◆カメの願い (^_^;)「早く来い」
還暦を迎えた大先輩から、聞いた話です。
「そろそろ如何でしょうか?」 といいながら、死神は還暦を迎えた方を一人づつ訪ね歩いているそうです。そのセールストークはオレオレ詐欺なみに巧みな上、時には手を引っ張って強引に連れて行こうとしたりもするとか・・・。そこで、大先輩は死神が玄関まできた時、妻女にこういえと教えていたそうです。
還暦(干支が60年で一回りして、元に帰るところから、数え61歳)
60才でお迎えが来た時は 「只今留守」と云へ
60才でお迎えが来た時は 「只今留守」と云へ
古希(杜甫の「曲江詩」中の「人生七十古来稀」の句から70歳)
70才でお迎えが来た時は 「まだまだ早い」と云へ
70才でお迎えが来た時は 「まだまだ早い」と云へ
喜寿(喜の字の草体が「77」と分解できるところから数え77歳)
77才でお迎えがきた時は 「せくな老楽これからよ」と云へ
77才でお迎えがきた時は 「せくな老楽これからよ」と云へ
傘寿(傘の略体が「80」と分解できることから数え80歳)
80才でお迎えが来た時は 「なんのまだまだ役に立つ」と云へ
80才でお迎えが来た時は 「なんのまだまだ役に立つ」と云へ
米寿(米の字が八十八に分解できることから88歳)
88才でお迎えが来た時は 「もう少しお米を食べてから」と云へ
88才でお迎えが来た時は 「もう少しお米を食べてから」と云へ
卒寿(卆が「九十」と分解できることから、90歳)
90才でお迎えが来た時は 「そう急がずともよい」と云へ
90才でお迎えが来た時は 「そう急がずともよい」と云へ
白寿(百の字から一をとると白の字になることから99歳)
99才でお迎えが来た時は 「頃をみてこちらからボツボツ行く」と云へ
(06/05/30)
99才でお迎えが来た時は 「頃をみてこちらからボツボツ行く」と云へ
(06/05/30)