2014/07/31

◎パソコンの表記が突然タイ文字に変わった・・・

にしても、Windowsは「95}からの付き合いになるが、いまだに玄関の三和土(たたき)でウロウロするばかりで、まだドアノブすら握っていないと思う。昨秋Windowsの「8」を:ゲットしたものの、セキュリティ設定の複雑さに、素人は三和土にすらあげてもらえないと感じた。おかげで、順調に付き合ってきた「7」をはじめノートパソコン2台が次々「ユーザープロファイルが読み込めません」とログインできなくなり、結局は初期化して中古買い取りに持ち込む羽目になってしまったのだ。
まっ、そんなこんなで、今春購入した「8.1」をタイに持参したのだが、タイに入国して間もなく、パソコンが牙を剥いてきた。毎日、アクセスする「日記」のツールバーが全てタイ文字に変わっていたのだ。「今日」とか「1日前」とか「編集」「移動」「ファイル」まで。さらに、日記帳の枠内にマウスが入ると、マウスの右クリックで出てくる「コピー」「切り取り」「貼り付け」「戻る」もタイ文字に変わってしまう。これじゃ、お手上げだ。といって、メモ程度なのだが日記を止めるわけにもいかず、2日間は「メモ帳」で代用したのだが、使い勝手は悪いし、モチベーションも下がる。
何故こんなことになってしまったのか、その因果関係に思いを馳せたのだが・・・。このパソコン、気が付いたら、いつの間にか、タイ時間が表示されるようになっていた。その時刻合わせから、Windows IDとパスワードを変更したら、「日記」のツールバーの表示がタイ語に代わっていたようだ。その経緯を一つづつ確認しているわけではないから始末に悪い。
Yahooの検索窓にもあれこれ入力しているうちに、[システム ロケールの変更(C)}なんていう項目が出てきて、それにトライしてみたら、あっさりタイ語は消え、日本語に戻った。一体どうなっていたのか、いまだにさっぱり見当がつかない。ウフッ。

2014/07/29

◎やっと辿り着いた居心地のいい、リゾート・・・

にしても、年末から年始にかけてのパトンビーチの旅、何と情けない旅だったかと反省しきりだ。たとえ居住マンションのエレベーター修理工事のためとはいえ、ハイシーズンだから、ビーチに近いからと、狭い劣悪な部屋に閉じ込もり、一泊1000THBにも納得して過ごした1ヵ月間は何だったのか、と。これが光と影かといってみても、何ともアホらしい。
同級生との「おもてなし」で始まった今回のパトンビーチの旅、昨日、4つ目のホテルにチェックインした。一泊400THB。今更だが、1000THBも払っていた宿が腹立たしい。セレブな欧米人向けに開発されたリゾート地のイメージでが横溢していて、食う寝るには金がかかるようにできていると勝手に思い込んで、やはりチェンマイとは違うなんて能天気に思っていたんだから、お目出度いものだ。グスン。
インド洋・アンダマン海面したパトンビーチは南北約3キロにわたって白砂が広がる名だたるビーチ、その海岸沿いに走るメイン道路(一方通行)に沿って東側に3本あって、うち海側の1本は一方通行、ビーチ観光ではそこまでの範囲でしか考えない。その奥があることまで思い至らない。カメの浅薄なとこだが、それを一掃した今回の旅、そこには大規模な市場もあれば、屋台群がいくつもあって驚かされた。星2つクラスのホテルもそこここにある。
今回宿泊したホテルの評価はいずれも5点満点で4点はつけられる。一泊料金は700THB395THBで、「値段の割には」なんていう枕詞は不要だ。
昨日チェックインしたホテルは海側から3本目の道路からちょっと入ったソイ(路地)にあり、窓からは山が真近かに望める。少し歩いてみたら、なるほどビーチとは違う生活、暮らしが見えてきた。

そこにあったタイ食堂(写真)にはつい足が止まり、メニューの写真と鍋を見比べながら、旨そうな鍋を指し、ガオー(白飯)といった。どうやら、豚角煮と卵のシチューといったところで、このスープが上品で何とも旨い。タイ料理には珍しく甘い。辛いことはない。甘さがしつこくない。さっぱりした甘さ。醤油でも、ナンプラーでもない。串焼きにも使っている甘いこの味は癖になる。。それに、テーブルの上にはザルをかぶせた香味野菜(無料)、さらに、氷を入れたアルミカップ。これだよなぁ。で、しめて60THB(180)。たまらないよなぁ。

2014/07/28

◎ 金が人と人の心を繋ぐってことも・・・なんて

にしても、同級生はカメがとうの昔に絶ち切り捨てた家族の柵(しがらみ)を両肩に背負い、引き摺ってきた。ショッピングモールや屋台群を歩いていても、常に家族の姿が見え隠れする。それも濃密だ。まっ、そのおかげで、カメはこうしてプーケットはパトンビーチにいられるわけで、感謝しなければなるまい。

実は、プーケットに旅立つ直前、別の同級生から、こんなメールを受け取っていた。
いってらっしゃい。今度は成田から…ですね。
考えて見れば最高に優雅な余生ですね。
しがらみを捨てる。しがらみがない。しがらみを無視する。
自己中心で生きる。みんながしたくても出来ない残世。
うらやましい限りです。
人は何をもって幸せとするか。馬齢72年いささか疲れてきました。
燦燦たる太陽のもと思う存分楽しんできてください。

見事にいいあてている。パトンビーチのホテルに着いてから、こう返信した。
久々に品格溢れるしっかりした文章に触れ、清々しい気分です。
「しがらみ」を透視して、哲学的分析まで加えていただき、恐縮しております。
成田に出かける朝、拝読、ちょっぴりですがまだこびり付いている後ろめたさが完全に吹っ切れ、ルンルン気分でタイ国際航空機に乗りました。
にしても、的確な人間観察と洞察はやはり俳句によるものでしょうね。

そんなやり取りが下地にあったからなのか、彼がいなくなったパトンビーチのホテルで、何とも珍しいことに、カメが「枕チップ」を置くようになった。20THB札1枚、一泊の宿泊代の20分の1だ。どんなスタッフがくるのかは知らない。でも、何となく20THB札が、金が人と人の心を繋ぐってことも・・・なんて。ちょっと気持ちのいいもんだ。


2014/07/27

◎ブラックタイガーを半身づつ食ったぞぉー

にしても、同級生とのプーケット「おもてなし」の旅、考えさせられることが多かった。善し悪しではない。 カメの独断と偏見かもしれないが、歳を重ねると、我欲は徐々に薄らぎ、欲しいものは浮かんでこない。超70歳同士ともなれば、相手に好きにさせる、気ままにさせるのは容易いことだ。全てを受け入れる、これでもかの無理難題も受け入れ、不可能も可能にしてしまう。大層な思いやりだ。それをお互いがやったら、結果、相手を慮って、結局、何もしないってことかと思い至った。いわば、公務員の不作為ならぬ、超70歳同級生同士の不作為ってことだろう。

パトンビーチの街を歩くと、やたらシーフードレストランが目につく。いずれも店頭に生簀を並べ、シーフードの王様、ロブスターやブラックタイガーが跳ねていて、お客が指差すとそのエビの角を握ってザルに入れ、脇に置いてある秤に乗せて、値段が決まる。年がら年中そんな光景を目の当たりにしていると、さすがに食欲がそそられる。ロブスターなんて、子供のころ食ったことがあった程度の記憶しかない。まして、大人になってからは高嶺の花、全く食べたことはない。活きのいい巨大なエビを何度も見ていると、超70歳同士、どちらからともなく、「話のタネにも、一度は食ってみたいよなぁ」と口にして、ニヤッとした。高価なのは知れている。一体、いくらするんだろう。お互いの財布の中身を秘かに弾いて慮っている。彼は機制を制して「一匹づつでは食い切れないだろう」なんていう。いっそ、奢ってもいいかなとも思ったが、それでは同級生同士の関係にヒビが入ってしまう。さて、どうする?

ある夜、初回の客が引いた後のシーフード店で空いた席に座り、「食うか」と店頭の生簀をのぞきに行くと、空。その隣の生簀には、もっと大きなジャンボ青海老、それを計量してもらったら、2000THB(6000)だと。迷わずキャンセルした。で、オーダーしたのがチキンヌードル、いわばラーメンだ。両サイドのテーブルで若い二人連れが、これでもかとたくさんの注文品にむしゃぶりついていたのが、羨ましくも、情けなかった、ねぇ。

次は雨上がりの街で、彼は観光ガイド本で、地元お勧めのシーフード店を見つけたという。いよいよかと、覚悟を決めてのエビ選び。もうそんなに選択肢は残っていない。掴み上げたエビを計量すると「1600THB(4800)」。すかさず、「もっと小さいの」と反応していた。敵もさるものか、その女性店員は大きな電卓を弾き「1300(3900)」と表示させて笑った。OK!と笑い返すしかないだろう。エビの調理法も色々あるのだが、女性店員とのそんなやりとりから、BQQ(バーべキユー)。テーブルに届いたのは勿論、特大の一匹で、縦に半分に切って、半身づつ食った。まさに、おもてなしの味だった。

2014/07/26

◎日焼けにキンカン塗って気持ちいい

にしても、何故か、同級生の彼が帰国して急に気が付いたことがある。部屋の鏡を見たら、顔は真っ赤っか、両肩は赤茶け、ランニングの線が肌色に残っている。酷い日焼けだ。日焼けはヤケドの一種です・・・とは十分承知だし、外出時は野球帽を欠かさないし、この時期、長袖のシャツを羽織ることも多い。彼は家族からきつくいわれ、日焼け止めクリームを持たされていて、手入れは怠らないそうだが、部屋が別々のため、実際にクリームを塗っている姿は見ていない。とはいえ、彼の顔や体に日焼けした印象はなかった。クリームの効果だったのかどうか、彼の体を見てカメも同様に日焼けはしていないと思い込んでいたのか、一向に気にならなかったのだ。
何たって、リゾート地だ。真っ昼間の炎天下、ビーチに行くにも、ショッピングエリアに出かけるにも、同じ道路を行ったり来たり、1日に何度も、、やたら歩いた。確かに、日に焼けないはずはないのだが、彼から「お前、焼けたなぁ」のひと言はなかった。気付いていて、指摘しなかったのか。或いは、例の思いやりなのかもしれないし、単なる無関心なのかもしれない。
それでも、何となくだが、特に両肩、両腕がむず痒ゆく、頼りのキンカンを塗ってはスッとして気持ちいいといっていたのだが、日焼けかどうか確かめてみることはなかった。何といっても、キンカンが実によく効く。ちょっとした快感だ。これほどとは思っていなかった。

彼が去ってからの2日間、強い雨が断続的に降り続き、強い日差しはひと休みだが、キンカンは手放せない。

2014/07/25

◎70歳過ぎた同級生同士の「思いやり」旅・・・

にしても、オフシーズンのタイ・プーケットのビーチは閑散としていた。昨年末から年初にかけて訪れたあの賑わいはどこへ行ってしまったのか。浜一面に花咲いていた濃いブルーのパラソルは一本もなく、人影はまばら。沖合に隙間なく待機していたクルーズ船も見当たらない。ハワイと同じで常夏のリゾート地と思っていただけにとんだ肩透かしだった。まっ、おかげで、星3つクラスのホテルに信じられないほどの安価で泊まっている。

今回のプーケット行きは、70歳過ぎた同級生との2人旅で始まった。何せ、同級生の息子が孝行もので、溜まったポイントを航空券に替え、カメを案内役に誘ってくれたのだ。同級生は仕事が忙しいわけでもないだろうに、6泊で帰るという。
カメにとって、天の恵みとはこのことで、ホテルの手配は引き受けた。ツインベッドで一部屋に2人で泊まる手もあるだろうが、存外に安値だし、ここはお互いに気を使わなくもいい、ゆったり過ごせる、ダブルベットの部屋を一つづつ予約。ホテル事情も少しは知ってもらおうと前半3日間は星3つ、どのくらい格差があるか、後半の3日間は、星2つにしたのだが、この時期、かなりディスカウントしているようで、格差は感じられなかった。いずれも清潔感があり、リラックスできていると思っていた。ホテルが手配したタクシーにのってプーケット国際空港に向かう同級生を見送る瞬間、ほの悲しい寂寥感が漂った。お世話をかけている同級生の息子にはメールで無事に空港に送くり出したことを報告した後、こう付け加えた。

おかげさまで、この間、面白く、楽しく、存分に羽を伸ばして過ごさせていただき、なんていいながら、いいさか疲れました。父上も同様かと思います。また、お互いにこれでもかこれでもかと気を遣い、お金は使いませんでした。
なにより、体と脳の劣化は隠しようもなく、お互いにちょぼちょぼ、どっちもどっちといったところでお互いに納得し合っていました。

で、一夜明けて、振り返ってみると、この6泊7日は70歳過ぎた同級生同士の「思いやり」旅・・・だったかなと強く感じた。
さて、さて、残りは3週間切った、か。


2014/07/13

◎ 明日なのか、今日なのか、明後日なのか・・・

にしても、明日なのか、今日なのか、明後日なのか、プーケットへ飛ぶのは…なんて、このところ曜日、日にちの認識が曖昧で、判然としなくなっている。昨日以前のことは、済んだことだから、まぁどうでもいいのだが、今日明日の予定となるとそうはいかない。といって、ねばならない予定なんて、16日に成田空港からタイ国際航空機に乗ることぐらいで、毎月とか毎週どころか、年に何回もあるわけじゃない。おっと、あとは歯医者の予約か。まっ、その程度。毎日、曜日なんて気にすることなくのんべんだらりと、明日死ぬために今日生きている。

そう振り返ると、確かにほぼ終日点けっ放しにしているテレビだって、曜日で浮かぶ番組といったら、日曜日昼の「新婚さんいらっしゃい!」ぐらいか。MCを務めるのが同年齢の桂三枝(:現、文枝)なんだから、脅威というか、頭が下がる、よ。あとは、近頃はいささか飽きてきたが、月曜から金曜日、MXテレビの「5時から夢中」か。これは曜日ごとのゲストコメンテイターの名前は覚えてはいるが、さて、今日は誰が登場するのかとなると、もうおぼろ。まっ、それでもいいのだが・・・。

先日は、PC上で毎朝欠かさず作成している日記で、何ともやばい目にあってしまった。昼寝の後、昼食のメニューを追加しようとして日記を開いたら真っ白け。カメの頭も真っ白、かつて同様の体験はしている。一つはマウスを移動している際、何気なく開いていたページ全体を選択していて、何かのはずみで削除してしまったのだ。もう一つは、同じ日記ソフトへの上書き保存だ。泣くに泣けない、修復不能のミスだ。

そうした苦い体験から、今回は少々腕を上げていて、ファイル復活ソフトを入手してトライしたものの粉砕、やむなく諦めてもう一度最初から思い出しながら作成しようと日記を1日戻したら、な、なんと、や、そこには、その日の朝、作成した分がちゃんとあるじゃないか。何故か・・・。日にちを1日勘違いしていたのだ。何故そんな勘違いをしてしまったのか、ホンマ、おかしい、ヤバイと感じた。ひょっとしたら、W杯のライブ視聴にこだわった名残かと思いつくと同時に、目に見えない巨大なパワーがカメを抹殺せんと迫ってきているとも感じた。なら、望むところなんだが、ねぇ。


2014/07/03

◎プーケットのホテルを予約、ウフッ

にしても、認知症かアルツハイマーか判然とはしないが、このままでは社会生活を持続していくのに支障があるのではないかとの不安に駆られた。
話は年初、プーケットから帰国して間もなくの1月末まで遡る。懐かしの同級生からこんな電話を受けた。「月末に有効期限がくるマイレイジがあるけど、使わないかと息子(デキル男に成長)にいわれたんだけど、一緒にタイに行かないか」と。天の恵み、何とも有難いお話で、ならば、プーケットはどうかと、おっと、そう、ことしは6月にW杯があるので、それは自宅でのんびりとTV観戦して、7月中旬からにしようよ、と。で、7月16日に出かけて、同級生は何故か1週間で帰国し、カメは8月14日に帰る日程で、航空券だけは確保していたのだ。
時々、Netでホテルは検索していたのだが、7月に入ってソコソコのホテルを見つけ、予約サイトに申し込んだら、当然のことながらクレジットカード番号の入力を求められる。タイでだけ使う二つ折りの財布に入れっぱなしにしてあるカードを取り出し、番号を入力したら、次は有効期限ときた。と、な、何たること、「04/14」。4月で切れているじゃないか。参った、ねぇ。
予約は中断して、カード会社にNetでアクセスしようとしたが繋がらない。ならばと、サービスセンターにフリーダイアルで電話(24時間受付)、個人情報を伝え調べてもらったら、更新カードは既に発行、4月××日に送付済みになっています、と。深夜2時56分のこと。
ウゥーン、このテンションここで一旦鎮めてしまってはもう復活は難しいだろうと、眠い目を見開き、アルコールに浸かったお肉を鞭打ち、必死に必死に手提げ金庫を開け、机の引き出しを一段づつ改め、溜め込んだ郵便物を一つづつチェックしていたら、その中にカード会社からのカード送付書が入った封筒が出てきたよ。印鑑を押し受け取ったことは確かなのだろうが、その記憶は全くない。3時30分も過ぎ、間もなく4時となったところで、ふっと、タイ用の財布を開いてみたら、目立たないところに秘密のポケットがあって、そこに指を差し入れたら、ちょっとした感触、何のことはない、ちゃんと大切に仕舞っていたじゃないか。阿保らし!!!