◎政権交代・・・裏マニュアルはびこり国滅ぶ
にしても、まるでオセロゲームのように政権交代なった日本の明日の姿がはっきり見えてきた。民主党自体の基盤が脆弱な上、今回の選挙では勉強が出来る、いい子ばかりが集まってきて、一体何が出来るというのか。彼らを見ていると、先夜六本木のSMバーで見かけたアラサーティたちに共通する生命力の弱さと脳縮症状を感じてならない。
何時、息が止まるかもしれないカメにとって、明日の日本は最早どんな姿でもいいわけだが、元々野次馬で面白がりのカメはつい外道の予感、妄言をこのNet空間に飛ばしておきたくなった。
一言で言えば、日本滅亡なのだが、それを加速させるのが彼ら若手の脳縮症候群であろう。それが、どんな行為かといえば、万に一つの危機管理を疎かにしたり、曖昧にしたり、忘れたり、無視した結果、引き起こされるリスクである。
それは、平成11年9月30日に発生した東海村臨界事故に象徴される。「JCO」東海事業所で起きた国内初の臨界事故だ。高速増殖実験炉「常陽」の燃料用ウラン溶液を製造中、正規の工程では使わない沈殿槽に、ステンレス製バケツで制限量の7倍もの ウラン溶液を投入したためとされる。
同社では、国の許可を受けた工程を勝手に変更し、1993年からステンレス製バケツで粉末ウランを硝酸で溶かすなどの違法作業が続けられており、これらは幹部らが容認して手順書(裏マニュアル)にまとめられていた。事故はこの裏マニュアルをも逸脱した作業の際に起きた。作業員は事故当時、臨界管理について認識しておらず、臨界安全教育がほとんど行われていなかった。
この事故で、臨界状態は約20時間続き、周囲350m以内が避難、10km圏内に屋内退避要請が出された。被ばく者は周辺住民や駆けつけた救急隊員、JCO社員ら439人に達し、転換試験棟にいた作業員3人は入院し、うち2人が 死亡した。
民主党のマニフェストとか、マスコミに登場する民主党員の言動を見ていると、最初から裏マニュアルを手にはしゃいでいて、元々のマニュアルを廃棄しているようにも思える、特に、安全保障についてはそれが顕著で、社民党との連立協議など在り得ないし、あってはならないと思うのだが・・・。
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