◎目覚めては 嬉し悲しや ふと思う
にしても、肺がん宣告を受けて以来、改めて長生きしたものよのぅと慨嘆している。ついタラレバも出てくる。特に、カラオケで長時間熱唱していなければ、喉の不具合は出てこなかったのに、と悔やんでみたりもする。でも、しょうがない。
もはや、72歳。身体の現状を眺めてみると、声帯の掠れの他さほど不具合は見当たらない。他に、食事して体温が上がった際など、時折、咳き込むことか。炊事、洗濯、掃除と独りで日常生活は何不自由なく過ごしている。そんな状態で、医者が勧めるように入院してまで放射線とか抗がん剤の治療を受ける必然性はあるのか。その結果はどうなのか。どの程度期待できるのか。副作用による不具合はよく聞く。それは何とも怖い。また、肺がんを放ったらかして、「何もしない」選択肢との差はあるのか。
群盲像を撫ぜる状況のなか、ミーハーかもしれないが、民間療法に興味が湧いた。この先、やりたいことも、やらなければならない事も一切ないのだから、試してみるのも一興だろう。何もしないより気も紛れていいだろうとも。NETで見つけたブログ、余命1年の末期肺ガンと宣告された工業デザイナーだった方が、副作用のある化学療法を選択せず、免疫療法を試し完治したという闘病記、使用したグッズ類も具体的に紹介していて、さて、はて・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿