◎頑張れ!!! 21世紀の新メディア「ウィキリークス」
にしても、21世紀の新マスメディアとして衝撃デビューした内部告発サイト「ウィキリークス」に関し、日本のマスコミは足元を脅かされた僻みか、取材力不足か、或いは危機意識の欠如か、その後の報道がいささか素っ気ないのだが、海外ではかまびすしく、創設者のジュリアン・アサンジ代表(39)がスウェーデンから強姦容疑で国際手配され、イギリス国内で逮捕されたという。
強姦とは、何ともお粗末というか、俄かには信じがたい、情けない容疑なのだが、その内容はというと、被害女性2人のうち1人は「(アサンジ代表との)性行為中にコンドームが破れた」、もう1人は「夜はコンドームをつけてしたが、翌朝はつけてくれなかった」と主張しているのだという。ま、それこそ、何が何でも代表の身柄を拘束したい「別件逮捕」の典型で、性に関するお国柄もあるのだろうが、コンドームの有無で国際手配されては、ねぇ、だ。代表は容疑を否認していると伝えられるが、日本でなら、立小便で逮捕されるようなものではないのか。当然ながら、今回の逮捕は、一連の「ウィキリークス」の米公電暴露の衝撃などから、「政府機関による国際的な陰謀説」や「CIA陰謀論」もネット上では見受けられる。
米政府にしてみれば、流出した25万件以上の機密文書のうち、「ウィキリークス」にアップされたのはまだ1000点余という。代表の逮捕によって、まだ大量に残る文書を封殺したいのだろうが、既に、孫子のサーバーも次々に誕生しているそうだ。このNet社会でいったん流出した情報を回収することなど不可能なのだ。
野次馬のカメとしては、面白がって見るだけではなく、アップされた情報の真偽を見極める目を養うしかない。といいつつ、今回アップされた機密文書のうち、一つだけ、カメは知っている情報があった。金正日・北朝鮮総書記に関する、「肉のたるんだ老人」・・・というもの。何せ、見たままだもん、ね。コレって、機密? なんて、ね。ともあれ、「ウィキリークス」よ、頑張れ!!!
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