2006/09/17

◆カメの願い (^_^;)「早く来い」

還暦を迎えた大先輩から、聞いた話です。

「そろそろ如何でしょうか?」 といいながら、死神は還暦を迎えた方を一人づつ訪ね歩いているそうです。そのセールストークはオレオレ詐欺なみに巧みな上、時には手を引っ張って強引に連れて行こうとしたりもするとか・・・。そこで、大先輩は死神が玄関まできた時、妻女にこういえと教えていたそうです。
還暦(干支が60年で一回りして、元に帰るところから、数え61歳)
60才でお迎えが来た時は 「只今留守」と云へ
古希(杜甫の「曲江詩」中の「人生七十古来稀」の句から70歳)
70才でお迎えが来た時は 「まだまだ早い」と云へ
喜寿(喜の字の草体が「77」と分解できるところから数え77歳)
77才でお迎えがきた時は 「せくな老楽これからよ」と云へ
傘寿(傘の略体が「80」と分解できることから数え80歳)
80才でお迎えが来た時は 「なんのまだまだ役に立つ」と云へ
米寿(米の字が八十八に分解できることから88歳)
88才でお迎えが来た時は 「もう少しお米を食べてから」と云へ
卒寿(卆が「九十」と分解できることから、90歳)
90才でお迎えが来た時は 「そう急がずともよい」と云へ
白寿(百の字から一をとると白の字になることから99歳)
99才でお迎えが来た時は 「頃をみてこちらからボツボツ行く」と云へ 
(06/05/30)