◎コレカメ像の定番価格は「80BT」か
にしても、何でも鑑定団じゃないが、骨董品の値段は難しい。コレカメ像が古美術品の範疇に入るのかどうかは不明なれど、どうしようもないガラクタにとんでもない高値が付くこともある。コレカメ像はどうか。以来、御守りの屋台などがあると(よく見るとこれまで見逃していただけでその数たるや実に多い)、一応のぞいてチェックしていたら、あっという間に4体もゲットしてしまった。ついでに目に付いたタイガー版を2体、それに裸の兵士版1体と相次ぎ購入し、こりゃ切りがなくなると、コレカメ像探しは一応収束させた。
さて、そのお値段・・・、ゲットした価格は100BT、80BT、50BT、35BTの4種類で、平均66BTとなるのだが、この手のショッピングでの平均価格など意味はない。店頭で「タオライカップ(いくらですか)」と聞いて回った印象では「80BT」が定番といったところか。タイガー版、兵士版ともに80BTだった。
この手の価格は、需要と供給の法則よりも、どの程度欲しいのか、個人の欲求度が大きく作用する。その欲求度たるや厄介なもので、個々人の気分やその時の流行などにも簡単に影響され、持続性はないから時々刻々、TPOで価格は変動する宿命を負っている。そのとき限りだ。先般紹介した日曜市場の熟女店主などはカメのエロ顔の反応を見ながら2体目のコレカメ像には「200BT」ときたもんだ。一方、35BTでゲットしたのはナイトバザールの屋台で、展示台を小分けにし、その小間ごとに小さなプライスカードを貼り付けていて、35BTの小間の中にコレカメ像が混じっているのを見つけ指を差しただけで、電卓を挟んでポンポンと価格交渉をした成果ではない・・・って、そりゃそうだ、この程度のレベルで価格交渉なんていっても、滑稽でしかないもん、ねぇ。
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