◎年毎に 目にも染み入る 放屁臭
にしても、気がつけば誕生日、そう、72歳の年男、といって、特別な感慨もなし、寝て起きて、飯食って、糞して、テレビをチラチラ見ながらパソコンをいじって、また、寝て起きての繰り返し、なんて、ちょっと振り返ってみても、あれよあれよで、こんな年まで、よくぞ、生き長らえているわけで・・・ねぇ。カメ本人が驚いているし、俄かには信じられない。こんな暮らしがいつまで続くのか。現在のカメの個人データをチェックしてみれば、ワンルームとはいえ、雨露凌げる場所を確保できていて、細やかな年金をいただけるのは大成功の口ではないか。そうでなければ、多分、ホームレスは必至、寒さに弱いカメのこと、古稀は超えられなかったろう。
いまさら脳の劣化は止めようもないが、50歳以降一度も受診していない健康診断のお蔭もあって病気知らず、医者いらず。とはいえ、10年ほど前には近所の銭湯で突然倒れ、
救急車で運ばれクモ膜下出血の大手術を受けるも意識不明とあって何の記憶もなし、後遺症もなし。ベッドの上でカメはさて、はてだった。ただ一つ、その痕跡が残ったのが、1カ月の入院での禁煙だろう。退院しても、不思議なことに喫煙欲求は湧いてこないのだ。40年超のヘビースモーカーのカメはその時死んでしまったのかもしれない。
誕生日を知らせてきたのは唯一、例のFacebookから。で、あれこれ思いを巡らせてみて浮かんできたのが、「やり残したこと・・・息を止める」か、だ。
おっと、あと一つ、つい先日戯れに詠んだこの一句・・・。
年毎に 目にも染み入る 放屁臭
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