2011/03/18

◎やはりヒト次第・・・、日本の原発は終わった


にしても、安否を問われ無事を知らせたメールに北欧・フィンランドのメル友から昨日、こんなメールが届いた。
「Im happy to hear that you are okey.it is good news for me.」とあり、
「I worry about the nuclear plants in Japan...........This is the expensive price you have to pay since you are a rich country and people need so much denki and people and goverment just care about money and work and to make succes in life,not about environment or people................Its crazy.......」と指摘され、こんな返信を認めた。

今回の地震・津波・原発は海外の方が関心が高く、ニュースも迅速・正確なようです。
昨日、日本のテレビでは、ヘリコプターから撮った原発の映像を流していました。遠くからのボンヤリした映像です。テロップで、原発から30キロ離れたところ(避難区域)から撮影していると説明していました。
政府も、電力会社も、メディアも一緒にうろたえ、遠巻きに見ているだけです。ガッカリしました。
原発事故の際の対応は「止める」「冷やす」「封じ込める」の3つなのに、出来たのは人の手を借りなくてもいい「自動停止」だけです。あとは、「安全」と「経済」のバランスを考え、出来るだけ早く「決断」しなければならないのに、誰も決断しません。たらい回しにして、事態は悪化するばかりです。多分、このまま、気がついたら、最悪の事態を迎えていることでしょう。「しょうがない」・・・と言って、苦笑いしているでしょう。タイなら、マイペンライといったところです。

あなたが原発について詳しいことに驚きました。科学技術についての教育がしっかりされているのでしょう。凄いです。先日、NHKの衛星放送で海外ドキュメンタリー番組を見ました。タイトルは「核廃棄物 10万年の危険」。フィンランドは世界に先駆けて、地下深い場所に使用済み核燃料の最終処分場「オンカロ」(フィンランド語で隠し場所の意)の建設を始め、安全性試験を行っているという話です。フィンランド国民の理解の深さと公共心の高さに驚きました。日本では、とても考えられません。トイレなきマンションと言う人もいますが、まともに耳を傾ける人はいません。だから、建設場所すら、まだ見つけられていません。今が良ければ、それでいいようです。

私は、日本の原発はこれで終わりだと思います。既存のプラントは稼動させるでしょうが、新設、増設は不可能だと思います。日本では、これまで「原子力の平和利用」と散々言ってきましたが、これも、ヒト次第だということです。

ちょっと、真面目にメールしてしまいました。ウフッ。  

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