2009/09/30

◎11月2日から30日間、チェンマイ散策の旅・・・


にしても、この10日間ほどハイテンションが続き、ちょっとだけパニック状態で本欄の更新も疎かになっていることに気づき、とりあえず途中経過を少しだけ、と・・・。何て、勿体をつけてみたが、何のことはない、カメの個人的なイベント、訪泰を決断、往復航空券を予約したのだ。それも今回はバンコクではなく、北に位置するチェンマイで、11/02に成田空港を飛び立ち、12/02に戻ってくるスケジュール。
[フライトスケジュール]
1.タイ国際航空 643 便 (エコノミークラス)
2009/11/02(月) 09:45 発 東京/成田空港
2009/11/02(月) 14:45 着 バンコク
2.タイ国際航空 114 便 (エコノミークラス)
2009/11/02(月) 15:40 発 バンコク
2009/11/02(月) 16:50 着 チェンマイ
3.タイ国際航空 121 便 (エコノミークラス)
2009/12/01(火) 21:00 発 チェンマイ
2009/12/01(火) 22:10 着 バンコク
4.タイ国際航空 642 便 (エコノミークラス)
2009/12/01(火) 23:50 発 バンコク
2009/12/02(水) 07:30 着 東京/成田空港
なぜ、チェンマイかといえば、先月末、チェンマイ在住のタイ人女性(50歳代)とメル友となり、会ってみる気になったことが大きい要因か。ウフッ。で、チェンマイ情報をチェックしてみると、宿泊費がやたら安い。バンコクより2-3割は安いようだ。バンコクではちょっと眉をひそめたくなるゲストハウスが新しくて綺麗、1泊300-500TB(900-1500円)ぐらいで探せそうだ。で、なにはともあれ、往復航空券を予約した次第。それも、4月にバンコクまで行った時より、今回はバンコク経由チェンマイなのに、1万5000円ほど安くなっていた。
ウフッ、何か、よくわからない、ね。

2009/09/23

◎「アホーメン」食うアホー、ってか・・・



にしても、TVのニュースによれば、世間はシルバーウィークとかで姦しいが、さて、さて、毎日が日曜日のカメには縁なきなれど、何となくその仲間入りをしたくなって、何がいいか、あれこれ考えようとするも、脳裏に浮かぶのは近安短だったか、近い、安いの2語のみで、思い出したのはこのところ頻繁に出かけている川崎、第一京浜で多摩川を渡ってしばらく行った所にある中華料理店の看板「アホーメン」「アホーとはスペイン語でニンニクの事を言います」で、一度食べてみたいと思いつつも、そこまで出かけると、他にもっと魅力的なものについつい目移りして、なかなか機会を作れなかったこともあって、カメのシルバーウイークのイベントとしては妥当かなと自ら納得して、自転車に乗ってでかけ、午後一時ごろ着いたら、薄暗い店内に、二人がけのテーブル席が一つだけ空いていて、テーブル席と座敷は満席、カメは座るなり迷わず「アホーメン」と注文、お客さんの出入りもあって、待つこと10分余り、要はラーメンで、スープは濁った醤油色 、表面にニンニク粒の腹が幾つかのぞいていて、麺は太めのツルツル麺、箸で崩してみると、キャベツ、ニンジン、タマネギ、ニラ、豚肉片に大量のニンニク粒の野菜炒め、いや、はや、もう少しデラックスなラーメンを妄想していたカメは、ちょっと期待外れだったものの、味はまあまあ、不味いはずもなく、さすがニンニクだけに満足感は高く、途中で「臭い消しに」と茶色のお茶がはいったペットボトルを出されたが、効くかどうかは不明なれど、それはウーロン茶のような、中国茶の風味・・・、で、お値段は840円、えっと、カメは思ったが、高いか、安いかは判断しにくく、ただ、リピートはしないだろうな、と感じた。
で、先ほど、Yahooの検索窓に「アホーメン」と入れたら 5,500件ひっかかった。アホーはアホーを呼び、アホーはアホーを知る・・・ってわけだぁ。

2009/09/20

◎マニフェストが葵の印籠の威光を放ち始めた!?


にしても、民主党政権の登場は、ちょっとした革命だ。第二次世界大戦での敗戦に国民は茫然自失だったが、当時、官僚のモチベーションには沸き立つものがあったに違いない。今回の政権交代は、その構図が逆転して、官僚が茫然自失し、国民は目を丸くして沸き上がる・・・。後は、マスコミ次第だろう。
いや、はや、カメもびっくりしゃっくり、官に対し溜飲が下がった。お粗末な自民党には呆れるばかりだが・・・。でも、これほどの変革が実践されるとは、誰が想像していただろう。鳩山総理をはじめとする民主党の幹部だって、予想していなかったのではないか。驚いて、武者震いか、ビビリか判然としない新代議士もいるのではないか。
マニフェストによる総選挙、それによって民主党のマニフェストは国民の負託を受け、それを頑なに実践することによって、その時からマニフェストが葵の印籠の威光を放つことになる。
まずは、事務次官会議の廃止なんて、恐れ入りました、だ。口だけで、とても、できるなんて思っていなかった。新大臣の就任会見もそうだ。官僚の作成するペーパーなしで、マニュアルを駆使し、会見をそつなくこなして見せたのだから、驚かされるとともに、民主党の本気度を感じさせられた。
一市民にとっては、これから政治が面白くなること請け合いだ。マニフェスト選挙の真髄はこれから、さまざまな局面で見せ付けられることになるが、民主党の政権交代パワーは、おぼっちゃま総理どころか、想像以上に腰は据わっていて、なかなか強かで手強そうだ。
マニフェストで知られる北川正恭さん(早稲田大学大学院公共経営研究科教授) がラジオ番組で「混乱してもいい。そこで議論し、結果を出していくのがマニフェスト政治」「できなければ、また総選挙で、国民が選択する。二大政党ならそれが出来る」とコメントしていて、なるほど、そうか・・・と思った。国民投票による直接民主政治の始まりのようだ。

2009/09/18

◎Dバッグ背負ったカメがバンコク上空を遊弋


にしても、「イージーライダー」を皮切りに衛星映画で「俺たちに明日はない」「アリスのレストラン」と立て続けにアメリカン・ニュー・シネマを見て、カメはこれまで何の努力もせずに、感性と直感だけで齢を重ねてしまったと、そんな思いにとらわれた。とにかく、考えない。考えられない。考えることが嫌いだったのだろう。というより、考えてみても、ま、何もわからなかったに違いない。だから、たとえ何かが起こっても、自分の目に見える範囲だけの事象をとらえて、感性と直感で反応、対応していた。それも、生理的な好き嫌いが判断基準になっていることが多かった。
刹那主義の泥縄、付焼刃人生である。一歩踏み込んで、それが何故、どんな事由から、どんな背景があって生じたのかなんて、その時も、その後も考えないし、そもそもそんなことに気がつかない。とりあえず、目の前の事象が通り過ぎていけば、それでいいのだ! ザ・エンドである。だからだろう、それらはカメの記憶にも残らない。
これは、カメの脳の思考回路に不具合有り、とみる。目に見えないこと、事象はいくら説明されても、チンプンカンプンで想像もできないし、全く理解できないのだ。身近なところでは電気、電波、無線、気象といったところか。電話で話ができる不思議は、いまだに不思議なまま受け入れているのだが・・・。天気図も同様だ。特に象徴的なのが「負荷」という言葉で、いまだにカメは日常生活で使えないでいる。
米のニューウェーブの共通テーマは「自由」のようだ。自由とは、規制からの脱却、規制の撤廃を願い、彼らなりにそれを実践する姿が描かれている。でも、それらは普通の市民の目には奇異にしか映らず、まして実現しないし、受け入れられるはずもない。映画では、そうした自由を希求する若者の行動を追いかけるだけで、その先の見通しまでは示唆していない、というか、いずれも、志半ばのアン・ハッピーエンドで終わらせている。
振り返ってみれば、1970年前後、カメは何となくでしかないのだが、無意識に幾つかのタブーをつくっていたと思う。ベトナム戦争、ヒッピー、マリファナ、ベ平連、小田実、何でも見てやろう、学生運動、赤旗・・・等々。ひょっとすると、そうしたことをテーマに自由を標榜するアメリカン・ニュー・シネマもタブー扱いしていたのかもしれない。そして、カメは何にも知らないまま、考えることを放棄して、川の流れに身を委ねたまま、気がついたらバンコクまで流れていて、恥ずかしながら真の「自由」を満喫、その素晴らしさを体感している・・・といったところか。
実は、イージーライダーとDバッグを背負ったカメがオーバーラップした時、カメはバンコクの上空を遊弋しているように感じた。

2009/09/17

◎イージーライダーが示唆、いま青春しているカメ・・・


にしても、66歳のカメはいま青春しているのかな、と思った。
先夜、NHKの衛星映画で「イージーライダー」を見てのこと。
マリファナ密売で儲けた大金をタンクに隠し、真のアメリカを求めてオートバイで放浪の旅に出る二人のヒッピーを描いたアメリカン・ニュー・シネマの代名詞的作品。1969年の製作だそうで、ならば昭和44年、東大安田講堂で攻防戦があって・・・、その年のカメはノー天気なまま広告代理店に勤めて丸3年が経ち、何と身勝手なことに、夏の暑さに辟易して退社したころ。で、秋には出版社に入り、翌年春には新聞記者に転身できていたのだから、いい時代ではあったのだが・・・。
この映画どころか、アメリカン・ニュー・シネマとは全然縁がなく、この歳になって見るというのも、何かの因縁かも知れない。 イージーライダーは元々は馬をバイクに乗り換えた現代の西部劇を目指して創られたそうで、そこで描き出されたのはドラッグ・カルチャー、余所者への強烈な排他性、そして名ばかりの“自由”という現代のアメリカだった・・・といった評は評として・・・。
それまでの映画づくりの定石であったハッピーエンドをアンハッピーエンドにして、悲運に打ちひしがれて、自由とは何か・・・といった具合に人生を深く考える若者の姿が胸を打つのだろう。棺桶に半身潜り込ませたカメでも、イージーライダーを見た後、広野をバイクで突っ走る二人の若者の姿が、バンコクで大きなDバッグを背にうごめくカメの姿とたぶってきて驚かされたのだ。 そう、「これぞ自由!」というものなんだろうなと二つの映像を脳裏に重ね合わせ、何となく納得したのだった・・・。 

2009/09/14

◎祝!米大リーグ史上初9年連続200安打・・・


にしても、イチローは大したもんだ、ついに米大リーグ史上初となる9年連続200安打を達成した。200本目は、13日(日本時間14日)、敵地でのレンジャーズ戦ダブルヘッダー第2試合の2回、ショートへのタイムリー内野安打で、イチローらしい一打だった。で、この記録達成は日本で号外が発行されるほどのビッグニュースになった。
幾多の記録に挑み続け、幾多の名選手の記録を掘り返しながら、一本、一本ヒットを積み重ねるイチローが、やっと手にした米大リーグ史上初の大記録であり、自ら手中に収めた、多分、破られることがない、歴史的な尊い記録になるだろう。
イチローが渡米して何年目だったか、何度が衛星テレビでイチローのヒットを見て、思ったことがある。やっぱり、ホームランにはかなわないよなぁ、と。あの華麗さ、感動、快感はヒットの比ではない。それは、打つ方も、見る方も変わらないだろう。特にイチローが足で稼ぐヒットなど、手に汗どころか、歯軋りというか、舌打ちを誘う。それでも、ヒットはヒットだ。
そんなイチローだから、4球をもっと増やせば打率4割など簡単に達成できるのに、なぜ狙わないのかなと思っていたら、テレビのドキュメンタリー番組でイチローはヒットの大切さ、ヒットを見に来てくれるお客さんの期待に応えたいと答えていて、驚かされた。確かに、あれほどの選球眼だ、4球を選べば、確かに打率はあがり、それこそ5割近い打率だって可能かもしれない。でも、それでは必然的にヒットの数は減ってしまう。
多分、それは野球観の違いなのだろうが、カメはそんなイチローを見ていて、やはりサッカーの男らしさ、面白さの方に惹かれるようになっていた。

◎9.11深夜「トラ・トラ・トラ!」放映はブラックジョーク?


にしても、昨13日夜、テレビ朝日の日曜洋画劇場「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実」をHDDに録画しつつも、ライブで視聴した。カメにとってはこの時間帯、ここ何年も「行列のできる法律相談所」を欠かさず視聴していただけに、洋画劇場のライブ視聴を決断するのは歴史的決断というほどのことでもないが、いささか逡巡した。でも、「テロは予告されていた!?」「全米震撼の衝撃作が地上波初放送!」「発生までの8年間、全てを予見し、水面下でテロと戦い続けていたFBIの真実のドラマとは・・・」等々、番宣の惹句に引きづられ、また、最近の紳助の横暴に辟易していたこともあって、「9.11」に貼り付いたのだが・・・。残念なことに、再現ドラマだった。CIA 、FBI 、それぞれの情報が入り乱れて、ストーリーが展開するものの、エピソードをつなぎあわせたドラマで、結局は防げなかったということになる。ドラマとしては、何とも不出来で、論評にも値しない。
一夜明けて、ふっと思い出したのが、日本軍による真珠湾攻撃の全容を映画化した「トラ・トラ・トラ!」だ。11日の深夜26:50からテレビ朝日のシネマエクスプレスで放映されていて、その録画を翌日じっくり視聴していたのだ。
カメはその感想に、「国力の差が歴然としていて開戦してしまう暴挙、こりゃ、どう分析すればいいのか。やはり、マスコミの力か、情宣というか、賢明な常識人が揃う海軍でも、全体の空気、世論の動向には、結局のところ、その流れに棹差すことはできずに、一緒に流されてしまうのか。それが、亡国につながると感じていても・・・。やはり、聖徳太子によって作られた五人組制度、人はその世間体の中に組み込まれてしまうようだ。その構図は、いまと変わらない・・・」と。
ま、そういえば、アメリカにとって国土を戦場にされたのは合衆国の歴史上、「パールハーバー」が最初、次が「NY・ワールド・トレード・センター」ということになる。テレビ朝日の番組編成マンがこんな編成をしたのは、単なる面白がりか、ブラックジョークなのか、或いは、何らかのメッセージが含まれているのか、ちょっと気になった。

2009/09/07

◎「そんな阿呆なぁ!」 毒づいてみたくなったカメ・・・


にしても、マニュアル社会での危機管理の危うさを示唆するような事件、事故が今朝、7日のYahoo Japan トップページのトピックス欄に目白押しになっているのを見て、 ノー天気なカメでも、つい、一言毒づいてみたくなった。「それみたことか!」と・・・ウフッ。
トピックス欄の一本見出しは以下の通りで、それを見ただけで、その内容まで推測できるし、それはほぼ外れていない。そして、一昔というか、そもそも10年前だったら、こんな事件・事故は起こっていなかっただろうと、思う。
・特殊ビデオカメラで水着透かす=放射線技師を逮捕-滋賀県警
・巨大芋煮足りなかった…2000食分払い戻し 山形
・福岡、懲りない酒気帯び…今度は県職員
・同級生の水死事故「しかられる」と知らせず
・耳かき専門店店員の重体女性が死亡 西新橋殺傷事件
・<韓国>川で1人死亡5人不明 北朝鮮のダム放流が原因か

「そんな阿呆なぁ!」「なぜ、そんなぁ」程度のものばかりで、危機管理などと大上段に振りかぶるほどのことでもないと思うのだが、これが事件・事故になってしまう。世代を問わず、現代人の縮脳症候群は進捗著しいようだ。
勘違い、間違い、うっかり、ノー天気、誤認、不注意、想像力不足・・・と、このレベルの脳作用はマニュアルがなくても、直感、感性が普通に作動していれば、それで十分、と思うのだが・・・あぁぁぁ。

2009/09/06

◎サッカーの実力差、素人目にもわかった


にしても、サッカーの実力差ってやつは凄い、紙一重の差がどの程度のものか、実力者が本気になるとどれほど動きが変わるのか、オランダ・エンスヘーデで行われた日本代表とオランダ代表との親善試合で見せつけられ、その差のあまりの違いに呆気にとられた。昨5日夜(現地時間=14:00)テレビの生中継を見ていて、空恐ろしくもなった。
カメの目線では、前半は互角以上で、結構スリリングな戦いを展開して面白かった。後半はハーフ過ぎて、1点取られてからは、素人目にも日本代表は、もうバタバタ、動けない、やられ放題で情けない。一方のオランダのスピードは衰えず、瞬発力はさすが凄い。見ていて、エッ、エッ、っていう感じだった。
一夜明けて、Netで見ると、「岡田ジャパン惨敗…前半互角も後半ボロボロ」の見出しが最も的確で、スポーツナビは「すべてのゴールが明らかにJリーグではないこと」と試合後の中村俊輔(エスパニョル/スペイン)のさすが!!!のコメントを詳細に伝えていた。

「少しねんざしてしまった。結果は0-3だったけれど、すべてのゴールが明らかにJリーグではないことで、あれが(世界では)普通。例えば3点目のシーン とか、誰のせいという話ではなくて、ああいうのがJではないこと。縦(への突破)が怖いからああなった。前半はボランチが(プレスに)行けたけど、あそこ (の対応)をウッチー(内田)だけでは……。
 1点が入る前から(オランダが)何人か交代して、プレスがぜんぜん掛からなくなった。誰かが1人について追いかけていたんじゃ、それは(ボールを)回さ れてしまう。1人がつきつつ2人目が、というような守り方をすべきだった。そういう選手が1人いると、これくらいのレベルになると回されてしまって余計な 体力を使ってしまう。(相手は)前半はそこまで怖いって感じではなかった。後半も途中までできていたし。だから後から入ってきた人も含めて、全員が連動し ていかないと。新しく入ってきた人は体力があるわけだから。それなのにズレてズレてとなっていたから、簡単に後ろの方まで行かれていたのが多かった。今ま では前からの追い方が(チームの)生命線じゃなかった。相手はボカンと蹴ってきてたからそこまで分からなかった。でもこういう相手になってどんどん問題が 出てきた。
(2001年の0-5で負けたフランス戦ほどの影響はあるか?)あの時よりはない。でも今日やってみて、誰が(入ると)どうなるとか、チームとしてはどう かというのは分かった。(プレスを90分間やり続けるしかないのか?)そう思う。だから後から入ってきた選手が重要になってくる。最初から出ていた選手よ りもっと走って、気を利かせないと。「おれはこういう選手だから守備しない」と言っていたらこうなる。
 前半と後半の途中までは手応えはあった。課題もすごく大きく出たから、岡田さんもあまりピリピリしていなかった。道が見えたから、少し明るかったんじゃ ないか。手応えがあった時間帯に点を取ることが大事。向こうはみんながトップクラスで、個人の力もありつつ、組織で戦える。日本はそういう個の力がないか ら、それ以上の組織力で戦わないといけない。
 もう1試合(ガーナと)できるから。もう1回前からプレスに行くのをやってみる。相手が違えばどうなるか分からないし、(プレスが)はまらない場面も出てくるかもしれない。日本代表としてこういう経験もいいこと。(0-3という結果は)プラスに捉えたい。反省すべきところはするけど、沈むことはない」

まさに、その通りで、恐れ入った。実は、同じような思いは、かつて、中田英寿のコメントでも感じたことを思い起こした。

2009/09/03

◎政権交代・・・裏マニュアルはびこり国滅ぶ


にしても、まるでオセロゲームのように政権交代なった日本の明日の姿がはっきり見えてきた。民主党自体の基盤が脆弱な上、今回の選挙では勉強が出来る、いい子ばかりが集まってきて、一体何が出来るというのか。彼らを見ていると、先夜六本木のSMバーで見かけたアラサーティたちに共通する生命力の弱さと脳縮症状を感じてならない。
何時、息が止まるかもしれないカメにとって、明日の日本は最早どんな姿でもいいわけだが、元々野次馬で面白がりのカメはつい外道の予感、妄言をこのNet空間に飛ばしておきたくなった。
一言で言えば、日本滅亡なのだが、それを加速させるのが彼ら若手の脳縮症候群であろう。それが、どんな行為かといえば、万に一つの危機管理を疎かにしたり、曖昧にしたり、忘れたり、無視した結果、引き起こされるリスクである。
それは、平成11年9月30日に発生した東海村臨界事故に象徴される。「JCO」東海事業所で起きた国内初の臨界事故だ。高速増殖実験炉「常陽」の燃料用ウラン溶液を製造中、正規の工程では使わない沈殿槽に、ステンレス製バケツで制限量の7倍もの ウラン溶液を投入したためとされる。
同社では、国の許可を受けた工程を勝手に変更し、1993年からステンレス製バケツで粉末ウランを硝酸で溶かすなどの違法作業が続けられており、これらは幹部らが容認して手順書(裏マニュアル)にまとめられていた。事故はこの裏マニュアルをも逸脱した作業の際に起きた。作業員は事故当時、臨界管理について認識しておらず、臨界安全教育がほとんど行われていなかった。
この事故で、臨界状態は約20時間続き、周囲350m以内が避難、10km圏内に屋内退避要請が出された。被ばく者は周辺住民や駆けつけた救急隊員、JCO社員ら439人に達し、転換試験棟にいた作業員3人は入院し、うち2人が 死亡した。
民主党のマニフェストとか、マスコミに登場する民主党員の言動を見ていると、最初から裏マニュアルを手にはしゃいでいて、元々のマニュアルを廃棄しているようにも思える、特に、安全保障についてはそれが顕著で、社民党との連立協議など在り得ないし、あってはならないと思うのだが・・・。