◎ 「そこにいる」感じは堪能できた3D映画「アバター」
にしても、ひょっとしたらカメが長生きしたくなるかもしれない映画が公開された。3D映画「アバター」で、監督の意気込みとか、独自開発したカメラを使っての撮影などPR番組がテレビニュースなどで何度か放映され、何となく眺めていたのだが、近くの平和島でも上映されていることを知り、大いに期待感が高まった。かつての赤色と青色の紙製のメガネをかけてみて、がっかりした立体映画とは段違いで、今度の作品は技術の進歩ともあいまって、ひょっとしてと、ついニヤリとしてしまうほどそそられていた。3D映画 の登場はカメにとって何たる幸せ、バーチャル大好きなカメだ、どこまでそれを体験できるか、興味津々だ。PRコピーの「観るのではない。そこにいるのだ。」は気に入った。ふむ、ふむ、なるほど、である。映画の内容はSFだが、いずれセクシー、エロチックな官能の世界が展開されることは間違いない。そこで、カメは官能の海に溺れることが出来るかどうか、それだけの技術レベルに達しているのかどうか、或いは、近々に可能になるかどうかを見極めたくて、「アバター」を観に出かけてみた・・・。
映画館では入場料(シニア=1000円)に3Dメガネのレンタル料が300円。メガネは軽くて、なかなか良く出来ていた。
映画は、最新の映像技術を駆使して作り上げたSFアドベンチャー大作で、戦闘場面は迫力の最新3D映像で見せるとの触れ込みだが、カメの関心はストーリーではなく、3D映像の完成度。「観るのではない。そこにいるのだ。」がどこまでリアルに体験できるか、だ。
映画が始まって、3D映像がここまで来たというのは驚きだった。そういえば、ゲームでそのあたりのバーチャルは、かなり進んでいるとは聞いていたが、3D映像はそれら技術的な課題は全てクリアしているように見えた。
一部だが、「そこにいる」体験は出来た。砲弾が飛んで来た時は、反射的に体をよじって避けいてた。クラゲのような霊魂が幾つも蛍のように点滅しながら宙を飛んでいる場面では、手を伸ばして掴もうとしていた。走っていて足で跳ねた小石があわやカメの顔面を直撃、ジャングルを歩いていて枝が跳ね返ってくる・・・等々、「そこにいる」感じは堪能できたような気がした。
官能バーチャル世界を構築する技術的な課題は何もなさそうだ。要は、3Dアダルトビデオ(AV)を製作して、ビジネスになるかどうかだろう。現状では、制作費がかかりすぎるということか。でも、カメが大好きだった日活ロマンポルノなどのリメイクならどうだろう。多分、それなら安価に出来そうな気がするのだが・・・。その際、配慮して欲しいのは、監督のエロ目線と、カメラのエロ目線なのだが、できれば、カメにオファーして欲しい・・・。
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