2014/08/11

◎訪タイの成果!!! 効く消炎剤をゲットしたぞ

にしても、いったん睡りについた後、足の先の突っ張り感による目覚めは恐怖以外の何ものでもない。「来たか」と思う間もなく、鈍痛はどんどん広がって、両足の向こう脛周辺の筋肉がパンパンに張って、その周辺の筋という筋をこれでもかと引っ張り、痛みから逃れんと少しでも足を動かすと鈍痛が増し、いつ果てるとも知らず、異国のキングサイズのダブルペットの上で、テーブルの上に出してあるキンカンにすら手を伸ばせないで、情けないことにウンウンと呻くしか術はない。足を上げようにも、下げようにもままならず為すすぺなし。じっと鈍痛にただ耐えるしかない。
8日未明の七転八倒、誰かが傍にいたら間違 いなく、助けを求めていたたろう。といって、救急車が来たからといって、をどう告げれぱいいのか。ただ身悶えて、痛みを表現するしかないのか。そりゃ辛過ぎる。ともあれ、動かず、ひたすら鈍痛が鎮まるのをじっと待つしかなかった。その間、10分だったか、30分だったか、カメには1時間ほどにも感じたが、幸いそのうち眠りについて、事なきを得たものの、目覚めた後は、微かに身震いした。因果関係ははっきりしている。昼間、せっかくのビーチだからと、カメラを握って、ビーチを行ったり来たり、超70歳の単なる歩き疲れだ。

フットマッサージへ行こうと出かけたのはいいが、店もマッサージ嬢も雲霞の如く、結果、酷いのにあたったようだ。あれで30200THB(600)は高いよ。何といっても、カメのお肉は薬とかマッサージなど外的、内的刺激には敏感に反応する。お肉が効用を熟知しているわけだ。
ドラッグストアをのぞいてみた。マッサージ大国とも称されるだけに消炎剤や香油などは豊富な品揃えだ。お馴染みのタイガーバームだけで棚一つを占めている。パッケージはほとんどタイ文字で、実は何の薬かは想像するしかない。筋肉痛のイラストが多い中にブルーの箱が目に入った。「COUNTERPAIN COOL」とあり、何となくだが、じっと見詰めているうちに効きそうな気がしてきた。小箱で50THB(150)、いいんじゃないか。そんなイメージだけで買ってしまい、ホテルに戻って、Netで検索してみたら、なんと日本の大正製薬製で、ゼリー状の消炎剤。国内では何故か販売していないそうだ。何か、カメはそれだけで効きそうな気がしてくる。
確かに、確かに、効くねぇ。劇的だ。向こう脛から始まったこの騒動、一挙に解決。何と肩凝りまでも消えてしまったようだ。不思議なことがあるもんや。
COUNTERPAIN COOL」のゲットは、今回の訪タイでの最高の成果のような気がしている。


2014/08/09

◎時代を先取りしサルになったカメ

にしても、ちよっと新聞のコラムに触発さて、珍しく書きたくなった。3日付毎日新聞「時代の風」で見出しは「サル化する人間社会」「低下する共感や連帯」。筆者は京都大の山極寿一教授で霊長類研究の世界的権威、秋からは京大総長に就任するそうだ。
余談だが、今回の訪タイでは紙面イメージのまま閲覧できる「ビューアー」をインストールした中華タブレットも持参していて、たまたま目にした次第・・・。毎日新聞のこの無料サービス(全頁閲覧可能)がいつまで続くか、楽しみではある。

さて、山極教授のコラムは「サル化する人間社会」の見出しだけで十分、内容まで紹介することもないとは思うが、簡単にいえば、食事の形態を通しての考察で、現代の私たちはサル社会に似た個人主義の閉鎖的な社会を作ろうとしているように見えるというのだ。Netで検索すると、山極教授の著書「『サル化』する人間社会」の紹介にこうあった。
厳格な序列社会を形成し、個人の利益と効率を優先するサル社会。
個食や通信革命がもたらした極端な個人主義。そして、家族の崩壊。
いま、人間社会は限りなくサル社会に近づいているのではないか。

なるほど、同感である。その通りだと思う。実は、何を隠そう、カメの場合はもう既にこの人間社会を捨て、いわばサル社会を生きている。「外道のカメ」を名乗る所以だ。そのコンセプトは「個の快感」であり、すべての事象はそこに「特化」される。その象徴的行為がまさに「G」である。その行き着く先に見えるのは「枯死」だ。カラカラに乾いて微風にも朽ち崩れる。本ブログのプロフィール写真に使ったランニングには「死して屍拾う者なし」とある。

実は、山極教授の「サル化する人間社会」の見出しが目に入った途端、中身を読む前からカメは一足早く、いや、時 代を先取りしてか、「サルになったカメ」と即応していたのだ。アァー。

2014/08/07

◎南タイの伝統家庭料理は辛くなかった・・・

にしても、タイ料理は辛いというイメージは今回のプーケットの旅で払拭された。パトンビーチから歩いて30分ほどの山側に展開する街にあるホテルに一週間滞在して、近くのタイ食堂で昼は必ず食事した。とにかく、旨い、早い、安いの三拍子揃っていて、メニューも豊富だ。定番は白いご飯を皿に盛り、その上にあれこれ、大体二種類だが、希望の肉や野菜、魚料理を載せてテーブルに運んで頂くのだが、そこには常時香味野菜類が皿に盛ってあり、あとは氷がたっぷり入ったアルミコップ、こちらはいずれも無料サービスだ。で、お値段は当然、料理の選択によって変わるが、まっ、50THBから高くても100THB止まりといったところで、散々お世話になった。
ここで、気がついたのだが、タイ特有の辛い料理がないのだ。特に、カメが大好きな濃厚ニンニクと唐辛子たっぷり、挽肉のバジル炒めがメニューにない。他の食堂ものぞいてみたが、やはり同様だった。
この店、探してみたが、写真でご覧のように天幕はタイ文字ばかりで、店の名前らしきものもない。
一部、英語の部分を見ると、こうある。Thai Traditional South-Local Foodタイ伝統料理といったところか。どうやら、南に拘りがあるようだ。TATOOの看板でも「South」の文字を見た。宗教も、南では仏教よりもイスラム教が多いと聞いたこともある。南には南の独特の文化があるのかもし
れない。まだ、料理でしか体験していないが・・・。

2014/08/05

◎海に来たら、やはりビーチを歩きたい・・・

にしても、ちょっと更新が途絶えたのは、ホテルの立地がパトンビーチから少し離れ、山に近くなって、生来の引き篭もり症状が出てきたためだが、ホテルのWiFi環境が驚くほどよく、YouTube
で、カメが大好きな「オレたちひょうきん族」をダウンロードしたら、60分余の動画が何と10分そこそこで完了するとあって、マンザイなどを中心にあれもこれもDLして、楽しんでいて・・・。いや、驚きました、高機能のパソコンなど端末を変えたり、イジルより、強力なNET環境に勝る策はなさそうだ。
で、本4日、そこをチェックアウトしてビーチにも繁華街にも近い前回泊まったホテルに再びチェックインしただけで、何とも浮き浮きしてくるから不思議なんだよなぁ。昼飯食ったら、とりあえず海に来ているんだからビーチに行かなくちゃと、誰にいわれるでもなく、体はパトンビーチに向かっていて、まっ、出来るだけいっぱいシャッターを押してパトンビーチの写真をアップしてみました。
ちなみに、下の下の画像は7月27日の日曜日昼過ぎ、パトンビーチをひたすら歩いた際、ようようカメラフレームの端っこに残っていたのでございます。おまけでありまして、やっぱ、歩いてみるもんでんなぁ。ウフッ。


2014/08/01

◎値引き交渉も熱くなると価格ぶっ飛ぶ

にしても、こりゃ、ちょっとしたビッグファイトだと感じた。前回宿泊したホテル近くの大規模屋台群でのこと。夕暮れ時、屋台を見ながら歩いていたら薄暗い軒先にちょっと異様なデザインのTシャツが何枚もぶら下げている店を見つけた。いわずと知れたスカルだ。思わず笑みが洩れた。毎日、屋台をぶらぶらしながら秘かに探していた専門店だ。やっぱり、あった、よ。なるほど、ひと目で物は良し。奇抜で見事なデザインがぶら下がり、平積みもズラリ。これなら誰だって欲しくなるだろう。武者震いした。金がふんだんにあれば、全部だって欲しい。そんなオーラが出てしまったようだ。カメは何せ、スカルをデザインした安価なランニングをまとい、スカルを刺繍した野球帽までかぶっている。 骨のありそうな熟年男性店員はそんなカメの姿を品定めしていたようで、売る気満々で迫ってきた。
価格交渉は定石通り、「タオライカップ(いくら)?」で始まった。カメは1枚でもいいから買う気で交渉をスタートさせていた。店員が応えた最初の価格は「450THB(1350)。ほほぉー、そうか、そうか、1枚ならそれでもいいかなと思いつつも、まずは「300THB(900)」と応酬、さり気なく他のTシャツを触ったりして、物欲しげに、ちょっと迷っている風にしていたら、「これ、普通のお客さんには650THB(1950)」と大型の電卓に「650」と表示して、カメの自惚れ心を擽ってきた。なるほど、ねえ、そりゃ、なんぼなんでも、高過ぎる、わ。ならばと、後、これと、これもと、合計3枚にして、「1000」でどうだと突きつけた。店員は一瞬怯んだものの、さすがにこれは無理だったか、「1400」と返してきた。耳を疑ったが、脳はもうパニック状態、高いのか、安いのか。さて、はて。そこでカメが提示したのが、じゃ、この2枚で800THB(2400)でどうだといったら、もはや3枚に拘ったようで「1300」ときたので、なら「1000」だなに、「それではオーナーに叱られる」といいつつも「1200」ときた。それにも首を捻ったら、「ウゥーン」と天を仰ぐように「1100」。カメはそこで、にっこり妥協した。後で計算してみると、Tシャツ1枚@367THB(1100)、高いのか、安いのか、不明なれど、熱のこもったやり取りで、ちょっとした達成感に浸っていたのでした
また、最初の価格、450THB(1350)なら3枚て1250THB(3750)のだが、お互い、どこかで、そんなこと忘れているのが可笑しい。
ちなみに、Tシャツの写真は参考までにアップしたが、いい買い物だったと思っている。いつの日かこのTシャツでお目にかかる日があればこの上ない幸せかも、ね。

2014/07/31

◎パソコンの表記が突然タイ文字に変わった・・・

にしても、Windowsは「95}からの付き合いになるが、いまだに玄関の三和土(たたき)でウロウロするばかりで、まだドアノブすら握っていないと思う。昨秋Windowsの「8」を:ゲットしたものの、セキュリティ設定の複雑さに、素人は三和土にすらあげてもらえないと感じた。おかげで、順調に付き合ってきた「7」をはじめノートパソコン2台が次々「ユーザープロファイルが読み込めません」とログインできなくなり、結局は初期化して中古買い取りに持ち込む羽目になってしまったのだ。
まっ、そんなこんなで、今春購入した「8.1」をタイに持参したのだが、タイに入国して間もなく、パソコンが牙を剥いてきた。毎日、アクセスする「日記」のツールバーが全てタイ文字に変わっていたのだ。「今日」とか「1日前」とか「編集」「移動」「ファイル」まで。さらに、日記帳の枠内にマウスが入ると、マウスの右クリックで出てくる「コピー」「切り取り」「貼り付け」「戻る」もタイ文字に変わってしまう。これじゃ、お手上げだ。といって、メモ程度なのだが日記を止めるわけにもいかず、2日間は「メモ帳」で代用したのだが、使い勝手は悪いし、モチベーションも下がる。
何故こんなことになってしまったのか、その因果関係に思いを馳せたのだが・・・。このパソコン、気が付いたら、いつの間にか、タイ時間が表示されるようになっていた。その時刻合わせから、Windows IDとパスワードを変更したら、「日記」のツールバーの表示がタイ語に代わっていたようだ。その経緯を一つづつ確認しているわけではないから始末に悪い。
Yahooの検索窓にもあれこれ入力しているうちに、[システム ロケールの変更(C)}なんていう項目が出てきて、それにトライしてみたら、あっさりタイ語は消え、日本語に戻った。一体どうなっていたのか、いまだにさっぱり見当がつかない。ウフッ。

2014/07/29

◎やっと辿り着いた居心地のいい、リゾート・・・

にしても、年末から年始にかけてのパトンビーチの旅、何と情けない旅だったかと反省しきりだ。たとえ居住マンションのエレベーター修理工事のためとはいえ、ハイシーズンだから、ビーチに近いからと、狭い劣悪な部屋に閉じ込もり、一泊1000THBにも納得して過ごした1ヵ月間は何だったのか、と。これが光と影かといってみても、何ともアホらしい。
同級生との「おもてなし」で始まった今回のパトンビーチの旅、昨日、4つ目のホテルにチェックインした。一泊400THB。今更だが、1000THBも払っていた宿が腹立たしい。セレブな欧米人向けに開発されたリゾート地のイメージでが横溢していて、食う寝るには金がかかるようにできていると勝手に思い込んで、やはりチェンマイとは違うなんて能天気に思っていたんだから、お目出度いものだ。グスン。
インド洋・アンダマン海面したパトンビーチは南北約3キロにわたって白砂が広がる名だたるビーチ、その海岸沿いに走るメイン道路(一方通行)に沿って東側に3本あって、うち海側の1本は一方通行、ビーチ観光ではそこまでの範囲でしか考えない。その奥があることまで思い至らない。カメの浅薄なとこだが、それを一掃した今回の旅、そこには大規模な市場もあれば、屋台群がいくつもあって驚かされた。星2つクラスのホテルもそこここにある。
今回宿泊したホテルの評価はいずれも5点満点で4点はつけられる。一泊料金は700THB395THBで、「値段の割には」なんていう枕詞は不要だ。
昨日チェックインしたホテルは海側から3本目の道路からちょっと入ったソイ(路地)にあり、窓からは山が真近かに望める。少し歩いてみたら、なるほどビーチとは違う生活、暮らしが見えてきた。

そこにあったタイ食堂(写真)にはつい足が止まり、メニューの写真と鍋を見比べながら、旨そうな鍋を指し、ガオー(白飯)といった。どうやら、豚角煮と卵のシチューといったところで、このスープが上品で何とも旨い。タイ料理には珍しく甘い。辛いことはない。甘さがしつこくない。さっぱりした甘さ。醤油でも、ナンプラーでもない。串焼きにも使っている甘いこの味は癖になる。。それに、テーブルの上にはザルをかぶせた香味野菜(無料)、さらに、氷を入れたアルミカップ。これだよなぁ。で、しめて60THB(180)。たまらないよなぁ。

2014/07/28

◎ 金が人と人の心を繋ぐってことも・・・なんて

にしても、同級生はカメがとうの昔に絶ち切り捨てた家族の柵(しがらみ)を両肩に背負い、引き摺ってきた。ショッピングモールや屋台群を歩いていても、常に家族の姿が見え隠れする。それも濃密だ。まっ、そのおかげで、カメはこうしてプーケットはパトンビーチにいられるわけで、感謝しなければなるまい。

実は、プーケットに旅立つ直前、別の同級生から、こんなメールを受け取っていた。
いってらっしゃい。今度は成田から…ですね。
考えて見れば最高に優雅な余生ですね。
しがらみを捨てる。しがらみがない。しがらみを無視する。
自己中心で生きる。みんながしたくても出来ない残世。
うらやましい限りです。
人は何をもって幸せとするか。馬齢72年いささか疲れてきました。
燦燦たる太陽のもと思う存分楽しんできてください。

見事にいいあてている。パトンビーチのホテルに着いてから、こう返信した。
久々に品格溢れるしっかりした文章に触れ、清々しい気分です。
「しがらみ」を透視して、哲学的分析まで加えていただき、恐縮しております。
成田に出かける朝、拝読、ちょっぴりですがまだこびり付いている後ろめたさが完全に吹っ切れ、ルンルン気分でタイ国際航空機に乗りました。
にしても、的確な人間観察と洞察はやはり俳句によるものでしょうね。

そんなやり取りが下地にあったからなのか、彼がいなくなったパトンビーチのホテルで、何とも珍しいことに、カメが「枕チップ」を置くようになった。20THB札1枚、一泊の宿泊代の20分の1だ。どんなスタッフがくるのかは知らない。でも、何となく20THB札が、金が人と人の心を繋ぐってことも・・・なんて。ちょっと気持ちのいいもんだ。


2014/07/27

◎ブラックタイガーを半身づつ食ったぞぉー

にしても、同級生とのプーケット「おもてなし」の旅、考えさせられることが多かった。善し悪しではない。 カメの独断と偏見かもしれないが、歳を重ねると、我欲は徐々に薄らぎ、欲しいものは浮かんでこない。超70歳同士ともなれば、相手に好きにさせる、気ままにさせるのは容易いことだ。全てを受け入れる、これでもかの無理難題も受け入れ、不可能も可能にしてしまう。大層な思いやりだ。それをお互いがやったら、結果、相手を慮って、結局、何もしないってことかと思い至った。いわば、公務員の不作為ならぬ、超70歳同級生同士の不作為ってことだろう。

パトンビーチの街を歩くと、やたらシーフードレストランが目につく。いずれも店頭に生簀を並べ、シーフードの王様、ロブスターやブラックタイガーが跳ねていて、お客が指差すとそのエビの角を握ってザルに入れ、脇に置いてある秤に乗せて、値段が決まる。年がら年中そんな光景を目の当たりにしていると、さすがに食欲がそそられる。ロブスターなんて、子供のころ食ったことがあった程度の記憶しかない。まして、大人になってからは高嶺の花、全く食べたことはない。活きのいい巨大なエビを何度も見ていると、超70歳同士、どちらからともなく、「話のタネにも、一度は食ってみたいよなぁ」と口にして、ニヤッとした。高価なのは知れている。一体、いくらするんだろう。お互いの財布の中身を秘かに弾いて慮っている。彼は機制を制して「一匹づつでは食い切れないだろう」なんていう。いっそ、奢ってもいいかなとも思ったが、それでは同級生同士の関係にヒビが入ってしまう。さて、どうする?

ある夜、初回の客が引いた後のシーフード店で空いた席に座り、「食うか」と店頭の生簀をのぞきに行くと、空。その隣の生簀には、もっと大きなジャンボ青海老、それを計量してもらったら、2000THB(6000)だと。迷わずキャンセルした。で、オーダーしたのがチキンヌードル、いわばラーメンだ。両サイドのテーブルで若い二人連れが、これでもかとたくさんの注文品にむしゃぶりついていたのが、羨ましくも、情けなかった、ねぇ。

次は雨上がりの街で、彼は観光ガイド本で、地元お勧めのシーフード店を見つけたという。いよいよかと、覚悟を決めてのエビ選び。もうそんなに選択肢は残っていない。掴み上げたエビを計量すると「1600THB(4800)」。すかさず、「もっと小さいの」と反応していた。敵もさるものか、その女性店員は大きな電卓を弾き「1300(3900)」と表示させて笑った。OK!と笑い返すしかないだろう。エビの調理法も色々あるのだが、女性店員とのそんなやりとりから、BQQ(バーべキユー)。テーブルに届いたのは勿論、特大の一匹で、縦に半分に切って、半身づつ食った。まさに、おもてなしの味だった。

2014/07/26

◎日焼けにキンカン塗って気持ちいい

にしても、何故か、同級生の彼が帰国して急に気が付いたことがある。部屋の鏡を見たら、顔は真っ赤っか、両肩は赤茶け、ランニングの線が肌色に残っている。酷い日焼けだ。日焼けはヤケドの一種です・・・とは十分承知だし、外出時は野球帽を欠かさないし、この時期、長袖のシャツを羽織ることも多い。彼は家族からきつくいわれ、日焼け止めクリームを持たされていて、手入れは怠らないそうだが、部屋が別々のため、実際にクリームを塗っている姿は見ていない。とはいえ、彼の顔や体に日焼けした印象はなかった。クリームの効果だったのかどうか、彼の体を見てカメも同様に日焼けはしていないと思い込んでいたのか、一向に気にならなかったのだ。
何たって、リゾート地だ。真っ昼間の炎天下、ビーチに行くにも、ショッピングエリアに出かけるにも、同じ道路を行ったり来たり、1日に何度も、、やたら歩いた。確かに、日に焼けないはずはないのだが、彼から「お前、焼けたなぁ」のひと言はなかった。気付いていて、指摘しなかったのか。或いは、例の思いやりなのかもしれないし、単なる無関心なのかもしれない。
それでも、何となくだが、特に両肩、両腕がむず痒ゆく、頼りのキンカンを塗ってはスッとして気持ちいいといっていたのだが、日焼けかどうか確かめてみることはなかった。何といっても、キンカンが実によく効く。ちょっとした快感だ。これほどとは思っていなかった。

彼が去ってからの2日間、強い雨が断続的に降り続き、強い日差しはひと休みだが、キンカンは手放せない。

2014/07/25

◎70歳過ぎた同級生同士の「思いやり」旅・・・

にしても、オフシーズンのタイ・プーケットのビーチは閑散としていた。昨年末から年初にかけて訪れたあの賑わいはどこへ行ってしまったのか。浜一面に花咲いていた濃いブルーのパラソルは一本もなく、人影はまばら。沖合に隙間なく待機していたクルーズ船も見当たらない。ハワイと同じで常夏のリゾート地と思っていただけにとんだ肩透かしだった。まっ、おかげで、星3つクラスのホテルに信じられないほどの安価で泊まっている。

今回のプーケット行きは、70歳過ぎた同級生との2人旅で始まった。何せ、同級生の息子が孝行もので、溜まったポイントを航空券に替え、カメを案内役に誘ってくれたのだ。同級生は仕事が忙しいわけでもないだろうに、6泊で帰るという。
カメにとって、天の恵みとはこのことで、ホテルの手配は引き受けた。ツインベッドで一部屋に2人で泊まる手もあるだろうが、存外に安値だし、ここはお互いに気を使わなくもいい、ゆったり過ごせる、ダブルベットの部屋を一つづつ予約。ホテル事情も少しは知ってもらおうと前半3日間は星3つ、どのくらい格差があるか、後半の3日間は、星2つにしたのだが、この時期、かなりディスカウントしているようで、格差は感じられなかった。いずれも清潔感があり、リラックスできていると思っていた。ホテルが手配したタクシーにのってプーケット国際空港に向かう同級生を見送る瞬間、ほの悲しい寂寥感が漂った。お世話をかけている同級生の息子にはメールで無事に空港に送くり出したことを報告した後、こう付け加えた。

おかげさまで、この間、面白く、楽しく、存分に羽を伸ばして過ごさせていただき、なんていいながら、いいさか疲れました。父上も同様かと思います。また、お互いにこれでもかこれでもかと気を遣い、お金は使いませんでした。
なにより、体と脳の劣化は隠しようもなく、お互いにちょぼちょぼ、どっちもどっちといったところでお互いに納得し合っていました。

で、一夜明けて、振り返ってみると、この6泊7日は70歳過ぎた同級生同士の「思いやり」旅・・・だったかなと強く感じた。
さて、さて、残りは3週間切った、か。


2014/07/13

◎ 明日なのか、今日なのか、明後日なのか・・・

にしても、明日なのか、今日なのか、明後日なのか、プーケットへ飛ぶのは…なんて、このところ曜日、日にちの認識が曖昧で、判然としなくなっている。昨日以前のことは、済んだことだから、まぁどうでもいいのだが、今日明日の予定となるとそうはいかない。といって、ねばならない予定なんて、16日に成田空港からタイ国際航空機に乗ることぐらいで、毎月とか毎週どころか、年に何回もあるわけじゃない。おっと、あとは歯医者の予約か。まっ、その程度。毎日、曜日なんて気にすることなくのんべんだらりと、明日死ぬために今日生きている。

そう振り返ると、確かにほぼ終日点けっ放しにしているテレビだって、曜日で浮かぶ番組といったら、日曜日昼の「新婚さんいらっしゃい!」ぐらいか。MCを務めるのが同年齢の桂三枝(:現、文枝)なんだから、脅威というか、頭が下がる、よ。あとは、近頃はいささか飽きてきたが、月曜から金曜日、MXテレビの「5時から夢中」か。これは曜日ごとのゲストコメンテイターの名前は覚えてはいるが、さて、今日は誰が登場するのかとなると、もうおぼろ。まっ、それでもいいのだが・・・。

先日は、PC上で毎朝欠かさず作成している日記で、何ともやばい目にあってしまった。昼寝の後、昼食のメニューを追加しようとして日記を開いたら真っ白け。カメの頭も真っ白、かつて同様の体験はしている。一つはマウスを移動している際、何気なく開いていたページ全体を選択していて、何かのはずみで削除してしまったのだ。もう一つは、同じ日記ソフトへの上書き保存だ。泣くに泣けない、修復不能のミスだ。

そうした苦い体験から、今回は少々腕を上げていて、ファイル復活ソフトを入手してトライしたものの粉砕、やむなく諦めてもう一度最初から思い出しながら作成しようと日記を1日戻したら、な、なんと、や、そこには、その日の朝、作成した分がちゃんとあるじゃないか。何故か・・・。日にちを1日勘違いしていたのだ。何故そんな勘違いをしてしまったのか、ホンマ、おかしい、ヤバイと感じた。ひょっとしたら、W杯のライブ視聴にこだわった名残かと思いつくと同時に、目に見えない巨大なパワーがカメを抹殺せんと迫ってきているとも感じた。なら、望むところなんだが、ねぇ。


2014/07/03

◎プーケットのホテルを予約、ウフッ

にしても、認知症かアルツハイマーか判然とはしないが、このままでは社会生活を持続していくのに支障があるのではないかとの不安に駆られた。
話は年初、プーケットから帰国して間もなくの1月末まで遡る。懐かしの同級生からこんな電話を受けた。「月末に有効期限がくるマイレイジがあるけど、使わないかと息子(デキル男に成長)にいわれたんだけど、一緒にタイに行かないか」と。天の恵み、何とも有難いお話で、ならば、プーケットはどうかと、おっと、そう、ことしは6月にW杯があるので、それは自宅でのんびりとTV観戦して、7月中旬からにしようよ、と。で、7月16日に出かけて、同級生は何故か1週間で帰国し、カメは8月14日に帰る日程で、航空券だけは確保していたのだ。
時々、Netでホテルは検索していたのだが、7月に入ってソコソコのホテルを見つけ、予約サイトに申し込んだら、当然のことながらクレジットカード番号の入力を求められる。タイでだけ使う二つ折りの財布に入れっぱなしにしてあるカードを取り出し、番号を入力したら、次は有効期限ときた。と、な、何たること、「04/14」。4月で切れているじゃないか。参った、ねぇ。
予約は中断して、カード会社にNetでアクセスしようとしたが繋がらない。ならばと、サービスセンターにフリーダイアルで電話(24時間受付)、個人情報を伝え調べてもらったら、更新カードは既に発行、4月××日に送付済みになっています、と。深夜2時56分のこと。
ウゥーン、このテンションここで一旦鎮めてしまってはもう復活は難しいだろうと、眠い目を見開き、アルコールに浸かったお肉を鞭打ち、必死に必死に手提げ金庫を開け、机の引き出しを一段づつ改め、溜め込んだ郵便物を一つづつチェックしていたら、その中にカード会社からのカード送付書が入った封筒が出てきたよ。印鑑を押し受け取ったことは確かなのだろうが、その記憶は全くない。3時30分も過ぎ、間もなく4時となったところで、ふっと、タイ用の財布を開いてみたら、目立たないところに秘密のポケットがあって、そこに指を差し入れたら、ちょっとした感触、何のことはない、ちゃんと大切に仕舞っていたじゃないか。阿保らし!!!

2014/06/22

◎Windows8.1症候群か、肩凝りコリコリ・・・

にしても、Windows8.1症候群とでもいうか、この春から8.1には散々振り回されて、時間も珍しく金も使ったというのに結果は伴わず、ストレスだけが溜まって両肩が凝り固まっているというのに、いまだに8.1がよくわからない。「7」までは、何となくだが、「だろう」の操作でも応えてくれたし、機能の数%しか使っていないとは承知の上で、楽しませてもらった。ところが、「8」を手にしたら、そうはいかない。これまでのWindowsとはガラッと変わっていて、別物の玩具といった塩梅だ。確かに起動、操作は速くなっているのだが、その奥に入っていけない。それに、やはり別物でタブレットが新らたに登場していて腐臭漂うカメの脳ではとても処理できたものではない。

春先の時点で、マイPCは昨秋購入したもののほとんど手つかずのWindows8にWindows7 が2機と7インチの中華タブレット、10.1インチのタブレットといった陣容で合計5機。
ブラウザはもっぱらGoogle Chromeを使っていたのだが、気紛れに、魔が差したというかないのだが、MSNのクラウドサービスを使おうと登録してから、主力のWindows7 2機で不具合が相次いだのだ。いずれも「ユーザー プロファイルを読み込むことができません」というエラーメッセージが出てWindowsにログインできない。セーフモードでログインしても、らちが明かず、結果、2機とも初期化して1機はソフマップに持ち込み1万4000円。そして、目に入った8インチの「第三のタブレット」、Windows PCとして普通に使えるレベルの性能との惹句にほだされて、キーボードとセットで5万円余。このキーボードが初期不良か、一文字認識されず、クレームをつけたら交換品を送ってきたがやはり駄目。サービスセンターから電話で遠隔操作したら直って、こんなこともでき切るんだと驚かされたものの、やはり、8インチの液晶画面に目が耐えられず、こりゃ1日も早い方がいいだろうとまたソフマップへ、、1万5000円余り。
懲りずに、それで中古のモバイルPC(Windows7 )を購入し、あれこれ馴染みのソフトをインストールしたものの、如何せん遅い。4日目には箱に閉まってそのままにしている。
今は、旧いWindows7 とWindows8.1を交互に使っているが、しっくりしない。
と、XPのサービス終了に伴い、それならとスマホに代え、メルアドが変わりますととメールを送ってきた同級生がいた。スマホがパソコンの代わりになるとは耳にしているが、72歳がさてどう使おうというのか・・・。ウフッ。


2014/06/08

◎作家・故 渡辺淳一とモデル・トリンドル玲奈

にしても、「失楽園」や「愛の流刑地」などベストセラーになる性愛小説を大胆に書き続け、この4月30日、前立腺がんで亡くなった直木賞作家・渡辺淳一(享年・80歳)はその輝かしい経歴から豪胆快活な容姿に至るまであまりの格好良さに嫉妬して、カメは好きになれなかったのだが、さまざまな追悼、評伝が語られる中で、先ごろTVで、ある編集者の話から、前立腺がんの治療を受ける渡辺が取り組んでいた次回作のテーマが「ロリコン」と知らされ、得たりとほくそ笑んだ。何といっても、性豪作家なんだから、ねぇと、その点で一気に親しみを感じた。編集者の話によれば、渡辺は紹介された小6女子とメール交換を続けていたという。その内容については触れなかったが、もう、それだけで妄想はドロドロ広がり純白の画布を真っ赤に染めてしまいそうだ。実はロリコンって、カメは無意識の内に芽生え始めていたようで、これはひょっとして高齢のためなのかと、何となく得心してはいたのだが、渡辺の次回作の構想を知って、やはりそうかと確信した。多分、齢を重ねるにつれて、性癖はロリコンに惹かれていくのだろうと思う。無垢への限りなき憧れ、抱擁、コラボ、一体化だろう。
カメの場合、その対象は今、モデルのトリンドル玲奈だ。オーストリア(父)と日本(母)のハーフで、92年1月生まれの22歳。色白で、純真無垢、食べてしまいたいほど可愛い、なんて、ね。で、カメお気に入りのCMをここにご披露いたします・・・ウフッ。



2014/05/24

◎激動のウクライナ紛争に巻き込まれたか・・・

にしても、外道のカメが激動する国際紛争に巻き込まれるとは夢想だにしなかったのだが、昨23日、まだ目覚めて間もない午前9時過ぎのこと、年に数回しか鳴らないのでもう取り外そうかとも思っている固定電話がルルンと響いた。何事かと慌てふためきつつ受話器をとると、女性のクールな声で「City Bankです。ウクライナで本日明け方、キャッシュカードを使って預金が引き出される不正取引がありました。カードの取引停止処分の措置をとりたいのですが、よろしいですか」と。
茫然としつつも、すえた脳をひと振りすれば、確かに、City Bankに口座はあるし、キャッシュカードも持っている。何よりオレは今、東京の狭い狭いワンルームマンションでさっき起きたばかりで、電話を受けているじゃないか。カードはまだ確認していないが、手提げ金庫にしまってある。それが、何と、いま世界中から注視されているあのウクライナで使われたというのだから、狐につままれたようだ。俄かには信じがたい。
女性の声が続く。「カードの使用履歴を調べましたら、昨年末、タイに行かれてますね」「どこかでスキミングされたのか、わかりませんが・・・、早急に取引停止にしませんと」
何たること。残高は幾らだっけ。全身の力が抜けていく。スキミングといったって、カードは財布に入れて肌身離さず、ゴルフ場に行くわけでもなく、ましてやお風呂のようなところにも出入りしていない。年金難民の老齢者が、いっときのささやかな癒しを探り歩いているだけだ。スキミングされるなど心当たりはまったくない。摩訶不思議なことがあるものだが、不正利用は現実に起こっているわけだ。
「詳細はまだ不明ですが、お客様は1日の取引額は最高10万円に設定されています」「不正利用については補償の対象になるでしょう」
で、カードは磁気情報とパスワードを変更して再発行になり、その手続きは支店に出かけても、電話・郵送でも交換は可能なのだそうだが・・・。まっ、これで、外道のカメもいっちょ前の国際人に格上げか。
それにしても、まだ狐につつまれている。

2014/05/16

◎「72歳のクラス会」にも色々ありますなぁ

にしても、珍しくも久々に笑ってしまった。中学の同級生、クラス会幹事の某女と某氏連名のはがきがポストに届いていたのだ。確か、クラス会は5月に開催するはずじゃなかったのか。
去る日、開催のご案内往復はがきをいただき、例によって、「欠席」に丸印をつけ、近況欄には、「71歳の誕生日(1月末)このままだと100歳まで生きちゃうよなぁと思って、不具合続きの入れ歯の更新に通い始めました」としたためたのだが、いったい何事・・・。
クラス会の報告ならずいぶんと熱心でご丁寧なことだと思いながら文面を読み進むうちに、「やっぱり、ねぇ」と軽く声を出して笑ってしまった。ウフッ。こんな按配・・・。
「ご案内を差し上げたところ、・・・男子4名から出席のご返事をいただきましたが、女子は何れもご都合が悪く、出席者は幹事のみということとなりました。そこで、両幹事で相談の結果、幹事以外の女子の出席者がいないため次回の女子の幹事を決めることができない状況でもあり、改めて秋に開催することとして、24日のクラス会は中止することに決しました」
なるほど、なるほどの事情で「またか」と声を上げ、「そうだろう」「そうだろう」とあれこれゴシップ話に花を咲かせたくもなるのだが、差し障りのある方もおられるやもしれず、「クラス会中止」のお知らせを受け取ったことだけをご報告しておきたい。
といいつつ、また、にしてもなのだが、「72歳のクラス会」にも色々ありますなぁ。ウフフッ。

2014/05/01

◎テレビがなければ生きていられない!?

にしても、幾つになっても『テレビっ子』やなぁと呆れている。パソコンだ、ネットだといいながら、実はテレビがなければ生きていられないようだ。
消費税アップを前に何を買い置きするか騒然としていたとき、さて?と考え込んだものの、ワンルームの狭い狭い部屋では、仕舞い込むスペースがないわけで、それでも、これならと買ってみたのがテレビ録画用のDVD、50枚入りを4パック。まっ、これだけあれば、一生もつよなぁとほくそ笑んだのもつかの間、昨日(30)50枚目の録画を終え、ちょっとした感慨にとらわれた。この1か月余の成果とはいえ、1日1枚以上の計算になる。内容はNHKのドキュメンタリーをメインにヒューマン、歴史もの、それに民放の暴露もの、お笑い、スペシャル・・・といったところ。いや、はや、凄い、ねぇ。もっとも、そのうち半分ぐらいは録画しながら視聴する、いわばライブ視聴、放映途中でウトウトしてもいいように、ね。
これまでも、テレビの録画は好きでDVDはだいぶ溜め込んでいたが、録画したDVDを改めて視聴するケースは滅多にない。それもそのはず、4~5年前に気がついたのだが、これ、テレビ好きに非ず、単なるコレクター。視聴したい番組を録画して、それだけで満足してしまうわけで、かつては新聞の切り抜きに熱中していたもんだが、確かに切り抜きの成果はダンボールの箱に突っ込んでおくのが快感だったが、それも結局はゴミとして処理してしまったもんねぇ。
ただ、この1ヵ月間のDVDの成果はウクライナ事情に通じてきたことか・・・。最近のオバマの制裁措置などを聞いていると、頓珍漢・・・ピントが外れている、何とも情けないよなぁ。

2014/04/12

◎小保方会見に鬼畜の性が猛り狂った

にしても、男は幾つになっても、功成り名を遂げた輩ですら、みんな助平心は失わず疼いているんだなぁと思った。ご賢察の通り、STAP細胞の論文疑義を巡って開いた小保方晴子さん(30)の反論会見、テレビでリアルタイムで視聴しながら慌てて録画もセットして、いや、はや、ほんと、かわいい。あの恥ずかし気ながらも屹然として健気、切なげで戸惑いがちの彼女の目や表情を見ていて、いよいよ鬼畜の性が猛り狂った。それは2夜開けた11日午後鎮めたのだが、この会見って何だったのか。
いたいけな“美人リケジョ”を晒し者にして、約2時間半の会見、海外メディアも含め約300人が集まった。世界的に権威のある科学誌へ投稿した論文が掲載されたというだけなのに、この騒動、何とも大人気ない。元はといえば、周囲にいた何人もの指導者が研究者として必要な基礎の基礎、イロハを彼女に教えようとしないで、ただただ助平心だけで接していたことは疑いない。今の世の中、そんな風潮は学問の世界だけでなく、至る所に蔓延していて、理研だけが特別なのではない。事の大小はあれ、実際にこうした騒動はあちこちで日常茶飯事に起こっていると思う。
それだけに、今回の小保方さんの会見には驚嘆したわけで、何しろ会見場のホテル代から弁護士費用まで自己負担しているとなれば、これは論文に捏造・改ざんなどがあったとする理研の調査結果が不当な誹謗、中傷にあたることは確かなのだが・・・。彼女個人の名誉回復なのか、会見の狙いがいまいちわからない。名誉回復だけなら、もっと金のかからない方法も考えられると思うのだが、はて、さて。STAP細胞より、やはりいい女だよなぁ。
Netで小保方情報を検索していたら、今回の会見は「 STAP細胞に恋している。その恋心を打ち明けた」なんて、説得力があったねぇ。で、研究をしていないときには「ペットのカメの世話をしたり、買い物に行ったりと、普通ですよ」だって。カメが好きなんだぁ~って、ちょっとたじろいだ。