◎祝!米大リーグ史上初9年連続200安打・・・
にしても、イチローは大したもんだ、ついに米大リーグ史上初となる9年連続200安打を達成した。200本目は、13日(日本時間14日)、敵地でのレンジャーズ戦ダブルヘッダー第2試合の2回、ショートへのタイムリー内野安打で、イチローらしい一打だった。で、この記録達成は日本で号外が発行されるほどのビッグニュースになった。
幾多の記録に挑み続け、幾多の名選手の記録を掘り返しながら、一本、一本ヒットを積み重ねるイチローが、やっと手にした米大リーグ史上初の大記録であり、自ら手中に収めた、多分、破られることがない、歴史的な尊い記録になるだろう。
イチローが渡米して何年目だったか、何度が衛星テレビでイチローのヒットを見て、思ったことがある。やっぱり、ホームランにはかなわないよなぁ、と。あの華麗さ、感動、快感はヒットの比ではない。それは、打つ方も、見る方も変わらないだろう。特にイチローが足で稼ぐヒットなど、手に汗どころか、歯軋りというか、舌打ちを誘う。それでも、ヒットはヒットだ。
そんなイチローだから、4球をもっと増やせば打率4割など簡単に達成できるのに、なぜ狙わないのかなと思っていたら、テレビのドキュメンタリー番組でイチローはヒットの大切さ、ヒットを見に来てくれるお客さんの期待に応えたいと答えていて、驚かされた。確かに、あれほどの選球眼だ、4球を選べば、確かに打率はあがり、それこそ5割近い打率だって可能かもしれない。でも、それでは必然的にヒットの数は減ってしまう。
多分、それは野球観の違いなのだろうが、カメはそんなイチローを見ていて、やはりサッカーの男らしさ、面白さの方に惹かれるようになっていた。
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