肉と脳の衰弱振りときたら半端じゃないよなぁ、と嘆息していても何も改善されるわけでもなく、せっかく男が欲情する街として世界に名だたるチェンマイにいるんだからと、脳細胞を絞りに絞ってせめてと、NETでチェンマイの夜遊び情報のサイトをクリックしてみたのだが、何と反応が乏しいどころか、反応しない。ワクワク感もなく、ただただ疲れる、大変だなぁという感じで、自分でトライするモチベーションは湧いてこない、とにかく、やたら肉体的に疲れている、疲れが蓄積している自意識があり、もう、優しく優しく、騙し騙し、完全介護しないと起き上がれない、それでも硬さはないもんねえ、自らの内から盛り上がって漲る血流肉、肉棒なんていうのが懐かしい、そうか、寝酒に量を飲む「養命酒」は時に朝、その寸前の形状を見せてくれていたんだがなぁ・・・、チェンマイの夜のあれこれのサイトを眺めながら、ここでは何があるのか、といって、のぞきに行く気にもイマイチならないんだよなぁ、なんて愚図愚図していたら、ちょっとそそられるカラオケパッケージのサイトを見つけた。
チェンマイが自信を持ってお勧めする日本人専用のカラオケ店・・・、場所はナイトバザールに近いChaingMai×××HOTEL正面、と。そのパッケージ料金は全て込みで「お一人1万円」と円表示。で、1万円の中身は・・・。
・飲み放題(ビール・ウイスキー)・おつまみ・カラオケ(歌い放題)
・お供代(疲れを癒す、夜明けのコーヒー、会話を楽しむ、総て含みます)
・送迎無料 送迎車でホテルまでお迎えにあがります。
・ホステスは皆、日本語を話すことができます。(早い者勝ち!?)
何とも魅力的で、衰弱カメでも甦るかなと微かな期待をして、それでも突入しないところが、カメのカメたる所以か。まずは視察と夜、自転車でカラオケ店を何軒か見て回りながら、その日本人専用の店の前に行ってみたが、何ともはや、店先にミニでチャラチャラした娘っこが4、5人、JKというのかな、さすがのカメも食指は動かず、虫唾が走るような連中(適当な言葉を思いつかず)ばかり、奴らに金を使う気にはならんよなぁ。やはり、がっくり、やったとも、予想通りだったとも・・・。

2012/03/06

◎妄想癖にもほどが・・・羊頭狗肉を自作自演


にしても、羊頭狗肉を何と自作自演してしまった。宿から自転車で5分足らず、チェンマイで最大規模のタラート(市場)、ワローロット市場に隣接するトンラムヤイ市場の果物館でのこと。ここは割りと広いスペースで、端からゆったり眺めて回ってたまたま目に付いた馴染みのラム酒、SangSomのボトルが、何と「80BT(240円)」。宿のコンビニや街の7Elevenで買えば「275BT(825円)」もする。曰く因縁でもあるのか、ボトルには古新聞紙が巻かれていて、カメの妄想をいたく刺激した。ラム酒製造工場からの横長しか・・・なんて、ね。カメはチェンマイに着いたその日、宿のコンビニで直ぐに見つけ、そのボトルを買っていたのだ。アルコール度数が「40」で寝酒にはお得感が大きいのだ。こりゃ、あと2本ほどは買いに来ることになるかな、なんて思いながら・・・。
自転車の前篭にボトルが割れないように慎重に入れ、ウフッ、儲かった、思わぬ拾い物なんて、ワクワク、ニヤニヤしながら部屋に戻り、包み抱えるように運んできたSangSomのボトル、そこに巻かれていた古新聞紙を剥がして驚いた。SangSomのラベルはなく素のボトルが現れた。まさか、まさか・・・なのだが、ボトルにラム酒は入っている、横流し品だからラベルを貼る前のボトルなんだろうと、妙に浮わついて、悪事に秘かに加担するようなスリリングな雰囲気に誘われていた。
で、そろそろ寝酒でも飲むかとなって、ボトルを掴みキャップに指をかけて、一気にずっこけた。指に力を入れていないのにキャップがスルッと回ったのだ。何、何、コレ、だ。キャップが開いているじゃん、だ。ボトルを傾けるとドロンとしていて、こりゃ液体ではない、蜂蜜じゃないか。ちょっと舐めてみて、確認した。ラム酒と疑わず信じ込んでいたのに、ねぇ。まさか、こんな仕掛けになっているとは・・・笑っちゃうけど、 まさにコレ、羊頭狗肉じゃないか、とあっさり納得した。そして、まっ、この蜂蜜は蜂蜜で食っちゃうかと、毎朝パンにつけて、いや旨いヨ。 これは、怪我の功名ってやつか。

2012/03/05

◎磁石を手に安心と自信が漲ってきた・・・


にしても、いつものことだが、脳のせいなのか、お肉のせいなのかは判然としないが、自己喪失の自覚症状にはちょっとした快感が伴うだけに始末に終えない。タイ語で「ティーニィー ティーナイ(ここは何処?)」「ポム クーアライ(私は誰?)」というわけで、タイ文字に囲まれた環境にいると、いつもそんな気に陥ることが多い。何せ、英語表記もほとんどないので目標物、目印がない。その上、地図もその感覚醸成に加担していると思う。簡単にいうとチェンマイの地図は真ん中に一辺約2キロの城壁跡とお堀に囲まれた正方形の旧市街地があって、市街地は京都のように碁盤の目状に道路が走っているイメージになりがちなのだが、実際にはとんでもない。で、城壁の一辺に2ヵ所ほどある門を基点にそこから郊外へ道路が伸びている図だ。脳には勝手に碁盤の目が刻まれてしまっているから、厄介で、自転車を南に向かって走らせているつもりが、実は北に向かっていたなんてことは日常茶飯事。ま、気が付けば、その場で目的地を変更すれば済む話・・・。自らの体感を恥じ入るばかりだが、チェンマイ入りしてまもなく2週間が経つというのに、この体感症候は修復されず、宿を自転車にまたがって出て右に行くか、左に行くか、いまなお懲りずに迷走し続けている。道路のイメージが確定せず、暫く走ってから、そんなはずじゃないと思うことも多く、ここは何処?私は誰?状態に陥る。
で、実は以前チェンマイで買ったものの使い方が良くわからず、ほとんど活用していなかった「磁石」を持ってくるのを忘れてしまったので、やはりないのは不便なような気がして新たに買おうと思った。磁石のタイ語訳を探し、単語カードにタイ文字で書いて、店構えの大きな書店&文具店に入って探したが、なかなか見つからない。大きな地球儀も展示していて、その周辺んも見たが、見つからず。スタッブに聞く気になって、若い男の店員に単語カードのタイ文字を見せたら、ペッタン張り付くボタン型の磁石のところに案内された。「オー、ノー、ノー、N、S、E、Wの・・・」って、カメは地球儀まで連れて行って説明したら、何となくわかったようで、レジの後ろから、取り出したのは確かに磁石だが、箱入りの高級品で150BTぐらいだったか。まっ、これでもしょうがないかと眺めていたら若い店員が剥き出しの磁石を持ってきて、「そう、そう、そうなんだよ、これでいいんだよ」って、カメは思わずにっこり。高級品は戻して、普及品をレジに差し出した。32BTで意外と安かった、よ。コノテの奴って屋台で100BTっていわれたり、或いは300BTっていわれたら、そのまま鵜呑みにするっきゃないもん、ねぇ。大いに救われた。これって、随分と得した感じ。店の外に外に出て、炎天下、さっそく磁石を見てみると、流石というか、確かに、や。何がといわれても困るが、磁石を手にしてただ何となく安心と自信が漲ってきた気がした、ヨ。

2012/03/04

◎脳とお肉の衰弱甚だしく腕時計を購入


にしても、今回の訪泰では改めてカメの脳とお肉の衰弱を思い知らされた。全ての機能が劣化していて、動作は鈍く、もちろん決断も遅い、というか全て、一事が万事、ただ何となく流されている感じが強い。時間に後押しされているようでもある。何かをしたいといった強いモチベーションは希薄というより、湧いて来ない。気が付けば、状況は少しだが進んでいる。といって、状況が改善されたのかといえば、そうもいえない。時間が経過しただけで、まるで民主党政権を見るようで我ながらいささか情けなく、腹立たしいのだが、当然ながらそれが表出するほどのエネルギーはない。
最初にそれを自覚したのは時間だ。脳感時間も体感時計も感じなくなっている。機内でほとんど眠れず、何度か食事したせいもあるのだろうが、時間の感覚がさっぱりなくなっていた。東京・羽田を0:20に飛び立って、バンコクで乗り継ぎ、チェンマイに着いたのは09:10。宿についてホッと一息ついて11:00、時間を知ったのは宿のフロントの時計で、まだ昼飯前じゃないかと、何か随分得した気がしたものだ。
カメは腕時計を持っていないし、携帯電話を持ち歩くこともない。頼りはノートPCだけで、それもタイ時間に設定を変えれば機能するのだが、何となく馬鹿馬鹿しくてやらない。時差「マイナス2」でいいじゃないかと思っていたし、これまではそれで不自由を感じていなかった。ところが、今回はその引き算、暗算ができない。なぜか、引っかかるというか、ピンとこない。単純な暗算なのだが、これがやたら面倒臭いし、実感が伴わないのだ。やっぱりこりゃ時計が欲しい、必要だと強く思った。
機能が一つで、これほど価格に隔たりががある商品もないだろう。何せ、ン千万から100円ショップまで。勿論、カメが探すのは100円クラスなのだが、ご当地で時計店は目にしないし、ショッピングセンターや屋台などでも時計は少ないと知った。100円といえば、タイでは37.37B T(4日、為替)だ。いくつかの売り場で確かめると、安値は199BT。円では500円余か。2~3日は見て歩き、ショッピングセンタービルの売り場で購入したのが、アップした写真の腕時計、199BT。いまのところ、故障もなく、大いに重宝、納得している。目で見るだけで瞬時にいまの時間がわかるっていうのは、ホント便利だ。思考能力ゼロ・・・ウフッ。

2012/03/03

◎キツネにつままれた感じの欠陥自転車


にしても、新品の自転車のペダルが脱落するとは穏やかじゃない。チェンマイに着いた日の午後、トゥクトゥク(3輪タクシー)でスーパーハイウエイ沿いのディスカウントスーパーまで出向き、最安値の自転車とチェーンキーを購入(1978BT=約5900円)、そのまま自転車に乗って宿まで戻り、陽が落ちてから飯を食いに自転車で出かけたのだが、道路が凸凹して走り難いところで自転車を降りて押しながら歩いていた時、気が付いたらペダルが道路に落ちたのだ。暗くて、状況が良くわからず、ペダルを前篭に入れ押し歩き、当初の目的地までは行かず、直ぐ目に付いた食堂で飯を食い、また自転車を押しながら宿に戻ったのだが・・・。
翌朝、明るいところで見ると、捻じ込んであったペタルが外れて落ちたというだけなのだが、そんなことってあるのか。捻じ込みの溝が一部潰れている。明らかな欠陥品だ。走行中に外れていたらと想像するだに恐ろしい。そもそもよくぞこのペダルを捻じ込めたものだ。クレームをつけるにも、店は遠いし、言葉が不自由とあっては、ままならぬ。エライ買い物をしてしまったなと覚悟を決めて、自分で修理してみる気になった。構造的には簡単で、ネジの刻みが、一部潰れてバカになっている。ペタルを心棒に捻じ込むだけの簡単明瞭な操作でいいのだ。
Googleの翻訳サイトに「ペンチとスパナを借してください」とコピペするとタイ語で結果が出てくるんだよねぇ。開いたままのノートPCをフロントまで持参して見せると、これ通じるんだよなぁ、凄いヨ。
で、ペタル取り付けにトライするも、予想通り駄目。何せ、力がない。ギブアップしていたら宿のスタッフの若い男の子がいてボディランゲージで頼んでみた。暫くトライした後、何と金鋸を持ってきて、心棒を切り始めたが、全然切れない。そのうち、兄貴分を見つけ、代わりを頼んだ。金鋸の音が変わり、確かに切れたのだが、螺子がかみ合わない。結局諦めて、こりゃ、近所の自転車屋に行って、ペタルと心棒を交換してもらうしかないよと勿論タイ語でいわれ、そんな意味だろうと推察したわけで、渋々押していくと、なるほどしっかりした自転車店があるじゃないか。店頭で散々逡巡して、やばい場合は新品購入もやむなしと、覚悟を決めて、現物を見せて「チェンジ」といったら、暫く切り取った後などを眺めていたが、キュキュっと押し嵌めて捻じ込むと、コレが入っていくんだよなぁ。まさにプロの技やろ。モンキーで仕上げして、ハイどうぞ、ときたよ。余りのことに呆気に取られていたが、カメの「タオライ?(いくら)」に、にっこり手を振るばかり。ほんじゃ、まぁと、20BT札をチップといって渡したら、受け取ってくれたヨ。宿に戻ってみると、若い方はいなかったので兄貴分に100BT札を渡し、2人でといったが・・・。「ハー(50)、ね」といっていたからOKだろうなぁ。
ヒヤリとはしたが、自転車は快調に走っている。

2012/03/02

◎ おい、おい、これはカメかとカメがいい


にしても、こりゃカメの自画像、痴態秘画じゃないかと思った。瞬時に、「おい、おい、これはカメかとカメがいい」と、すんなり一句・・・。先の日曜日昼下がりのこと、中古、不用品の出品が多いことで知られるバムルンラート通りの日曜市場、ここは市の北東部にあたり、通りの両脇は主に学校の校庭になっていて毎週歩行者天国になって、主に地元のタイ人で賑わっている 。カメは自転車で市の東側を流れるピン川の橋を渡ってウロウロするうちに、その市場に辿りついてしまった感じだ。以前、バンコクの泥棒市に匹敵すると知って、訪ねたこともあり、覗くのは初めてではない。で、この日は自転車を近くに置いて、端から順番に屋台をのぞいていて、たまたまアンティークなガラクタの中に木彫りの自画像を見出して心臓が高鳴った。「わっ、これは、これは・・・」なのだが、その感慨、感動はおくびにも出さず、店主にカメ得意のボディランゲージでこの写真を撮らせて欲しいとアピールしてポリ椅子に載せて撮ったのがご覧の写真だ。何せ、ちょっと嵩張るので日本まで持ち帰るわけにも行かないとの直感で、不覚にも値段も聞かず、そのまま元に戻しておいたのだが・・・。
不覚も不覚は、そのまま屋台を見ながら端まで歩き続けてUターン、その場に戻ったのは20~30分後だったか、何と、何とカメの自画像が消えていたのだ。奇特なお方がお買い求めになったとしか思えない状況に、カメは何故かうろたえ、事情を少しでも聞きたくて店主を探してみたが見つからず、珍しく悔いを残したのだったが・・・。
そして、恥しながら、ま、写真を撮っておいただけでも良しとしたいと思い、再び「にしても」なのだが、これって69年間生きてきたカメの正体、集大成というわけで、そのご感想、ご評価、ご批判はどうぞご随意に・・・で、カメ本人は大満足としたい。

2012/03/01

◎タイ料理を一口頬張る度に、旨い!!!


にしても、チェンマイ(タイ)に着いてから、東京で暮らしている時はほとんどなかった空腹感に襲われては「生命」の躍動を実感して、、飯を一口頬張る度に「旨い」と言葉が自然に飛び出している。いや、ほんとに旨い、ウメェ・・・。高級、一流レストランではなく、屋台や店頭で調理するタイ食堂ばかりでヌードルとかご飯ものを指差しでオーダーしているから、この自然と口について発する「 ウメェ」なる嘆声は生物の営みそのもののような気もしている。ここチェンマイの匂い、空気がカメのお肉には何とも心地良いのだろう。
その日、宿について一息ついて、実はもうクタクタだったのだが、何せ羽田発0:20だから、ねえ、機中で軽食を含めて3回何か食っている、でも、宿でやっと落ち着いてみたら、まだ午後の2時だ。ちょい腹は減っていて、テンションは上がっていて、何かその日は時差の分、2時間得したような気がして、まだこんな時間なら、もうひと仕事というか、やっぱり郊外にあるスーパーへトゥクトゥク(3輪タクシー)で行ってみる気になったのだ。で、まずは、そこのフードコーナーで指差したのが骨付き豚肉ラーメン(35BT)だ。出来上がったラーメンの器を受け取ってから、最後の味付けはカメが見よう見まねで体得した知恵、砂糖、酢漬け、ナンプラー、赤唐辛子を適宜トッピング、や。この「適宜」がミソで、厳格なレシピなどでは仰天するだろうが、カメは「適宜」が如何にもタイ風味で好きだ。この感覚こそがまさに「マイペンライ」の世界のような気がする。
で、用意してある調味料を適宜振り掛け、混ぜ合わせると、味の濃いタイ風味を簡単に味わえる。なるほど、なるほどって、これが、ほんと、旨い。

2012/02/29

◎雪の出勤風景を見て、ウフッ、ニンマリ



にしても、東京は雪とか。NHKBSのニュースで東京駅前の出勤風景を見て秘かにニンマリ。避寒は正解だったねぇ、と一人秘かにほくそ笑んだ、ヨ。何よりの嬉しいニュースだ。
<大雪>関東甲信、29日昼過ぎにかけて、都心でも降雪、都心など昼すぎにかけ積雪も。低気圧と寒気の影響で、関東甲信や静岡県東部を中心に雪が降り、横浜市など関東南部の平野部でも雪が積もっています・・・と。
待ってました、雪、ね。もう、寒いのはいや、や。カメの避寒が叶ったわけで、もう嬉しくて、嬉しくて・・・。ほんと、今冬の日本は異常に寒かったもん、ねぇ。おっと、そうか、そうか、まだ寒さが続いているわけかぁ。こちらでは、ご存知の通り、基本的にはTシャツ1枚で、後は、お洒落とバッグ代わりにメッシュタイプのベストを着用。もっとも、Tシャツは長袖、というのもUVカットのため、だ。半袖のTシャツで昼間、自転車でウロウロすると、剥き出しの両腕が真っ赤っかになるからなぁ・・・って、これは体験済み、ヤ。やっぱり、暖かいと、いいよなぁ。たまんない、ヨ。ちなみに、アップした写真は昨日撮ったソメイヨシノもどき・・・。

2012/02/28

◎チェンマイ特有の匂いは何とも心地良い


にしても、タイ・チェンマイ国際空港に着いて、空港の外に出ると空気がカラッと乾いていて、緩いサウナに入った感じだが汗は出てこない、そして、街特有の匂いが漂っている気がして、脳から体中に至るまでの全細胞が小刻みに胎動しているのを感じられた。タクシーに乗って宿に向かう途中の街中(まちなか)も以前と変わりなく淡々と日時を重ね、自然の営みを続けているように見える。そうした光景に接するだけで、何となく癒され、微笑がこぼれてくる。これって、いいものだ。郷愁なのか。至福の一時といえるかもしれない・・・なんて、穏やかな気分なっているのを感じられる。
旅先で都市の匂いを感じたのは初めてのことだ。チェンマイの匂いは何とも心地良い。多分、ニンニクと唐辛子、それに柔らかくて濃い太陽光線が相俟って醸し出しているのだろうか、鼻腔だけでなく、皮膚全体にも纏わりつきその匂いを共有している。閉塞感漂う重苦しい東京を抜け出してきているのをまさに実感できる。
かつて、東京にも、街には街の匂いがあり、その匂いは庶民の暮らしであり、のち郷愁となった。東京に来た欧米人は魚臭いといい、温泉街はたちこめる湯気や煮汁臭、駅前商店街では乾物やお茶、ラーメンなど流行っている店が数多くあり、時に乾物通りなどとも呼ばれたものだ。それが、いまはシャッターが下ろされ、ただの無味無臭の空間へと姿を変えてしまっている。そんな無味無臭こそが良い事、望まれること、わが国の目指すところとでもいうように・・・。でも、チェンマイには、まだ匂いはしっかりと残っていた。

2012/02/27

◎さて、このお部屋のお家賃は?


にしても、ご覧の写真はいま暮らしているチェンマイの部屋、そうか、よくよく見てみれば、あと冷蔵庫とエアコンと、クローゼットが写っていないかって、つい、水周りに気をとられて・・・、入居初日にばっちりシャッターを押したつもりだったのに、いま確認してみると、何故かアルバムに残っていない、あって当たり前、いまさらの証拠写真になってしまったようだ。かつては、丹念に、それこそ、追加してでもシャッターを押していたものだが、ねぇ。
さて、この部屋、お家賃はいかほどかというと月額7000BT(約2万円)、他に水道代と電気代は使用分をメーター清算、チェックアウト時の清掃費用300BT、インターネット利用料500BT/月額。この他、どこの宿でも必要となるデポジット(保証金)が7000BT(ほぼ1ヵ月分の家賃と同額)で、これはチェックアウト時に全額返金されるシステム。ま、この金額をどう評価するかだが、カメにとっては有難い、何とも有難い金額、といいたい。
で、この宿の名前は、Veerachai Court。名前の意味、由来は不明(言葉が不自由で聞けない)だが、カタカナ読みだとヴェラチャイ コートだと。HPによると、Guesthouse を自称している。ここに、荷を解いてみると、ホテルとかゲストハウスというより、日本でのイメージは公共団地といったところか。
3棟あって部屋数は100は超していて、チェンマイでは大手に数えられる?
今回は全てNetで探し、ここを見つけ、メールで問い合わせたところ、「My room rate start from 5,500 - 7,500Baht / month」との返信があったため、多分、空き部屋が多いとふんで「宿に着いてから部屋を見せてもらってから決めたい」と希望し、了承されていた。最初にいまいる部屋に案内され一応気に入っていたのだが、「7000BT」と聞いてもう少し何とかならないかとの思いで「エアコンは嫌いなので、エアコンなし、ファンの部屋はないのか」と聞いたら「4000BTの部屋が空いている」と連れて行かれたのが何とエレベーターなしで、階段を上って7階、途中で息が切れたが、なるほど、なるほど、さすがにしっかりとは見ていないが、階段を苦にしなければ「お得感たっぷり」や。

ことほど左様に、チェンマイの宿事情はさまざまで、5星ホテルがあるかと思えば、バスタブ付きにフカフカのタオルは当たり前のホテル、アパート兼用のホテル、ウィークリーマンション風のサービスアパートメント、近頃流行で正体不明のブティックホテル、そして日本人リタイヤ組を狙ったコンドミニアム(最近は日貸しも)と多様だが、実際には2~3日暮らしてみないと、こればっかりはわからない・・・、なんて、ね。やっぱり、エアコンと冷蔵庫のカットを追加しておきます。

2012/02/26

◎低い段差に体ごと、手を使えずつんのめる・・・


にしても、好事(?!)魔多し・・・はまだ続く。

△起床時に停電 チェンマイで一夜明けて、宿のベッドで目覚めたら、停電。停電なんて何年ぶり? そもそもその確認にも手間取った。もう夜は明けて、さほど不自由ではないが、テレビは見られない。バッテリーで稼動するはずのPCの電源を入れようとする間もなく復旧。でも、時間は不明。何時から停電しているのかも判然としない。時計が欲しい。時間がさっぱり見当も付かない。

△ 新品ビーチサンダル足に合わず 宿について直ぐ、1階に宿が経営するコンビニがあり、そこでスリッパ代わりにビーチサンダルを購入(60BT)したのはいいが、右足の肌が合わず、甲の皮が少し剥けてきて、出かけた市場の場外屋台でポリ製の突っ掛けを購入した。

△ 日記の上書き保存失念 PCに日記の画面をいくつも立ち上げてしまい、何か追加しているうちに最新版がどれかわからなくなってのこと。「保存」したつもりで、それが「最新版」じゃないんだよなぁ。

△ ショッピングセンタービルで段差につんのめる  空きコーナー(ブース)の低い段差にオットットットォーと前のめりにつんのめる。手を付いて体を庇う暇はなし。気が付いたら、体全体で滑り込んでいた。周辺に何も置いてなく、救われた。後で、シャワーの際、向う脛の擦り傷に沁みて、思い出した。


△ NHKサッカー中継見られず 22日に五輪アジア最終予選で日本VSマレーシア戦がアウエーであるとは知っていて、宿のテレビでNHKBS1が視聴できるとあって楽しみに、Netで試合時間などをチェックしたら、21時からNHKBS1で中継することを確認。これなら、ホットシャワーを浴びてから近所でゆっくり飯を食いに出かけられるぞと思っていたのだが、さて、はて、夕方、宿に戻ってから、ウ、ウ、ウ、なんだ、そっか、そっか、こちら時間だと試合は午後7時からってわけ、や。危うく、見損なうところやった。慌てて、1Fにあるコンビニまでいって、
クロワッサン、ポテトチップ、ウエハースとジュースを仕入れて部屋に戻って、テレビを見たら、例の「ニュースウオッチ9」だったか、大越キャスターが喋っていて、サッカー中継に切り替わる様子はない。といって、それ以上原因追求の手段は持たず、どうやら、 今回は冷たくライブ中継なしのようと推察、諦めるっきゃなさそうだ。 不覚といえば不覚なのだが、その後のスポーツニュースを見ていたら、サッカーのマレーシア戦では動画はなし、静止画像に「 放送権上の制約のため、海外ではご覧いただけません」と。

2012/02/25

◎カメの命・インターネットに「接続」出来ず


にしても、好事(?!)魔多し・・・は見出しだけであっさり済ます魂胆だったのに、ついつい例によって長々と、反省しきりなのだが、さて、その続き・・・。

△シャワーのお湯が出ない ホテルに到着時、念のため事前に部屋をチェック、案内してくれた若い男がUNITバスルームでスイッチを捻って温水が出ることを確認したのだが、夕方、温水シャワーを浴びようと裸になってスイッチを廻したが、温水どころか水も出ない。参った、ね。湯沸かし器があって、色々スイッチの類があるのだが、この手のやつに触れていい結果が出たことはない。それでも、何度かトライしても駄目。そういえば、裸になったもののまだ肌は濡れていないわけで、もう一度Tシャツを着てフロントに行ったら、若い男が部屋へ見に来て、温水器の丸ボタンを押したら、それが手順のようなのだが、まさかのまさかやった。何や、簡単なことやないか、知らないって、ホント怖いし、バカバカしい、よなぁ。これって、種火なのかねぇ。

△インターネットに「接続」できず  利用料金は月額500BT とのことで、IDとpasswordを受け取ったが、接続できず。何故か、さっぱり見当が付かない。何度かチャレンジの後、フロントへクレーム。冷や汗、やった。こんなんで、トラぶっては、身も蓋もないからネェ。コアなお兄さん(スタッフ)が出てきてあれこれ、やっと[接続]できた。いまや、インターネットはカメの命だからねぇ。

△yahoo mailからのお知らせ  yahoo mailのIDは5本以上所持、一応チェックは入れているのだが、いつも使っているメインのID「ta××_shi×××××ra」にアクセスしたら、こんなメッセージが届いていて驚かされた。
普段お客様がご利用になられていない環境からYahoo! JAPANへのログインがありました。
心当たりのないログイン履歴がある場合は、Yahoo! JAPAN IDの不正利用を防止するため、速やかにパスワードを変更してください。
・・・だって、さ。他のIDには一切そんな連絡はなし。何とも不気味!!!


△新規購入自転車のペダルが突然外れる  ナイトバザールで飯を食うつもりでスーパーで買ったばかりの自転車で出かけ、道路の凸凹に難儀して、途中で降りて押しながら歩いていたら、何たること!!! ペダルが外れる。ヤバイというより、危ない!!!  後は、手押し、クタクタになりながら・・・。

2012/02/24

◎ ピンチ!!! ATM アクセス不能 好事(?!)魔多し・・・


にしても、今回の訪泰、 好事(?!)魔多し・・・のスタートとなった。時系列に振り返ってみる・・・。まずは、21日朝、チェンマイ国際空港に着いてからのこと。
△ピンチ!!! ATM アクセス不能 チェンマイ空港で羽田で預けたバックを受け取り、さてさてとロビーに出てタクシーを頼んだ後、まずは資金調達(前回訪泰時の残金は財布に少々)と馴染みのATMを見つけカードを入れ、あれこれ押してみるが、現金は出てこず、カードが押し出されてくる。何度繰り返しても同じだ。やばい。何が悪いのか、さっぱり見当も付かない。何回繰り返したか。もうタクシーは来ているだろうと、断念して出入り口に戻ると、やはり運転手が探していた。タクシーに乗って振り返ってみるが、何故か、思い当たることは浮かんでこない。前回はこのカードでOKだったのに、今回このカードが使えないとなれば、どうすりゃいいのか、カードはこれ1枚しか持ってきていないし、ねぇ。とはいえ、空港のATMが合わないんだろうな、なんて気楽に考えて・・・。
ホテルのフロントで、1ヵ月分の家賃とデポジットの合計となると、勿論、前回の残金ではとてもまかなえず、身振りでこれからATMに行ってから支払うからと納得してもらい、部屋に案内され、とりあえずは外に出てATM探し、や。営業所に付属のATMを見つけ、トライするも、結果は変わらず。いささか焦ってきたが、あまり長い時間こんなところを占拠するのも不審者に見られかねないと、いったんそこを離れ、対応策を考えたのだが・・・。営業所に入ってみても、何せ言葉が不自由というより、さっぱりコミュニケーションはとれない。「ここはどこ、私は誰?」では何も解決には繋がらないよなぁ。で、何故ミスになるかを考えてみた。実は、画面の指示に従いながら次、次と進んでいくと、途中で「日本語」が選択できるのだ。それに縋るように繰り返していたのだが、ふっと冷静になった頭に浮かんだのは「パスワード」を1度も入力していなかったこと。そんな、確かにパスワードを入力しなければ、アクセスできないいよなぁ。それにしても、パスワードを入力する画面はなかったじゃないかって、そうか、もう一度トライしてみるか、と恐る恐る同じところに戻って、カードを入れてみたら、その初期画面はタイ語ばかり、その中ほどに網かけになっている部分があるじゃないか。もしやと思って、そこに数字を入力してみたら、何と正解!!! ミスの原因は、初期画面にパスワードを入力しないで「次」に進んでいたこと。といって、ねえ。絵がはっきりしないし、タイ語画面やから、つい、つい・・・。でも、良かった、ヨ。気が付いて。よくぞ、と誉めてやりたくなった。

2012/02/19

◎e-Tax 無知蒙昧を 曝け出し・・・


にしても、大きな声では言いたくないが、確定申告初日の16日、パソコンで電子申告しながら、赤っ恥をかかされ、首を竦めつつ、それでも一句詠んでしまった。

e-Tax(イータックス)  無知蒙昧を 曝け出し

実は、訪泰の日程もこの確定申告を済ませてからにして、準備万端怠りなく、この日を待ちかねていたのだ。電子申告(e-Tax)は昨年初体験し、今年は2回目だから、本人確認のために必要となる電子証明書は取得済みだし、ICカードリーダライタも購入して、いささか元手がかかっている。収入は公的年金(雑所得)だけで、源泉徴収票は手元にある。それでもイザとなると、昨年の感触は消失していて、パソコンと睨めっこしながら、昨年より慎重に行きつ戻りつを繰り返し、その間、何度かキレそうにもなったが、手順を進めていたら別画面が現われ、こんなメッセージが表示されて・・・。

平成23年分の確定申告から、公的年金等の収入金額の合計額が400万円以下で、かつ、公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下である場合には、所得税について確定申告書の提出は不要となりました。

「納税額は0円です。」

納税額0円はわかっていたとはいえ、こう目の当たりに突き付けられると「ウヒョ、ウヒョ」だ。その上、「提出不要」とは、踏んだり蹴ったりだ。年金だけの収入になって早や数年、確定申告は義務感からずっと続けていたが、いつから「提出不要」になっていたのか・・・。この文面からだと、今年度分からのようでもあるが、判然としない。
あれこれ検索してみると、「住民税」は地元自治体に申告しなければいけないようなのだが・・・確定申告してあれば、自動的に連絡されるとか。
にしても、改めて「提出不要」とされる「公的年金等の収入金額の合計額が400万円以下」とは何とも厳しい、残酷な年金格差、チェンマイ難民もやむなし、か。おっと、避寒やった・・・。

2012/02/16

◎Gに気付かされた海外航空券ゲット効果


にしても、寒くて寒くて堪らず、急に思い立ってタイ・チェンマイまでの往復航空券をゲットしてからというもの、やはり一丁前にアドレナリンが噴出しているのだろう、カメには珍しく全てがポジティブ思考になり、それだけでなく全ての行為が明るく、楽しく、奔放になったと感じている。それを体感、気づかせてくれたのは、つい先日のGの後だ。その夜は何となく、何となく始まっていて、気がつけばgood!good!good!だった。 まっ、好きやなぁ、といったところで、気がついたのだが、その時はGのローテーションも気にせず、というか、気にしていなかったのだが・・・。まっ、それが本来の姿、本能の赴くままなのだが・・・。これまでは、決して必要もないのに、いい歳こいてとか、世間体を慮ってとか、好きでやればいいのに、何か常にエクスキューズとか、言い訳を欲しがっていたように思う。そして、それがないと、故なきことだが、後ろめたさみたいなものを感じていたようだ。そんな遠慮は必要ないのに、ネェ。
実は、不思議といえば不思議なことに、航空券を入手してからというもの、Gに限らず他のことでも、あらゆることでポジティブ思考というか、自由奔放、勝手気侭な行為が主流になっている。元気溌剌、なんだかんだ、面倒くさい理屈はいらないよって、ね。腹が減ったら食えばいい・・・って、ね。で、時間が経つのが滅法速くなった、ヨ。

2012/02/05

◎ 21日からチェンマイで「避寒」、航空券ゲット・・・


にしても、ピュ~ン、ピュ~ンと北風吹き荒れ、 寒い、寒い、半端じゃない寒さ、TVニースの映像は降雪の便り、その上、いまだに東日本大震災の復旧・復興を引き摺り、先の見えない原発と放射能禍、馬鹿馬鹿しいだけの消費税増税の掛け声など、国家の機能を喪失したカオスの渦に巻き込まれる息苦しさに、気がつけば、ごくごく自然に「海外往復航空券」をクリックしていた、よ。それも、何と2週間先、チェンマイ往復航空券・・・。そう、何より「避寒」が何よりだから、ねぇ。ちょっと割高にはなるが、そんな勘定は頭に浮かぶはずもなく、とにかく、寒い、寒い、だ。Tシャツ1枚で過ごせる陽気は何物にも変え難いからなぁと、それでも洪水の影響とともに、Netでチェックしてみたら、アユタヤの工業団地など一部でまだ災禍は残っているが、他の地域ではほぼ復旧していて、それどころか、今年は寒い日が多く、朝方などはダウンコートを見せびらかして羽織る若者が増えているとか。ウフッ。
あれこれ迷うことなく、即行即決した結果は以下の通り。宿はこれから、じっくり探すつもりだ。
【オンライン予約 航空券】 ご予約・ご入金ありがとうございます
【日程】
  往路  TG661   2012/02/21  00:20 羽田空港発
               2012/02/21  05:20 スワンナプーム国際空港着
       TG102   2012/02/21  07:50 スワンナプーム国際空港発
               2012/02/21  09:10 チェンマイ国際空港着

  復路  TG105   2012/03/22  11:30 チェンマイ国際空港発
               2012/03/22  12:50 スワンナプーム国際空港着
       TG660   2012/03/22  14:50 スワンナプーム国際空港発
               2012/03/22  22:30 羽田空港着

2012/01/24

◎69歳の誕生日、映画「サウダーヂ」を観賞


にしても、今年は何故か自然体で気負わず迎えたこの日、69歳の誕生日、24日は終日、未明の降雪とも相俟って、寒い、寒いったらない1日・・・。改めての感慨も希薄なのだが、69歳は親父が亡くなった年齢で、カメはこの齢を1つの目安に生き死にを慮ってきたのだが・・・、いざその齢を迎えてみると、何事もなく、何となくスルーしてしまいそうな按配で、呆気にとられるしかない。
ふっと我に返ると、カメの場合、「人生50年・・・」で一旦けりを付け、何とも長くなったロスタイムを無為に過ごしてみると、早や20年近く、赤ん坊なら成人式を迎えてしまうわけで、こんな按配では、はて、さて、はて、さてと目が眩み、惑わされつつ、古希を迎え、また、あれよあれよという間にロスタイムが10年は延長されてしまいそう。
ともかくと、昨秋から懸案の映画を見に寒さの中、横浜まで出かけた。富田克也監督の「サウダーヂ」(郷愁、憧憬、思慕、切なさなどの意味合いを持つ ポルトガル語だそうだ)。上映館が少なく、昨秋、渋谷で上映しているとき、何と 西部邁ゼミナール~戦後タブーをけっとばせ(TOKYO MX)で2週にわたって、▽問題作サウダーヂをどう観るか▽映画界を震撼させる作品▽地方都市の衰微と現実▽若者、土方、外国人労働者の葛藤▽TPPに入れば、地方の衰退はさらに加速する▽社会派ドキュメンタリーにない筋書き▽商業映画にない志の高さ・・・などと紹介していて、
西部が感嘆して、勧める映画がどんなものかみてみるかと思いつつも、渋谷まで行く気にはならず、その次の上映スケジュールを見ると横浜・黄金町で1月21日から、それも2週間位で、あとは全国各地を巡る予定とのこと。
酷い映画館だった。暖房が弱く、コートは最後まで着たまま。138席にお客は20人足らず。寒いのも当然か。西部が散々褒め上げていた映画なのだが、始まって5分ほどでカメは何か見る気が失せ、席を立って帰りたい衝動に駆られ、最後までそれは変わらなかった。ひと言でいって、素人の手作りは確かなのだが、観客、お客さんを全然意識していない、あくまでも自己満足の世界にどっぷり浸かっているだけの映像。見せられる方は、こりゃ、たまらんわ!!!

2012/01/16

◎混沌の中から何が生まれてくるのか・・・


にしても、カメはすっかり溶解し混沌とした脳を揺すりながら、年明け2012年の行方をちょっと占いつつ、あれこれ考えてみた。日本はどうなる、世界はどうなる・・・と大風呂敷を広げてみると、キーワードはカメの脳と同じく「混沌」の1語に尽きる。実は、昨年も混沌だった。混沌から混沌へ、そこには果たして何が生まれてくるのか。新たな天地創造なのかもわからないが、それを見届けられるほどロスタイムというか、寿命は残っていない。ただ、眼前に迫っているのは金融システムと国家崩壊の混乱と困惑、その後を覆う混沌、そして国家の枠組みが消滅し、基軸通貨のドルが紙くずになったあとに新しい国際金融システムを誕生させて経済の再生を図る中、その次に見えるのは自分の命と財産は自ら守っていかなければならない、全ては自己責任に帰する個人主義社会の到来だろう。何かのスローガンと同じく、「世界は一つ、人類みな兄弟」の世だ。

昨年(2011年)を振り返れば、日本では未曾有の大地震と巨大津波、そして、世界各地ではやはり地震、台風、豪雨、竜巻など自然災害が発生して、肝を冷やし、その上、日本では津波に端を発する原発の凄まじい爆発によって、科学技術が培ってきた数々の神話を瞬時に吹き飛ばして、それこそハルマゲドンの様相を呈し、なお、情けないことに国家機関は機能せず、いまなお、その惨状は続いてやり切れない思いに駆られる。それは、やはり傲慢になり過ぎた人間に対する地球の怒りなのかと感じてしまう。Tシャツ1枚で1年中過ごせてカメお気に入りの国、タイですら昨年は大洪水に見舞われ、その後始末にあと何年かかるのか・・・。

巨大な自然災害は100年に1回とか、1000年に1回とかの確率だが、人間の脳が生み出した金融は、いまや巨大な力を持ち、その力は膨張し、傲慢になり、利己的になり、多くの服従者を抱え、国家の中で最も重要な地位を占めるまでになって、時に、その災禍は止め処なく、国家の存亡すら揺るがす。何と、金融市場が世界を支配し平和と民主主義を脅かしているのだ。 これ、全ては金の力が強くなりすぎ、金に振り回された挙句の果て、成れの果てだ。
特に、金融工学の賜物であるCDS(Credit default swap) が象徴的だ。何もないところに価値を勝手に定義し、それをやり取りすることで利益を得るもので、いわば砂上の楼閣であり、妄想による錬金術ともいえるのだが・・・。かつて社会の木鐸とまでいわれた新聞をはじめとしたマスメディアが示すのは、大量消費、弱者の切り捨て、文化の軽視、快楽、そして行き過ぎた競争だけ。どうやら、衰退途上にあるわが国は、欧州、アメリカの先を転がり落ちているようだ。

2012/01/04

◎東北の被災地で生活不活発病が顕著に


にしても、年明けといっても特に何もなし、いまさらの年賀状は1枚だけ、本ブログももう2週間ほど更新が途絶えたまま、ちょっとだけでもいいからご挨拶とPCを開いてNetニュースを見たら、ちょっと気になる見出しが目について、「南三陸町高齢者の2割 生活不活発病か 震災後に歩行困難」と、読み進めてみると、 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町で、長時間体を動かさないことで日常動作が困難になる「生活不活発病」の疑いのある高齢者(介護を受けていない65歳以上)が調査対象の2割を超えることが、町と国立長寿医療研究センターの共同調査で分かったとのこと、生活不活発病とは廃用症候群とも呼ばれ、全身の心身機能が低下し、筋力が弱くなったり疲れやすくなったりし、頭の働きが鈍くなり、認知症のように見えることもあるそうで、まさにカメがそっくりそのまま該当するじゃないかってなもんで、 生活の不活発化の理由としては「することがない」「外出が少なくなった」「疲れやすくなった」との回答が多かったそう、医師は「元気だった人にも頻発しており、深刻な事態だ。いったん歩きにくくなるとさらに動かなくなり、症状が悪化する悪循環に陥る」と指摘していて、もっぱら自転車に依存しているカメには何とも憂鬱な年明けとなった・・・。

2011/12/20

◎『金儲け』ウイルスの駆除に奮闘3時間


にしても、大好きな危ういサイトからご無沙汰してかなり経つのだが、つい先日、Yahooの検索ページから実に巧妙に誘われ、あれよあれよという間に気がついたら写真でご覧の「有料会員への入会手続きが無事完了しました!」のメッセージとともに「支払期限まで残り 84時間48分20秒10」と点滅するカウンター付きの有料アダルト動画サイトらしき料金請求登録画面が現れ、デスクトップ左下に貼りついて消えなくなってしまった。請求金額は確か12万円のところ、割引して7万5000円だったか・・・。いずれにしろ支払う筋合いのものではない。「×」をクリックしても、その画面は瞬時に再起動して、残り時間が点滅を続ける。何度かトライしてみたがその繰り返し、いったんPCをシャットダウンしてみたが、再び起動させると、やはりデスクトップの同じ場所に現れて消えない。5、6年前だったら、慌てふためいて、あちこちクリックして、パニックになっていたところだが、いまは慌てず、焦らず、急がず・・・、外道カメの箴言録に従い、沈着、冷静に駆逐操作を検索し、それから緊張と集中の3時間、やっとの思いで、この画面を消し去った。ウフッ。よくやった、やれたよなぁ。たいしたもんだ。やはり、腕を上げている。この達成感、充実感、満足感は久々、爽快やなと、侵入されてしまった甘さは棚に上げて・・・のこと。

振り返れば、それは例の『カトパン』が始まりだった。好きな女子アナ№1のニュースが嬉しくて、ちょっと動画でもゲットしたくなり、Yahooの検索ページに「加藤綾子」と入力してみたら、「放送事故」の動画がいくつかあり、その中に「YouTube」もあったのだが、ちょっと風変わりなサイトが目に付いて、そこをクリックしたら、よくあるエロサイトのトップページが現れ、それでも「カトパンの放送事故」の動画と思い込んでいて、例の「年齢」とか3項目ほど「YES」をクリックしたら、いきなり「有料会員・・・無事完了しました!」の画面と対面する羽目に・・・。もっとも、この間、カメの個人情報は一切、何も入力していない。特定されるとすれば、PCの端末番号だけだろう。で、画面を通じて脅されているわけだが、何とも腹立たしい。それでも、文面をじっくり読んで、やっとエロサイトの主宰者の名前が判明、検索窓に入力してみたら、出てきた、出てきた。ご親切な腕自慢が多いので、実に有難い。救われる、ヨ。それらの解説を読むと、これって、どうやら、アダルト動画エロサイトを装ったウイルス配信サイト、いわゆる”詐欺サイト”のようだ。指南格の方はこういっていた。「現在ウイルス攻撃の第一の目的は『金儲け』のための道具となっている。残念ながら、この手のソフトをインストールしたとしても、地球上のちっぽけな島国の辺境中の辺境にあるサイトで配信される超ローカルなウイルスには必ずしも対応してません」。
で、じっくりその駆除方法の教えの通り、慎重に慎重に、レジストリエディタを起動して不正な項目を削除し、引き続きタスクスケジューラを起動、不正な項目を削除して、ふぅ~~、半信半疑やったが・・・、PCを再起動させてみたら、エロサイトの料金請求登録画面は消え、デスクトップは元に戻っていた、よ。ウフッ。

2011/12/15

◎『好きな女子アナ』トップにカトパンは嬉しい


にしても、自然と顔がほころんでしまう、久々に嬉しいニュースに接し、わがコトのようにいまだにワクワク感が続いている・・・なんて、年甲斐もなく、前書きが長くなってしまったが、それでもなお、とにかく可愛くて可愛くてしょうがない、目の中に入れちゃいたい、食べてしまったらさぞ美味だろうなと不埒な妄想を抱いてしまうくらい可愛い女子アナ、フジテレビの加藤綾子アナが恒例の『好きな女性アナランキング』で初の首位を獲得したというニュースに、つい浮かれてしまった。入社4年目、26歳、このランキングには初めてTOP10入りした昨年の4位から一気に順位を上げ、早くも栄冠を手にしてしまった。 当然といえば当然、その爽やかな笑顔はもちろん、さまざまなジャンルの番組を見事に取り仕切る姿は初々しく、よくいる『ぶりっ子』ではない天然のボケがまた自然で可愛く、品格もあり、その上、機転の利いたアドリブは秀逸、天性の才能を感じさせ、カメときたら我が身を省みず、その都度抱き締めたくなってしまう。ウフッ。番組での共演者にも人気が高いことは画面越しにも伝わってきて、時にカメの淡い嫉妬心が首をもたげる事もある、なんちゃって。勿論、マイPCのデスクトップの背景画像にも、カトパンのとっておきの笑顔のアップを使って、PC起動時にそれとなく会釈してしているのだが・・・。
今年フリーに転向した高島彩アナ(08年同ランキング殿堂入り)を彷彿させ、“ポスト・アヤパン”の最右翼との呼び声も高いと聞くが、カメの目には、もう上回っているのでは・・・。ウフッフ。
なお、今年の『好きな女性アナウンサーランキング』は以下の通り(カッコ内は前年順位、* は初ベスト10入り)。さて、どれだけご存知か。
1:加藤綾子(4) 2:西尾由佳理(1) 3:生野陽子(3) 4:大江麻理子(5) 5:竹内由恵 (*) 6:中野美奈子(2) 7:滝川クリステル(*) 8:高橋真麻(*) 9:平井理央(6) 10:前田有紀(7)

2011/12/09

◎赤い靴♪♭ 履いていた♪♭ 淫らな娘♪♭


にしても、この寒さ、忘年会シーズンなのだろうが、こちとらそうした席とは無縁になってもう何年になるのか、何とも気楽・・・、そんな中、大好きな替え歌が一曲やっと仕上がったので、ご披露したい。自転車で出かける際、よく口づさんでいる「赤い靴」だ。
『赤い靴』は、野口雨情作詞、本居長世作曲による1922年(大正11年)発表の童謡。物寂しく陰鬱なメロディーに乗せて、外国人に連れられて行く赤い靴を履いた女の子の様子が描かれている。大正ロマンなのかどうか、カメの琴線にぴったりで、心和む。それだけでなく、この赤い靴の女の子にはモデルがいて、家庭の事情で3歳の時にアメリカ人宣教師夫妻に養女に出され、やがて夫妻がアメリカに帰国するのだが、その際結核に冒されていた女の子は東京の孤児院に残され、9歳で亡くなってしまったという聞くも涙、語るも涙、そして、替え歌はカメの手にかかると・・・、情感をたっぷり込めてお歌いください。

赤い靴 履いていた 淫らな娘(コ)
異人さんに 嵌められて 逝っちゃった

横浜の裸撫穂(ラブホ)から 手を曳かれ
貨物船に載せられて 行っちゃった

亜米利加の波止場では 裸に剥かれ
赤いお靴も脱がされた

丸裸の女の子 恥ずかしくて
早くお国に 帰りたい

赤い靴 見る度 そそられる
踏まれて 蹴られて 逝っちゃった(5番、2011/12/17追加)

*おまけ 近藤圭子が歌う『赤い靴』、この夏、DLしておいたのだが、先ほど検索してみたら、著作権云々で削除されていたので、この動画、ちょっとした『お宝』かも・・・。

2011/12/05

◎立川談志の芸はセックスである・・・


にしても、立川談志の訃報(11月21日 喉頭がん =享年75)を聞いて、「ほぉー、75かぁ」と軽く受け止めていたのだが、テレビニュースでの取り上げ方が存外に大きく、追悼番組も相次いで放映され、そんなに「大物」だったのかよと僻みつつ、そんな番組をチラチラ見ていたら、その生き様にカメとの共通項を幾つか見つけ、驚かされるとともに、こりゃ加齢によるものか、老いはやはり同じように訪れるのかと、感慨を新たにしたのだが・・・。なんせ、昔から談志は若いくせに高慢ちきで生意気だったから、カメはずっと大嫌いだったのだが、談志の派手な言動は嫌でも目には触れ、それでもなお生理的な拒否反応は生じていたのだが、テレビでドキュメンタリーの追悼再放送を見ていると、古希のころからの談志の生き様は何故そこまで、そんなところまで晒すのか、晒さなければならないのかとカメなどは羞恥心に舌を噛み切ってしまいたくなるのだが、談志が生と死に正面から向き合い悪戦苦闘する様は、何とも壮絶としかいいようがなく、不埒に生きるカメなどは目を背けたくなるのだった。
「人生50年、夢幻の如く也」と以降はロスタイムとしてG三昧の暮らしを満喫するノー天気な孤老のカメに比して、談志の場合は「人生65年、落語一徹」で以降はやはりロスタイムとしつつも、後には「人間未練で生きている」などとも宣(のたま)い、肉体の老いと病に見舞われながらも、枯れた老境なんぞクソ食らえといわんばかりに「俺様は立川談志なのだ」と稀代の天才落語家、落語界の異端児、反逆児、毒舌といった世に知られた「立川談志」をなお演じ続けていたわけで、こりゃ疲れるよなぁ、と不謹慎なカメは嘆息するしかなかった。
談志の"弟子"を自認するビートたけしは”師匠"の死について、TVのワイド番組で「立川談志は最後まで本当の立川談志ができなかったのが悔しかったろうな」と呟き、同じ毒舌で評価されていた爆笑問題の大田光は「立川談志の芸はセックスである・・・、気持ちイイという瞬間って、ほんと数秒でしょう? このために、何でこんなに苦労して追っかけて、血眼になって追っかけているんだと思いますよ」と、能天気なカメには嬉しいコメントをみつけた。そうだろう? 結果は、同じなんだよなぁ。人間、至高の喜びって「快感」しかないんだよなって、つい、カメの外道語録、箴言が思い浮かんで・・・改めて、カメは外道の道を再認識するのでありました。ウフッ・・・なんて、俺が死んだら新聞の見出しは「だんしがしんだ」だろうな、とも話していたそうだ。

2011/12/02

◎「なでしこジャパン」の熱気冷めやらぬ


にしても、はや師走、毎度のことながら、早いよなぁと嘆息していたら、これも恒例の今年の流行語大賞が「なでしこジャパン」に決まったとの発表があり、なるほど、なるほどと納得、そういえばと候補に挙げられた流行語を見ながら今年を振り返ってみると、やはり東日本大震災と原発事故に明け暮れたといっていい、中でも原発関連は今後も新たな流行語を産みながらあと何10年にもわたって続くかと思うと鬱陶しく、悩ましいだけじゃなく、何とも情けないよなぁ。
震災と原発事故がらみの話はもういいよ、いい加減にしてくれよと辟易しているだけに、女子サッカーW杯での快進撃と優勝という歴史的快挙を成し遂げた「なでしこジャパン」の大賞受賞は爽やかで素晴らしい。「女子サッカーが、日本女性の優雅な“美しさ”をたたえる意味として用いられている愛称まで国民的に共感されて“なでしこ”の呼び名が大合唱を巻き起こすことになった」との選出理由も不要なほど無条件に一気に盛り上がり、いまだにその熱気は冷めやらぬ、それほど閉塞感に覆われ続けているということで、改めて、衰退途上国って、もう救いようがないよなぁ、と思う。
「なでしこジャパン」以外の流行語トップテン(五十音順)は、「帰宅難民」「絆」「こだまでしょうか」「3・11」「スマホ」「どじょう内閣」「どや顔」「風評被害」「ラブ注入」・・・とのことだが、インパクトはない。時期が時期だっただけにノミネートされなかったが、大阪都構想を掲げて激突、圧勝した大阪維新の会と橋下徹会長には来年の大賞を荒々しくもぎ取って欲しいものだ。
引き篭もり症状が悪化しつつも、このトップテンに関してカメは何となく心当たりはあり、ひとまずほっとしつつ、もう一歩踏み込んで、流行語大賞の候補にノミネートされた全60語を見てみたら、半分は聞いたこともない、或いは耳にした気はするが内容はまったくわからなかった。アァ !!!

2011/11/24

◎「うつ」らしき症状が頻発して更新遅れ


にしても、ブログ更新が途絶えてもう2週間近く、流石に些か気になり始めたが、この間というより、このところ「うつ」とみられる症状が頻発していて、ブログの更新が面倒くさいなんていうのは序の口で、何もしたくない、息をするのも面倒くさい、手掛け始めたホームページG-Report
を開く気にもならない、腹が減らない、なんていいながら時に意味もないドカ食いに満足感を覚え、先日はホットマットの上で気が付けば1日に3回も昼寝して、ぼんやり意味なくテレビ画面を眺めながらパソコンと向き合い単純明快なカードゲーム「スパイダー ソリティア」にうつつを抜かして無駄に時間を過ごし、そんな引き篭もりを続けていては益々「うつ」が嵩じて脳に良くないと自転車に乗って出かけてはみるものの、もう寒くて寒くて早々に引き上げてしまう、そんな日々が過ぎて、もう今年も暮れていくののか思えど実感は湧かず、振り返ってみれば、これはタイの洪水のせい? 本来なら10月中旬からまた訪泰するつもりでいたのに、洪水のニュースを見て航空券の手配に躊躇しているうちにズルズルと時は流れ、悶々鬱々とする想いが滞っての「うつ」とも推察できるのだが、これから1年間は足止めを食うだろうと思うと、果たしてカメはまだ息をしているのかと、そんなことまで気になり、多分そうした想定はあたっているのだが、といって、対処法は思いつかず、目の前は真っ暗・・・といいつつも、「やっぱ、何だかんだといっても、やることといったら、これっきゃないんだよなぁ」とGだけは変わらず、いまも健在なり、か。

2011/11/11

◎巨人・清武球団代表がナベツネを涙の糾弾!


にしても、昭和の残滓を垣間見た気がして、暫し郷愁に耽った。古き良き時代の企業戦士というか、会社人間というか、一流企業とサラリーマン人生・・・。プロ野球・巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー=GM=(61)が11日、突然文部科学省で涙ながらに会見し、巨人の渡辺恒雄球団会長(85)=読売新聞グループ本社会長・主筆=が球団人事に不当に介入したとする内部告発の声明を発表。 あのナベツネを! と大騒ぎになったところで、桃井オーナー兼球団社長(64)が球団事務所で会見し、「(球団人事は)鶴の一声で渡辺会長が決めたことではない」と、清武代表の見解を否定したというのだ。ウフッ、なんともサラリーマン人情譚ではないか。
カメにとっては、巨人というより、読売新聞社の方が馴染み深い。知り合いも何人かいるし、ナベツネの凄さは耳タコなのだが、読売という会社、その前は「務台」そして「正力」といつも「天皇」が君臨している。そうした会社の空気、風土は改めて聞かなくてもわかる。涙の告発をした清武(61)が入社したころ、或いは桃井(64)が入社したころか、ナベツネは政治部長だったか、いずれにしろナベツネは雲の上の存在だったはずだ。その後、編集局の階段を1つづつ上り、その内気が付いたら同僚後輩からは「キヨベ」「モモベ」と陰口されながらも、ナベツネの覚えめでたく、球団役員にまで上り詰めたサクセスストーリーだったはずなのだが、いかんせん、時は平成、政権交代まで成し遂げられていて・・・、でも、昭和の妖怪、ナベツネはどっこい健在だった、と。
損失隠しで「飛ばし」を駆使したオリンパスといい、前会長が100億円を超える巨額融資を受けていたという大王製紙といい、日本企業では一流になるほど、いまも帝王が権勢をふるっているようだ。もっとも、カメはカメで息しているだけだが、こちらの昭和もまだ生きているってこと、か。

2011/11/01

◎100円玉の重さが何となく感じられた


にしても、銭湯に行って100円の重さを何となく考えさせられた。行きつけの銭湯にある脱衣ボックスは100円玉を入れて鍵をかける(鍵を開けると受け皿に100円玉が戻ってくる)タイプなのだが、昨日の昼下がり、人影もまばらな時間帯、脱衣ボックスを開けようとしたら100円玉が受け皿に残っているのに気が付いた。取り忘れだ。それとおぼしき人影がないのを確かめ、100円玉を指でつまんで、衣服を脱ぎ始めたのだが・・・。
振り返ってみれば、はや年金暮らしが板についてン年、微かな年金の銀行振り込みのほか収入はゼロだ。もちろん、現金を手にするといえば、スーパーのレジで釣りを受け取る位だ。それに、今年に入って、というよりこの2、3年で現金収入といえば、この100円玉一つじゃないか。咄嗟に指でつまんでしまったものの、存外、その重さを感じてしまった。
そう、単なる重さであって、現金の有り難さとか価値とかではない。年金暮らしが長くなると、年金は当然決められた日に振り込まれるもので、何か陽はまた昇るような気がしていて、金銭感覚は日々疎くなって、徐々に失せてくるものらしい。湯を浴びた後、着替えて小銭入れに100円玉をしまったら、その重みは消えた。