◎72歳の初体験、五つ星ホテル・・・
にしても、セレブ旅の必須条件を挙げれば、当然ながらホテルだろう。かつて、チェンマイをバックパッカーしていた時など、ホテル選定の基準はバスタブの有無。バスタブがあれば1泊500BHT(1750円)以上で、とても泊まれなかった。
今回、チェックインしたのは安心の日系老舗ホテル「オークラ・プレステージ・バンコク」(Net検索で1泊3万円~)。オフィス街で老舗高級デパートが近い。BTSの駅とも直結しているのだが、タクシーを使うのが当たり前のセレブにとっては立地の良さは関係ないし、トックトックと呼ばれる三輪タクシーなんて選択肢もない。ドアボーイにチップを渡し、タクシー運転手に行先を告げてもらってから乗り込む。行先は有名ホテル、デパート、ショッピングモールだ。一般人、貧民層と接触しないようにすれば、ひとまずは安心安全というわけだ。
ホテルのホームページをチェックしていたら、さすがラグジュアリーな雰囲気に包まれ、歯ブラシやら何やら、あらゆるものが揃っているじゃないか。これじゃ、いつも持参している洗面用具は不要か。と、スーツケースに空きができてしまう。なるほど、そこにセレブの衣装、小道具が詰め込まれるわけか。部屋の写真とか、施設の案内も充実していて、実際にホテルの部屋に入ってもいつものようにデジカメのシャッターをバシャバシャ押す気にはならなかった、よ。ウフッ。セレブ熟女と一緒では、さすがに恥ずかしい、ヨ。
エレガントな家具、エアコン、薄型ケーブルテレビ、シーティングエリア、専用バスルーム、バスタブは大きいし、トイレはウォシュレット、お洒落なバスローブに浴衣風な寝巻・・・。目を丸くした。ミニバーには、ミネラルウオーターからビール、ウイスキー、リキュールまで何でもござれ。それを確認したセレブは一言、「外のコンビニなんかで買い込んでくるのはやめてね」。
さっそく、ジンのポケット瓶の封を切り、ソーダで割ってグビッと・・・。さらに、不具合があると、フロントに電話して「ジャパニーズスタッフ プリーズ」、暫く待つが、確かに日本語が返ってくる。さすが、オークラ、よ。
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