2011/03/18

◎やはりヒト次第・・・、日本の原発は終わった


にしても、安否を問われ無事を知らせたメールに北欧・フィンランドのメル友から昨日、こんなメールが届いた。
「Im happy to hear that you are okey.it is good news for me.」とあり、
「I worry about the nuclear plants in Japan...........This is the expensive price you have to pay since you are a rich country and people need so much denki and people and goverment just care about money and work and to make succes in life,not about environment or people................Its crazy.......」と指摘され、こんな返信を認めた。

今回の地震・津波・原発は海外の方が関心が高く、ニュースも迅速・正確なようです。
昨日、日本のテレビでは、ヘリコプターから撮った原発の映像を流していました。遠くからのボンヤリした映像です。テロップで、原発から30キロ離れたところ(避難区域)から撮影していると説明していました。
政府も、電力会社も、メディアも一緒にうろたえ、遠巻きに見ているだけです。ガッカリしました。
原発事故の際の対応は「止める」「冷やす」「封じ込める」の3つなのに、出来たのは人の手を借りなくてもいい「自動停止」だけです。あとは、「安全」と「経済」のバランスを考え、出来るだけ早く「決断」しなければならないのに、誰も決断しません。たらい回しにして、事態は悪化するばかりです。多分、このまま、気がついたら、最悪の事態を迎えていることでしょう。「しょうがない」・・・と言って、苦笑いしているでしょう。タイなら、マイペンライといったところです。

あなたが原発について詳しいことに驚きました。科学技術についての教育がしっかりされているのでしょう。凄いです。先日、NHKの衛星放送で海外ドキュメンタリー番組を見ました。タイトルは「核廃棄物 10万年の危険」。フィンランドは世界に先駆けて、地下深い場所に使用済み核燃料の最終処分場「オンカロ」(フィンランド語で隠し場所の意)の建設を始め、安全性試験を行っているという話です。フィンランド国民の理解の深さと公共心の高さに驚きました。日本では、とても考えられません。トイレなきマンションと言う人もいますが、まともに耳を傾ける人はいません。だから、建設場所すら、まだ見つけられていません。今が良ければ、それでいいようです。

私は、日本の原発はこれで終わりだと思います。既存のプラントは稼動させるでしょうが、新設、増設は不可能だと思います。日本では、これまで「原子力の平和利用」と散々言ってきましたが、これも、ヒト次第だということです。

ちょっと、真面目にメールしてしまいました。ウフッ。  

2011/03/17

◎米軍の冷却材供給を誰が何故、断ったのか・・・


にしても、日本のマスメディアは何時までたってもひと皮剥けることがない、過去の数多くの教訓に学ぶことなく、旧態依然、記者クラブ制度の悪弊を堅持したまま、インターネットで外国通信社やテレビの報道にアクセスしてみて、その酷さは腹立たしく、呆れるばかりだ。昨日、ラジオでフリージャーナリストの上杉隆がくたくたになって、それでも吠えていた。「燃料棒の損傷だって? これって、メルトダウンだろうが・・・、この期に及んで、まだ!!!」。続く番組で、日刊ゲンダイOBの二木啓孝が「原発の現場は、まさに戦場、参謀本部は一体何を考えているのか。これでは、死ななくていい命が失われていく。酷いね」。続けて、カメが「糞、くそ!!! や」。
14日付の本ブログ「◎未曾有の地震に見舞われ、原発は”安楽死”」の中で、実は「ホウ酸」のつもりで「ホウ素」と書いて、後で気になり調べてみたら、ま、間違いともいえず、ひと安心したのだが・・・、それより何より、11日のロイター電を見つけて仰天した。これ・・・。
[ワシントン 11日 ロイター] 米政府高官は11日、東北地方太平洋沖地震で被害を受けた原子力発電所への在日米軍による冷却剤輸送は実施しなかったことを明らかにした。これより先、ヒラリー・クリントン米国務長官は、同原発に冷却剤を輸送したと述べていた。
 これについて同高官は、冷却材の供給について日本側から要請があり、米軍も同意し輸送を開始すると国務長官は聞かされていたもようだと説明した。その後、日本側から冷却材は不要との連絡があったものの、国務長官の耳に入っていなかったとしている。
 別の米政府当局者は、「結局、日本は自国で状況に対応できたとわれわれは理解している」と述べた。
・・・だとさ。日本のマスメディアはこうした重大なニュースには一顧だにせず、被害が拡大していく様を遠目に眺め、何だかんだと難癖をつけるばかりだ。多分、冷却材を要請した日本側のスタッフは福島原発が被災した直後に、冷却材が必要になると直感したわけで、それはまさに鋭い洞察力と言え、どこで誰がそれにストップをかけたのかは不明だが、素早く決断、実施していれば、泥縄式の対策を重ねた挙句、これほどの惨状を晒すことはなかったのに、と残念でならない。あぁ~、衰退途上国!

2011/03/16

◎みんな小粒になって『衰退国家』極まれり


にしても、 地震、原発事故報道は、もうNHKだけに任せていいんじゃないかと思う。連日朝から夜まで同じような衝撃映像を垂れ流し、『最悪の事態は・・・』と歯痒いだけの原子力専門家(?)のコメントを聞かされ続けては、何が何やら混迷するばかりで、被災地、被災者には誠に申し訳ないが、反吐が出そう。昨夜になって、やっとお気に入りの日本テレビ「さんま御殿」を視聴させてもらい、ほっとしたものだ。
今夜は、フジテレビの「はねるのトびらSP」と「ホンマでっか!?TV」を番組表で見つけ、ちょっと浮き浮きしているのだが・・・なんて、不謹慎とも何ともいわばいえだが、この2、3日、テレビ画像に辟易して、昼飯かたがた大森、蒲田まで足を伸ばし、スーパーをのぞいてみるのだが、カップ麺などの保存食はもちろん、牛乳などの乳製品をはじめ食品棚が空っぽになっているのを目の当たりにしては故なく煽られ、何か買おうにもブツが見当たらず、結局はそれでも不要不急の買い物に走り、一体どうしようというのかと思いつつ、カメも釣られて・・・なのだが、いかんせんスタートが遅くて、ゲットならず、や。
で、思うのが、日本人が小粒になっていること。自分さえ良ければいいと、安いものだけに群がり、行列を作って手に入れ、それだけで満足している図・・・なんて、カメも同類なのだが、かつては、もう少しマシな奴があちこちにいたような気がするのだが・・・、『衰退国家』極まれり、か。

2011/03/14

◎未曾有の地震に見舞われ、原発は”安楽死”


にしても、今回の東日本大震災に伴う東電の福島第一原子力発電所での原発事故に関して受け止め方は人さまざまだろうが、原発周辺にいささか関わってきた身には、東電が1号機にホウ素を投入するという決断の報にうろたえ、俄かには信じられなかった。
20年近く前、初めて原発を見学した際、教わった話で、原発にホウ素を投入すれば動かなくなると・・・、いわば、人間なら青酸カリを飲ませるようなもので、原発の安楽死というわけだ。最後の手段として、そんな手があるのなら、なるほど、最後の最後に安全は確保できると思ったものだし、まず、そんなことは起こりえないよなぁと、根拠もなく、”安全神話”を信じ込んでいたのだ。
それが、未曾有の地震に見舞われたとはいえ、多分、原子炉建屋の外に設置された安全対策に不可欠な周辺機器が被災してしまったのだろう、”安全神話”はあっという間に押し流されて、どれほど苦渋の選択、決断となったのか、何とも痛ましく、気の毒でならない。中には、原子力の平和利用の謳い文句の下、原発とともに誇り高く歩んできたこれまでの人生を全否定されるような気持ちになっている方も多いのではないか。
ただ、テレビ報道を見ていて、1号機に続いて3号機、そして多分2号機まで廃炉の道へ送り出す決断を当事者たちが案外、甘く、軽く、責任転嫁しながら、実は最後の選択肢にまで追い込まれていて、気がついたらホウ素を投入していた、なんてことじゃなきゃいいと思うのだが、その決断と並行して、計画停電ときては妙な開き直りとしか見えないのだが・・・。駄々っ子と一緒で、どうにでもしてくれって、わけ?

2011/03/13

◎ 総理の地震会見でフジTVが放送事故!?


にしても、Mは9.0に上方修正され、M7以上の余震確率70%とあっては、尻が疼いていまだ落ち着かないのも無理はないかと、独りごちてみて、独り暮らしの気楽さを満喫しつつ、テレビの中継画面にもそろそろ飽きてきて、さてさて辿り着いたのが、例の「2ちゃんねる」なのだが、何か「2ちゃんねるニュース速報+ナビ」が復活したとのことで、これが何とも面白く、重要ニュースはほとんどリアルタイムでアップされていて驚いた。不覚にも、こんな有意で充実したサイトが開設されていたとは知らなんだ。どこの誰が、どんな狙いで運営しているのかなど精査してみたいところだが、いきなりの「話題」に食いついてしまった。このサイト、どうやら、フジテレビのウオッチャーが多いらしく、なかなかいいセンスで感心した。実は、今回の地震報道で時折、NHKを録画して、それをDVDにダビングし、パソコンで編集してみようと企んでいたのだが、とても、とても、素直に再生するのが精一杯で、編集ソフトに取り込もうとしても、長時間だからか、読み込めないわけで、早々にあっさり断念し、YouTubeにアクセスしてみたら、手練手管の輩があれこれわんさとアップしていてくれて、とても仲間入りは出来ず、視聴者でいいやと思っていたのだが、さすが「2ちゃんねる」は凄い、や。こう・・・だ。
「フジテレビで放送事故 総理の会見で『ふざけんなよ~、また原発の話だろどうせ』『アハハッ、笑えてきた』という声が流れる」のスレッドに飛びついて、アクセスしたら「2011年3月12日に行われた総理による緊急会見。 そのようすを生放送していたフジテレビで、放送事故ともとれるシーンが流され、 視聴者やインターネットユーザーらが激怒しています。 総理が壇上に立つシーンで、フジテレビまたはマスコミ関係者と思われる男女の声が入っていたのです。 単なる雑談や業務上の連絡などの声ならばいいのですが、 その声の内容はあまりにもナンセンスなものだったのです。 『ふざけんなよぉ~。また原発の話なんだろぉ~!? どうせ~』という男性の声と、 『だから、こっからあげられる情報はないっつってんでしょう!』、 『アハハッ、笑えてきた』という女性の声が入っていたのです。 」とのことで、その動画は、下にアップしてみたが、いや、はや、お笑いがコンセプトのフジテレビの体質丸出しで緊張感なし・・・。笑えたし、自分で録画なんかするより、このサイトでウロウロしている方がずっと楽しめそうだ。

2011/03/11

◎M8・8、10F居室のあぁ~この惨状!!!


にしても、M8・8、東北地方太平洋沖地震は国内最大規模、春めいてきた昼下がり、パソコンと睨めっこしていたら、グラグラっと横揺れ、気だるく、おいおい、と、目は虚ろなれど、揺れは収まるどころか、もっと強く、長く、いつものように、確認のためテレビのスイッチを入れてNHKを見ると、宮城が震源とかで映像を見ても大したことないじゃん、それにしても、何だ何だ、東京でこの揺れって、宮城じゃなくてもっと近いところに震源があるんじゃないのと訝かって、NHKはしっかりしろよ!なんて思っていたら、いや、はや、ぶったまげたねぇ、あれよあれよで、この間、居室の様子を見ていないんだよなぁ、音もなく、するするっと、気がついたら写真でご覧の惨状、や。


          居室の被害状況は割れた小皿のガラス片を拾う際に小指に引っ掛け傷、小皿など食器破損3件、書籍、ファイル、CD、書類、掛け時計、スキャナ、電話機、手提げ金庫などの他、バッグ多数が書棚、棚、ラックから落下・・・。
ま、このところ、何度か、宮城周辺が震源の同様の地震は体験しているが・・・、まさか、宮城沖の地震がここまで届くとは何とも不自然だし、不可解・・・、それに余震なのだろうが、その数が多く、頻繁、それも毎度毎度かなり強い横揺れ、こりゃ、やっぱり、ハルマゲドン!? 阪神大震災の時も、時の政権は村山富市総理だったし、何か因縁めくヨ。

2011/03/04

◎「六本木Jail」の見どころ放映されるのか?


にしても、長らくご無沙汰のハプニングバーの話で、六本木のSMバー「六本木Jail」の店長と客ら4人が逮捕されたそうで、逮捕容疑は3日午後9時55分ごろ、同店で全裸になった客の女が男の客や従業員とわいせつな行為に及び、他の客に見せた公然わいせつの現行犯とあっては、恐れ入るしかない。何とも不運、お気の毒としかいいようがないのだが、その店のホームページにアクセスしてみたら、ちょっとした”お宝情報”が掲載されていた。

先月22日、テレビ東京で放送中の「地元応援バラエティ このへん!! トラベラー」からケンドーコバヤシ、次長課長の河本と井上が来店して取材を受け、来週3月7日(月)の深夜25時から テレビ東京で放送される予定だという、ウフ、ウフッ。さらに、「是非ご覧ください」とのメッセージがアップされていて、リンク先のテレビ東京の番組HP(http://www.tv-tokyo.co.jp/kono-tora/)では「最新ニュース」として「このトラ東京3月7日放送『ミッドタウン編』見どころを大公開!」と予告動画までアップしているのだが、さて、さて、予定通り放映されるのか、ねぇ。ちょっと、楽しみ・・・。

2011/03/03

◎京大入試問題ネット投稿に快哉・・・


にしても、「ヤフー知恵袋」にはパソコンの不具合などその都度お世話になっているが、京都大などの入試問題が試験時間中に「知恵袋」に投稿され、その回答がアップされたというニュースには仰天、「やった、ね」と拍手、近頃にない爽快感に嬉しくなったのだが、その後の展開が国を挙げてのお祭り、少年探偵団、集中砲火の過剰反応で、些か気にかかる。それで、山形出身で仙台の予備校に通う予備校生(19)から警察が事情を聞いているそうなのだが、一体どんな罪になるのかといえば偽計業務妨害容疑とかで、さて、はて・・・なのだ。というより、IT端末とインターネットを使ったこれだけの手口を考え、実行した知恵と行動力はIT企業などにとっては喉から手が出るほど欲しい人材なのではないか。そう思えるほど、IT素人のカメなどはその手口は驚天動地だ。もう、それだけでカネが稼げるのではないか。それに、実は、第1報段階では、Netの世界で最近知った「釣り」だとしたら大成功だな、と秘かにほくそ笑んでもいたのだ。釣りとは、Netのはてなキーワードに「特定の言葉や行為に対し過敏な人々に向かって誘い水を出し、それらの人々が過剰に反応する様を楽しむことを目的とした愉快犯・確信犯的な行為を示す」とあり、例の「2ちゃんねる」あたりで盛んとのこと。カメも参加してみたいのだが、もう、この齢、とてもじゃないよなぁと思っていた矢先の入試問題ネット投稿、舞台といい、手口といい、マスメディアも振り回されて、うろたえている様を見られるのは、この上ない幸せ、ヤ。YAHOOニュースで見た「『まさか山形とは』教育関係者に衝撃 (毎日新聞) 」なんて見出しを見ると、お里が知れる、よなぁ。

2011/03/01

◎老いか、惚けか、今日はいったい何曜日?


にしても、やはり老いか、惚けか、いずれも当たりの勘違いなのだが、ささやかなカメの夢がまた叶えられなかった。その夢といっても、大層なものではなく、京急・平和島駅近く、環状7号線沿いにあるラーメン店の醤油ラーメンのこと。ウフッ。自転車でドンキー或いは隣の業務スーパーに行く際、環7の交差点でいつも店外にまで行列ができているを見て、いつか食ってやろうと狙っていたら、たまたまなのだろう、行列が途絶えていて、ラッキーとそのラーメンを食べてみたのだが、目の玉が飛び出すほどではなく、まぁまぁの味で、なぜ行列が出来ているのか首を捻ってしまったのだが・・・。
そのラーメン、中太縮れ麺に豚骨醤油スープ、その上にモヤシを山盛りに積み上げ、小片なれどやたら厚く切ったチャーシュー、それに許諾を得てからトッピングに団子状のおろしニンニクをドバッと・・・。で、700円也は妥当なところ。店はカウンターのみで椅子が10席ほど、注文は自販機で食券を買うシステム、カウンターの内は男1人で調理から食器洗いまで全てを切り盛りしていた。ま、たまにニンニクを食べたくなったらと、その後、行列が出来ていない時に2~3度行ったきりだったのだが、年が明けてこの寒さとあって、このところ、気紛れにのぞいてみるのだが、いつも休日で、それも「毎週火曜定休」の張り紙を見て、えぇ~い、またか、と環7を渡っていたものだが、今日1日は、昨夜からの雨は上がっても、空はどんより、夕方からはまた雨の予報とあって、本来ならば外には出かけないところなのだが、いかんせん、今朝、いつも業務スーパーで購入しているカメの命の素?の1つ、明治ラブが空になったので、買いに出かけなければならず、確か今日は月曜だったよなぁ、ならば例のラーメンを食うかと勢い込んで出かけたのだが、何と何と「休み」。なぜ、なぜ、もう店仕舞いか、どうして? とうろたえながら、ちょっと振り返ってみたら、ヌ、ヌ、ヌッ、今日は「火曜」だったか、何たる、勘違い・・・、と。ウフッ。

2011/02/28

◎最新鋭機能に追いつかない?アプリソフト


にしても、昨秋、10月だったか、無性に新しいパソコンが欲しくなり、当時としては多分最新鋭タイプのつもりでDELLのノートパソコン(液晶15.6インチ)を通販で購入、OSは Windows 7 Home Premium 正規版 64ビット (日本語版)、CPUはインテル Core i7-740QM プロセッサー (1.73GHz, 6MB L3キャッシュ)、メモリ:4GB、ハードディスク:500GB・・・といった代物で、ちょっと自慢できそうと悦に入って、確かにそれなりに楽しみつつ、とにかく地デジTVで録画したDVDを他の再生プレーヤーでも見られるように変換するフリーソフトを探して、2つほどダウンロードしたものの何かが足りなくて完遂ならず、それでも金を払ってまでやる気にはならず悶々として、 ただ、年が明けてからは妙にあれこれ新しいソフトに目移りして、ずっと気になっていた「Google Chrome」をインストールしてみたら、なるほど、なるほどのサクサク感を体感して喜び、他にもあれこれアプリケーションソフトにトライしていて、つい先日、10日振りだったか、お気に入りのエロ動画サイトにアクセスしてなかなかの動画を再生してみたのだが、いつもはスタートと同時に起動するRealPlayerが現れずダウンロード(DL)出来ない、あぁー、せっかくの動画をDL出来ないでは・・・、で、検索サイトでDLの方法を探してみたら、先日、DLしていたOrbit downloaderを使えば簡単とのことで、そうしてみたら、多分、何か設定ミスか何か原因はわからないが、DLにやたら、異常といえるほど時間がかかって途中で寝てしまったほどで、どこがどうなっているのか分からないまま、とりあえず定石通りOrbit downloaderをアンインストールして、試してみたらちゃんとRealPlayerが出現、いままでのようにDLできたのだが、他のソフトでも機能しないものが幾つかあり、それはどうやら最新のタイプが先行していてソフトが追いついていないよう、というか、多分、金を支払えば一気に解消しそうでもあるのだが・・・。

2011/02/22

◎”NET革命”で独裁政権は崩壊したが・・・


にしても、チュニジアに始まったフェイスブックとツイッターによる長期独裁政権崩壊のドミノは止まるところを知らず、中東、北アフリカを次々と席巻してしまう勢いでNETのパワー、伝播力を改めて見せ付けられ驚き呆れているところだが、先の日曜日の夜、NHKスペシャル「ネットが革命を起こした~アラブ・若者たちの攻防~」を見ていてわかったのが、一つの情報発信が思い付きではなく、戦略を立て、戦術を練っている若者グループがいたことで、ただ、デモの実施日には予想を上回る人数が集まってしまい、収拾がつかなくなり、下手をすれば烏合の衆に化してしまいかねないことだ。で、よくよく考えてみると、将棋では素人でも「3手で1手」といわれるように「こう指せば」、相手は「こう指してくるから」、「その際は、こう指せば優勢・・・」といった「読み」に基づいて「次の1手」を選択するのだが、NETの場合は、どうやら「次の1手」だけで、その次の相手の「指し手」はもちろん、3手先までも読んでいない。現状破壊だけが狙いで、次を見ていないし、見えていない。先の展望がないわけだから、もっと悪くなる可能性も大きい。マイナスの選択になりかねない。とにかく、いまよりは良くなるだろうと・・・。それも、3年ほど前にフェイスブックでアラビア文字が使えるようになったことが大きい。
但し、その破壊力は半端じゃない。徒手空拳で時の独裁政権を叩き潰してしまうのだから・・・。ところが、どっこい、そこで快哉を叫んで、叫び疲れて辺りに目を配ってみると、多分、確かに独裁者はいなくなったが、次がいない。どんな国家、どんな政治体制、どんな社会をつくっていくのか、誰がそのリーダーシップを取っていくのか、何も決めていないし、想定もしていない。現状破壊、打破に力は発揮できても・・・、その後の混迷、無秩序ははかりしれず、無政府状態も出現、広がるかもしれない。
電子革命は、ことほどさように危うい。ここまでNETの力が世界中に蔓延してくれば、あとは人みな「地球人」にならなければ生き抜けない。電子ツールは現状破壊だけで、次の手は見せてくれない、見せられない、その人そのまま、生暖かい肉体と脳そのものなのだ。

2011/02/18

◎調査捕鯨打ち切り、泣く子とNPOか・・・


にしても、シー・シェパード(SS)による妨害が続いている南極海での調査捕鯨について政府が予定を1カ月余り残して打ち切りを決めた・・・とのニュースに愕然とし、腹立たしく、強い憤りを感じるとともに、衰退途上国・日本の臨終も近いなと、情けなくなった。SSなんて、反捕鯨を謳う
NPO(非営利団体)で、その目的のためには逮捕も辞せずの荒っぽい手法をとることでも知られるものの、国家でもなければ、国際機構でもない。捕鯨船の周囲を小型高速船で巡航し、暴力的手段もいとわぬ過激な行動を展開し 、「エコ・テロリスト」と指摘する向きもあり、昨冬の狼藉では高速船の元船長が海上保安庁に逮捕され、 同庁は元船長に妨害を指示したとして、SSのワトソン代表について威力業務妨害容疑などで逮捕状をとっているというのに、この体たらくだ。中国、ロシアと対峙しているのではない。国際的なNPOごときに振り回され、尻尾を巻いて震え上がっている。 これでは、国家としての矜持はなく、キャンキャン吠えるだけの負け犬だ。
で、この日の閣僚発言を拾ってみると・・・。当事者の鹿野道彦農水相は「日本の乗組員や船団の安全を確保することが困難になった。やむをえず調査を切りあげる」
枝野幸男官房長官は「大変残念だが、乗組員の安全確保の観点から判断した。遺憾を超えて怒りを禁じ得ない。こうした妨害に屈することなく、調査捕鯨が進められる構造にするためにどうしたらよいか、省庁横断的にしっかりとした対策をつくっていきたい」
前原誠司外相は「公海上で合法的な調査活動を行っているわが国の乗組員の生命、財産、船舶の航行の安全を脅かす危険な不法行為で、断じて許されない。極めて遺憾だ。調査捕鯨は極めて合法的で、阻止する権利はシー・シェパードにない。法的に認められたことが不法な妨げでできなくなるのは筋が通らない」
と、まあ、定番の「遺憾、イカン」「議論、ギロン」では、ねぇ。結果は、もう見えている、ヨ。カメにしてみれば、日本固有の文化「相撲」よりも「鯨」の方を大事に守って欲しいのだが・・・。

2011/02/17

◎確定申告、e-Taxにトライしてみるか・・・


にしても、確定申告が始まったことを不覚にもテレビのニュースで知り、社会のおちこぼれを実感、疎外感にとらわれたのだが、実は昨年までは税務署から申告用紙が郵送されてきていたのに、気がつけば今年は受け取っていないし、でも、そういえば、確か社保庁から、おっと、いまは企業年金連合会か、平成22年分公的年金等の源泉徴収票が届いていたのだが、引き出しに入れっ放しで、すっかり失念していて、おもむろに開いたままのパソコンに『確定申告』と入力してみると、世はネット申告の時代? e-Taxとかで、ちょっとそそられてそちらのページに飛んでみると、何か手取り足取り、いらっしゃいいらっしゃいと手招きされているようで、釣られて奥に踏み込んでみたら、さすがというか、なるほどネェ・・・、まず何より本人確認の手続きが、これまたIT技術を導入していて、事前の準備が少々必要とのこと、カメの場合、まずは住基カードは既に取得しているから、それを読み込むICカードリーダライタが必要で、そうしたパソコンの新しい周辺機器には目がないカメのこと、そこですかさず価格.comに飛んでみると、「接触型」、「非接触型」、「共用型」があって、値段は980円から数万円まで、2000円前後が中心のよう、で、e-Taxだけでなく、何か他のカードとか携帯でも使えそうな感じで、ま、現金至上主義のカメには無用の長物となりそうなのだが、何せ新しいもの、新しいメカ好きとあって、直ぐに欲しくなって、勿論980円の最安値に飛びついてみたのだが・・・、クチコミによれば、Windows7-64bitでは使用不能(製造中止)とかで断念、手数料を加えて2000円をちょっと超す「公的個人認証サービス e-Tax対応 接触型ICカードリーダライタ」を発注、明日あたりに届きそうなのだが、そのクチコミで「これくらい、還付金で十分買えるでしょう」とあって「還付金」など期待できないカメは、ただもう「・・・」や、ウフッ。

2011/02/12

◎「沈まぬ太陽」なんてないんだよなぁ



にしても、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「沈まぬ太陽」(山崎豊子原作)を昨夜TVで4時間かけて真面目に視聴、週刊新潮連載時の騒ぎとは裏腹なのか、ひと言でいってかったるい、つまらなかったのだが、話の時代背景はカメもサラリーマンをしていた高度経済成長期とオーバーラップして、ちょっとした郷愁に浸りながら見ようと思って見てしまったわけで、それは叶わなかったが、ま、それも途中で頻繁に挿入されるCMにも救われながら、いつもなら夕食後であっさりダウンしてしまうところなのに、何とか最後まで持ってしまったのは奇跡としかいいようがなく、『サラリーマンは気楽な稼業』で『遅れず、休まず、仕事せず』の3ズ主義を貫いたカメと違って、大企業に勤めるステレオタイプなサラリーマンの生き様を見ても辟易するばかり、カメの周りにも同じような輩がいっぱいいたぜって、我慢!我慢!って、ストレス溜めてナンボやって、映画はありきたりの人情話を貼り合わせながらの展開では、あまりにも単純、お粗末ながら、最後まで見続けてしまったものの終わって呆気にとられていた、ヨ。「沈まぬ太陽」なんてないんだよなぁ・・・。 

2011/02/11

◎そんな人には見えなかったコメント・・・


にしても、東京に大雪予想がでて小雪舞う昼下がり、たまたまテレビのワイドショーを見ていたら、例の<目黒夫婦殺傷事件>で殺人容疑などで福島在住65歳の無職男を逮捕して、いわき市にある無職男の自宅周辺での人物像取材で男を知るという近所の小母さん、首から下しかブラウン管には映っていないが、ちょっと声を潜めて「わざわざ、こちらから目黒まで行って、人を殺してくるような人には見えなかったですけど・・・」って、定番の『そんな人には見えなかったコメント』が健在で、可笑しかったネェ、当然、カメもそう思うけどって、思わず、声を出して笑っちゃった、ヨ、この手法って、昼のワイドショーの真骨頂ってところなんだろうなぁ・・・。ホント、笑える。
その後、動機や犯行状況などについて「高速バスで東京に」「高級住宅街で金欲しい」「たまたま行き、抵抗され刺す」「面識ない」等々の供述内容の他、容疑者に数百万の借金か、といった観測記事まで登場して・・・。ま、今回の事件では防犯カメラの威力、怖さが浮き彫りになった気がする。

2011/02/07

◎コースターから転落死の会社員は可哀相過ぎ・・・


にしても、このところ政界だけでなく社会現象までがアナログからデジタルへの移行を済ませたようで何から何まで、その構図が透けて見えるようになって、特に、この1月30日の日曜日、東京ドームシティのコースターで会社員(34)が転落死した事故とその原因は思った通りモラルハザードが横溢した遊園地の現場にアルバイトばかり・・・といった按配で実に単純明快、まさに衰退途上国・日本の構図と怖いほど符合、ニュースの見出しを拾っていくだけで、安全バー不完全?/「同乗者のロック確認せず」女性アルバイト /安全バー、確認方法記載なし…東京ドームシティ /「安全バーがグラグラ」同乗者が証言 /東京ドーム社捜索へ 安全バー固定不徹底 /「日ごろからロック未確認」=社員も把握、安全意識不足か /バー確認、統一指導せず /カーブで男性の体揺れる=「安全バー下りない」―コースター転落死・警視庁 /安全バー確認は日頃から目視…聴取でバイト説明 /口頭引き継ぎ途絶える 安全バー確認 /1人で座席確認、走行監視=実務上無理な規定で業務か/「手でロック確認指導受けず」=体格で乗車拒否経験なし―コースター転落死でバイト /輸入元仕様書「手で確認」=ドーム側マニュアルで欠落か /手でバー確認「客の苦情でやめた」/仕様書「触って確認」明記 /「日ごろからロック未確認」等々・・・警視庁の捜査が進展するたびに明らかになる事実関係は、経営と相反する安全・安心が如何になおざりにされているかの実態・実情で、事故が起こらなければ儲けもの、遊園地を現代日本に置き換えればそのまま、特に永田町の体たらくはもう目を覆いたくなるほどで、現政権にいたっては論評にも値せず、バカバカしくて、まっ、やりたいんだろうから、やってみれば・・・って、末期症状を呈しているのだから周囲は身を引いて、直接火の粉は被るまいとの自己防衛のみ・・・、これで亡くなった会社員は運が悪かったでは、何とも可哀相過ぎる、ヨ。

2011/02/01

◎芥川賞受賞作『苦役列車』を読んでみた・・・


にしても、かつて芥川賞は候補作を読んでいた時期もあるのだが、受賞作品すら読まなくなってもう何年になるのか、インターネットの擬似空間がすっかり居心地が良くなって、読書とは無縁の生活を続けていたところ、つい先日、例の TV 5時に夢中 ! でコメンテーターの新潮45と週刊新潮の中瀬ゆかり元編集長が芥川賞について触れ、今回受賞した西村賢太さんを中卒フリーターで前科者、友達が一人もいない・・・と紹介、「平成の私小説作家、ついに登場!!」と帯にある新潮社刊の単行本『苦役列車』を手にウハウハしつつも、相方のコメンテーター、エロ作家、岩井志麻子の問いかけに「最初の作品からずっと読んでるから・・・」と答えているのを視聴していて、どうやら、「友達がいない」と「私小説家」という言葉がキーワードになったのか、何故か無性に読んでみたくなり、といってTUTAYAまで行って探す気にはならず(品切れ情報あり)、NETでと、このところ書籍で利用することが多い近所のセブンイレブンで受け渡しするセブンネットショッピングで検索、在庫があるのを確認して発注、今日届いたので、開いて読もうとしたところ、何と冒頭書き出しの2文字が「曩時」と初めて見る漢字、「のうじ」とルビはあるものの、これが私小説家流かと、先行きが思いやられたのだが、ま、夕方のTVニュース、食事、定番のTV番組を挟んで、珍しく4分の1日かけて読み切ったその感想は「ふぅ~ん、何だ、大したことないじゃん」、何せ、西村は受賞会見で「自 分よりもだめな人がいるんだなと思って、少しでも救われた思いになってくれたら、うれしい」なんていってたんだからねぇ、カメをはじめとして、もっともっと性質の悪い箸にも棒にもかからない輩はわんさといるんだから、やっぱり、もう私小説が棲息できる環境は失われているよなぁ、と改めて感じたのでした。
ちなみに、帯には「友もなく、女もなく、一杯のコップ酒を心の慰めに、その日暮らしの港湾労働で生計を立てている十九歳の貫多。或る日、彼の生活に変化が訪れたが・・・・・。こんな生活とも云えぬような生活は、一体いつまで続くのであろうか------。昭和の終わりの青春に渦巻く孤独と窮乏、労働と因業を渾身の筆で描き尽くす」とあるんだが、ねぇ。平成の老醜、孤老、年金格差、老老介護、介護保険・・・等々、一体いつまで生きるのであろうか、生きればいいのかって、ねぇ。ウフッ。

2011/01/26

◎68歳の誕生日、 NSでホ、ホォ~って


にしても、この24日(月)、68歳の誕生日を迎え、これまでのように新たな感慨もなく、何かしなければと悶々と、でも結局は無為に過ごすのも何となく憚られ、今年は、とりあえず、カメの夢とか希望とか目標とかを叶えてみようと、といって、たった一つしかないのだが、アレを何はともあれ達成すべく、早目にその環境を整えておこうと、成人式の10日に川崎のビジネスホテルをインターネットで予約(ほぼ半額)、その日に合わせて節制した性活を続け、さて、さて、その当日、午後3時過ぎにはチェックインし、フロントでモデムを借り(無料)、持参したノートパソコンでNETにアクセスできることを確認してから、そろそろと外出、歩いて20秒ほどの狙いの店に入り、カウンターで「50分待ち」と告げられつつ、目の前に広げられた写真は8枚ほど、フムフム、なかなか良く撮れていて、ちょっと迷っていると、年齢?順に並べ替え、で、ええい、ままよ、とM姫を指名、総額1万3000円を前金で払って、待合室に案内されると、ソファーには先客が1人、カメと同年輩で何とも貧相なメガネ、10分くらいで呼び出されて姿を消し、ここでの待ち時間に備えて購入しておいた岩波新書を開くも頭に少しも入らず上の空・・・、で、暫らくすると、40歳くらいの大柄なムキムキマン、続いて、またカメと同年輩が現れ、さすが盛況な様子、で、間もなくしてカメも呼び出され、M姫に導かれて狭い階段を登って3Fの個室へ入ると、ちょっと大きめな置時計に迎えられて、さあ、これから70分間お楽しみ下さいと促されているようで、初見のM姫を眺めれば、アラフォーの上か下かといえば、肌の色、艶、張り、どうみても上なのだが、そのエロ度、助平度は良し、途中からは感度も良し、嵌まる気になって、まっ、積極的に嵌まらなくちゃ、ねぇ、浴槽に浸かって、あれこれの後、マットプレイに移り、泡、ローションに加えて卑猥な言葉を飛び交わして、いい感じで感情移入、で、挿入、いいタイミングで、Sなし(NS)、ホ、ホォ~~っと、ちょい驚き、感激、珍しく突き突き、出来たヨ、突きに合わせて感じまくり、ちょいリアル、よがり、エロ顔に変わって、反応良し、根元をクッと締められ、吸い付かれ、でも、根元からの白濁液の製造感は残念ながら、なし、というか、こりゃ種切れ感に近い、インターバルのせいばかりでもなさそうで、結局は無理せず、外で手コキで逝くも、噴出感は乏しく・・・、でも、でも、いかった。充実感、満足感、達成感は味わえた、ヨ。

2011/01/22

◎連続23日乾燥注意報発令でカメ乾く


にしても、昨年の大晦日から東京では連続23日間乾燥注意報が出ているそうで、歴代4位の記録だとか、その記録がカメの体に影響を及ぼしていたとは気付かず、カメはただこの2、3日、洗髪していないこともないのに、脳が何故か妙にムズムズ、ヒリヒリして、やはり脳の砂漠化が加速しているのかと嘆きつつ、故知れぬ脳の乾燥だけに不安に慄き、一昨日は何となくいつものサイクルより短い1ヵ月足らずだというのに床屋に足を運び、その足で銭湯まで行き、今日は今日で昼下がりのドンキーでここ何年も使っていなかったスプレー式の育毛トニックを無意識にカゴに入れて、フムフムと何となく独り納得して、自宅に戻って、直ちに頭にトニックを噴射してみたら、な、なんたる快感、そう、何のことはない、乾きに乾いてパンパンに張っていた頭皮がムクムクと波打つようにトニックを吸い取り、更に催促されるように噴射を続けて頭皮がしっとり潤ってみると、ムズムズ、ヒリヒリ感は消え去っていたのでした。そして、この感覚、多分、くも膜下の手術の際、仕上げに頭皮を引っ張って縫い合わせたからに違いないと思ったのですが・・・。
ちなみに、東京での乾燥注意報の歴代連続記録は、65日(S48~S49)が断トツで、第2位が34日(H7)、第3位は28日(H15~H16)で、今回の連続が歴代3位になるのは確実のようだ。

2011/01/20

◎“笑いの仕掛け人”横澤彪氏追悼番組の怪・・・


にしても、やはり今冬の厳しい寒さのせいもあるのだろう、年明けから、女優・高峰秀子さん86歳、元NHKディレクターの和田勉さん80歳、 ダークダックスの「パクさん」高見沢宏氏77歳、「奥飛騨慕情」の竜鉄也さん74歳、ロカビリー歌手の山下敬二郎さん71歳、俳優の細川俊之さん70歳・・・と、 年齢がカメに近い、心情的にも非常に近い方々の訃報が相次ぐ中、最も気になったのは「オレたちひょうきん族」や「笑っていいとも!」などを手がけた元フジテレビ・プロデューサー、横澤彪氏73歳。ひょうきん族は毎週、楽しみにしていて、テレビを見ながら声を出して笑うことも多く、特に『楽屋落ち』には笑いが止まらなかったし、まさに、現代の“笑いの仕掛け人”と敬愛していたのだが、そこはサラリーマンなのだろう、何故か、定年前に 吉本興業に移って驚かされたものだ。つい最近は、NHKの番組で爆笑問題のインタビューを自宅で受け、横沢氏は照れながら「いまはコレ・・・」と肩書きに「家事手伝い」と刷り込んだ名刺を渡し、爆笑問題の2人を相手に当世お笑い事情を気分良さそうに喋っていたのを、何か”拾い物”をしたような気がして見て安堵していたら・・・の訃報だった。で、ここは当然、フジテレビは追悼番組を企画するだろうし、どんな番組を放映するのか興味津々だったのだが、それが17日の23:00 からBSフジで「横澤彪さん追悼特別番組 堂々現役~巨匠からのメッセージ~」と銘打って放映され、録画して視聴した。それは、BSフジで昨年秋に放映された1時間足らずのインタビュー番組「堂々現役」がそのまま再放送されただけだった。そこでの横沢氏は、お笑いをテーマにしていながら、多分、学者MCの生真面目さと、お笑いに対する上から目線を気遣ったのか、或いは、体調が優れなかったのか、ひょうきん族での自由闊達、奔放さは微塵も見られなかった。これは、“笑いの仕掛け人”に対する冒涜だろうし、何とも情けなく、サラリーマンの悲哀を感じた。もし・・・は許されないが、カメがフジテレビのエライさんだったら、こんな番組は絶対追悼番組にはさせないし、ちょっと再編集するだけで、笑いの渦の中心で弾ける若き横澤彪氏を甦らせただろう。何とも、口惜しく、残念でならない。あぁ~フジテレビ、よ、だなぁ。

2011/01/15

◎我欲を捨て、我慢せよ・・・って


にしても、今冬の厳しい寒さのせいばかりでもないだろうが、脳はカラカラに乾いて硬直し、「生存確認」のつもりで1ヵ月間更新がなければ、そう思って・・・と始めてみたこのブログも最近では更新のモチベーションは下がり、息も絶え絶え、ようよう更新する有様で、特に年初にあたっては、やはり今年はどんな年になるのか、時には大風呂敷を広げてみようかと意気込んではみたのだが、自堕落な日々を続けているうちに1月も早や半ばとなって、それもままならず、それでも、石原慎太郎・東京都知事の年頭記者会見(1月7日=都庁HPで録画映像公開)と、石原知事と中曽根康弘・元首相の日テレでの新春対談(1月8日 10:30 ~)は生真面目に視聴して、78歳・石原と92歳・中曽根両氏の博覧強記、闊達自在な姿にただただ驚き、恐れ入り、記者会見で「厄介な時代になってきた。情報がこれだけ早く伝わると、人間の願望が露呈してきて、物事を理不尽に動かすようになってきた気がする。特に、日本人は我欲が強過ぎ・・・、我欲とは金銭欲、物欲、性欲だが、このままでは国が持たない。そんな気がする」と話していた慎太郎は、中曽根を前にしては更に踏み込み、「日本人は平和の毒に侵されて堕落した・・・世界に通用しない国民になっちゃった」「今の政権では沈没する」「混迷の年、我欲を捨て、我慢すること」などと饒舌になり、中曽根は「国を任せていけぬ」と現政権を憂いつつも、核について問われ「核は万能ではない。日本は核を持たないのが賢明な政策。日本が核を持てば、近隣諸国との緊張関係、或いは周りの国、世界の動きがガラッと変わってくる。日本が自重していることが、現状的平和を維持している元になっている」と淡々と話し、浅学菲才のカメは『現状的平和』といった言葉に恐れ入るしかなく、こんな含蓄ある言葉は国会運営だけに汲々とする現政権ではとても理解できないだろうなと、日本の危うさを感じながら、カメはカメで年初に思い浮かべた「衰退加速」とか「混沌とした危機」といった今年のキーワードに苦笑するしか術はなかった、ヨ。

2011/01/11

◎自堕落なカメが愛おしい外道のカメ


にしても、年明け10日過ぎても、夜更かしは止まず、起床時間は9時過ぎで、今朝起きたのは9時30分と、我ながら由なくも流石に後ろめたく感じたのか、何となく苦笑いしつつ、極自然に「自堕落よのう」と独りごちて、ちよっと高揚感にとらわれ、久々に嬉しくなってYahooの辞書検索窓に念のため「じだらく」と入力してみたら漢字で「自堕落」とあり、その意味は「我が儘」「だらしない」「ふしだら」「淫ら」とあって、「おぉ、そう、そう、全てあてはまるヨ」と妙に納得して「自堕落」という言葉に感動し、書棚に目を移すと、例の黒木香著「自堕落にもほどがある」という彼女の自伝的「書き下ろし処女長編」が残っていて、奥付を確認すると「1987年」の初版で、発行者には何と「田中健五」とあっていささか郷愁に耽り、ブログ更新も1週間余滞っていて、そろそろ・・・と少し煽られるプレッシャーを感じつつあり、自堕落について書き留めて置きたくなったわけで、ホント自堕落っていいよなぁと、改めて自堕落なカメを愛おしくなったのでした。

2011/01/02

◎親父が鬼籍に入りたる歳にあと1年・・・


にしても、改めて「新年」といわれても新たな感慨が湧いてくるはずもなく、雑煮の餅を見て黄泉への一里塚とでもいうか、そうした映像がひしひしと迫ってくる感じで、もう25~6年前に親父が鬼籍に入りたる歳にちょうどあと1年、齢だけ親父超えしても恥ずかしきことのみ増すようで、身を屈めてみても、こんな調子では時の移ろいを体に刻む術もなく、あれよあれよという間にまた1年、また1年と生き永らえてしまい、気がつけば古希の人となり、張り巡らされたセーフティネットの心地良さをよいことに、ぬくぬくと老いさらばえることもなく喜寿を迎え、更にナニをテカテカ光らせ独り弄んで傘寿と思えば、胸を反らして逝きつつ直ぐ米寿、光は鈍りつつも嗚咽は鋭さを増して卒寿を超し、そして喜悦は漏らし続けてもいよいよ指が思うに力を無くして白寿となる・・・か、と カメはこの正月、夢幻(ゆめまぼろし)のライフプランを描いてみたのだが・・・、ひと言、これって、妄想と片付けるわけにもいくまいよ、なぁ。

2010/12/29

◎老い先短い身ながらもダイエット・・・


にしても、半信半疑ながら、この12月に入ってから始めた「1日1食」ダイエットの効果が微かに確認された。ダイエットを始めた時の体重は75kg余で、一昨日は71.45kgだから、ほぼ3kgの減、止む無く新しく購入したGパン(91cm)のウエストに手の平が楽に入った。ウフッ。確かな手ごたえに、ほくそ笑んではみたものの、まだまだ油断は禁物と自らを戒めた。「1日1食」で始めたこのダイエットも、実は1週間ほど前からは1日2食に復活していた。でも、腹一杯の満腹感は避けている。
これまでの67年間で体重が75kg超えした記憶はなく、最近では72kg前後で推移していて、Gパンのウエストは34inで長く過ごしているのだが、この秋頃からウエストがパンパンになり、腹部がはみ出し、顔にむくみも見られるようになり、確かに、自覚症状でも肥満は感じるようになり、11月末には、たまらず35inのGパンを購入、はき替えたのだが・・・。
よく考えてみると、老い先短い身で体型が変化するのは、何より金がかかる。Gパンだけで済めばいいのだが、いずれ、そうもいくまい。で、肥満の原因を振り返ってみれば、何のことはない。単なる食い過ぎだ。老い先短い身、もうそんなに節制することなく、食いたいものを好きなだけ食っても、後は死ぬだけなんだから、それもいいんじゃないかと自制心を甘くした結果であることは明らかだ。
さらに、もっと考えてみると、この歳になって、あまり腹が減ることはなくなったし、どうやら食事は「時間」で食っていた気がした。朝は起床時間が8時台が多く、コーヒー一杯だけ、正午のNHKニュースを見ながら昼飯、そして午後7時からのNHKニュースを見ながらの夕食というのが定番だ。なるほど、腹が減っていなくても、時間になると義務感で食っていた気がした。
そこで、最初に思いついたのが「断食」ダイエットだ。腹が減ったら、その時になって食おうというもの。これを始めたら、大体、午後2時過ぎから4時過ぎに空腹を感じて食事、その後は寝るまで何も口にしない・・・そんな日を1週間は続けたか、そのうち、午後8時前後にもう1度軽い空腹感に襲われるようになり、それは我慢しないで食事をとりはじめ、ダイエットのスケジュールは徐々に変化して、少しは断食効果も自覚できるようになった。要するに食い過ぎないこと・・・、なるほど、なるほどで、まだ1ヵ月足らずの成果でしかないが、年が明けても続けてみるか、と思う。

2010/12/20

◎世俗を捨てた身には1年365日も1日 !?


にしても、TVなどで今年の総決算を始めていて、遅ればせながら、カメも気がついたわけで、何と今年もお仕舞いなんだよなぁと、世俗を捨て、ワンルームマンションに引き篭もり、独りインターネットに耽る身には時の流れも近寄らず、あれよあれよと日はうつろい、師走も末、今年も残り両手の指で数えられる、カウントダウンが始まっていたわけで、さて、さて、カメもこの一年を振り返ってみて、何かあったかと干乾びて軽くなった頭を振ってみても、何かがポロっと出てくるわけもなく、10年1日変わりはないよなぁって、脳内にカラカラ軽い音が木霊して、目蓋は下りてきて、また1日が過ぎていく、脳に何か新しい刺激が刻まれることもなく、伸び切った脳皮はテカテカに光るばかり、1年365日という、1年の長さもカメにとっては1日にしか感じられず、でも、確実に歳だけは1つ重ね、飯だけはそれなりに食って、CO2だって吐き散らし、糞もすれば、小便もと・・・、走馬灯を逆回ししてみても、そんなことしか脳裏には浮かんでこないこの1年、あぁ~。

2010/12/14

◎頑張れ!!! 21世紀の新メディア「ウィキリークス」


にしても、21世紀の新マスメディアとして衝撃デビューした内部告発サイト「ウィキリークス」に関し、日本のマスコミは足元を脅かされた僻みか、取材力不足か、或いは危機意識の欠如か、その後の報道がいささか素っ気ないのだが、海外ではかまびすしく、創設者のジュリアン・アサンジ代表(39)がスウェーデンから強姦容疑で国際手配され、イギリス国内で逮捕されたという。
強姦とは、何ともお粗末というか、俄かには信じがたい、情けない容疑なのだが、その内容はというと、被害女性2人のうち1人は「(アサンジ代表との)性行為中にコンドームが破れた」、もう1人は「夜はコンドームをつけてしたが、翌朝はつけてくれなかった」と主張しているのだという。ま、それこそ、何が何でも代表の身柄を拘束したい「別件逮捕」の典型で、性に関するお国柄もあるのだろうが、コンドームの有無で国際手配されては、ねぇ、だ。代表は容疑を否認していると伝えられるが、日本でなら、立小便で逮捕されるようなものではないのか。当然ながら、今回の逮捕は、一連の「ウィキリークス」の米公電暴露の衝撃などから、「政府機関による国際的な陰謀説」や「CIA陰謀論」もネット上では見受けられる。
米政府にしてみれば、流出した25万件以上の機密文書のうち、「ウィキリークス」にアップされたのはまだ1000点余という。代表の逮捕によって、まだ大量に残る文書を封殺したいのだろうが、既に、孫子のサーバーも次々に誕生しているそうだ。このNet社会でいったん流出した情報を回収することなど不可能なのだ。
野次馬のカメとしては、面白がって見るだけではなく、アップされた情報の真偽を見極める目を養うしかない。といいつつ、今回アップされた機密文書のうち、一つだけ、カメは知っている情報があった。金正日・北朝鮮総書記に関する、「肉のたるんだ老人」・・・というもの。何せ、見たままだもん、ね。コレって、機密? なんて、ね。ともあれ、「ウィキリークス」よ、頑張れ!!! 

2010/12/09

◎亡国の徒花!? 海老蔵会見ノーカット版までアップ


にしても、亡国の徒花というか、バカバカしくて触れる気にもならなかったが、歌舞伎俳優・市川海老蔵のご乱行騒ぎもここまでくれば・・・、今朝のNETを開いてみたら、何と「市川海老蔵さん会見のノーカット映像」「市川海老蔵会見ノーカットで見せます」と2本も映像がアップされているのを見ては、ひと言いいたくなった。あの記者会見、1時間30分に及んだと聞く。そのノーカット版となれば、やはり1時間30分、早送りしようが、それなりの時間はかかる。とても、確かめてみる気はないが、この騒ぎ、いったい何なの? だ。尖閣沖での中国漁船拿捕並みというか、それ以上の騒ぎ方ではないか。こちらは、政治は絡んでいないようだが、日本の伝統芸能、歌舞伎といえば、政治介入の余地も有り得よう。ま、その露払い役として最初から警察は手を出しているのだが、容疑者の逮捕状を取りながら、どんな事情があるのか、執行しないまま。
見出しを拾ってみても、海老蔵事件長期化に「なぜ?」、中身“ZERO”…海老蔵会見はお粗末&矛盾だらけ、海老蔵が連発した「捜査中」 都合の悪いことを言い逃れ?  海老蔵の携帯「警察が保管」、海老蔵 骨5つに粉砕し8mm陥没、海老蔵 灰皿に酒入れてない、海老蔵 相手への暴行一切ない、海老蔵、赤い左目で涙の会見、海老蔵 茂木氏に「死ぬかと」、海老蔵の全CM、放送見合わせ・・・等々、で、最新のニュースは、海老蔵と全面対決へ 逮捕状男とトラブル相手が出頭か? といったところか。
梨園の御曹司のご乱行・・・、これって、日本人にとっては、向こう三軒両隣での興味津々の騒ぎで、血は少々流れたものの、裁判員裁判などと違って、身近かで分かり易く、噂話に誰でも参加でき、ああでもない、こうでもないと無責任に言いたい放題できる。事件発生からもう何日になるのか、その先陣を切って、熱くなっているのがテレビ、スポーツ紙、夕刊紙、週刊誌などのマスメディアときては、何をかいわんや、だ。

2010/12/01

◎小春日和に誘い出されて、紅葉狩り・・・


にしても、このところの小春日和に誘い出されて、デジカメをポケットに自転車で珍しくも紅葉狩りと洒落てみた。春のソメイヨシノは毎年の恒例となっているが、実は紅葉狩りなんて、初めてだ。

華麗、可憐、繊細、儚い・・・といったソメイヨシノの風情と違って、紅葉の様は何となく厚かましいというか、薄汚れて感じてしまう。元々山歩きもしないし、何より紅葉、黄葉の区別も判然とせず、紅黄葉は美しいとか綺麗とかは感じていなかった。季節感からいえば、紅黄葉は冬景色の幕開けの役回りといったところ。後には裸木が待機しているわけで、身を竦めるほどに寒々しく、何とも虚しい日々の始まりだ。

今秋は区報だったか、地元の紅葉スポットが紹介されていて、その写真がまたお粗末な出来とあって、ちょっとそそられた。そのスポットは2カ所で、いずれもカメの場所からは自転車で1時間近くはかかりそうなところ、この陽気では体が冷え切ってしまいそうだ。自転車をこいでいて冷えるというのも面妖な話だが、もはや汗びっしょりになるような乗り方はとてもできない。のんびり、ちんたら、フラフラしながら走るのだから・・・体温に変化は生じない。
で、30分ほどで行けるところまで行こうと、呑川を遡りながら辿り着いたのは池上本門寺。ま、ほぼ想定通りで、幅広、広大な紅、黄とはいかず、グンと近付いてみたり、ズームアップして50回ほどシャッターを押した結果がご覧の3点なのだが・・・。うふっ、こんなもん。

2010/11/26

◎道の真ん中にバケツが・・・どうする?


にしても、Netサーフィンの途中、ちょっと面白い心理テストを見つけ、トライしてみて、あまりの出来の良さに驚かされた。問題は実に簡単で、直感的に答えればいいのだが、その回答は意表を衝くもので、よく出来たブラックユーモアというか、人の深層心理を的確に指摘されたような気がして、気恥ずかしくなった。その心理テストの問題をいくつか・・・。

①歩いていると、道の真ん中にバケツがあります。あなたは、どうしますか?
②いま薬局にいます。店の中に知っている人がいました。その人は誰ですか?
③100本のバラがあります。そのうち何本をドライフラワーにしますか?
④絶対会ってはいけないといわれているトナカイに会ってしまった!あなたはどうした?
⑤四文字熟語を2つあげてください。漢字4つの言葉なら何でもいいです。
⑥数字の「5」を想像してください。それに形容詞をつけてください。できるだけ沢山・・・。
⑦背中をかいてください。上からかいた?下からかいた?

如何でしょうか。ま、もう1度、問題に目を通して、あなたの答えを再確認していただくといいのでは・・・。で、その答えは?
①バケツは「老人」の擬人、バケツに対する行為はお年寄りに対するもので、カメはバケツを蹴飛ばしてしまいました。
②薬局の中で見かけた知っている人は、あなたがいま一番消えてもらいたい人だそうで、カメはいませんでした。外道の道に踏み入って当然といえば当然ですか。
③ドライフラワーの本数は、あなた自身の自分のルックスに対する点数だそうです。カメは直感的に10本と思いましたが、いいも悪いも、いまさらねぇ・・・です。
④あなたはどうした?といって、その回答は何故か、あなたがおつりを多くもらってしまった時の行動だそうで、カメは走って逃げていました。
⑤最初にあげた四文字熟語の意味が「その人の人生に対する姿勢」で、2つめは「恋愛に対する姿勢」だそうです。カメは最初に「浅学菲才」、あとは思い浮かばず、その後、暫く経ってから「優柔不断」とか「勝手気侭」とか「無知蒙昧」などが出てきたが・・・、どうも四字熟語は苦手のよう。
⑥例えば「かっこいい」とか「かわいい」とか「怖い」とか、その時浮かんだ形容詞は自分自身を心の中でどう思っているかが反映されているとのことだが・・・、 カメは問い掛けの意味が良く理解できず、情けないことに無回答だった。
⑦上からかいた人は「将来苦労して生きる」そうで、下からかいた人は「将来楽しく生きられる」そうだ。カメは「下から」だが、「将来・・・」っていっても、ねぇ、老い先短い・・・っていうの。

2010/11/24

◎血湧き腐肉踊る北朝鮮の韓国砲撃・・・


にしても、北朝鮮の韓国砲撃のニュースに周章狼狽するだけで無為無策の菅政権を嘲笑してまた溜飲を下げてやろうと、ニュースの続報を注視していたら「休戦協定違反」との言葉がでてきて、さて、はて、カメの無知蒙昧に気づき、「そうだったんだ」と改めて膝を叩き、菅首相も多分同レベルだろうなと独りゴチてみたのだが・・・。どうしようもない浅学菲才なカメ、ただもう恥ずかしく身を屈めているだけでは何のお役にも立たず、ちょっと大きな生ゴミといったところなのだが、「情報収集」とアホの一つ覚えを繰り返す菅首相にしても、それらを分析、洞察する能力がなければ、集めた情報もゴミの山となるわけで・・・。
今回の砲撃、はや、この歳になって、すっかり平和ボケして干乾びた脳髄に初めて「戦争」を身近に感じさせられた思いだ。これまでも、世界各地で何度も戦争や紛争は見せられてきたが、距離的に遠く離れていて、戦闘場面にしても絵空事でしかなかった。でも、今回はTVのニュース画面を目の当たりにして、何か砲弾の音とか、建物が崩れる音、赤い血までが見えるような錯覚にとらわれてしまう。老い先短い身には、少なくなったけれども、血湧き腐肉踊る感じで、リアルタイムの騒乱動画を凝視していきたい。ウフッ。

2010/11/20

◎寿司ネタはやっぱり大きくなきゃ、ねぇ


にしても、情けないことに、久々、何年ぶりだろう、寿司らしい寿司を食った。ネタがでかくて、厚く、皿からはみ出ているのも目に付き、ほんと旨かった。初めて入った回転寿司店なので、何種類あるのかは知らないが、皿の絵柄も気にしないで食った、食った。といっても、4皿だったが・・・えんがわ、ほたて、はまち、まぐろ。でも、満腹感はあったもんねぇ。目がウルウルしてきた、ヨ。寿司ネタはやっぱり大きくなくちゃ、ねぇ。近頃では珍しい、ちょっとした驚きだった。
その寿司店は、例の世田谷・梅ヶ丘の美登利寿司の関連、「回し寿司 活」で、JR蒲田駅駅ビル6階に2年ほど前に開店、評判は聞いていたが、いつ見ても店外にまでズラッと行列ができていて、諦めていたのだが、昨日たまたま昼過ぎにのぞいてみたら、待ちが少なく、とりあえず入ってみたら、やはりタイミングなのかねぇ、4人目で、3分も待たずに、カウンターに案内されて、ラッキー。値段にはばらつきがあったが、それは確認せず、運を天に任せた。寿司ネタはやっぱり大きくなくちゃ、ねぇ。驚いた。入れ歯が多くなったせいで食欲が乏しくなって以来、食べたい料理は限られ、味覚も鈍くなり、食事自体の楽しみもなくなっていただけに、こりゃー旨い!!!と、久々に旨いものを食った感じだったし、満腹感、満足感についワクワク、嬉しくなった。
勘定を前に、食ったネタを思い出してみたが、あと一皿あったような気もしたが・・・、領収書では4皿だった。レジで値段を聞いて、驚いたもんねぇ。ホント?って感じ。2000円くらいでも、しょうがないかな、と腹は括っていたが・・・何と986円。思わず、笑みがこぼれた、ヨ。ウフッ。

2010/11/15

◎マツコデラックスにハマッてしまった、ヨ



にしても、最近になってやっと、ひょんなことから面白いテレビ番組を見つけた。TOKYO MXテレビの月曜日から金曜日、夕方5時からの生番組「5時に夢中!」だ。MCが例の故・逸見政孝の息子、 逸見太郎で曜日代わりのコメンテーターは毎日2人、全てお喋りで助平な女性という構成で、その日の夕刊紙の記事をテーマに、局の宣伝文によれば、女性のストレスを解消する“本音マル出し”ぶっちゃけワイドショー!! となるのだが、まぁ、賑やかな井戸端会議といった按配。素人による手づくり感もあって、ハラハラさせられながら、毒にも薬にもならない与太話、助平話に、つい笑ってしまう。これって、テレビ番組の原点なんだろうなと思い、このところ楽しみにしている。
実は、ここに辿り着いたひょんなこととは、「睾丸」。何かといえば、スタートは「タイ古式マッサージ」だ。Netで、その手のキーワードを色々追加して検索しているうちに、思いついて「睾丸マッサージ」と入力してみたら、これが結構ヒットして、「韓国人の睾丸は世界一!?」なんていうYouTubeの投稿作品が見つかり、その界隈にいまカメが最も注目する驚嘆、脅威のキャラ、マツコデラックスのコメントもわんさと見つかったのだ。どうやら、 MX「5時に夢中!」のスタッフ、関係者がその日その日のコメンテーターの発言をアップして番宣に使っているようだ。で、「睾丸」は、マツコの発言ではなく、木曜日のエロとインテリジェンスコンビ、過激発言で知られる作家、岩井志麻子&週刊新潮部長職編集委員、中瀬ゆかりの件だったのだが・・・。
いや、はや、マツコデラックスは想像以上に凄かった。地球上の生物とも思えぬ、何より、その想像を絶する巨体とデカ顔と目力(めぢから)のド迫力には笑わざるを得ない。多分、我慢を知らず、我侭一杯、勝手気侭、好きな物を食べたいだけ、腹一杯食って、眠くなったら寝て、そんな生活を続けていたら、こうなった・・・? 笑うっきゃない空恐ろしさに襲われ、いまや完全にハマッてしまった、ヨ。

2010/11/13

◎小沢一郎がやたら目につく2010の流行語


にしても、今年の新語・流行語大賞の候補60語が発表され、時の流れの速さに呆れながらも、改めて、その60語を1つづつ辿ってみて(文末に採録)、候補語のうち聞いたことがあるのは27語(45%)、その中で言葉の意味、内容までわかっているのは24語・・・。この数が多いのか、少ないのか、カメ自身では判断できないのだが、少ないに違いない。 いずれにしろ、外道の道に佇んで長くなり過ぎたか、浮世の事情に疎くなっているのは歴然としている。
なら、大賞はカメがいま認知している候補語の中から選ばれるに違いないとも思って、もう一度、候補語をなぞってみたら、小沢一郎がらみの言葉がやたら目に付くのだが、いずれもインパクトは弱い。やはり、「検察審査会」「酷暑」「2位じゃダメなんですか」あたりかな、と思う。テレビのニュースでさんざん見せつけ、聞かされ続けた言葉なのだが、さて、はて・・・。
ちなみに、09年の新語・流行語大賞は「政権交代」が年間大賞で、「歴女」「こども店長」「草食男子」などがトップテンだったそうだ。もちろん、すっかり忘れているのだが・・・。

<2010 新語・流行語大賞の候補60語>
1 ⅰPad 2 (クロス)カップリング 3 無縁社会 4 3D 5 AKB48 
6 K‐POP 7 ~なう 8 いい質問ですねえ! 9 名ばかり高齢者 10 イクメン 
11 家庭内野党 12 ガラパゴス(ガラケー) 13 ゲゲゲの~ 14 白戸次郎もよろしく 15 生物多様性 
16 ダダ漏れ 17 ととのいました 18 どや顔 19 なんで一段一段なんだろう 20 ネトゲ廃人 
21 バイクコンシャスライフ 22 パウル君 23 はやぶさ 24 パワースポット 25 フェニックス 
26 ブブゼラ 27 ホメオパシー 28 もしドラ 29 もってる 30 モテキ 
31 リア充 32 ルーピー 33 一兵卒 34 岡ちゃん、ごめんね 35 壊し屋 
36 検察審査会 37 見える化(可視化) 38 ・・ぜよ! 39 剛腕 40 国技を潰す気か 
41 酷暑 42 最小不幸社会 43 山ガール 44 終活 45 女子会 
46 食べるラー油 47 生きもの会議 48 待機老人 49 脱小沢/親小沢/反小沢 50 断捨離 
51 東京スカイツリー 52 年金パラサイト 53 買い物難民 54 ゴルコン 55 本田△(ほんださんかっけー) 
56 アジェンダ 57 33人の奇跡 58 (W杯)ベスト16 59 イラ菅/ダメ菅/○○菅 60 2位じゃダメなんですか

2010/11/06

◎「YouTube」への流出ビデオは大特ダネだ


にしても、沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の動画を「YouTube」で視聴して、久々の大特ダネに血湧き肉踊った。同時に、「YouTube」が21世紀の新しいメディアとしての地位を確立し、既存の新聞、テレビ、雑誌はまもなく消え去る運命にあると感じた。あと、4日のNHKクローズアップ現代で紹介された、ジャーナリズムを掲げて米軍の機密情報を次々と公開する機密告発サイト・ウィキリークスあたりに新しい時代のメディア像を見た気がした。また、中国漁船衝突事件だけでなく安全保障に関わる問題などに関して、ネット上には「主張する」ブログやHPが数多く立ち上がっていて、その数の多さとともに、その内容の充実ぶりに驚かされる。また、そうしたサイトを見ていると、もっと質の高い情報が数限りなくUPされてくるに違いない。
そもそも、流出ビデオの危機管理についていえば、9月23日の国連総会に出席した菅直人首相 がビデオを持参し、全世界に向けて上映して見せるくらいのパフォーマンスを展開するのが外交の定石なのだが・・・。菅首相はNYに発つ前、仙石官房長官に「この間に決着しておいて・・・」と言いおいて飛び立ったとか。菅政権のメルトダウンはとっくに始まっていたのだ。
自民の伊吹元幹事長は小野小町の歌をもじり、「詠み人は菅太政大臣」としてこんな歌を披露したそうだ。 ♪支持率は うつりにけりな いたづらに 尖閣国後(くなしり) 遅れとる間に ・・・。与党が与党なら野党も野党、まさに衰退途上国のノー天気な徒花(あだばな) だ。
既存のメディアが独自の意見、主張を持たず、政権の揚げ足取りに汲々とするばかりで、一旦コトあれば、政権と一緒になって慌てふためき右往左往し、堂々巡りしているようでは面白くもなく、役に立つのは相変わらずテレビの番組表だけで、昨今では景気の低迷から折り込みチラシが激減し、新聞がやたら薄い日が続いている実情では、ネットを自在に操る素人がネットワークを張り巡らし、メディアの覇権を握る日も近いだろう。

2010/10/31

◎ゴロツキより怖いセキュリティソフトの手口


にしても、新しいノートPCを手にして、愛しがっているだけでいいのなら、それは至上の喜びなのだが、このところ、実はセキュリティのややこしさに眩暈を覚えるとともに、そうしたソフトの卑劣極まりない所行にイラつかされている。その手口たるや、ディスプレイ上に突然姿を現し、頼んでもいないのに「スキャンしました」といい、「このままでは危険です」などと脅しまくって、ビビらせて、こちらが青ざめ、何度かクリックしたところを見計らってソフトの「購入」を迫ってくるのだ。
ま、ゴロツキ、暴力団などの常套手段でもあり、企業のマーケティングのイロハといえばイロハでもある。消費者をこれでもかこれでもかと怖がらせて、その怖い対象を除去できる「新商品」を販売して、「安心」でしょうとほくそ笑む。その恐怖は、埃であったり、カビであったり、新製品開発担当者は常に怖いものを探し回っていて、時には新たな恐怖を創出してしまう。特に、家電メーカーや医薬品メーカーの得意とする戦略だ。
家電製品や医薬品での恐怖などは無視もできるのだが、PCではそうはいかない。そのシステムなどに疎いし、PCがデータもろとも侵食され復活しないといった被害情報はあれこれ見聞しているだけに、いま向き合っているPCの画面に「警告」とか「危険」といったメッセージが表示されると、単純にパニクってしまう。で、慌てて、メッセージに導かれるままに進むと、腹立たしいことに、必ず「購入」のアイコンにたどり着く。で、いつも、こりゃ、何なんだ!!!
何せ、このPCはフリーソフトだけでまかなうつもりでいる。でも、マウスだけはもう一台で使っているマウスと共用するのは面倒で、購入(880円)してしまったのだが、これは許容範囲だ。セキュリティソフトは、これまで使っていたのは更新料0円が最大の魅力である「ZERO」で、結構、頻繁に自動更新されていて、不都合は生じなかった。今度は全て「フリー」で済まそうというわけだ。
で、フリーのセキュリティソフトのあれこれをチェックしてみると、そのメインの機能はウイルス/スパイウェアの検出率のようだ。そして、インターネットの使用頻度が高い場合や、カメのようによくアダルトサイトなどを閲覧する場合は、性能の良いセキュリティソフトが良いとしてある。ただ、そうなると、価格もそれなりに高価だし、動作も重いものが多い・・・なんて。でも、カメは根がケチだから、そんな高価なソフトを買う気はないし、以前に体験版をインストールして、やたら重くなり往生したこともあるから、あくまでフリーに拘ってあれこれトライを続けているのだが・・・。
現在は、Microsoft Security EssentialsとPC Tools Firewall PlusとSpybot - Search & Destroyの3つを使っていて、今朝ほど、かなり名の知られたセキュリティソフトを思い切ってアンインストールしようとしたら、「 ! 警告 削除すると、パソコンが脅威にさらされます」というメッセージに続いて「×ご使用のパソコンは危険な状態です」ときて、かなりブルったが、腹をくくって断行した。
と、購入してまだ1ヵ月足らずなのだが、何と触れ込み通り? PCのサクサク感が少しだが、感じられた。続いて、先ほどは恐る恐るMicrosoft Security Essentialsでスキャンしてみたら「コンピューターの状態/保護されています」「このコンピューターで脅威は検出されませんでした」との結果、さらに、「リアルタイム保護 オン」「ウイルスとスパイウエアの定義 最新です」とあり、ひと安心はひと安心なのだが・・・、ほんと、これでいいのかねぇ。

2010/10/29

◎国民の90%が「中流意識」を持てたんだから・・・


にしても、先ごろ、衰退途上国という言葉を目にしてハタと膝を叩き、ぼんやりと脳を覆っていたこの65年間の闇は濡れ紙をゆっくり剥がすように晴れていった。
衰退途上国の出所はどうやら欧米で、正確には「NDC」(Newly Declining Country=新しい衰退途上国)といい、日本を揶揄して使われるそうだ。では、衰退に移行する前の絶頂期は何時だったのかといえば、まさにカメの人生模様と軌を一にする・・・なんて、いま悦に入ってみても、当時のカメはノー天気に「サラリーマンは、気楽な稼業と来たもんだ ! 」と浮かれつつ転職を重ねながらも中流意識にはどっぷり浸かっていたような気がする。その生活実態は「ウサギ小屋」とも揶揄されるような粗悪なものなのだが、それでも、カラーテレビはある、冷蔵庫はある、エアコンはある、洗濯機はある、と世間一般に普及している家電製品は揃っていて、それが「世間並み」の暮らしと納得し、もうこれ以上欲しい物はないよなぁと飽食感さえ覚えていたのだが・・・。
これは、日本が高度経済成長を成し遂げ、安定、成熟期に入った昭和の後半のことで、内閣府の「国民生活に関する世論調査」で国民の何と90%が『中流』と答えた時期だ。で、昭和54年の「国民生活白書」では、国民の中流意識が定着したと、それを評価してみせたほどだ。カメなどは無思想、無批判に「官僚国家」だからこその快挙と喝采したものだ。同時に、生活実態はともあれ、国民の90%が中流意識を持てる社会なんて、この地球の歴史からみても人類がいまだかつて体験したことのないユートピアに違いないとも思った。多分、欧米諸国も共産圏諸国も、そうした共通意識を持てる国家を目指しているのだろうが、敗戦をバネに安保の傘の元、企業戦士といわれながらもガムシャラに追い付き、追い越せで、気がついたら日本の国民総生産 (GNP) は米に次ぐ世界第2位になっていて、その上、国民の90%が「中流」意識をもてるまでになれば、これ以上の幸せはないだろう。ただ、そんな状態を長く続けることは難しく、生態系システム、法則に則って衰退期を迎えるのは当たり前、必然の結果だ。それも、平和呆けという言葉に象徴されるように、難しいことは考えず、ただひたすら働き続けて、そこまで達成してしまった日本だから、これからは坂道を転がり落ちるだけだよなぁ、とカメなどは悦に入っていたものだ。
そして、バブルの時はみんなで狂乱し、株を買い、アメリカの土地まで買いまくり、お立ち台で踊りまくるのが日本人で、みんな、そんな空気を読んで訳もわからずはしゃいで、その後は「空白の10年」が「20年」になり、政権の座が民主党に移ってからは、日本の衰退ピッチに拍車がかかり、転落の様がリアルタイムに見せつけられるようになった、と思う。あぁ、どうにもならない衰退途上国ヨ・・・。

2010/10/26

◎「軽蔑」のポスターが脳裏に浮かんだ



にしても、今朝いつものようにNetでテレビ番組表をチェックしていたら、13:00からの衛星映画劇場に「軽蔑」とあり、瞬間的にブリジット・バルドーのポスターが浮かんだ。その助平な絵柄が、突然甦ってきたのだ。とはいえ、映画館でも、その後、DVDが登場してからも、実は映画そのものを見た記憶はない。ポスターの印象だけが強く脳裏に残っていたのだ。それは、いつごろのことだったか。マリリンモンローも同じころだったのではないか。でも、カメはバルドー派だったよなぁ。となれば、ひょっとすると、バルドーがカメのイタ・セクスアリスの原点だったのではないかと思うと、もう居ても立ってもいられなくなり、Netで「軽蔑」のポスターを探してみたら、簡単に見つかった。ともかく、フムフムだ。何とも、懐かしい。画像をちょっと大きくして見て、そう、助平女だったよなぁ。カメ、高校時代だったかなぁ・・・。買う気はないが、そのポスター、折り目のない中古良品で6万5000円とあった。
で、その映画、真面目に調べたら 1963年の制作(ゴダール監督)。1963年となると昭和38年、となると、カメは既に高校は卒業していて、大学2年。その上、マリリン・モンローは前年に死亡していて、バルドーはポスト・モンローの最右翼だったか。となると、さらに、カメのイタ・セクスアリスの原点どころか、「たけなわ」だったか・・・なんてことはなく、この辺の記憶は既に混沌としていて、全ては一緒、ごった煮状態だ。それは、それでいい。何も差しつかえはないのだから。
でも、何故その映画を見ていないのか。それはしっかり覚えていて、何とも不思議だ。記憶の糸をちょっと紡いでいくだけで・・・、糸球がほぐれていくさまを認識するのも、郷愁を限りなくそそられ、面白く、楽しい。

2010/10/19

◎衰退途上国に相応しいお粗末・菅内閣・・・


にしても、先ごろ耳にした衰退途上国という言葉、誰が言い出したのか知らないが、実にいい言葉、言い得て妙なりで、感心しきりだ。まさにそうなのだ、そうなんだよなぁ・・・って。勿論、今の日本の国の姿で、カメはこれまで喉につかえていたものが一気に外れたような気がして、すっきりした。
チリの鉱山落盤事故で地下約700mの避難所に退避した作業員33人全員が69日ぶりに地上への生還を果たした際、「ビバ! チリ (チリ万歳)」などとひときわ大きな歓声が上がり、生還した作業員らは「チリ人であることを誇りに思う」などとコメントし、駆けつけた家族をはじめとする関係者も一様にチリ人の「誇り」を口にした。日本でも、テレビカメラに向かって在日チリ大使が同じセリフを口にするのを、そうだろうなぁと羨ましい思いで眺めていた。
それに引き換え、日本はどうだ! という話だ。この 9月7日、尖閣諸島で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突、公務執行妨害容疑で逮捕した船長を除く船員14人は13日に釈放、24日になって、那覇地検は拘置していた中国人船長を処分保留で釈放したという、国家の威信を傷つける何とも腹立たしい案件で、さすがに、日本人であることが恥ずかしく、珍しく憤りも感じた。もう、こりゃ、国家の態をなしていないと情けなくなった。そんなカメの思いを10月6日の衆議院本会議で代表質問に立った稲田朋美議員(自民)が声高らかにぶつけ、その内容がNetにアップされていたので、得たりとそのエキスを再録させていただく。稲田議員、総理の座を目指しているとかで、その論たるや、歯切れ良く勇ましく、衰退途上国に打ち沈んでいるカメの胸も高鳴った。
こんな具合・・・(http://blog.goo.ne.jp/2005tora/arcv)・・・菅政権は外交安全保障政策に対し、あまりにも無責任かつ、無策です。その現れが尖閣問題における無様な外向的敗北なのです。残念な事に、この国では国民の怒りを共有する事ができない政治家が総理をし、官房長官をし、外務大臣をしているのです。今回の釈放は中国の不当な圧力に屈して国内法の適用をねじ曲げた主権国家の名に値しない恥ずべき政治判断でした。・・・総理、及び菅内閣の閣僚は、釈放は那覇地検の独自の判断であったと言い、検察当局も同じ事を言っています。誰も信じない卑怯な責任逃れです。そもそも外交問題を理由に釈放を決めることは検察の越権行為になると考えます。・・・判断を検察当局に委ねた事は、あなたが理想とし、政権交代の大義である政治主導の自殺行為ではありませんか?・・・政治は結果です。・・・菅内閣が腰抜け、ブレた、という国民の批判を恐れ、検察に政治責任と説明責任を押しつける卑怯者内閣であること、国益を守るという政治意志を示すことのできない意志のない内閣である事を国民に知ってもらう為に、逮捕、留保、釈放に至る事実関係は明らかにしなければなりません・・・と。
確か、95年 1月 の阪神・淡路大震災の時、何だかんだいっても、結局、国は国民の命と財産を守ってはくれないと感じたものだ。それも、時の総理が村山富市氏で、いわば左翼政権だからかと思ったり、総理の器の問題かとも邪推しつつも、災害の規模のでかさに、当時は圧倒されていたのだが、今回の菅内閣のお粗末さは日本人の気概、心意気に触れるものだけに、何とも情けなく、まさに衰退途上国という言葉に相応しい顛末だと、1人得心している。

2010/10/15

◎パンティー1枚のPCがもう愛おしくて・・・


にしても、新しい高速ノートパソコンを手にして丁度1週間になる。何せ、DELLのこのPC、パンティー1枚身に纏って現れたもんで、ブラジャーやら何やら慌てて用意してあてがってみては、その具合を確かめつつ、また変わった下着をつけて、・・・なんて、もう愛おしくて愛おしくて終日その温もりを感じつつ、あれこれ世話を焼いて、それがまたまた新たな快感を湧き上がらせながらも、さすがに疲れてきた。外道カメのメインPCの座は昨夏購入してすっかり馴染んでいるAcerのノートPCが占めているので、 今度のPCはどう楽しもうと、ウフッ、カメの思いのまま、勝手気侭でいいのだ。
念のため、正式な型番はDELL Studio Notebook 1558。「高速」(intel COREi7プロセッサー)の謳い文句に釣られたわけだが、まだ、それを実感できていない。最後のお楽しみにとっておいてあるような気もするのだが・・・。
最近のPCは、やたらセキュリティに神経過敏になって、数多くのソフトが出来ていて、それらがどの程度実効あるのか判然としないまま罷り通っていて、そんな生半可な知識があるものだから、そんな些細?なことも気になって、わかるはずもないのに説明を読んでみたりして、いや、時間がかかること。いったんインストールしても、具合が悪いと、それも操作ミスなのかもしれないのに、アンインストールしてみたり、とっかえひっかえして、いやはや時間のかかること。
カメにとっては、OSがパンティなら、ブラウザはブラジャーか、なんて大事なブラウザですらIEはそっちのけで、フリーのFirefoxをDLして使い始めたものの、いまいちしっくりこないので、ツールバーを一つ削除してみたら、どうもそれが原因なのかどうかは不明だが、不具合を生じ、復元するためにあれこれトライしてみたが、結局は面倒臭くなって削除、IEに移行してみたが、やはりこちらも調子に乗ってあれこれ手を加えているうちに動きが不自然になって・・・、ギブアップ。
こんなこともあろうかと、最初から取説にはさまれていた黄色い紙のメモ「システムリカバリディスクの作成」に従って作成しておいた、要は初期化ディスクを先ほど挿入して、PCを工場出荷時の状態に戻し、いま、復活作業を急ぎつつ、メインのノートPCで本稿を認めている次第・・・。

2010/10/04

◎小沢氏、強制起訴へ・・・何たる「呆痴国家」


にしても、これが法治国家のやることかと、一瞬、呆気にとられたが、なるほど「呆痴国家」ならさもありなんと、何となく1人得心した。東京第5検察審査会が4日、小沢一郎民主党元幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書の虚偽記載について「供述は不合理で信用できない」と、小沢氏を起訴すべきとする2回目の議決(起訴議決)を公表、今後、東京地裁が指定す る検察官役の弁護士が強制的に起訴するという。何とも無茶苦茶な話で、とんでもない市民裁判になってしまう。世論は、始めに有罪有りきで、果たして裁判官が無罪判決を出せるのだろうか。こんな素人優先の制度が容認されていけば、次に標的になるのは何方だろうか。人相の悪い政治家は早急に整形した方がいいかもしれない。
審査会は傲慢無知としか言いようがない。この日の議決書で審査会は、検察官が説明した起訴基準に照らしても、本件において嫌疑不十分として不起訴処分とした検察官の判断は首肯し難いとし、この制度は検察官が起訴に躊躇した場合、いわば国民の責任において、公正な刑事裁判の法廷で黒白をつけようとする制度であると考えられる・・・などとしているが、これでは、以前にも指摘したが、小沢憎しで、悪役が似合う小沢氏への市民裁判になってしまう。素人を取り込んだ司法改革の弊害で、何とも、心もとないし、バカバカしい。