2010/08/31

◎旨かった!!! 骨付き豚唐揚げのせ麻婆豆腐ご飯


にしても、中華料理って一体何なんだ・・・、という気になった。東京で食う中華料理は確かに旨いし、横浜の中華街だって旨い。大好きだし、テーブル以外は何でも食うという食への貪欲さには頭が下がるし、空恐ろしい。その本場に行くのだから、さぞや旨い料理、舌がとろけるような食感を楽しめるのではないかと期待していたのだが、全て裏切られた。
何せ、3泊4日の上海パック、食事は朝3回(ホテルのバイキング)、昼1回、夜1回、機内食2回が含まれていて、自分で選んで食べられるのは上海に着いた夜と、3日目の夜の2回しかチャンスはない。それに、ホテルの立地がいくつかある観光スポットからは離れた下町のため、近所で歩ける範囲にはそうした中華料理のレストランとか、妖しげなネオンも見当たらない。

初日の夜、とりあえずはガイド本による上海の目抜き通り、レストランなどが立ち並び、夜はネオンの洪水という「南京東路」(東京なら銀座か)にタクシーで出かけたものの、どうやら地下鉄で一つ手前の人民広場辺りで降りてしまったようだが、もうそこはネオンの波がうねり、人の波が不規則に押し寄せて、老体にはいささか辛く、ヨロヨロ足をもつれさせながら歩く有様。新橋の俗にいう赤提灯の店ならば、外からでも何となく店内の様子はうかがい知れるのだが、上海ではビルばかりでビルを覆うきらびやかな電飾板に気圧されて、足はすくむばかりだ。そのうち、幾ら歩いても、疲れるだけで事態は好転しないと、目に付いた雑居ビルに入りエレベーターで5階の中華料理店に腰を落ち着け、とりあえず青島ビールを頼み、メニューを見たのだが、漢字ばかりで内容の見当もつかない。それでも、写真がついていた豚の角煮とふかひれスープをオーダーした。もう少し、あれこれ食べてみたかったが、近頃では食が細くなっていて、ねぇ・・・。料理は2品ともまあまあの味で、可もなく、不可もなく、か。上海ならではのインパクトはなし。

2日目の夜は、バスによる市内観光の最後のコースで、広東料理とのことで、種類はあれこれ出てきたが、味に特徴がなく、どれも同じよう。特に、旨いものもなく、やはり、可もなく、不可もなく、やはり、上海ならではのインパクトはなし、か。

3日目、ラストナイトは上海万博でクタクタになってホテルについた後、何を食うかとなったら、マックを食いたいと言い出した相方の後輩(済・還暦)とはわかれて、ホテルの近所を歩いて明るい中華食堂に入ってみた。ここで旨いものを食えるかどうかは、コミュニケーション次第と、少し気負いつつ、周りを見たら、日本風のラーメンを啜っていたり、麻婆豆腐かけご飯を食べている方を確認して、寄ってきたウエイトレスにメニューを要求したらメニューはなくて、指を差した先を見たら入り口のレジカウンターの壁に書き出してあって、それを目で追って、何となくわかった麻婆豆腐ご飯(17元)をオーダーした後、もう一つと思って、下の方の一品(4.5元)を指で指して・・・。合計21.5元、日本円で約300円。出てきたのは写真でご覧の、骨付き豚唐揚げのせ麻婆豆腐ご飯で、うふっ、結構旨いよ、やはり少しでもコミニュケーションが取れればといったところで、今回の上海行きでは何より一番旨かった。

2010/08/30

◎炎天下の上海万博、老体にさすが堪える


にしても、上海万博は海外行のきっかけで、万博自体が好きで、期待していたわけではないが、パック旅行で入場券付きとなれば、行かないのもバカバカしく、炎天下、丸1日を潰す結果となった。

万博会場の開幕当初の混雑は既に収まり、このところの入場者は1日約40万~50万人で推移しているそうだ。それに、毎日、開園時間にはかなりの行列が出来ているが、一時間も経てば、その列もさばけるので10:30分以降なら楽に入れるとの、添乗員情報によって出かけてみた。
なるほど、入り口に行列はなく、すんなり入れたが、何より、日差しが強く、暑い。日本館は3時間待ちとかの情報は時々、アナウンスがあり、重宝したものの、いずれにしろ会場か広過ぎ、移動する気力が続かない。


途中、昼飯ぐらい、少々高くても旨い物を食いたいなぁと小鼻を利かせていたつもりで、入ったところは、看板が目に付いた紹興飯店だったか、大外れ。インフォメーション館の2階、ちょっとした大食堂なのだが、入り口のカウンターでウエートレスと見事に話が通じない。メニューらしきものは掲げられていて、レジも設置されているのだが、何をいっても通じない。聞く耳持たぬ・・・という態度が歴然としていて、腹立たしいのだが、ここで怒り狂っては飯が食えない。なんだかんだ、メニューをとっかえ、ひっかえしていたら、何かAB二者択一風のメニューが出てきて、Aを指差して、やっと支払いが出来て、その出来上がったセット料理をそこで受け取って、っと食堂のテーブルにつけたのだった。
また、会場で見かける外人は少なく、大半は中国人で、それも家族連れが多かった。
結局、パビリオンに入ったのは、行列の出来ていないところばかり。あとは、涼みがてらに入り込んだところで、感動したり、感心した展示との出会いは何もなかった。

2010/08/28

◎上海から携帯電話をかけ東京の友人と話した・・・


にしても、ちょっとした上海ミステリーを体験した。上海から東京にいる友人に携帯電話をかけて、話が出来たのだ。
ま、海外でのその手の登録なり、契約をしていれば当然なのだが、何せ困窮甚だしいカメのこと、そんな気の利いたことをしているはずもなく、それどころか、昨年末、ほとんど使っていない携帯電話の使用料に悲鳴を上げ、dokomoとの契約を必死で見直し、電話の送受信だけの契約にしてiモードとかメールの契約は破棄、以降の月額使用料金を700円ほどに押さえ込んでいたのだ。でも、端末の携帯機器の性能は多分向上しているのだろう、カメラの機能は立派に作動し、何枚か撮影してみた結果、携帯端末で見る分にはいいのだが、これをPCと接続しても端末を認識せず、写真を取り込めない。また、時に、TV電話の機能が勝手に作動して、話している相手の顔が見えたりもして、驚かされたりしていた。ことほど左様に、せっかくの優れものの携帯端末を邪険に扱っていたのだ。
ただ、この端末は時計代わりにも使っていて、今回は羽田空港で電源を切り、上海のホテルに入った夜、時計がないことに気づき、携帯電話のスイッチを入れてから寝たのだ。で、翌日の昼下がり、マイクロバスでの上海市内観光の途中、ショッピングビルに入った際、携帯電話を開いてみたら、北京時間と東京時間がデジタル表示され、その上、何と、アンテナが3本も立っているじゃないか。どういうこと? ひょつとしてと、悪戯心を刺激され、東京にいる友人の携帯番号にアクセスしてみたのだ。その際、「変換して・・・繋げますか」とかの表示が出てOKしたら、友人の番号の頭に「+81」が追加されていた。「+81」は日本のコールナンバーだ。
友人は突然の電話に驚いていたが、とりあえずは話が出来たことを確認して満足、すぐさま電話は切ったのだが・・・。さて、はて、だよなぁと、首を捻りつつも、まずは良かったと安堵した。
市内観光を続けて間もなく、ちょっと気になって再び携帯電話を開いたら、アンテナの位置に何と赤字で「圏外」と表示されていて、1人大いにほくそ笑みながら、納得した。なるほど、なるほど、だ。何処で、誰が、何をどう間違えたのかはわからないが、完全にdokomoのコンピュータミスで、それも、ひょっとしたら賢い携帯端末が勝手に反応してしまったのかもしれないと思った。何よりの証拠に、その後も、携帯を開くと、時間表示は北京時間と東京の時間が併記されていたのだ。
ちなみに、羽田空港に着いて、通関を終えてから携帯を開いたら、確か「元に戻しますか」と聞かれ、「OK」をクリックした。さて、この上海→東京の一件の通話料金はどう請求されるのか、されないのか、或いは事故で処理されるのか。ウフッ、である。

2010/08/27

◎上海パワーが世界を席巻する!?


にしても、機内アナウンスで着陸20分前を告げられた後、小窓に顔を寄せて見た上海の景色、眼前に広がる街並み、住居ビル群の広がりは、久々のカルチャーショック、すっかり涸れていたカメの体の深奥から生じる血湧き肉踊る小刻みな震動を感じていた。2、30階建てか、整然と、そして延々と伸びる巨大な団地ビル群、そのエネルギーは半端ではない。入道雲のようにモクモクと湧き上がってくる無言の圧力が窓越しにも伝わってくる。そのオーラは何とも強烈だ。こりゃ日本なんてチャンチャラおかしい、勝てるわけがない、こりゃ歯が立たないと痛烈に感じた。と、同時に、この街で、つい、ひと勝負してみたくなった。この街でなら、まだ、あと、これから10年あれば、十分結果を出せそうな気にもなって、1人、苦笑いしていた。いや、はや、年甲斐もなく、お恥ずかしい。

ま、これが、お国柄というものか、とも思った。何度か訪ねたタイでは、こんな印象を受けたことはない。タイの上空には怠惰の空気が奥深く淀んでいて、怠惰なお肉に包まれたカメは、大好きな怠惰と絡み合ったまま滑走路に進入、怠惰では負けないぞと意気込んでみせたもの。この差は何たるチアだ。
さらに、驚いたことに、「中華」のプライドなのだろう。インターネットで世界中を席巻していると思っていた英語がほとんど通じない。何といっても中国、上海語であることを思い知らされた。空港での案内表示板も漢字ばかりで、英語はあくまでも補助的な表示で、カメなぞは飛び飛びに見覚えのある漢字を繋ぎ合わせて推測するしかない。一連の通関チェックは終始無言で通した。向こうは一言、二言何かいっているようだが、カメはチンプンカンプンだ。
空港だけでなくホテルでも同様に上海語しか通じない。というより、こちらからフレンドリーに拙い英語で話しかけても、表情も変えず、話に耳を貸そうとしない。ま、カメの目からすれば、ツンツンしているように見えるのだ。それは、1人2人ではない。ほぼ全員一致している。これが、 東夷を見る目なのかとも感じた。Googleが撤退したのも、むべなるかなだ。やっぱり、マイペンライのタイがカメの肌には合うと確信した。

2010/08/26

◎東方航空の機内食で今夏初のうな重・・・


にしても、今夏は高くなり過ぎてとうに諦めていた大好物のうな重を中国東方航空の機内食で食べることになるとは、何とも驚きと同時に感謝感激の一幕となった。パーサーが昼食の配布を始めてから、耳をダンボ状態にしていたら、メニューは牛焼きとうな重から選択、迷わずうな重を受け取り、慎重に恐る恐るアルミ箔を取り除いた。ほっ!!! うなぎの蒲焼は写真でご覧の通り、小さな切り身が3片だったが、カメにとっては、今夏初のうなぎだ。他に付け合せは、日本そば、どら焼き、かっぱ巻き、エビ、漬物、たまご焼きなどとミネラルウオーター・・・。おい、おい、こんなにサービスしていいのかい、と東方航空に聞いてみたくなった、よ。
何せ、フライトスケジュールによれば、羽田空港13:30発→(直行)→上海・虹橋空港16:10着。なるほど、この安いパック旅行(総額5万4000円)だから、飛行機もこんな時間帯に運航すれば、食事なしのお茶サービスだけで済まそうという魂胆、さすが中国商法と恐れ入り、何があってもいいように、とりあえずはチェックイン前に近所で食事は済ませておいたのだが、当てが外れてウハウハのサービス。これじゃ、JALの再建はママならないよなぁと、余計なお世話・・・な思いがよぎった。
また、上海万博の会場に行ってみたら、船で移動したE地区だったか、中国東方航空の豪華なパビリオンもあり、入場待ちの行列が出来ていて、カメの企業イメージは一気に上昇してしまったのだ。
ちなみに、上海・虹橋08:55発の帰国便でもそこそこの朝食サービスは提供された。この程度のサービスは、もう当たり前になっていたからか、デジカメを取り出すのを忘れ、報告の写真はご容赦・・・。

◎「羽田発着」気楽な上海の旅・・・


にしても、上海万博、おっと、頭に「羽田発着」ね、それが目玉なんだから、週末の上海4日間の旅から24日の火曜日の昼過ぎに帰ってきて、こりゃ、よかった・・・。ほんと、気楽だよなぁ。羽田発着、見事というしかない。カメのマンションから羽田空港まで京急で19分(乗車12分、ほか7分)、運賃360円(片道)なんだから、のんびり寛げ、それこそ海外まで遠出する気がしない。
ほんと、上海は、何か、あっという間、だった。旅行というより、旅(タビ)といった感じ・・・。何より、上海といえば中国なのだが、羽田から往路2時間40分、帰路2時間30分、大阪より断然近い。通関手続きも国際便が少ないからだろう、手際よく進んで苛々することもなく、そんな羽田空港を実際に体験して、これまで散々お世話になったタイには申し訳ないが、今度は台湾、ソウル、それに直行便が運航されるかどうか、ベトナム、カンボジアなども一度行ってみたくなった。
で、これから思い出すまま、上海カメの旅アラカルト・・・。
まずは、HISのパック旅行で、利用航空会社は申し込んだ段階では、中国東方航空、上海航 空のいずれかで<選択不可>とあり、出発1週間ほど前に 中国東方航空と知らされた。実は、初めて知った航空会社、果たしてどんな航空会社なのか、情報は一切なし。さて、はて・・・。

2010/08/19

◎特異なケースに見えても、実は普遍的な事象・・・


にしても、ニュースの価値観も随分と変化してきているようだ。かつては、その構成要素の一つに異常とか特異なケースがあり、普遍的な事象はニュースにならなかったのだが、近頃では、その辺りのバリアが低く、というより、なくなってしまったのではないかと思うことが多い。更にいえば、ニュースを伝えるメディアの目をはじめとして、世間一般の目も曇ってきているのではないか。その上、目の前に展開する事象に目を奪われ、みんなで慌てふためき、ニュースには何より必要で重要な洞察力に乏しい、というより、それに欠けるのだ。特異なケースとして報じられ、そんな馬鹿なことがとこれまでは驚いていたのに、実は、それが決して特異なのではなく、当たり前という事象が相次いで起こっている。特に、家族の問題でそれは顕著だ。
つい先日、生きていれば都内の男性最高齢となる111歳の男性が7月下旬、東京・足立区の自宅でミイラ化した遺体で発見され、ちょっとした真夏のミステリー騒ぎとなった。その後の調べで、その男性は、約30年前に「即身成仏する」と言い残してこの世を去ったそうで、約2年後に部屋をのぞいた家族は男性の死亡を確認していたにもかかわらず、放置したまま同居を続けていたという。俄かには信じ難い話で、こうした異様な家族関係や年金の不正受給といった疑惑まで浮上して、“現代の怪談”話となったのだが・・・。
これまでなら、こんな不思議な話もあるんだと、そのミステリーの謎解きに首を捻っていたのだろうが、今回は違った。ひょっとして、ひょっとして・・・と、他の自治体でも高齢者の行方を確認し始めたら、杉並区では113歳になる女性が数10年前から行方不明になっていたり、長野県や名古屋市でも長期にわたり行方不明の高齢者が問題になっていて、なんだかんだと、100歳以上の行方不明者は、これまでに明らかになっただけでもすでに全国で100人近くになって、海外のメディアからは長寿大国・日本は「嘘つき」とおちょくられたりもした。
そこで、なんとも納得し難いのは、住民登録などを残したまま家族の行方が分からなくなって何年も何十年もたつのに、残っている家族が何もしていないことだ。中には警察に行方不明として届けていたりもあるが、それは圧倒的に少数派だ。また、年金・医療を管轄する行政も、何ら問題にせず、生きているのか、死んでいるのか、まったく無関心のまま、無為に時間だけが経過 している。家族とは一体、何なのか。
16日には、プロ野球福岡ソフトバンクの王貞治・球団会長の母、王登美(おう・とみ)さんが肺炎のため死去。108歳だったという。まさに、古き良き時代の家族を象徴するニュースだろう、ほのぼのとして、羨ましくなるのだが、いまや、こちらの方が特異、稀有なケースで、ニュースの構成要素をいくつも備えているのに、メディアの扱い方を見ていると、まるで腫れ物に触るようで滑稽だ。

2010/08/17

◎酷暑に身を任せダラダラと・・・感謝、感謝・・・


にしても、この猛暑、おっと正式には残暑か、これでは暑く感じない?  なんて、今夏の暑さは、猛暑どころか、激暑、酷暑、いや激酷猛暑、超激酷猛暑か、いやはや老体には辛すぎる、腰にタオルを巻いて座っていると、背中に滝状の汗が流れ落ち、立ち上がってみると畳は濡れ小さな水溜りまで出来ていて、でも、その処理をする気力も残っていない、汗をかくのにもかなりのエネルギーを消費しているのだから、なおかつ、常時、呼吸はイヤでも続けなければならないのだが、それすら面倒臭くなってくる、面倒臭いからってやめられれば、それにこしたことはないのだが、こればっかりは思いに任せられなく、意思とは裏腹にひたすら続いていて、なにか、それだけが仕事であるかのように必死に取り組んでいると、達成感のようなものも沸いてくるというもので、時に、部屋に風を通し、エアコンを点けてみればヒンヤリ心地良い風に肌を撫ぜられ、ホッとするのも束の間、電気使用メーターが唸りを上げて回転する様が脳裏に浮かび、慌ててリモコンでOFFにして、ノートパソコンと向き合っていたら、やっぱりか、「クーラー使えず熱中症で死亡…10年間電気代払えず」のニュース、話によれば、さいたま市で76歳の無職男性が15日夕、自宅で熱中症で倒れて亡くなったとのこと、同居する無職の長男(48)によると、約10年前から電気とガスがストップ、市役所に生活保護の申請にも赴いたが断られ、自身も健康問題で仕事に就くことができず、父親の年金だけを頼りに2人で 暮らしていたといい、長男は「あの時、生活保護を受けさせてくれていれば違っていたかも」と肩を落としたそうだが、外道のカメはカメで生来の怠惰から仕事はせず、少ない年金で爪に火を灯しつつも、何かしなければならない、 ネバならないことがないいまの状態、そんな環境に感謝、感謝・・・(暑さに身を任せ、ただダラダラと、頭に浮かぶまま、句点も使わず、垂れ流してみたが、さて、さて)

2010/08/16

◎21日から羽田発着便で上海4日間・・・


にしても、21日の土曜日から少し日本を離れる。なんて、勿体をつけてみたが、何のことはないパックツアーによる上海万博見学。HISによるツアー名は、見所満載の上海観光付 羽田発着 週末利用 上海4日間スタンダードホテル・・・。旅行代金は1人52,800円。還暦を過ぎた後輩と飲んだ際、タイへ行けない鬱憤晴らしのつもりで誘ってみたら、OKだった。何せ、羽田発着が何よりの魅力だ。で、オンライン予約したのは7月3日、5日に旅行代金を銀行振込みして、「ご入金ありがとうございました」の受領メールをもらってからは、なしのつぶて。その後、「在上海日本国総領事館より注意喚起 」と「海外での事故が多発しています」とのメールが届いて、出発日まであと10日を切った12日夕方になって、やっと「日程表配送のご連絡」のメール。その内容は、佐川急便に届けたというもので、日程表の内容は依然不明のまま。
わかっているのは、オンライン予約の際表示されていた羽田空港からの出発時間、到着時間などで、利用航空会社は「中国東方航空、上海航空のいずれか」、利用ホテルは「スタンダードホテル<選択 不可>」のままで、航空会社も宿泊するホテル名もわからないのでは、テンションも上がらない。確実なのは、旅行代金を取られていることだけだ。後は、待つだけなのだが、これほど待たされるとは、実は想定外だった。何故、これほど待たすのか。
結局、日程表が届いたのは13日の昼下がり。早速、後輩に連絡して届けがてら生ビールとなったのだが、その日程表は日程表だけで、航空券などは入っていない。説明を読んでみると、出発日時の2時間前に羽田空港のHIS集合カウンターで渡すそうで、こういうのって何となく不安なのだが・・・でも、これが今の平成の世の「自己責任」っていうやつなんだろうなぁ・・・と一致した。

2010/08/12

◎国谷裕子キャスターは年齢詐称???


にしても、番組は夏休みらしく、姿を見ないがって、そう、国谷裕子さんのこと・・・、もう長いことファンを続けているNHK 「クローズアップ現代」のキャスター、なんて、アップしようとしたら、国谷さんがオカマをほったとのニュースが入ってきて、やっぱり有名人は辛いよなぁってところで、実は先だって、高齢化の何かがテーマだったとき、終了間際にゲストに向かって軽く照れながら「古稀が近くなると、私も・・・」と口走ったのにいたく驚き、そういえば、彼女に関しては珍しく年齢を気にしたことがなかったことに気づき、何だ、カメの先輩だったんだと、妙に得心、そのうち、確かな年齢を調べてみる気になっていたのだ。
厚化粧ながら、凛としてキラキラ瞳が輝いて、知的オーラを身にまとって、何とも格好いい彼女を見ていて、その確かなインテリジェンスにいつも惚れ惚れするばかりで、そういえば、最初から間違いなく、カメの性癖の埒外だった気がする。もう20年近く前になるか、「クローズアップ現代」だったか、彼女を最初に見た時、おっ、こりゃできる女だと直感、ちょっと調べてみたら、NHKの職員ではなく、元々は番組のコーディネーターを務めていて英語力抜群で、ヘッドハンティングされたと・・・。有能なスタッフを大勢抱えているNHKで、こんな美味しいポストを外部スタッフに取られて、NHKの職員は悔しくないのかねぇ、なんて思いつつ、彼女をずっと応援していたのだが・・・。
今回、Netで調べてみた彼女のプロフィールはWikipediaによれば・・・
国谷裕子(くにや ひろこ、1957年2月3日 - )は、日本のフリーのテレビキャスター。
大阪府出身。幼少期は日本、アメリカ(ニューヨーク、サンフランシスコ)、香港で過ごす。帝塚山学院小学校などを経て、アメリカのブラウン大学卒業(メジャー:国際関係学、マイナー:国際経済学)。夫は弁護士である国谷史朗。
NHK衛星放送のニューヨーク契約駐在キャスター、その後帰国して、総合テレビの『NHKニュースTODAY』『NHKニュース21』、衛星放送の『ワールドニュース』に契約出演。1993年からは総合テレビ『クローズアップ現代』のレギュラーキャスター。現在でもNHK職員ではなくフリー契約での出演である。
というわけで、腰を抜かすほどの内容でもないのだが、やはり、年齢にはこだわってしまった。
カメの空耳かどうか、「古希」と彼女が自から喋ったシーンは記憶に残っているし、といって、Netのプロフィールを鵜呑みにすれば、53歳となるのだが・・・。当時、確かめこそしなかったが、カメより少し下の正真正銘の団塊の世代かなとは、ずっと思っていたのだが、53歳となると、これでは、何ぼなんでも若過ぎるヨ。ま、厚化粧説も横行しているのだが・・・。なんて、先ほど見たオカマほりのニュースでは、確かに53歳となってはいた。
ま、年齢詐称とか、なんだかんだで問い詰める気はないが、彼女に関するNet情報を検索していて驚かされたのが、世の人々の性癖の多様さ、偏向の凄まじさだ。自らちょっと軽い変態かなと感じてはいたのだが、そうした対象に国谷さんを選んだことはないし、露ほどもそんな思いを抱いたことはないのだが・・・。これが、Net世界では違った。

「淫らに犯したいと思う俺はドキュン(頭の悪そうな人や非常識な人を指す俗語。 DQN )か?」に始まり、「国谷、広末親子との3Pがいいですね」から「熱烈国谷オタクの私はずっと彼女をビデオにとり続け、オナニーのおかずにしています」とか、 「クローズアップ現代のゲスト、解説者は大抵おじさんだけど、 みんな国谷さんと嬉しそうに話してるのがなんか可笑しい。 ファンなのかなぁ、ちょっと嫉妬する」「 赤い上着にびっくりしたのとムラムラとしたキモチが抑えられなくなりました。あの赤い上着の意味は何でしょうか?そのような女性と本当に、真面目に、性交をすることが夢になりました」「叶うか、叶わないかは、分かりませんが、どのようにしておつきあいしたらいいでしょうか?」などと勝手に妄想し、更にそれを膨らまして、「満員電車でスカートをまくられ、艶やかな太ももを露にする国谷裕子さん。助けを呼ぼうとした口を塞がれ、周りからのびてきた手が全身を這う! 」とか、「やめて。ヤング! 若いサラリーマンのキスで塞がれる裕子さんの唇。ブラウスの胸元は高校生がさわっている。裕子さんの手首を握り大学生が自分の股間に誘導…!」なんて。
そんなエロイ妄想がふんだんに飛び交っているのだが、残念ながらカメは反応できない。ま、エロの対象は人それぞれでいいのだが、カメの場合、このところ嗜好はロリコン風・・・とでもいっておく。
とはいえ、こんなエロ情報をインプットしてしまって、夏休み明けの国谷さんにカメはどんな目を注げばいいのだろうか、というか、これまでと同じ目で見られるだろうか、ちょっと不安になってきた。

2010/08/10

◎臓器移植って、くすぐったくはないのか・・・


にしても、テレビのニュース番組で、心臓など臓器を収納したアイスボックスを慌しく各地に搬送する映像を見せつけられて、不快に感じた方が圧倒的に多かったのではないだろうか。交通事故のため脳死状態になった20歳代の男性にまるでハイエナのように群がり、あちこちの臓器を引き千切って、アイスボックスに詰め、それぞれの患者の元へ一刻を争って届けている図なのだが、それはカメの目には滑稽にも映った。その時に備えて、カメは体のあちこちに臓器のプライスカードを貼り付けておこうかとも思ったし、実際にそうした若い活きのいい肉体の闇市場が活況を呈しかねないだろう。今回、5つの臓器は一体幾らで取引されたのか。気が遠くなるほどの金が動いたに違いない。
家族の承諾だけで臓器提供を可能にした今回のケースは、この7月から施行された改正臓器移植法に基づく初の脳死からの臓器移植で、全国の5医療機関で行われたという。臓器提供者(ドナー)の男性は口頭で提供の意思を家族に伝えていたが、文面は残していなかったそうだ。脳死判定から臓器提供までの細かい経緯は不明だが、こうした臓器移植そのものはまさに人間の驕りであり、人として許されるものではないと思う。臓器移植法が成立した際にも書いたが、第一、見ず知らずのドナーの臓器を取り付けて、何かくすぐったくはないのか。そんな、素朴な疑問がいまも解消しないまま、外道とはいえ、カメの脳裏から消えない。

2010/08/04

◎汗取りインナータオルだって・・・


にしても、うだる暑さに身悶えしているうちに、気がつけばはや8月、ワンルームの部屋でエアコンを点けたり消したりして、外気に触れていないと、肌の表皮が渇いて少しづつ剥がれ落ちてくるような兆候に気付き、特に掌は顕著で水洗いしたあとはボロボロ、こりゃやばい! と、日差しが弱まった2日の昼下がり、大井競馬場前に出来たホームセンターまで自転車で走り、クーラーの効いた店内で、ヒンヤリグッズをあれこれ探してみたら、ちょっとしたアイデア発明品が色々展示されていて、最も気に入ったのが穴の開いたタオル。何せ、安い。商品名は汗取りインナータオル。ちょっと長めのフェイスタオルの真ん中に穴を開け頭からすっぽりかぶるアイデアグッズというわけで、男物のランニングシャツなら両脇が開いたままの形だ。なるほど、これだと、出かけた先で、到着してから、上着を脱がなくても襟元から汗を吸ったタオルをさりげなく簡単に引っ張り出せるというわけで、何やら小学生のアイデアだとか。お値段は2枚セットで498円。
居心地のいいホームセンターで2時間近くウロウロしただろうか、そのうち、さすがにちょっとした立ち眩みを感じて、慌てて自販機でボトルウオーターを買って、傍のベンチに座ってそれを飲み、結局は汗取りタオル(2枚)だけ買って帰り、早速タオルを纏ってみたものの、噴き出す汗にあっという間にタオルはびしょびしょになって、もう1枚を取り出してはみたものの、それもたちどころに汗まみれになって、替え時が何とも難しく、悩ましい。

2010/07/27

◎お笑い芸人のプライバシー暴露に辟易


にしても、「ひょうきん族」以来だから”フジっ子”カメといえないこともないよな、なんて自己弁護しつつ、今年も24(土曜)日夜から25(日曜)日夜までフジTVの26時間テレビを点けっ放しにして、深夜には恒例の「さんま・中居の今夜も眠れない」を久々に見て笑って、あとの「めちゃイケVSヘキサゴン」以降は録画をセットして就寝した。
日曜日の朝、目覚めてTVのスイッチを入れたら、ちょうど200km駅伝で矢口から里田まいへの交代場面で、そのまま視聴することになった。ヘキサゴンファミリーだ、何だカンダといわれる中、カメは唯一、里田まいは大好きで、それだけで見ているといっても過言ではない。可愛いよなぁ。第一、このノートパソコンに「里田まい」のファイルは作成済みで、結構なボリュームにもなっている。
で、昼過ぎからDVD録画した未明の「めちゃイケVSヘキサゴン」を再生して見たのだが、
めちゃイケの人気企画「シンクロナイズドテイスティング」の真夜中生放送で、各国代表の選手団の誰かがテイスティングしたかもしれない女性がシルエットで登場し、司会者の質問に答えながら、テイスティングしたかもしれない選手を探り当てる趣向で、外れると、全員が氷のプールに落下する仕掛け。いつもは、出来上がった料理を目隠しして食べて料理名を当てるのだが・・・。
この夜の生シンクロは最近お笑い番組で流行のいわば、プライバシー暴露合戦になっているのだが、その内容と質がこれでもかというほどえげつなく、扱いは杜撰で、細かい配慮もなく、とても笑える代物ではない。録画しているから、ここで再生してもいいのだが、それも大人気ない。が、どう贔屓目に見ても、こりゃイジメだ。番組審査委員会に提訴したら、局側が「お笑いでした・・・」では済まないだろうし、芸人を辞める覚悟で名誉毀損なり不当行為などで提訴できるに違いない。
このところ、お笑い芸人がプライバシーを自ら暴露したり、相方やマネジャーなどに暴露されたり、芸ではなくプライバシーを「売り」にするケースがやたら増えて、その内容もどんどんエスカレートするばかりで、もはや笑えない。時に、見ているこちらが不快になったり、見ていて痛々しくなったりして、実はチャンネルを変えることも多くなっていたのだが・・・、そうか、日本テレビの『エンタの神様』がこの3月に終わり、フジテレビの『レッドカーペット』がこの8月1日の2時間スペシャルで終了するのも、むべなるかな、や。

2010/07/23

◎残り時間を見ながら歯医者に行った・・・


にしても、寿命がわかっていれば、迷うこともないのだが、今回はちょっとした決断を下してしまった。歯というか、入れ歯の問題で、歯医者に行かなくなって、もう2年以上になるのか・・・、依然として噛み合わせが悪いだけでなく歯周病も酷く、でも、命に別状もないので食べ物を選びつつ過ごしていたのだが、つい先日、区の成人歯科健康診査受診票(無料、期限は平成23年1月末)が送られてきて、このまま食べたいものも食べられずに長生きするのもどんなものかと、指定された近くの歯科医で受診してみる気になったのだ。その結果は、ほぼ予想通りで、健全歯は8本だけで、欠損補綴歯(入れ歯)11本など散々、口腔清掃状態は不良、健診結果は、要指導が「歯周治療」とあり、その時予約していた今日の夕方、もう一度、その歯科医院を訪ねてみたら・・・。
当然のことながら、レントゲン写真を撮って、そのネガを見ながらの面談、その歯を抜くかどうか、抜かずに治療するか、歯周病の進行状態の説明など医者の指摘はいちいちもっともで、納得できるのだが、最大の関心事である入れ歯の処置について言及しようとはしない。要は、入れ歯を新しく作り直すのかどうかなのだが、素材とか新技術の導入によっては選択肢があっという間に増えるし、もちろん、治療費もピンキリになる。この歯は、こうすればもう少し長持ちするけれど、結果的には抜くしかないとかいわれても、ねぇ、「治療して長持ちしても、こちらの寿命との兼ね合いもあるし」と呟いたら、中年の医者はびっくりしたように「そんなことはないでしょう」って明らかに戸惑っていた、よ。医者としては、高額の治療をしたいところだろうが、それは口には出さず、そんな腹の探り合いの過程で、入れ歯の継ぎ足しもあると聞いて、とりあえず、その線で治療することにしたのだが、さて、はて・・・。

2010/07/17

◎504円ポッキリで「CHAOS―釈由美子写真集」入手


にしても、スケベ、エロカメゆえにネット世界の最先端の一部を初体験してしまった。ペイジー(Pay-easy)と呼ばれる、税金や公共料金、各種料金などをパソコンや携帯電話、ATM などを利用して支払うことができる収納サービスで、平成13 年度にサービスを開始、来年には10 周年を迎えるそうだ。要は、NETバンキングの一種のようだが、お財布携帯にも無縁なカメは全く知らなかったし、それでも何ら不自由は感じていなかった。
でも、先日、NETサーフィンの途中で、狙ったわけではなかったが、本ブログで頻繁に無断使用させていただいている例の釈由美子の写真の出所である「CHAOS―釈由美子写真集」にアクセスしてしまったのだ。そのamazon.co.jpによれば、それは中古ながら良品で 「¥504」とある。さらに、03年の刊行(著者:斎門富士男:A4判、192 ページ)で、定価(税込)は3,990円。中古とはいえ、本当に504円でゲットできればカメにとってはお買い得だし、ラッキーなことこの上ない。写真集の紹介文はこんな具合だった・・・。
いま、禁断の扉が開かれる――。
SEX、キス、緊縛、バイオレンス、官能……
究極のセクシャル表現の彼方に姿をあらわした釈由美子の真実とは?

そんなコピーに、カメだって、カメだって、究極のセクシャル表現を探求しているぜ・・・と敏感に反応し、カメはワクワク、ドキドキで、手続きを進めていくと「支払い」で手が動かなくなった。どうやら、前払いが原則のようで、入金を確認してからの発送のようだ。いつもの「代引き」ができないのだ。となれば、それで諦めて購入は中止するのだが、今回は違った。何せ、504円に多分、配送料、代引き手数料を加算されても1500円ぐらいで入手できると踏んでいたのだ。何せ、釈由美子だ。それでも安いよ。カメの脳はもう釈由美子のセクシャル表現に侵食され、痺れ症状を呈している。で、いつもなら読まない支払い方法の説明を読んでみたら、銀行のATMで受け付けてくれるとある。ATMの操作手順も懇切丁寧に①ATMで「税金・料金払い込み」をタッチ②収納機関番号を入力し「確認」③お客様番号を入力し「確認」④確認番号を入力し「確認」⑤表示される内容を確認の上「確認」⑥「現金」または「キャッシュカード」を選択し支払い⑦利用明細書を受領・・・。
なるほど、これなら、トライできるだろうと思っていたら、早速、amazonからメールで収納機関番号、お客様番号、確認番号を送信してきた。で、翌日の昼下がり、銀行のATMから送金して、後は、待ちとなったのだが、驚いたことにATMでの送金手数料はなし。支払ったのは504円だけだ。配送担当の佐川急便にいくらか、支払うことになるのか、ちょっと不安になったが、そんなメッセージは目にしていない。
翌日の午後、ダンボール箱にキチンと梱包された写真集が届いた。文字通り届けられた。カメは受け取りにサインしただけで、何と、何と、504円ポッキリであの釈由美子の写真集を手に出来たのだ。何やら、カメは大儲けをした気になって、やたら嬉しくなった。

2010/07/15

◎菅首相、 驕り、昂り、怯まず「消費税」とは・・・


にしても、あれよあれよという間に菅直人首相の化けの皮が剥がれてしまった。元々、品位、品格は感じられず、お金持ちのお坊ちゃま、鳩山前首相の対極に位置して、お坊ちゃまが舐めているべっ甲飴を青っ洟を垂らして指を銜えて見ているしかなかった貧ガキのイメージ、所詮は市民活動家・・・、たまたま間違えてお山の大将にまで登りつめてしまって、それを自らの力と錯誤し、最初の国際舞台となったサミットへ「驕り、昂り、そして怯まず」臨んで、意気揚々と帰国してからはさらに錯誤が拡大して傲岸不遜に振る舞い、参議院選挙を前にして、このところずっと自らの脳裏を飛び交っていた「消費税」というキーワードがこれまでの選挙のタブーを打ち破る、いや、それどころかそんなタブーを俺のパワーと知恵で蹴散らせて見せ、小沢をはじめ小沢の郎党らに目に物見せてやると意気込んではみたものの反応はいまいちどころか、集中砲火を浴び、それこそ味方からも弾が飛んでくる有様で八方塞り、にもかかわらず、本人は自分が火に油を注いでいることには気づかず、雲行きの変化に戸惑って、シドロモドロ、七転八倒して開票日を迎え、その夜は早々に仰向けに寝転がって手足をばたつかせて「選挙の結果に関わらず、総理は続ける」と喚く醜態を晒して周辺を呆れさせ、そのニュースがTV各局の開票速報番組に伝えられ、全国民が知ることとなって・・・。
人間には器があって、破(わ)れ鍋に綴じ蓋、そのバランスが崩れていると、みっともないだけでなく、用をなさない。こんな総理を抱く国民の不幸は、論じるにも値しない。
実は「驕り、昂り、そして怯まず」の言葉は先夜、BSフジのインタビュードキュメント「その時、私は」に登場した、戦後最大の疑獄事件「ロッキード事件」で児玉誉士夫と田中角栄という2人の「大物」と直接対峙した元特捜検事・松田昇さんの箴言「驕らず、気負わず、そして怯まず」をパロッてみたもの。松田さんの緊張感、使命感は想像を絶するが、見事に自然体を通し、一方の菅首相ときては鳩山前首相の方がお似合いに見えるサミット出席に嬉しくて、嬉しくて、舞い上がり、その上、驕り、昂っていては、底の底まで丸見えだもん、ねぇ。市民活動家で大声を張り上げて役人を恫喝している分にはいいが、大将の器じゃないよなぁ。写真でご覧の千葉法相が落選したというのに、何故か、留任ではねぇ、ちょっと常識、良識も疑いたくなる、ヨ。

2010/07/09

◎「テリーとたい平」お馬鹿トークが懐かしい


にしても、ニッポン放送の番組改編で毎日楽しみに聞いていた午後1時からの「テリーとたい平のってけラジオ」が終了して生活のリズムが変わり、いまだに落ち着かない日が続いている。といって、他局を聞いてみてもしっくりこないし、空はどんよりした梅雨空が続いて、自転車に乗る気にもならず、悶々として・・・、つい、そう、小人閑居して不全を為す昼下がり、や。
「テリーとたい平」の何が良かったのか、気に入っていたのかといえば、2人のお馬鹿トーク、や。それに、朝のテレビ出演を終えてほつと一息ついて、だらしなく気侭に振舞うテリーと、テリーにまとわりついていれば何かいいことがあるんじゃないかと信じ込んでいるたい平の2人が、僻み、妬み、恨みの3ミを吐露しつつ、時に社会正義を声高に唱えながら、その実、2人の頭の中にあるのはHと下半身のことばかり。で、行き着く先は「何とかならないか」と言い寄るしか術を持たないお子様・テリーの照れまみれの日々に笑わせていただいていたのだが・・・。
番組の聴取率で同時間帯3位に甘んじていたとあっては、中止も止むを得まい。とはいえ、1位がTBSラジオ「小島慶子 キラ☆キラ」、2位が文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」と知って、いまの日本はまさに西部邁先生のたまう愚者の楽園だと思った、ヨ。「テリーとたい平」が終了してから勿論、どちらの番組も聴取してみたが、小島慶子は子供と夫の話を明け透けに披露するばかりで、例のお笑い芸人に流行のパーソナルドキュメンタリーという奴なのだが、面白くもなんともない、行き詰るのは目に見えている。大竹まことはテレビ画面で強面に見えていたが、実は親分が同席していないと、何も喋れない、クズ男と判明した、ヨ。特に、政治向きの話題になると、触りだけで終わってしまう。そばに誰か大物がいないと、逃げ場がないため、恐くて話を展開していけないのだ。火曜日の相方だったか、山本モナの方が、さすがに腰が据わっていた、ヨ。
なんて、さて、どうしよう、どうしたものか、やっぱ・・・か、ねぇ。

2010/07/06

◎NET公用語は既に英、中、韓国語が跋扈


にしても、ユニクロに続いて楽天とこのところ立て続けに社内公用語を英語にするという発表を耳にして、外道の道に足を踏み入れている幸せを痛感した。かつて、日産にゴーン社長が乗り込んできた時はまだまだ他人事と思いつつ、見て見ぬ振りをしていたが、ここまできているとは、なんとも、はやで、とてもじゃないが、ついていけない。いまのカメは、呆れて嘆声を上げていれば済むのだが・・・。
改めて振り返ってみれば、現実はもっともっと進んでいる? その中で、カメは果敢に汗をかいているじゃないか、とも思った。そう、ネットに、それも数あるアダルトサイトに終日アクセスしていると、その蜘蛛の巣が張り巡らされた暗闇の中で、英語が飛び交い、中国語や韓国語が跋扈しているではないか。特に、日本のサイトでは削除されているような動画が中国語のテロップ付きで再生できたりするのだ。さる日には、韓国産のアダルト動画をチラッと眺めて、オットと反応してしまい、我ながら1人恥じ入ったものだ。で、そうか、そうか、そういうことか、と妙に納得した。外道の道だけに、もう一歩奥に踏み込まない限り、正確さは必要ないし、求められてもいないのだが・・・。いまの時代を生きていかなければならない若い衆のことを思うと、気の毒でならない。

2010/06/30

◎やっぱり、1点が取れなかった、あぁ!!!


にしても、今回のW杯南アフリカ大会は本田圭佑の登場で面白くなり、予選3試合は全てハイビジョンテレビでライブ視聴、久々に熱くなって選手ともども完全燃焼、昨夜の決勝トーナメントvsパラグアイ戦は0-0のまま延長戦に突入、パラグアイ選手の焦りとミスで1点取ってベスト8進出と予想までしてじっくり視聴し、もうクタクタ。PKでの決着はちょっと選手に酷なルールだが、決着するためにはやむを得ないか。というより、本戦で1点取っていればいいだけの話で、それが取れなかっただけのことだ。あぁー。で、結局、日本で点を取れたのは本田1人しかいなかった。予選第1戦のカメルーン戦での本田の1点が日本にとって如何に貴重で大きく重い点だったかということ、と思う。デンマーク戦での遠藤のFKによる1点はやはり本田のFK弾が先に決めていたからのことで、その後の岡崎の1点にしても本田の思いやりのアシストがあってのことだ。
この大会での日本の4点はこれからあれこれ伝説となって語り継がれていくことだろうが、選手にしても、本田は別格にして、特に駒田をはじめ中村俊輔らの人生模様は興味津々、勝手に野次馬たちによっていじくり回されて散々だろうと思うと、これも人生、運不運、あぁ無常!!! だ。

2010/06/25

◎本田の無回転FK弾には目を剥いた・・・


にしても、今晩なのか明朝なのか、或いは、 起きてから見るか、見てから寝るか・・・、W杯 ・日本−デンマーク戦のライブ視聴なのだが、結果は、24:00過ぎにテレビを見ながらやっぱりダウン、午前2:55にセットしたアラームで目覚めてライブ視聴、日本が3-1でデンマークに快勝したのを見届け、その後もシュートの場面を繰り返し見続けて、午前6時過ぎにはウトウトして就寝し午前8時15分に目覚め、スッキリ、満足の朝を迎えた。
まさに、結果良ければ全て良し・・・を目の当たりにした。それもこれも、全ては本田圭佑のワンマンショーだ。 何せ、W杯初戦のカメルーン戦での1点から始まった。この1点はとにかく単なる1点にはあらず、海外での初得点、欲しくて欲しくてたまらなかった1点、これまで何度トライしても取れなかった1点だけに、日本中が有頂天になるのも無理はないのだが、それをいとも容易く、ボールをいったん落として悠々と蹴り込んでみせるなんていう芸当は誰にでも出来ることではないだろう。
今朝? 昨夜? 本田のフリーキックでゴールを直接狙った無回転FK弾には目を剥いた、ね。その直後、スタンドに駆け寄っての咆哮はまさに孤高の士を彷彿させた。 で、それが続く遠藤保仁の右足での巧みな右隅へのシュートにつながり、後半、ゴール前でキレのある切り返しから途中出場の岡崎慎司のダメ押し弾をお膳立てまでしてねぇ。
本田が現れなかったら一体、どうなっていたのだろう、と思う。その本田の試合後のコメントは「うれしいけど、喜べない。次が本当の戦い」ときたもんだ。本田にエールを送っていたテレビ出演の中田英寿氏には「こういうサッカーが見たかった」「目に見えて進化」といわしめた。カメも同感だ。次は、29日午後4時(日本時間同日午後11時)からのパラグアイ戦で、ライブ視聴するゾ。

2010/06/22

◎テリーとたい平のってけラジオがなくなる


にしても、いいだせないだけで、マスメディアの内情は想像以上に酷いのではないかと思わせたのは、ニッポン放送の来週からの番組改編で、そのコンセプトは地獄のコストカット、そのためにタレントの冠番組は終了し、その時間は基本的に局アナが穴埋めするようなのだが、若手アナではとてもおぼつかなく、ベテランアナに負担が集中することになり、その生贄にされたのが上柳昌彦アナ、これまで月~金の午前6時~午前8時30分の「お早うGood Day!」、2時間30分だったのが、28日からは午後1時から午後5時40分までの4時間40分、『上柳昌彦 ごごばん!』なる新番組のパーソナリティーを務めるそうだがねぇ。上柳アナのことだから、多分ソツなくこなすことだろうが、カメならこのプラス2時間40分の労働時間に対するギャラを請求したくなるのだが・・・。単純に考えても、他人事ながらプラス2時間40分は疲れるよなぁ。
なんて、実は、この番組改編でカメが最も腹立たしいのは、月~金の午後1時~午後3時30分のテリーとたい平 のってけラジオ がなくなることだ。テリーとたい平のギャラがいかほどのものかは知らないが、かなりヘビーリスナーを自認していただけに、何とも残念無念だ。テリーとたい平のぼけと突っ込みのやり取りは絶妙で、やたら笑えるのだ。テリー伊藤といえば嫌がる輩もいるだろうが、カメは毎日午後のこの時間はパソコンと向き合いながら、2人のやり取りを聞き流して、それから外に出かけることにしている。朝のテレビを終えてラジオでひと休みといったテリーの我侭勝手なリラックスぶりが如実に出ていて好きだし、そのへんをたい平が遠慮会釈なく自在に突っ込み、それに真面目に、一生懸命応えようとするテリーの掛け合いが何とも愛くるしいのだ。
実は、この時間帯、これからどうするか、 上柳昌彦は何とも真面目過ぎで、まともに付き合う気はなく、ちょっと困った。といって、他局といっても、ねぇ。

2010/06/20

◎中村俊を使うにはこの瞬間しかなかった・・・


にしても、サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本vsオランダ戦はテレビでライブ視聴したが、世界ランク45位の日本が同4位 のオランダのゴールを何度か脅かし、0-1で惜敗と翌日のマスコミ報道には「惜敗」の文字が躍っていたが、試合後の本田圭佑は「負けは負け」といっていて、その通りと喝采した。
この試合の最大のポイントは、1点取られた後、岡田監督が中村俊輔を投入したことだろう。予想通り、素人目にも全然駄目で、論外やったが、中村俊を使うには、この試合でのこの瞬間しかなかっただろう、ね。ここで使わなかったら、塩漬けにするしかなかっただろうから、な。結局、中村俊を中心に日本はパス回しだけが華麗に、上手になっていた、ということ。ゴールに向かって走るのではなく、ゴールを横目にパス回しに専念するだけのプレースタイルなのだ。これではゴールが奪えないのは当然だし、岡田監督もどうやらそれを是としていたきらいがある。
日本vsオランダ戦後、前監督のオシム氏が滞在先のオーストリアと日本を結んだ衛星回線での記者会見で、遠藤や中村俊には「ソファで葉巻をくゆらすよ うな選手になってほしくない。もっとモダンでスピーディーなプレーをしてほしい」と注文を付けていた、よ。 もはや、中村俊はとっくに賞味期限が切れている、それでも食べれば食あたりして当然だ。

2010/06/16

◎いま泣いたと思ったら、もう笑った!!!


にしても、久々の朗報といえるだろう、本田圭佑(24)の値千金の決勝弾、岡田ジャパンでは1点も取れずに帰ってくるのではないかと秘かにみんなそう思っていただけに、☆日本中が興奮した歴史的ゴール! その1点の喜びは倍増、3倍増して、特にマスコミは何でもありのお祭り騒ぎで、いいたい放題、書きたい放題、わが国マスコミの節操ない浅はかさを露呈し、☆オシム氏に「新聞の1面がすべて本田だったら、日本は危ない」といわしめ、とあるコメンテーターは勝った翌朝、ラジオで「負けていたら、土曜のオランダ戦まで徹底的なバッシングを続けなければならなかった」と話したように、簡単に掌を反す日本人の瞬間湯沸かし器的体質を恥じることもなく、いま泣いたと思ったら、もう笑った!!! と。閉塞感の中で欝々としていた日本国民は揃って、単純簡素な脳構造のマスコミともども、弾けまくっていて、何ともお粗末で情けないのだが、空は梅雨入り・・・、そうか、これは梅雨の晴れ間かな、って。

2010/06/14

◎人類が犯した最大の罪は貧困を創出したこと


にしても、サッカーW杯の南アフリカ開催に合わせてNHKBSで再放送されたドキュメンタリー番組、アパルトヘイト下の南アフリカで廻された欧米のカメラの記録、「人種差別との闘い」「アパルトヘイト廃絶への道」シリーズは見応えがあり、貧富の格差が如何に人間の尊厳を否定し、崩壊させ、同時に、それが何でもありのテロリズムを醸成し、さらなる貧困を生む様を執拗に映し出しているのを見て、カメは空恐ろしさを感じるとともに、平和呆けの日本に生まれ育った幸せを噛み締めつつ「人類が犯した最大の罪は貧困を創出したこと」と一人ごちて何となく得心し、これを外道カメの箴言に加え、ちょっとした達成感を堪能した。
歴史的にも、ベルリンの壁が壊され、冷戦構造が消えてから、紛争のタネは主義、理論ではなく民族、宗教、境界線にとって代わられたかに見えたが、それ以上にグローバル化が進行した世界では、今世紀の新たな共通テーマは「格差」に集約され、その是正が最大の課題となったのだが、その対応策は見つけられないまま、それらに反発するテロの横行を許してしまう結果を招いているのだが・・・。
改めて、アパルトヘイトの映像を目の当たりにすれば、日本にも、かつて貧しさゆえの人身売買などがあった時代も体験しているのだが・・・、いまハイビジョン映像で映し出される貧困、不条理な行為、それらは何とも痛ましく、その感想を述べる言葉も見つからない。いまは、ただ無事に大過なくW杯が幕を閉じてくれれば、と密かに願うのみだ。

2010/06/11

◎通販受難、無知蒙昧は損、金かかる・・・


にしても、消費者はあくまでも弱者で善人で保護される存在だと思い込んでいたのだが、もはやそんな古き良き時代はとっくに終わっていたようだ。
つい先だって通販で購入した商品が型番違いだったため、直ちに「返品・交換」を申し入れたが、「返品不可」とかで、再三メールでクレームをつけたものの「申し訳ございませんが、当店ではホームページに記載のとおり、ご注文後のキャンセル・返品・交換は承っておりません」とのこと。
購入したのは、ノートパソコンのバッテリー(8,415円=代引き手数料含む)。商品が届いた直後に「交換」を申し入れたが、「返品不可」と改正特商法第15条の2を盾に、けんもほろろ。
昨年12月から、その第15条の2による「返品特約」或いは「返品不可」が広告の中に表記されていれば、消費者は受け取った商品を『返品』できなくなったという。実は、そんな法改正は知らなかった。で、「返品不可」の表示に気付かなかったと主張してみたが、回答は変わらない。さらに、ホームページでの商品の内容に関する表示が不十分で、消費者が錯誤する可能性が高いのではないかと食い下がってみたが、やはり暖簾に腕押し、「商品お受け取り後の返品・交換等も承ることができません。なにとぞご了承いただきますようお願い申し上げます」と平行線・・・。
堂々たる回答に、腹立ち紛れにクレーマーに化けてやろうかとも思ったが、それも大人気ないと、恐る恐る区の消費者生活センターへ出向いて相談、見解を聞いてみたら、いや、はや、なるほど、なるほど・・・だった。いまや、賢い消費者にならなければならない、とやんわりと諭されてしまった。
ホームページを見てあなたが注文したんでしょう?  型番が違うって、注文の際、何故型番を聞かなかったんですか?  これは、もう完全に自己責任ってやつです・・・と。
結局、得心はいかないが、愚かな消費者は、新品のバッテリーを死蔵品とするしかないわけで、8000円余の授業料はいかにも辛いヨ・・・なぁ。外道カメの死言状には、無知蒙昧は損、金がかかる、との箴言があった。

2010/06/06

◎ クルクルパーに心地良い愚者の楽園


にしても、昨5日のMXテレビ・ 西部邁ゼミナールで西部御大が1人で「緊急提言!」と称し「どこまで続く愚者の楽園」と番組のタイトルをつけ皮肉っぽく嘲笑していたが、まさにその通り、その楽園の温もりが堪らない快感に繋がっていると感じた。
鳩山前首相についてワシントンポストの記者が書いた「loopy」という言葉、元々は「loop」で輪 っか、同じ所をぐるぐる回っているだけ・・・といった意味を持つそうだ。今は亡き喜劇俳優 ・伴淳(伴 淳三郎 )の当たりギャグ、指をくるくると回しながら発する「クルクルパー」がそうで、欧米人は時にそんな所作をして見せるという。
「loopy」と指摘された当の鳩山前首相は国会で「愚かな」と答弁して周囲だけでなく、「わが国の総理大臣は愚者なのか」と全国民までも呆れさせたのだが、愚かなのは鳩山前首相1人だけではなく、みんな、全国民だというのに、それに気がつかない、まさに愚者の楽園といったところだろう。
民主党政権には、「言葉の幼稚化」と「数の権力」の恐ろしさを見せつけられてきたわけで、まさにクルクルパーといったところ。政治とは言葉だともいえるのだが、その言葉が疎かにされ、廃れ、西部流には多数派による討論の絶滅といったところだ。で、そうした「数の権力」が横行するようになれば、例のマニフェストとでもいうか、政策ごとに賛否を問う国民投票でも行い、その結果によって政策を実施していけば、国会はいらなくなり、当然、政党も議員も不要となるわけで、また、それが愚者の楽園といったことになるのか、と思った。

2010/06/05

◎樽床首相が誕生していたかもしれない・・・


にしても、良く考えてみたら日本の総理大臣の選出方法たるや何とも危うい・・・、初めて聞く名前、初めて見る顔の樽床伸二氏が「ピンチはチャンスに」と民主党の両院議員総会で10分間演説しただけで、ひょっとしたら今ごろ総理大臣の椅子に座っていたかもしれない、というか、その可能性はあったのだから・・・。
といって、菅直人氏だって、名前と顔は結構昔から知っているが、所詮、市民活動家あがりで、大臣なんてとてもと思っていたのだから・・・。これからは、例の”上から目線”と無知蒙昧、特に外交、経済でのとんでも発言は気がかりでならない。
一方で、菅氏が第94代首相に指名された際、テレビにコメンテーターとして出演していた、首相に人一倍なりたくて自民党を飛び出した、菅氏より2歳若い舛添要一氏の落胆を隠せない「まさか」の表情は印象的だった。ほんと、人間の運、不運、時の流れ、星の流れ、人の生き様は面白い。で、こればっかりは、その人の才能、努力とは関係なく、持って生まれた星としかいいようがない。何て、思いながら、やはり、総理大臣は自治体の首長のように直接選挙の方がしっくりくると思うのだが・・・。

2010/06/02

◎鳩山首相はママから「辞めておしまい」といわれ!?


にしても、宇宙人然として強か、世間の声などどこ吹く風と、首相の椅子の座り心地を堪能しておられると推察していた鳩山由紀夫首相の突然の辞意表明には驚かされたが、第1感は昨夜、お母様から電話で「もう、いい加減にして、辞めておしまい」と叱責されたに違いない、だ。
首相の座に就いて、こんなに純に嬉しがった、素直に喜んだ、首相はいなかったのではないか。まるで、学級委員長に選ばれた小学生が喜んでいるように見えた。海外に出かけても、奥さん同伴で生き生きとしていたし、米大統領に向かって「トラスト、ミー」とのたまって得意顔にもなっていたし、国連でCO2の25%削減を約束する演説など首相の底知れぬ権限に自己陶酔していたのに・・・。
金の問題が出てきても、お金持ちのおぼっちゃまの金銭感覚ではしょうがないと呆れていたら、普天間問題では「腹案」があると粋がって、まるで悪戯っ子の得意顔を隠そうともせず、それら一連の言動が結局は自縄自縛となっていったことにも気がつかず、支持率が20%を切って、さすがに母上も放っておけずに優しく叱って、ママからいわれては仕方がないやと、2日午前、民主党の衆参両院議員総会で「職を引かせていただく」と辞意を表明して見せたのだが、その席での話も自己陶酔して夢見心地に見えた。
これからの複雑怪奇な世界を遊弋するには、こんな愛すべき、善意の首相が最適任だと思うのだが・・・。次がいない民主党だけに、勿体無いことをしたと思う。まだ、まだ、辞めないで、いろいろ楽しまさせて欲しかった。

2010/05/29

◎エエのんが仰山あるのに、もう空っぽ・・・

にしても、WWWの環境が格段に整備され、嬉しいことに、このカメでもあちこち簡単に行って楽しめるようになってきていることを日々実感している。もちろん、各種アダルトサイトである。あれこれ、実に充実している。といって、アクセスしているのはまだ、そのほんの一部でしかないのだが、ねぇ・・・。
近頃、新たな外道カメ語録に辿り着いた。エロ動画のダウンロード量と乳濁液生産量は反比例する・・・ということ。
簡単にいえば、こんなにエエのんが仰山あるのに、もう空っぽ、ってわけ。

イヤ、ハヤ、この世界でも、コンテンツがやたら増えに増えて、凄い、凄い、素人からセミプロ、現役プロ、OBまで多数、街で擦れ違う女性は全員、1度ならず2度、3度はビデオに収録されているんじゃないかと思うほど、仰天するほどその数は多い。
もはや、かつてカメが信仰していたキーワードは必要なくなった。もっと細分化され、それらしいだけの検索語でも、OKだ。あと、発信元サイトとリンク先との関係など、かつては複雑怪奇だったのだが、それもかなりほぐれてきて、「無料」に拘っていても、時に慎重に「ユーザー登録」しても、落ち着いてチェックしていれば辿り着ける。
先日は、カメの嗜好にピッタリのサイトというか、作品群に辿り着いた、ヨ。ウフッ。これでもかで、ダウンロード、ま、10本ぐらいで、後は出かけようという算段だったのだが、多分、サイトのログが機能しなかったのか、何と、70本余?  まさに、タダでダウンし放題!!!  70何本目でメンバー登録の表示が出てきて、終了。さすが、少し疲れた。で、この間ダウンロードした動画の量は1GBを超えていた、ヨ。ウフッ。
収集した動画の「ほど」も確かめてみないとねぇ。いい、いい・・・だけじゃなく、もう少し、溜め込んで、分類、整理してみるつもりなのだが、何か、もう、クタクタ・・・。

2010/05/22

◎今年初、自転車で多摩川渡り川崎へ


にしても、やっと天気が落ち着いてきたようで、昨21日は朝から快晴、出かけない手はないよなぁと、11時前に自転車で川崎を目指した。自転車で川崎に出かけるのは、今年初、どころか、昨年秋以来だろう。目的は、焼肉・安楽亭のランチで、ちょっとしたお気に入り。時々、無性に食いたくなる時があるのだ。これまでにも何度かその誘惑にかられたものの、寒さと陽気でペタルを踏む気にはならず、蒲田でお茶を濁していたのだが・・・。昨日の天気では出かけないわけには行かないだろう。
とりあえず、10時50分に出て、11時10分には多摩川の六郷土手、橋を渡って、競馬場を横目に国道15号を走って11時25分には安楽亭前に到着、ちょっとランチには早いかと、JR川崎駅前のヨドバシカメラへ。デジカメを見始めたら、これがまた久々で面白く、1時間はあっという間に過ぎて、再び安楽亭へ。
安楽亭の立地がまた、絶妙で、俗に川崎・南町の外れ、その道の通なら、ねぇ、店の前を通るだけでも、ワクワクするというもんで・・・、それも、カメは歩きではなく自転車だけに通りやすい。一度だけで、行ったり来たりは出来ない。それでも、気が付いたのが「総額」と表示する店が増えていたこと。時勢を感じさせられ、ま、そのうち・・・と密かに誓った。
期待していた安楽亭のランチは、久々なので豪華にカルビをダブルにしてみたのだが、残念ながら味はいまいちだった。

2010/05/17

◎政治にいま求められる『切捨て』の発想・・・


にしても、みんな『いい子』でいたいのだろう、亡国の政治がますます加速していると感じた。最近、よく見るようになったBSフジ午後8時からの「LIVE PRIME NEWS」でこの13日、『“団塊の世代”その傾向と対策』を視聴しての感想だ。
番組の触れ込みによれば、日本の人口に巨大なボリュームを占める“団塊の世代”が、間もなく年金受給年齢を迎えようとしている。社会保障費の増大など “団塊の世代” が 今後の日本経済に与えるインパクトとは? さらに、国債依存の財政を下支えしている『団塊の世代の貯蓄』の動向は? これからの日本社会、政治、消費市場に及ぼす影響を自らも“団塊の世代”である作家の関川夏央氏、慶應義塾大学教授の曽根泰教氏が考察。そして第一生命経済研究所、主席エコノミストの永濱利廣氏を招き、経済的分析を交えながら“団塊の世代の傾向”を多角的に考える、とのこと。
“団塊の世代”といえば、いろいろな切り口があるだろうが、年金と社会保障に惹かれて視聴していたのだが、その解説と議論を聞いていて、局も局だが、ゲストもゲストで、ノー天気な『いい子』ばかりだと思った。 子供のまんま、大人になっていない、エエシのボンボンばかり。マッカーサーにいわれた「12歳」からほとんど成長していない。精神的にはまったく成人していない、というより、大人になろうとしていないといった方が的確か。
高齢者の就業については、60歳以上(有権者)を対象に実施された意識調査の結果を紹介、それによると、就業を希望する年齢は「働けるうちはいつまでも」がトップで41.2%、次いで「70歳位まで」が26.4%、続いて「65歳位まで」が17.9%、以下「75歳位まで」が9.7%、「76歳以上」が2.8%と、何と98%が就業意欲満々といったところで、「60歳位まで」は1.1%、「わからない」は0.9%でしかなかった。
にわかには、とても信じられない数字なのだが、こんな数字をベースに“団塊の世代”を云々するのは噴飯モノだと思うのだが、そんなカメの懸念には無頓着に、番組は進んで・・・。
まさに、平和呆け、ノー天気、性善説、善良な人々によるホームルームといった按配。どうやら、“団塊の世代”の世代像は単純にいえば、もうお金じゃない、安い月給でいい、或いは月給は要らない、ただ、役に立ちたい、会社に行きたい、通勤したい・・・といったイメージのようだ。さらに、65歳で年金をもらっている青年・・・、まだまだ現役 という意識なんだそうな。だから、老人向けの高齢者だけの会社を起業すれば、10万円の給料でも、どこかの会社で部長をやっていた人も雇える。リタイアした人が、それまでのキャリアを生かせる。で、コストが安いから成り立つ、というのだ。
何とも、ポジティブ・シンキングでお目出度い『“団塊の世代”その傾向と対策』なのだが、終身雇用の大船に乗って、仕事人間とか企業戦士といわれ、大企業の看板の元、それに庇護されたまま会社にどっぷりつかり、何不自由なく過ごしてきて、いまはその大船が泥舟に変って、いかだ舟やたらい船に乗り移ったりしても、残りはあと僅か・・・。
“団塊の世代”は、人口ピラミッドが葱坊主に変り、年金制度が破綻するのは、もうとっくにわかっていたことだ。それを認識していたにもかかわらず、誰も口にすることなく、先送りしてリタイアしてしまおうというのだから、何とも身勝手で、その責任は最も重いといわざるを得ない。
お人好しの思考では、いずれ八方塞になり、行き詰るのは目に見えている。政権交代が実現したいま、政治の役割で最も求められるのは「切り捨て」の発想ではないのか。

2010/05/16

◎頭の上を赤い京急電車が走っていた・・・ 


にしても、やむを得ないというか、当然というか、しょうがないというか、やはりというか、何ともはや、世事に疎くなっている。
この16日の日曜日の昼下がり、好天に誘われ、ちょっと自転車で蒲田辺りまでと、マンションを出て直ぐ、上の方から電車の走行音が聞こえてきた。ぬ、ぬっ。赤い車体の京急電車が高架線を走っているではないか。もう、ここ何年も眺めてきた京急電車の高架化工事だが、何と、何と、上り線だけ16日の始発から使用を開始していたのだ。ポスターは見つかったが、あまりにも枚数が少ない、ヨ。どうやら、毎日、通勤していないと、そんな身近なニュースからも置き去りにされてしまうようだ。これも、情けないことに、一種の情報格差なのだろう。

京急のニュースレリース(5月7日付け)によれば、16日からダイヤ改正を実施し、それは「京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗に伴い、本線平和島駅~六郷土手駅間および空港線京急蒲田駅~大鳥居駅間の上り線が同日から高架化されることにあわせて実施するものです」と、また「品川駅~羽田空港駅間をノンストップで運転する新『エアポート快特』(標準16分)を設定、・・・さらなる 利便性の向上を目指します」と蒲田駅を通過する電車まで誕生するとあって、地元では既に反対集会まで開かれたそうだ。地元の一員でもあるカメは、当然ながら、ほったらかしだ。

でも、10月31日からは羽田-バンコク間の直行便がJALとANAによって運行されるとのニュースは素早くキャッチしている。なら、空港まで約20分、成田の2時間余とはダンチ、いまから楽しみでワクワク、いまは、それまでにタイの政情が安定してくれることを望むだけだ。

2010/05/13

◎鳩山首相の言葉は天気予報と同じ・・・


にしても、ノー天気仲間と勝手に思い込んでいた鳩山由紀夫首相の言動、もはや歯止めがかからないようだ。13日朝、首相公邸前のぶら下がりで米軍普天間飛行場の移設問題に関し、こう語った。「5月末の期限を作ったので、国民との約束の中でできる限りのことはするが・・・、6月以降も詰める必要があるところがあれば努力する」と、自ら公言してきた「5月末決着」は困難との見方を 表明すると同時に、6月以降も首相として自ら交渉を継続する意思を示したそうだ。
簡単にいえば、5月末までの決着を断念し、6月以降も交渉する、ということだろう。ということは、みんなそう思っていたことで、取り立てて驚くに値しないともいえるのだが、日米首脳会談 で「トラスト・ミー」といった相手はオバマ米大統領であるだけに何ともマンガチック。でも、そんな言葉の重大さは多分忘れてしまっているに違いない。でなければ、こうもスラスラそんな言葉を吐けるはずもない。単純にノー天気仲間と思い込んでいたカメとは、やはり雲泥の差を感じてしまう。
まず、キッチンハートのカメに対して、首相の心臓は図太く、鋼鉄製のようだ。また、恥ずかしがりのカメと違い、羞恥心も希薄。何より、生まれも育ちも違いすぎる。この差は、どうしようもなく大きい。違いすぎるよ、な。幼少のころから、金も使わず、気も使わずに、全ては他人任せで成人したに違いないし、思い通りにならなければ、「どうして」と誰かに聞けば、その通りになったのだろう。カメは、これまで、そんなオーラが漂う何人かは、身近で見たことがあるが、首相の比ではない。
首相になったあと、某氏がテレビで、首相の言葉、思考方法は、気象予報士と同じだと評していた。天気予報である。天気予報は、その時々で、変る。変って当然なのだ。時に、あらぬ方向に低気圧が現れ、天気が急変する。それでも、予報は予報だ。変化するのは想定の範囲内だ。その範囲が地球規模だから、予報の変更などは自由自在だ。かつて、天気予報の専門官に「天気予報って、競馬の予想と同じじゃないですか」と聞いたことがある。その予報官は一瞬口ごもった後、こういった。「天気予報で、大穴はありません。外れても、学問的に何故外れたか、説明できます。それが天気予報で、競馬の予想との違い・・・」と。
「5月末までの決着」を目指していたら、上空に寒気が流れ込んできて・・・、6月以降の交渉もやむなし、とそんなところで「なにか?」とは鳩山首相・・・というわけ、か。

2010/05/11

◎パソコンなしでは生きていけない・・・


にしても、朝、起きてから寝るまでパソコンと睨めっこの毎日、何の不足、不満もないのだが、ふと、もしパソコンがなかったらどう暮らしているんだろうと思った。といって、酸化が進むカメの脳ではもはや妄想力も衰えていて、思いつくのは、朝から焼酎でも飲んでアル中になっているか、もう息はしていないか、多分、そんなところだろうと思った。
現状を見れば、完全にパソコン依存症であることは間違いない。何より金がかからず、妄想力はクリック一つで膨らませてくれるし、浅学菲才は博覧強記に一瞬で変えてくれる優れもの。もはや、パソコンなしでは生きていけないと痛切に感じる、というか、いま使っているパソコンとの一体感を強く意識させられている。
先月、何ということもないのに、本ブログの更新が10日も空いてしまい、ちょっと慌ててしまったのだが、その間、何もしないでぼんやりしていたわけではない。振り返ってみたら、その間、Webの世界であれこれ、実にさまざまなことにトライしていた。各種サイトへの新規登録、新しいソフトのダウンロード、You Tubeの視聴・ダウンロード・・・ウフッ、と実に多彩、忙しくて、面白くて、その上、難しくて、そちらに時間をとられ、とてもブログを書く気にならなかったのだ。
それらの全ては、まだ入り口でウロウロしているだけなのだが、その一部を挙げてみると、▲25GBのファイルをオンラインで保存できるSkype▲基本は「今、何してる?」に答えるだけ、140文字以内の短い発言(つぶやき)を入力、みんなで共有するTwitter▲NHKの番組が見たいときにいつでも見られる 『NHKオンデマンド』会員登録(無料)▲無料の動画共有サイト「zoome」▲J-Channel FM93.75MHz@Bangkok ・・・等々。
魅力的なコンテンツも多いが、いずれも、サイトに登録したり、ソフトをダウンロードして、実はそこまでで、それ以上に進まないのが残念なのだが・・・。もはやパソコンのない世界、パソコンのない人生は考えられなくなっている。

2010/05/07

◎テロの恐怖がリアルに迫ってくるロシア映画・・・


にしても、たかがロシア映画と侮って視聴し始めたが、そのシリアスな内容とリアリティある映像に惹き込まれ、ノー天気なカメは脳に鉄槌を下された気がした。2004年に製作された「大統領のカウントダウン」で、去る日、元外交官で作家、佐藤優がラジオでお奨めしていた映画。「抑止力」なんていう言葉が飛び交ったこの連休中に思い出し、つたやで借りてきて二度も見てしまった。
その触れ込みでは、 実在する諜報員をモデルに、ロシア映画史上最高額の製作費700万ドルを投入したアクション超大作。実際にチェチェン問題などを抱える国だからこそできた、リアルな物語に戦慄する。 チェチェンの捕虜、S少佐は女性ジャーナリストの手を借りて逃亡する。同じ頃、イスラム過激派と手を組んだチェチェン独立軍による大規模なテロ計画が進んでいた……。サーカス会場の天井から爆弾を吊るして観客2000人を人質にとるとともにプルトニウムのカプセルまで強奪して、ローマで開催中の反テロリズム・サミットを妨害しようとする半端じゃないテロなのだが・・・。
予想以上にスリリングで、緊迫感が持続する良い映画だった。実際に起きた事件を下敷きに、それと思わせる構成がしっかりしているからだろう、2回目の視聴でそのあたりもじっくり確認した。アメリカのスーパーアクション映画のように、スーパーマンは出てこないし、奇想天外の事態もおきず、ごくごく当たり前にドキュメンタリータッチで進展し、それなりにリアリティーを感じさせる話の展開は上手い。映像はCGなどは使わず、 ロシア軍の全面協力を得ているそうで、本物の戦車や軍用機を投入したスペクタクル描写はリアリティがあり惹き込まれた。それだけに、テロの恐ろしさが浮き彫りになり、テロの危機を身近に感じさせられた。日本の平和呆けはもはや救いがたいよなぁ・・・なんて自嘲気味に呟いて悦に入っている場合ではないと思い知らされた。ロシアですら、これほどのリアリティのある映画を作ってしまうのだからねぇ、くわばら、くわばら・・・ヤ。

2010/05/01

◎検察審査会の「起訴相当」は魔女狩り彷彿・・・


にしても、懸念していたマニュアル化社会はあれよあれよという間に浸透していて、これでもか、これでもかと新たなマニュアルを見せてくれて、不気味なだけではなく、ちょっと息苦しくなるほどだ。
マニュアル化社会とは、匠の人が不要になって素人が大手を振って跋扈する社会、つまり、森羅万象、ありとあらゆること、全ての判断、決断はパソコンに委ね、不都合、不具合が生じたら、その都度、マニュアルを見直し、ソフトを修正していこうという社会で、その象徴がマニュフェストを掲げて選挙戦を制し、政権交代した民主党なのだが、実は、その中にはまだ何人もかつての匠がそのまま残っているのだ。
その代表的存在が、党幹事長の小沢一郎で、資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、小沢を不起訴(容疑不十分)とした東京地検特捜部の処分に ついて、東京第5検察審査会が小沢氏を起訴すべきだとして「起訴相当」とする議決を27日、公表したのだ。この議決を受け、特捜部は再捜査を行い、原則3カ月以内 に改めて刑事処分を決めなければならないのだが、これは司法制度改革の一環として、検察審査会法が改正され、昨年5月から議決に拘束力が生じるようになったのだ。素人が検察を指揮できるようになったということで、その危うさは、まさに魔女狩りを彷彿させるのだが・・・。
同じ日、殺人の公訴時効を廃止し、傷害致死など殺人以外で人を死亡させた罪の時効期間を2倍に延長することを柱とする改正刑事訴訟法と刑法が衆院本会議で成立。時効は、一方で、その期間逃げ切れる自信があれば「おやりなさい」という、いわば犯罪の勧めとの見解もあるし、それだけ時間が経つと冤罪を生みかねないとの懸念もあって、それだけに初動捜査の手法の見直し、科学的捜査の導入が重要だ。時効がなくなっては、素人探偵がいつまでも跋扈しかねない。くわばら、くわばら・・・。

2010/04/26

◎91歳、中曽根康弘のテカテカの肌・・・



にしても、人の生き様、死に様はさまざまだと、改めて思い知らされた・・・なんて、外道に身をやつしたカメにいわれたくはないだろうが、先夜、BSテレビで中曽根康弘のインタビューを視聴して、中曽根康弘の91歳とも思えぬテカテカの肌といい、ゆっくりだが歯切れの良い語り口、的確な内容に驚嘆した。さすがに昭和の妖怪も少しソフトになったかなと感じつつも、不気味であったのだが、その後、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)が5月からゴールデンに進出すると聞いて、これまたびっくり、黒柳徹子ももう90歳近いよなぁと思って、改めて確認してみたら1933年生まれの76歳とまだまだお若く、またまたびっくりさせられたのだが、長寿は番組の方で1976年にスタート、放送35周年というわけだった。また、カメが尊敬する石原慎太郎は77歳、先日は新党「たちあがれ日本」の結党会見で「おい若僧、ジジイ新党なんて呼ばせねぇ」 と喝を入れ、密かに喝采したものだ。
一方で、「サンデープロジェクト」の76歳、田原総一朗 は売りの不良っぽさも滑舌の乱れが目立つようになってはリタイアも致し方ないだろう。遅過ぎたとの声も聞く。
喜寿を迎えた永六輔はTBSラジオの土曜ワイドでメインパーソナリティをいまも務めているが、マイク越しにも、もはや息も絶え絶え、周りのスタッフがハラハラして見守っている様子が浮かんでくるような放送。時に、ソファーに寝転んで喋るような光景もあるようだ。
これは、今秋に喜寿を迎える同好のオナニストとしても著名な野坂昭如の病床からの手紙が番組内で紹介されると聞いて聴取してみたのだが、往時のウイットは露ほども感じられなかった。
さらに、永六輔のラジオ放送に関しては、アングラNetであれこれ姦しいそうだが、アクセスしてみる気にもならない。
ま、これら月旦は、古希も間近かになったカメの眼といったところで、敬称は勝手に略させていただいた。
と、そんなカメ、一体いつまで、幾つまで生き続けるのか。人道主義が罷り通るいま、手厚いセーフティーネットをあれこれ張り巡らせていただいて、何とも有難いことなのだが、その目的が「長生き」だけにとらわれているのがいささか気懸かりではある。

2010/04/16

◎オーラたっぷり美少女の妖艶な笑み


にしても、久々に良い女というか、オーラたっぷりの美少女をテレビCMで見つけて、目を見張った。CMの冒頭、そのコはちょっと小首を傾げ、大きな目を寄せ、ふっくらした唇を薄く開いて・・・と、そのカットが妙に妖艶で堪らない。瞬間の虚ろな目線がカメの淫らな妄想を掻き立てる。美少女が醸し出す熟女の色香といった按配か。その落差にカメの敏感エロ肉は疼き、それが何とも心地良く、そして、彼女のヘアーは天女の羽衣のように空を舞って、濃密な蕩けるような色香を漂わせ、カメの鼻腔を擽っているような気がして、画面の前でカメは珍しくウキウキ、ワクワクした。
良い女、可愛いコが出てきたもんだと、暫くそのCMを楽しんでいたのだが、そのコは初めて見る顔で、名前も知らないまま、だ。そのうち、スポンサーはP&Gで、ヘアケア製品「パ ンテーン」 の作品と認識して、得意のNetで検索してみたところ、カメが知らないだけで列記とした女優、タレント、ファッションモデルで名前は夏帆(かほ=1991年生)とあった。小学5年生の時、原宿(表参道)でスカウトされ、2003年にツーカーホン関西のCMでデビュー。その後はCMだけでなく、雑誌モデル、TVドラマ、映画出演など活動の場を広げ、映画『天然コケッコー』(2007年度)では各種新人賞を総なめにするなど、女優としてもかなり期待されている"お宝"のようだ。
ま、それはそれとして、ヘアケア製品のCM出演は初めてとのことで、彼女の空を泳ぐような目線の秘密は判明した。視力が左右0.2~0.3で普段は眼鏡を掛けているとのこと。なぁ~んだ、でカメは納得!!! Netで彼女の画像、動画をいくつか見たが、モノによって酷く印象が違った。なるほど、昨今ではドラマ、CMなどで眼鏡をかけた姿も散見されるとかで、たしかに、パンテーンのCMの冒頭のカットだけが、カメにとっては珠玉のシーンとなった。