2006/09/18

◆バックパッカーな暮らしの真髄・・・


にしても、バックパッカーな暮らしは「最高」だ。
バックパッカーはホームレスと一緒じゃないかとみる向きもあろうが、ちょっと違う。
どこが違うかといえば、どこだろう? 実態はバックパッカーもホームレスも、同じといってしまえば、はい、それまぁ?でヨなのだが・・・。
メンタル面の違いだろうか。積極的か、消極的か・・・。
にしても、社会からドロップアウトしている。これは逃避で、いずれも変わりはない。
バックパッカーの中には、積極的に学問、研究などの手段として積極的に取り組んでいる方も少なくないし、社会勉強の一環としている若者も多いことも確かだ。
カメの場合は生活のためだ。豊饒の国では食えない。
全てに金がかかりすぎるのだ。これでは、ホームレスと変わらないだろう。
ただ、日本は寒い。寒いのは苦手だ。寒いと、何だかんだと、つい考えてしまう。陽気が暖かいと、何も考えなくてもいい。明日のことも、明後日のことも、まして1年後のことなど・・・。
いまだけ、いまだけしかない。それこそ、いま体を横たえてゴロゴロしていてもいい。多分、明日も同じことをしているだろうし、それはできる、それがバックパッカーな暮らしの真髄だ。
カメの人生訓は、川の流れに身を任せる・・・だ。 それで、ずっとこれまで流れ流れて来た。いま、一人暮らしで、金なし、家族なし、余命なし、夢もなし・・・ないないづくし。あとは死ぬだけ。
強いて夢を探すと、浮上するのは中出し・・・か。
といって、種なし、中折れでは、これはまた、夢のまた夢。
いま、肩に背負おうのはバックパックだけのバックパッカーな暮らしは、カメにとっては「最高!」なのです。
                                       (2006.06.15)