2009/12/27

◎ 「そこにいる」感じは堪能できた3D映画「アバター」


にしても、ひょっとしたらカメが長生きしたくなるかもしれない映画が公開された。3D映画「アバター」で、監督の意気込みとか、独自開発したカメラを使っての撮影などPR番組がテレビニュースなどで何度か放映され、何となく眺めていたのだが、近くの平和島でも上映されていることを知り、大いに期待感が高まった。かつての赤色と青色の紙製のメガネをかけてみて、がっかりした立体映画とは段違いで、今度の作品は技術の進歩ともあいまって、ひょっとしてと、ついニヤリとしてしまうほどそそられていた。3D映画 の登場はカメにとって何たる幸せ、バーチャル大好きなカメだ、どこまでそれを体験できるか、興味津々だ。PRコピーの「観るのではない。そこにいるのだ。」は気に入った。ふむ、ふむ、なるほど、である。映画の内容はSFだが、いずれセクシー、エロチックな官能の世界が展開されることは間違いない。そこで、カメは官能の海に溺れることが出来るかどうか、それだけの技術レベルに達しているのかどうか、或いは、近々に可能になるかどうかを見極めたくて、「アバター」を観に出かけてみた・・・。
映画館では入場料(シニア=1000円)に3Dメガネのレンタル料が300円。メガネは軽くて、なかなか良く出来ていた。
映画は、最新の映像技術を駆使して作り上げたSFアドベンチャー大作で、戦闘場面は迫力の最新3D映像で見せるとの触れ込みだが、カメの関心はストーリーではなく、3D映像の完成度。「観るのではない。そこにいるのだ。」がどこまでリアルに体験できるか、だ。
映画が始まって、3D映像がここまで来たというのは驚きだった。そういえば、ゲームでそのあたりのバーチャルは、かなり進んでいるとは聞いていたが、3D映像はそれら技術的な課題は全てクリアしているように見えた。
一部だが、「そこにいる」体験は出来た。砲弾が飛んで来た時は、反射的に体をよじって避けいてた。クラゲのような霊魂が幾つも蛍のように点滅しながら宙を飛んでいる場面では、手を伸ばして掴もうとしていた。走っていて足で跳ねた小石があわやカメの顔面を直撃、ジャングルを歩いていて枝が跳ね返ってくる・・・等々、「そこにいる」感じは堪能できたような気がした。

官能バーチャル世界を構築する技術的な課題は何もなさそうだ。要は、3Dアダルトビデオ(AV)を製作して、ビジネスになるかどうかだろう。現状では、制作費がかかりすぎるということか。でも、カメが大好きだった日活ロマンポルノなどのリメイクならどうだろう。多分、それなら安価に出来そうな気がするのだが・・・。その際、配慮して欲しいのは、監督のエロ目線と、カメラのエロ目線なのだが、できれば、カメにオファーして欲しい・・・。

2009/12/24

◎ 3年間表示日記帳で昨年のイブは・・・


にしても、クリスマスイブをどう過ごすか、いまのカメにはどうでもいいことなのだが、昨年末から使い始めたフリーソフト「3年間表示日記帳」によると、昨年のクリスマスイブの過ごし方とほとんど変らない。多分、10年前の日記帳を開いてみても、変っていないと思う。そもそも、この世に生まれて物心ついて以降、クリスマスイブで記憶に残るほどのサプライズがあったことはないのだから・・・。
昨年の日記には、こう書かれていた。明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2008 Xマス恒例特番、今年もイブを寂しく過ごすあなたに選りすぐりの不幸話をプレゼント!
☆恒例、もう、何年見てるか、ただ、何となく。八木亜希子アナ、老けたナ。
フジテレビ、深夜の人気番組、さんまと八木アナコンビの息も合っていて、つい、つい、引きづられていて、今年もこれから・・・、24:35から当然見るつもり。先ほど、食事の際、イブの贅沢もいいだろうと、珍しく発泡酒缶を1本開けて、ちょっと眠いので、録画をセットしたところだ。

なんて・・・、実は、去年の同日の日記を見たのは初めてだ。10年連記とか3年連記の日記帳は以前からある。でも、買う気にはならなかったのだが、昨年暮れ、Netでフリーソフトの日記帳をあれこれ探していて、「3年間表示」の日記帳に辿り着き、この一年間使ってきて、ちょうど2年目に入って、去年の今日が自然と目に入ってきて、この二、三日去年の今日を眺めてみたのだが、何ともつまらない。ほとんど、今年と何も変らないのだ。もっとも、書いている内容が、内容で、起床時間、天気、食事のメニュー、入浴、洗濯、出かけた場所、会った人、それに、午前中のラジオ、夜のテレビ番組表で、あと、何かしたときは、その何か・・・。こんな、日記をもう20年以上続けていて、B5版の日記帳が書棚に20冊以上並んでいるのだが、何ともバカバカしく、この年の瀬に全て廃棄してしまおうかとも、思った。

2009/12/22

◎ゲストハウスで76歳日本女性全裸遺体


にしても、チェンマイのニュースが自然と目に飛び込んでくるようになって、われながらこそばゆいのだが、こんな事件は身につまされた。「チェンマイのゲストハウスで高齢の日本人女性の全裸遺体」の見出しで、記事の全文は以下の通りだ。
 コム・チャット・ルゥク紙(オンライン)によると、16日朝チェンマイ県県都内にあるガーレー・ゲストハウスの客室内の浴室で大阪のロータリークラブに所属する、日本の名誉大使でもある76歳女性が全裸で死亡しているのが発見された。
 死後8時間以上と見られ、また遺体には暴力を振るわれたあとがなく、浴室内からも争われた後は確認されなかった。
 女性は長期滞在者としてチェンマイに滞在する為に、遺体で発見されたゲストハウスの部屋を一年単位で借りており、また、遺体で発見される1日前に日本か らチェンマイに戻り、夜にビールを飲みに出かけ部屋に戻った後で浴室を使用したと見られていることから、折りからの寒さや高齢及びアルコールを飲用してい た事が相まって入浴中に死亡したと見られている。

76歳女性のプロフィールも、変死の状況も詳らかではないが、よくありそうな話で、興味津々・・・。カメも部屋を1年契約で借りて気ままに行ったり来たりしてもいいなと思っていたし、夜、ビールを飲みに出かけて部屋に戻ってシャワーを浴びるなんて行動様式はカメと合致して・・・、何か、先を越されてしまった感じで、何とももどかしい。

2009/12/16

◎日本は寒い、自転車で遠出も出来ない


にしても、寒い、とにかく日本は寒い、めっちゃ寒い、寒いのは苦手だ。一年中、Tシャツ一枚で過ごせるタイ・チェンマイがやたら恋しい。
先週の土曜日、12日、最高気温17℃、好天、1日限りのポカポカ陽気との予報を頼りに、チェンマイでレンズがひしゃげたデジカメを持って川崎・ビッグカメラに自転車で出かけるつもりだった。なんせ、安いデジカメではない。一応、修理可能かどうかチェックしてから、廃棄するにしても、その決断をしたかった。
でも、ベランダに出て空の色を見て、風の具合を感じてみたが、やっぱり寒い、ヨ。さすがに自転車に乗る気にはならなかった。
で、結局は、京急に乗って川崎まで出かけ、ビッグカメラの/修理コーナーにデジカメを預け、久々にデジカメコーナーを見たら、こりゃまた、新製品があれこれ並べられていて、なかなか刺激的で、目眩がするほど。これで、修理を依頼したことは吹っ飛び、新品の魅力の虜になっちゃうんだよなぁ。修理の見積もり限度額として8000円ぐらいまでならと、腹を括ったつもりだったが、ねぇ。修理品がメーカーに届いて、チェックの結果が出るのに10日ほどかかるそうだが、さて・・・。

2009/12/11

◎早くもチェンマイに帰りたくなったカメ・・・


にしても、はや10日も経つというのに、体からチェンマイ臭が消えない。衣食住のうち、特に食でそれが著しく、あのやたら濃い、しつこい味付けが懐かしい。
成田空港に着いた時、ロビーの自販機でお茶のボトルを買って飲んでみたら、確かにこれがお茶だとは思ったが、何とも渋いだけで、少しも旨いとは思わなかった。タイでの甘い緑茶が無性に懐かしくなった。ありゃ旨かったよなぁ。
昼前に地元に戻り、すき家でサケとん汁定食、夕方にはゆで太郎で天ぷらそばを食って、定番の日本食を懐かしんでみたのだが、これまでのように、やっぱり醤油が旨いとは思わなかった。逆に、味が単純で、薄く、物足りなさを感じてしまった。
いまだにそれが続いている。先日は、トンコツラーメンの専門店で、スープをひと口味見した後、テーブルに用意されていたニラの辛み和え、ラー油、唐辛子などをたっぷりトッピグして、味を調えてみたのだが、イマイチだった。
さらに、スーパーで唐辛子やニンニク醤油、タイ産のソースや缶詰のレッドカレーなどを買い込んできたのだが、満足したのはレッドカレーの缶詰だけだ。

衣は、特に必要もないのだが、一度はのぞいてみたが、どんな安売り店でもチェンマイ価格にかなう筈もなく、チェンマイの屋台バザールを思い浮かべ、住は、住で、何より寒くて寒くて、Tシャツ一枚でノー天気に過ごせるチェンマイに思いを馳せ、出てきた結論はやはり、早くチェンマイに行きたい・・・、というより、チェンマイに帰りたいといった心境になって、先日、一月末に成田を立つチェンマイ行き往復航空券を手配してしまった。

2009/12/01

◎何だかんだのチェンマイ暮らし、よう続いた・・・



にしても、チェンマイでのラストナイトを迎えて、結構、感慨深いものがある。なんせ、ブログは連日よく続いた、ヨ。自己連続更新記録は更新した。多分、これだけ続けるのは、今回が最後だろう。実は、思った以上に連続更新はしんどい作業で、自ら褒めておきたい。
で、最後となる1日、何をするか考えてみても、例によっていい知恵が浮かんでくるわけでもなく、思いついたのは、自転車のレンタルを明日午前中まで1日延長して、またチェンマイの街をうろつくことくらい、だ。
で、ゲストハウスを自転車で出て、昼前はまず例のターペー門近くの例の早くて安いNET店でブログをアップして、その足で、例の高いけれどしょうがないレンタル自転車店で50BT払って延長手続きを済ませ、北に向かって、昼飯はスリッポン通りの例の旨くて安いタイ食堂でトリめしを食って・・・。これがスパイシー過ぎず、ちょっと甘みのある濃い味付けで実に旨い、癖になる味だ。

その後は、その通りを西の外れまで行き、お堀を越えて、例の余り賑わっていないショッピングセンターにある例の東京堂書店をのぞき、いまさらなのだが、例の日本語のフリー情報誌「う"ぃあん ちぇんまい」を手にして、例のセントラルデパートをぐるりとし、ワゴンセールも2、3見て、また自転車にまたがり、思い出した例の洒落たコーヒーハウス、The Coffee Bell に来て例の旨いコーヒーと、例の水差しの不思議な水を味わい、この1ヵ月間を懐かしく振り返って、どうやら感慨深く過ごしたいようだ。

で、あとは、いかがわしい匂いだけは嗅がせてもらった例のロイクロ通り、そして時間的にまだ準備中の例の栄枯盛衰著しいナイトバザール通りを経て、例の地元に根強いワローロッド市場を一回りして、ラストナイトを過ごす例のゲストハウスへ戻ってきた。
と、何だかんだのチェンマイ極貧暮らし、さすがに、いささか疲れた。しばし、休息いたします。ご容赦・・・。ホッ。