◎「軽蔑」のポスターが脳裏に浮かんだ
にしても、今朝いつものようにNetでテレビ番組表をチェックしていたら、13:00からの衛星映画劇場に「軽蔑」とあり、瞬間的にブリジット・バルドーのポスターが浮かんだ。その助平な絵柄が、突然甦ってきたのだ。とはいえ、映画館でも、その後、DVDが登場してからも、実は映画そのものを見た記憶はない。ポスターの印象だけが強く脳裏に残っていたのだ。それは、いつごろのことだったか。マリリンモンローも同じころだったのではないか。でも、カメはバルドー派だったよなぁ。となれば、ひょっとすると、バルドーがカメのイタ・セクスアリスの原点だったのではないかと思うと、もう居ても立ってもいられなくなり、Netで「軽蔑」のポスターを探してみたら、簡単に見つかった。ともかく、フムフムだ。何とも、懐かしい。画像をちょっと大きくして見て、そう、助平女だったよなぁ。カメ、高校時代だったかなぁ・・・。買う気はないが、そのポスター、折り目のない中古良品で6万5000円とあった。
で、その映画、真面目に調べたら 1963年の制作(ゴダール監督)。1963年となると昭和38年、となると、カメは既に高校は卒業していて、大学2年。その上、マリリン・モンローは前年に死亡していて、バルドーはポスト・モンローの最右翼だったか。となると、さらに、カメのイタ・セクスアリスの原点どころか、「たけなわ」だったか・・・なんてことはなく、この辺の記憶は既に混沌としていて、全ては一緒、ごった煮状態だ。それは、それでいい。何も差しつかえはないのだから。
でも、何故その映画を見ていないのか。それはしっかり覚えていて、何とも不思議だ。記憶の糸をちょっと紡いでいくだけで・・・、糸球がほぐれていくさまを認識するのも、郷愁を限りなくそそられ、面白く、楽しい。
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