2010/06/25

◎本田の無回転FK弾には目を剥いた・・・


にしても、今晩なのか明朝なのか、或いは、 起きてから見るか、見てから寝るか・・・、W杯 ・日本−デンマーク戦のライブ視聴なのだが、結果は、24:00過ぎにテレビを見ながらやっぱりダウン、午前2:55にセットしたアラームで目覚めてライブ視聴、日本が3-1でデンマークに快勝したのを見届け、その後もシュートの場面を繰り返し見続けて、午前6時過ぎにはウトウトして就寝し午前8時15分に目覚め、スッキリ、満足の朝を迎えた。
まさに、結果良ければ全て良し・・・を目の当たりにした。それもこれも、全ては本田圭佑のワンマンショーだ。 何せ、W杯初戦のカメルーン戦での1点から始まった。この1点はとにかく単なる1点にはあらず、海外での初得点、欲しくて欲しくてたまらなかった1点、これまで何度トライしても取れなかった1点だけに、日本中が有頂天になるのも無理はないのだが、それをいとも容易く、ボールをいったん落として悠々と蹴り込んでみせるなんていう芸当は誰にでも出来ることではないだろう。
今朝? 昨夜? 本田のフリーキックでゴールを直接狙った無回転FK弾には目を剥いた、ね。その直後、スタンドに駆け寄っての咆哮はまさに孤高の士を彷彿させた。 で、それが続く遠藤保仁の右足での巧みな右隅へのシュートにつながり、後半、ゴール前でキレのある切り返しから途中出場の岡崎慎司のダメ押し弾をお膳立てまでしてねぇ。
本田が現れなかったら一体、どうなっていたのだろう、と思う。その本田の試合後のコメントは「うれしいけど、喜べない。次が本当の戦い」ときたもんだ。本田にエールを送っていたテレビ出演の中田英寿氏には「こういうサッカーが見たかった」「目に見えて進化」といわしめた。カメも同感だ。次は、29日午後4時(日本時間同日午後11時)からのパラグアイ戦で、ライブ視聴するゾ。

2010/06/22

◎テリーとたい平のってけラジオがなくなる


にしても、いいだせないだけで、マスメディアの内情は想像以上に酷いのではないかと思わせたのは、ニッポン放送の来週からの番組改編で、そのコンセプトは地獄のコストカット、そのためにタレントの冠番組は終了し、その時間は基本的に局アナが穴埋めするようなのだが、若手アナではとてもおぼつかなく、ベテランアナに負担が集中することになり、その生贄にされたのが上柳昌彦アナ、これまで月~金の午前6時~午前8時30分の「お早うGood Day!」、2時間30分だったのが、28日からは午後1時から午後5時40分までの4時間40分、『上柳昌彦 ごごばん!』なる新番組のパーソナリティーを務めるそうだがねぇ。上柳アナのことだから、多分ソツなくこなすことだろうが、カメならこのプラス2時間40分の労働時間に対するギャラを請求したくなるのだが・・・。単純に考えても、他人事ながらプラス2時間40分は疲れるよなぁ。
なんて、実は、この番組改編でカメが最も腹立たしいのは、月~金の午後1時~午後3時30分のテリーとたい平 のってけラジオ がなくなることだ。テリーとたい平のギャラがいかほどのものかは知らないが、かなりヘビーリスナーを自認していただけに、何とも残念無念だ。テリーとたい平のぼけと突っ込みのやり取りは絶妙で、やたら笑えるのだ。テリー伊藤といえば嫌がる輩もいるだろうが、カメは毎日午後のこの時間はパソコンと向き合いながら、2人のやり取りを聞き流して、それから外に出かけることにしている。朝のテレビを終えてラジオでひと休みといったテリーの我侭勝手なリラックスぶりが如実に出ていて好きだし、そのへんをたい平が遠慮会釈なく自在に突っ込み、それに真面目に、一生懸命応えようとするテリーの掛け合いが何とも愛くるしいのだ。
実は、この時間帯、これからどうするか、 上柳昌彦は何とも真面目過ぎで、まともに付き合う気はなく、ちょっと困った。といって、他局といっても、ねぇ。

2010/06/20

◎中村俊を使うにはこの瞬間しかなかった・・・


にしても、サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本vsオランダ戦はテレビでライブ視聴したが、世界ランク45位の日本が同4位 のオランダのゴールを何度か脅かし、0-1で惜敗と翌日のマスコミ報道には「惜敗」の文字が躍っていたが、試合後の本田圭佑は「負けは負け」といっていて、その通りと喝采した。
この試合の最大のポイントは、1点取られた後、岡田監督が中村俊輔を投入したことだろう。予想通り、素人目にも全然駄目で、論外やったが、中村俊を使うには、この試合でのこの瞬間しかなかっただろう、ね。ここで使わなかったら、塩漬けにするしかなかっただろうから、な。結局、中村俊を中心に日本はパス回しだけが華麗に、上手になっていた、ということ。ゴールに向かって走るのではなく、ゴールを横目にパス回しに専念するだけのプレースタイルなのだ。これではゴールが奪えないのは当然だし、岡田監督もどうやらそれを是としていたきらいがある。
日本vsオランダ戦後、前監督のオシム氏が滞在先のオーストリアと日本を結んだ衛星回線での記者会見で、遠藤や中村俊には「ソファで葉巻をくゆらすよ うな選手になってほしくない。もっとモダンでスピーディーなプレーをしてほしい」と注文を付けていた、よ。 もはや、中村俊はとっくに賞味期限が切れている、それでも食べれば食あたりして当然だ。

2010/06/16

◎いま泣いたと思ったら、もう笑った!!!


にしても、久々の朗報といえるだろう、本田圭佑(24)の値千金の決勝弾、岡田ジャパンでは1点も取れずに帰ってくるのではないかと秘かにみんなそう思っていただけに、☆日本中が興奮した歴史的ゴール! その1点の喜びは倍増、3倍増して、特にマスコミは何でもありのお祭り騒ぎで、いいたい放題、書きたい放題、わが国マスコミの節操ない浅はかさを露呈し、☆オシム氏に「新聞の1面がすべて本田だったら、日本は危ない」といわしめ、とあるコメンテーターは勝った翌朝、ラジオで「負けていたら、土曜のオランダ戦まで徹底的なバッシングを続けなければならなかった」と話したように、簡単に掌を反す日本人の瞬間湯沸かし器的体質を恥じることもなく、いま泣いたと思ったら、もう笑った!!! と。閉塞感の中で欝々としていた日本国民は揃って、単純簡素な脳構造のマスコミともども、弾けまくっていて、何ともお粗末で情けないのだが、空は梅雨入り・・・、そうか、これは梅雨の晴れ間かな、って。

2010/06/14

◎人類が犯した最大の罪は貧困を創出したこと


にしても、サッカーW杯の南アフリカ開催に合わせてNHKBSで再放送されたドキュメンタリー番組、アパルトヘイト下の南アフリカで廻された欧米のカメラの記録、「人種差別との闘い」「アパルトヘイト廃絶への道」シリーズは見応えがあり、貧富の格差が如何に人間の尊厳を否定し、崩壊させ、同時に、それが何でもありのテロリズムを醸成し、さらなる貧困を生む様を執拗に映し出しているのを見て、カメは空恐ろしさを感じるとともに、平和呆けの日本に生まれ育った幸せを噛み締めつつ「人類が犯した最大の罪は貧困を創出したこと」と一人ごちて何となく得心し、これを外道カメの箴言に加え、ちょっとした達成感を堪能した。
歴史的にも、ベルリンの壁が壊され、冷戦構造が消えてから、紛争のタネは主義、理論ではなく民族、宗教、境界線にとって代わられたかに見えたが、それ以上にグローバル化が進行した世界では、今世紀の新たな共通テーマは「格差」に集約され、その是正が最大の課題となったのだが、その対応策は見つけられないまま、それらに反発するテロの横行を許してしまう結果を招いているのだが・・・。
改めて、アパルトヘイトの映像を目の当たりにすれば、日本にも、かつて貧しさゆえの人身売買などがあった時代も体験しているのだが・・・、いまハイビジョン映像で映し出される貧困、不条理な行為、それらは何とも痛ましく、その感想を述べる言葉も見つからない。いまは、ただ無事に大過なくW杯が幕を閉じてくれれば、と密かに願うのみだ。

2010/06/11

◎通販受難、無知蒙昧は損、金かかる・・・


にしても、消費者はあくまでも弱者で善人で保護される存在だと思い込んでいたのだが、もはやそんな古き良き時代はとっくに終わっていたようだ。
つい先だって通販で購入した商品が型番違いだったため、直ちに「返品・交換」を申し入れたが、「返品不可」とかで、再三メールでクレームをつけたものの「申し訳ございませんが、当店ではホームページに記載のとおり、ご注文後のキャンセル・返品・交換は承っておりません」とのこと。
購入したのは、ノートパソコンのバッテリー(8,415円=代引き手数料含む)。商品が届いた直後に「交換」を申し入れたが、「返品不可」と改正特商法第15条の2を盾に、けんもほろろ。
昨年12月から、その第15条の2による「返品特約」或いは「返品不可」が広告の中に表記されていれば、消費者は受け取った商品を『返品』できなくなったという。実は、そんな法改正は知らなかった。で、「返品不可」の表示に気付かなかったと主張してみたが、回答は変わらない。さらに、ホームページでの商品の内容に関する表示が不十分で、消費者が錯誤する可能性が高いのではないかと食い下がってみたが、やはり暖簾に腕押し、「商品お受け取り後の返品・交換等も承ることができません。なにとぞご了承いただきますようお願い申し上げます」と平行線・・・。
堂々たる回答に、腹立ち紛れにクレーマーに化けてやろうかとも思ったが、それも大人気ないと、恐る恐る区の消費者生活センターへ出向いて相談、見解を聞いてみたら、いや、はや、なるほど、なるほど・・・だった。いまや、賢い消費者にならなければならない、とやんわりと諭されてしまった。
ホームページを見てあなたが注文したんでしょう?  型番が違うって、注文の際、何故型番を聞かなかったんですか?  これは、もう完全に自己責任ってやつです・・・と。
結局、得心はいかないが、愚かな消費者は、新品のバッテリーを死蔵品とするしかないわけで、8000円余の授業料はいかにも辛いヨ・・・なぁ。外道カメの死言状には、無知蒙昧は損、金がかかる、との箴言があった。

2010/06/06

◎ クルクルパーに心地良い愚者の楽園


にしても、昨5日のMXテレビ・ 西部邁ゼミナールで西部御大が1人で「緊急提言!」と称し「どこまで続く愚者の楽園」と番組のタイトルをつけ皮肉っぽく嘲笑していたが、まさにその通り、その楽園の温もりが堪らない快感に繋がっていると感じた。
鳩山前首相についてワシントンポストの記者が書いた「loopy」という言葉、元々は「loop」で輪 っか、同じ所をぐるぐる回っているだけ・・・といった意味を持つそうだ。今は亡き喜劇俳優 ・伴淳(伴 淳三郎 )の当たりギャグ、指をくるくると回しながら発する「クルクルパー」がそうで、欧米人は時にそんな所作をして見せるという。
「loopy」と指摘された当の鳩山前首相は国会で「愚かな」と答弁して周囲だけでなく、「わが国の総理大臣は愚者なのか」と全国民までも呆れさせたのだが、愚かなのは鳩山前首相1人だけではなく、みんな、全国民だというのに、それに気がつかない、まさに愚者の楽園といったところだろう。
民主党政権には、「言葉の幼稚化」と「数の権力」の恐ろしさを見せつけられてきたわけで、まさにクルクルパーといったところ。政治とは言葉だともいえるのだが、その言葉が疎かにされ、廃れ、西部流には多数派による討論の絶滅といったところだ。で、そうした「数の権力」が横行するようになれば、例のマニフェストとでもいうか、政策ごとに賛否を問う国民投票でも行い、その結果によって政策を実施していけば、国会はいらなくなり、当然、政党も議員も不要となるわけで、また、それが愚者の楽園といったことになるのか、と思った。

2010/06/05

◎樽床首相が誕生していたかもしれない・・・


にしても、良く考えてみたら日本の総理大臣の選出方法たるや何とも危うい・・・、初めて聞く名前、初めて見る顔の樽床伸二氏が「ピンチはチャンスに」と民主党の両院議員総会で10分間演説しただけで、ひょっとしたら今ごろ総理大臣の椅子に座っていたかもしれない、というか、その可能性はあったのだから・・・。
といって、菅直人氏だって、名前と顔は結構昔から知っているが、所詮、市民活動家あがりで、大臣なんてとてもと思っていたのだから・・・。これからは、例の”上から目線”と無知蒙昧、特に外交、経済でのとんでも発言は気がかりでならない。
一方で、菅氏が第94代首相に指名された際、テレビにコメンテーターとして出演していた、首相に人一倍なりたくて自民党を飛び出した、菅氏より2歳若い舛添要一氏の落胆を隠せない「まさか」の表情は印象的だった。ほんと、人間の運、不運、時の流れ、星の流れ、人の生き様は面白い。で、こればっかりは、その人の才能、努力とは関係なく、持って生まれた星としかいいようがない。何て、思いながら、やはり、総理大臣は自治体の首長のように直接選挙の方がしっくりくると思うのだが・・・。

2010/06/02

◎鳩山首相はママから「辞めておしまい」といわれ!?


にしても、宇宙人然として強か、世間の声などどこ吹く風と、首相の椅子の座り心地を堪能しておられると推察していた鳩山由紀夫首相の突然の辞意表明には驚かされたが、第1感は昨夜、お母様から電話で「もう、いい加減にして、辞めておしまい」と叱責されたに違いない、だ。
首相の座に就いて、こんなに純に嬉しがった、素直に喜んだ、首相はいなかったのではないか。まるで、学級委員長に選ばれた小学生が喜んでいるように見えた。海外に出かけても、奥さん同伴で生き生きとしていたし、米大統領に向かって「トラスト、ミー」とのたまって得意顔にもなっていたし、国連でCO2の25%削減を約束する演説など首相の底知れぬ権限に自己陶酔していたのに・・・。
金の問題が出てきても、お金持ちのおぼっちゃまの金銭感覚ではしょうがないと呆れていたら、普天間問題では「腹案」があると粋がって、まるで悪戯っ子の得意顔を隠そうともせず、それら一連の言動が結局は自縄自縛となっていったことにも気がつかず、支持率が20%を切って、さすがに母上も放っておけずに優しく叱って、ママからいわれては仕方がないやと、2日午前、民主党の衆参両院議員総会で「職を引かせていただく」と辞意を表明して見せたのだが、その席での話も自己陶酔して夢見心地に見えた。
これからの複雑怪奇な世界を遊弋するには、こんな愛すべき、善意の首相が最適任だと思うのだが・・・。次がいない民主党だけに、勿体無いことをしたと思う。まだ、まだ、辞めないで、いろいろ楽しまさせて欲しかった。

2010/05/29

◎エエのんが仰山あるのに、もう空っぽ・・・

にしても、WWWの環境が格段に整備され、嬉しいことに、このカメでもあちこち簡単に行って楽しめるようになってきていることを日々実感している。もちろん、各種アダルトサイトである。あれこれ、実に充実している。といって、アクセスしているのはまだ、そのほんの一部でしかないのだが、ねぇ・・・。
近頃、新たな外道カメ語録に辿り着いた。エロ動画のダウンロード量と乳濁液生産量は反比例する・・・ということ。
簡単にいえば、こんなにエエのんが仰山あるのに、もう空っぽ、ってわけ。

イヤ、ハヤ、この世界でも、コンテンツがやたら増えに増えて、凄い、凄い、素人からセミプロ、現役プロ、OBまで多数、街で擦れ違う女性は全員、1度ならず2度、3度はビデオに収録されているんじゃないかと思うほど、仰天するほどその数は多い。
もはや、かつてカメが信仰していたキーワードは必要なくなった。もっと細分化され、それらしいだけの検索語でも、OKだ。あと、発信元サイトとリンク先との関係など、かつては複雑怪奇だったのだが、それもかなりほぐれてきて、「無料」に拘っていても、時に慎重に「ユーザー登録」しても、落ち着いてチェックしていれば辿り着ける。
先日は、カメの嗜好にピッタリのサイトというか、作品群に辿り着いた、ヨ。ウフッ。これでもかで、ダウンロード、ま、10本ぐらいで、後は出かけようという算段だったのだが、多分、サイトのログが機能しなかったのか、何と、70本余?  まさに、タダでダウンし放題!!!  70何本目でメンバー登録の表示が出てきて、終了。さすが、少し疲れた。で、この間ダウンロードした動画の量は1GBを超えていた、ヨ。ウフッ。
収集した動画の「ほど」も確かめてみないとねぇ。いい、いい・・・だけじゃなく、もう少し、溜め込んで、分類、整理してみるつもりなのだが、何か、もう、クタクタ・・・。

2010/05/22

◎今年初、自転車で多摩川渡り川崎へ


にしても、やっと天気が落ち着いてきたようで、昨21日は朝から快晴、出かけない手はないよなぁと、11時前に自転車で川崎を目指した。自転車で川崎に出かけるのは、今年初、どころか、昨年秋以来だろう。目的は、焼肉・安楽亭のランチで、ちょっとしたお気に入り。時々、無性に食いたくなる時があるのだ。これまでにも何度かその誘惑にかられたものの、寒さと陽気でペタルを踏む気にはならず、蒲田でお茶を濁していたのだが・・・。昨日の天気では出かけないわけには行かないだろう。
とりあえず、10時50分に出て、11時10分には多摩川の六郷土手、橋を渡って、競馬場を横目に国道15号を走って11時25分には安楽亭前に到着、ちょっとランチには早いかと、JR川崎駅前のヨドバシカメラへ。デジカメを見始めたら、これがまた久々で面白く、1時間はあっという間に過ぎて、再び安楽亭へ。
安楽亭の立地がまた、絶妙で、俗に川崎・南町の外れ、その道の通なら、ねぇ、店の前を通るだけでも、ワクワクするというもんで・・・、それも、カメは歩きではなく自転車だけに通りやすい。一度だけで、行ったり来たりは出来ない。それでも、気が付いたのが「総額」と表示する店が増えていたこと。時勢を感じさせられ、ま、そのうち・・・と密かに誓った。
期待していた安楽亭のランチは、久々なので豪華にカルビをダブルにしてみたのだが、残念ながら味はいまいちだった。

2010/05/17

◎政治にいま求められる『切捨て』の発想・・・


にしても、みんな『いい子』でいたいのだろう、亡国の政治がますます加速していると感じた。最近、よく見るようになったBSフジ午後8時からの「LIVE PRIME NEWS」でこの13日、『“団塊の世代”その傾向と対策』を視聴しての感想だ。
番組の触れ込みによれば、日本の人口に巨大なボリュームを占める“団塊の世代”が、間もなく年金受給年齢を迎えようとしている。社会保障費の増大など “団塊の世代” が 今後の日本経済に与えるインパクトとは? さらに、国債依存の財政を下支えしている『団塊の世代の貯蓄』の動向は? これからの日本社会、政治、消費市場に及ぼす影響を自らも“団塊の世代”である作家の関川夏央氏、慶應義塾大学教授の曽根泰教氏が考察。そして第一生命経済研究所、主席エコノミストの永濱利廣氏を招き、経済的分析を交えながら“団塊の世代の傾向”を多角的に考える、とのこと。
“団塊の世代”といえば、いろいろな切り口があるだろうが、年金と社会保障に惹かれて視聴していたのだが、その解説と議論を聞いていて、局も局だが、ゲストもゲストで、ノー天気な『いい子』ばかりだと思った。 子供のまんま、大人になっていない、エエシのボンボンばかり。マッカーサーにいわれた「12歳」からほとんど成長していない。精神的にはまったく成人していない、というより、大人になろうとしていないといった方が的確か。
高齢者の就業については、60歳以上(有権者)を対象に実施された意識調査の結果を紹介、それによると、就業を希望する年齢は「働けるうちはいつまでも」がトップで41.2%、次いで「70歳位まで」が26.4%、続いて「65歳位まで」が17.9%、以下「75歳位まで」が9.7%、「76歳以上」が2.8%と、何と98%が就業意欲満々といったところで、「60歳位まで」は1.1%、「わからない」は0.9%でしかなかった。
にわかには、とても信じられない数字なのだが、こんな数字をベースに“団塊の世代”を云々するのは噴飯モノだと思うのだが、そんなカメの懸念には無頓着に、番組は進んで・・・。
まさに、平和呆け、ノー天気、性善説、善良な人々によるホームルームといった按配。どうやら、“団塊の世代”の世代像は単純にいえば、もうお金じゃない、安い月給でいい、或いは月給は要らない、ただ、役に立ちたい、会社に行きたい、通勤したい・・・といったイメージのようだ。さらに、65歳で年金をもらっている青年・・・、まだまだ現役 という意識なんだそうな。だから、老人向けの高齢者だけの会社を起業すれば、10万円の給料でも、どこかの会社で部長をやっていた人も雇える。リタイアした人が、それまでのキャリアを生かせる。で、コストが安いから成り立つ、というのだ。
何とも、ポジティブ・シンキングでお目出度い『“団塊の世代”その傾向と対策』なのだが、終身雇用の大船に乗って、仕事人間とか企業戦士といわれ、大企業の看板の元、それに庇護されたまま会社にどっぷりつかり、何不自由なく過ごしてきて、いまはその大船が泥舟に変って、いかだ舟やたらい船に乗り移ったりしても、残りはあと僅か・・・。
“団塊の世代”は、人口ピラミッドが葱坊主に変り、年金制度が破綻するのは、もうとっくにわかっていたことだ。それを認識していたにもかかわらず、誰も口にすることなく、先送りしてリタイアしてしまおうというのだから、何とも身勝手で、その責任は最も重いといわざるを得ない。
お人好しの思考では、いずれ八方塞になり、行き詰るのは目に見えている。政権交代が実現したいま、政治の役割で最も求められるのは「切り捨て」の発想ではないのか。

2010/05/16

◎頭の上を赤い京急電車が走っていた・・・ 


にしても、やむを得ないというか、当然というか、しょうがないというか、やはりというか、何ともはや、世事に疎くなっている。
この16日の日曜日の昼下がり、好天に誘われ、ちょっと自転車で蒲田辺りまでと、マンションを出て直ぐ、上の方から電車の走行音が聞こえてきた。ぬ、ぬっ。赤い車体の京急電車が高架線を走っているではないか。もう、ここ何年も眺めてきた京急電車の高架化工事だが、何と、何と、上り線だけ16日の始発から使用を開始していたのだ。ポスターは見つかったが、あまりにも枚数が少ない、ヨ。どうやら、毎日、通勤していないと、そんな身近なニュースからも置き去りにされてしまうようだ。これも、情けないことに、一種の情報格差なのだろう。

京急のニュースレリース(5月7日付け)によれば、16日からダイヤ改正を実施し、それは「京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗に伴い、本線平和島駅~六郷土手駅間および空港線京急蒲田駅~大鳥居駅間の上り線が同日から高架化されることにあわせて実施するものです」と、また「品川駅~羽田空港駅間をノンストップで運転する新『エアポート快特』(標準16分)を設定、・・・さらなる 利便性の向上を目指します」と蒲田駅を通過する電車まで誕生するとあって、地元では既に反対集会まで開かれたそうだ。地元の一員でもあるカメは、当然ながら、ほったらかしだ。

でも、10月31日からは羽田-バンコク間の直行便がJALとANAによって運行されるとのニュースは素早くキャッチしている。なら、空港まで約20分、成田の2時間余とはダンチ、いまから楽しみでワクワク、いまは、それまでにタイの政情が安定してくれることを望むだけだ。

2010/05/13

◎鳩山首相の言葉は天気予報と同じ・・・


にしても、ノー天気仲間と勝手に思い込んでいた鳩山由紀夫首相の言動、もはや歯止めがかからないようだ。13日朝、首相公邸前のぶら下がりで米軍普天間飛行場の移設問題に関し、こう語った。「5月末の期限を作ったので、国民との約束の中でできる限りのことはするが・・・、6月以降も詰める必要があるところがあれば努力する」と、自ら公言してきた「5月末決着」は困難との見方を 表明すると同時に、6月以降も首相として自ら交渉を継続する意思を示したそうだ。
簡単にいえば、5月末までの決着を断念し、6月以降も交渉する、ということだろう。ということは、みんなそう思っていたことで、取り立てて驚くに値しないともいえるのだが、日米首脳会談 で「トラスト・ミー」といった相手はオバマ米大統領であるだけに何ともマンガチック。でも、そんな言葉の重大さは多分忘れてしまっているに違いない。でなければ、こうもスラスラそんな言葉を吐けるはずもない。単純にノー天気仲間と思い込んでいたカメとは、やはり雲泥の差を感じてしまう。
まず、キッチンハートのカメに対して、首相の心臓は図太く、鋼鉄製のようだ。また、恥ずかしがりのカメと違い、羞恥心も希薄。何より、生まれも育ちも違いすぎる。この差は、どうしようもなく大きい。違いすぎるよ、な。幼少のころから、金も使わず、気も使わずに、全ては他人任せで成人したに違いないし、思い通りにならなければ、「どうして」と誰かに聞けば、その通りになったのだろう。カメは、これまで、そんなオーラが漂う何人かは、身近で見たことがあるが、首相の比ではない。
首相になったあと、某氏がテレビで、首相の言葉、思考方法は、気象予報士と同じだと評していた。天気予報である。天気予報は、その時々で、変る。変って当然なのだ。時に、あらぬ方向に低気圧が現れ、天気が急変する。それでも、予報は予報だ。変化するのは想定の範囲内だ。その範囲が地球規模だから、予報の変更などは自由自在だ。かつて、天気予報の専門官に「天気予報って、競馬の予想と同じじゃないですか」と聞いたことがある。その予報官は一瞬口ごもった後、こういった。「天気予報で、大穴はありません。外れても、学問的に何故外れたか、説明できます。それが天気予報で、競馬の予想との違い・・・」と。
「5月末までの決着」を目指していたら、上空に寒気が流れ込んできて・・・、6月以降の交渉もやむなし、とそんなところで「なにか?」とは鳩山首相・・・というわけ、か。

2010/05/11

◎パソコンなしでは生きていけない・・・


にしても、朝、起きてから寝るまでパソコンと睨めっこの毎日、何の不足、不満もないのだが、ふと、もしパソコンがなかったらどう暮らしているんだろうと思った。といって、酸化が進むカメの脳ではもはや妄想力も衰えていて、思いつくのは、朝から焼酎でも飲んでアル中になっているか、もう息はしていないか、多分、そんなところだろうと思った。
現状を見れば、完全にパソコン依存症であることは間違いない。何より金がかからず、妄想力はクリック一つで膨らませてくれるし、浅学菲才は博覧強記に一瞬で変えてくれる優れもの。もはや、パソコンなしでは生きていけないと痛切に感じる、というか、いま使っているパソコンとの一体感を強く意識させられている。
先月、何ということもないのに、本ブログの更新が10日も空いてしまい、ちょっと慌ててしまったのだが、その間、何もしないでぼんやりしていたわけではない。振り返ってみたら、その間、Webの世界であれこれ、実にさまざまなことにトライしていた。各種サイトへの新規登録、新しいソフトのダウンロード、You Tubeの視聴・ダウンロード・・・ウフッ、と実に多彩、忙しくて、面白くて、その上、難しくて、そちらに時間をとられ、とてもブログを書く気にならなかったのだ。
それらの全ては、まだ入り口でウロウロしているだけなのだが、その一部を挙げてみると、▲25GBのファイルをオンラインで保存できるSkype▲基本は「今、何してる?」に答えるだけ、140文字以内の短い発言(つぶやき)を入力、みんなで共有するTwitter▲NHKの番組が見たいときにいつでも見られる 『NHKオンデマンド』会員登録(無料)▲無料の動画共有サイト「zoome」▲J-Channel FM93.75MHz@Bangkok ・・・等々。
魅力的なコンテンツも多いが、いずれも、サイトに登録したり、ソフトをダウンロードして、実はそこまでで、それ以上に進まないのが残念なのだが・・・。もはやパソコンのない世界、パソコンのない人生は考えられなくなっている。

2010/05/07

◎テロの恐怖がリアルに迫ってくるロシア映画・・・


にしても、たかがロシア映画と侮って視聴し始めたが、そのシリアスな内容とリアリティある映像に惹き込まれ、ノー天気なカメは脳に鉄槌を下された気がした。2004年に製作された「大統領のカウントダウン」で、去る日、元外交官で作家、佐藤優がラジオでお奨めしていた映画。「抑止力」なんていう言葉が飛び交ったこの連休中に思い出し、つたやで借りてきて二度も見てしまった。
その触れ込みでは、 実在する諜報員をモデルに、ロシア映画史上最高額の製作費700万ドルを投入したアクション超大作。実際にチェチェン問題などを抱える国だからこそできた、リアルな物語に戦慄する。 チェチェンの捕虜、S少佐は女性ジャーナリストの手を借りて逃亡する。同じ頃、イスラム過激派と手を組んだチェチェン独立軍による大規模なテロ計画が進んでいた……。サーカス会場の天井から爆弾を吊るして観客2000人を人質にとるとともにプルトニウムのカプセルまで強奪して、ローマで開催中の反テロリズム・サミットを妨害しようとする半端じゃないテロなのだが・・・。
予想以上にスリリングで、緊迫感が持続する良い映画だった。実際に起きた事件を下敷きに、それと思わせる構成がしっかりしているからだろう、2回目の視聴でそのあたりもじっくり確認した。アメリカのスーパーアクション映画のように、スーパーマンは出てこないし、奇想天外の事態もおきず、ごくごく当たり前にドキュメンタリータッチで進展し、それなりにリアリティーを感じさせる話の展開は上手い。映像はCGなどは使わず、 ロシア軍の全面協力を得ているそうで、本物の戦車や軍用機を投入したスペクタクル描写はリアリティがあり惹き込まれた。それだけに、テロの恐ろしさが浮き彫りになり、テロの危機を身近に感じさせられた。日本の平和呆けはもはや救いがたいよなぁ・・・なんて自嘲気味に呟いて悦に入っている場合ではないと思い知らされた。ロシアですら、これほどのリアリティのある映画を作ってしまうのだからねぇ、くわばら、くわばら・・・ヤ。

2010/05/01

◎検察審査会の「起訴相当」は魔女狩り彷彿・・・


にしても、懸念していたマニュアル化社会はあれよあれよという間に浸透していて、これでもか、これでもかと新たなマニュアルを見せてくれて、不気味なだけではなく、ちょっと息苦しくなるほどだ。
マニュアル化社会とは、匠の人が不要になって素人が大手を振って跋扈する社会、つまり、森羅万象、ありとあらゆること、全ての判断、決断はパソコンに委ね、不都合、不具合が生じたら、その都度、マニュアルを見直し、ソフトを修正していこうという社会で、その象徴がマニュフェストを掲げて選挙戦を制し、政権交代した民主党なのだが、実は、その中にはまだ何人もかつての匠がそのまま残っているのだ。
その代表的存在が、党幹事長の小沢一郎で、資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、小沢を不起訴(容疑不十分)とした東京地検特捜部の処分に ついて、東京第5検察審査会が小沢氏を起訴すべきだとして「起訴相当」とする議決を27日、公表したのだ。この議決を受け、特捜部は再捜査を行い、原則3カ月以内 に改めて刑事処分を決めなければならないのだが、これは司法制度改革の一環として、検察審査会法が改正され、昨年5月から議決に拘束力が生じるようになったのだ。素人が検察を指揮できるようになったということで、その危うさは、まさに魔女狩りを彷彿させるのだが・・・。
同じ日、殺人の公訴時効を廃止し、傷害致死など殺人以外で人を死亡させた罪の時効期間を2倍に延長することを柱とする改正刑事訴訟法と刑法が衆院本会議で成立。時効は、一方で、その期間逃げ切れる自信があれば「おやりなさい」という、いわば犯罪の勧めとの見解もあるし、それだけ時間が経つと冤罪を生みかねないとの懸念もあって、それだけに初動捜査の手法の見直し、科学的捜査の導入が重要だ。時効がなくなっては、素人探偵がいつまでも跋扈しかねない。くわばら、くわばら・・・。

2010/04/26

◎91歳、中曽根康弘のテカテカの肌・・・



にしても、人の生き様、死に様はさまざまだと、改めて思い知らされた・・・なんて、外道に身をやつしたカメにいわれたくはないだろうが、先夜、BSテレビで中曽根康弘のインタビューを視聴して、中曽根康弘の91歳とも思えぬテカテカの肌といい、ゆっくりだが歯切れの良い語り口、的確な内容に驚嘆した。さすがに昭和の妖怪も少しソフトになったかなと感じつつも、不気味であったのだが、その後、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)が5月からゴールデンに進出すると聞いて、これまたびっくり、黒柳徹子ももう90歳近いよなぁと思って、改めて確認してみたら1933年生まれの76歳とまだまだお若く、またまたびっくりさせられたのだが、長寿は番組の方で1976年にスタート、放送35周年というわけだった。また、カメが尊敬する石原慎太郎は77歳、先日は新党「たちあがれ日本」の結党会見で「おい若僧、ジジイ新党なんて呼ばせねぇ」 と喝を入れ、密かに喝采したものだ。
一方で、「サンデープロジェクト」の76歳、田原総一朗 は売りの不良っぽさも滑舌の乱れが目立つようになってはリタイアも致し方ないだろう。遅過ぎたとの声も聞く。
喜寿を迎えた永六輔はTBSラジオの土曜ワイドでメインパーソナリティをいまも務めているが、マイク越しにも、もはや息も絶え絶え、周りのスタッフがハラハラして見守っている様子が浮かんでくるような放送。時に、ソファーに寝転んで喋るような光景もあるようだ。
これは、今秋に喜寿を迎える同好のオナニストとしても著名な野坂昭如の病床からの手紙が番組内で紹介されると聞いて聴取してみたのだが、往時のウイットは露ほども感じられなかった。
さらに、永六輔のラジオ放送に関しては、アングラNetであれこれ姦しいそうだが、アクセスしてみる気にもならない。
ま、これら月旦は、古希も間近かになったカメの眼といったところで、敬称は勝手に略させていただいた。
と、そんなカメ、一体いつまで、幾つまで生き続けるのか。人道主義が罷り通るいま、手厚いセーフティーネットをあれこれ張り巡らせていただいて、何とも有難いことなのだが、その目的が「長生き」だけにとらわれているのがいささか気懸かりではある。

2010/04/16

◎オーラたっぷり美少女の妖艶な笑み


にしても、久々に良い女というか、オーラたっぷりの美少女をテレビCMで見つけて、目を見張った。CMの冒頭、そのコはちょっと小首を傾げ、大きな目を寄せ、ふっくらした唇を薄く開いて・・・と、そのカットが妙に妖艶で堪らない。瞬間の虚ろな目線がカメの淫らな妄想を掻き立てる。美少女が醸し出す熟女の色香といった按配か。その落差にカメの敏感エロ肉は疼き、それが何とも心地良く、そして、彼女のヘアーは天女の羽衣のように空を舞って、濃密な蕩けるような色香を漂わせ、カメの鼻腔を擽っているような気がして、画面の前でカメは珍しくウキウキ、ワクワクした。
良い女、可愛いコが出てきたもんだと、暫くそのCMを楽しんでいたのだが、そのコは初めて見る顔で、名前も知らないまま、だ。そのうち、スポンサーはP&Gで、ヘアケア製品「パ ンテーン」 の作品と認識して、得意のNetで検索してみたところ、カメが知らないだけで列記とした女優、タレント、ファッションモデルで名前は夏帆(かほ=1991年生)とあった。小学5年生の時、原宿(表参道)でスカウトされ、2003年にツーカーホン関西のCMでデビュー。その後はCMだけでなく、雑誌モデル、TVドラマ、映画出演など活動の場を広げ、映画『天然コケッコー』(2007年度)では各種新人賞を総なめにするなど、女優としてもかなり期待されている"お宝"のようだ。
ま、それはそれとして、ヘアケア製品のCM出演は初めてとのことで、彼女の空を泳ぐような目線の秘密は判明した。視力が左右0.2~0.3で普段は眼鏡を掛けているとのこと。なぁ~んだ、でカメは納得!!! Netで彼女の画像、動画をいくつか見たが、モノによって酷く印象が違った。なるほど、昨今ではドラマ、CMなどで眼鏡をかけた姿も散見されるとかで、たしかに、パンテーンのCMの冒頭のカットだけが、カメにとっては珠玉のシーンとなった。

2010/04/12

◎やっぱりニュースは気になるが・・・


にしても、生活苦から新聞購読を止めてもう1年になるか、ニュースはYahooトップページで十分と思っていたのだが、昨11日は正午からのTVニュースを見ていて、いささか泡を食った。井上ひさしさんの訃報(75歳、肺がん)と、タイの反政府デモの続報でロイターの日本人記者を含む18人が死亡したというニュースだ。その直前に見たYahooトップページにはなかった話だ。
念のため、直ぐにYahooトップページの[トピックス]を確認すると、11時50分に更新されていて、そのメニューはこうだ。
* 普天間 首相の責任論不可避に
* スーダンに陸自ヘリ派遣検討
* バイクで警官ひき10m引きずる
* 金総書記、三男を幹部に紹介
* 第一生命株価に「初値の壁」
* マスターズ 池田+3で31位浮上
* 高見盛 子どもに負けひざ負傷
* 北陽・伊藤も今月中に結婚へ

パソコンを起動してから、Yahooのトップページは朝から何度も見ていて、首相の責任論と第一生命株価はクリックしていたから、記憶違いではない。カメの最大の関心事であるタイの反政府デモの続報となれば直ちに詳報にアクセスしているはずだし、井上ひさしは「手鎖心中」で直木賞を受賞した際、一時的に読み漁り、その後は嫌いになっただけに彼の動向は気にしていたものだ。その代わりというか、7本目と8本目に高見盛のケガと北陽・伊藤の結婚なんて、ちゃんちゃら可笑しいのだが・・・。
その後、Yahooの[ニュース]にアクセスしたら、勿論この2本のニュースは直ぐに見つかった。これはやはり、 Yahooのニュース担当者のセンス、能力の問題かとも思い、真面目にクレームをつけてみようかとも思ったが、それも大人気ない。確かに世界はグローバル化が急ピッチで進んで、かつてニュースの価値判断で大きな比重を占めていた「距離」「地域」のバリアが既にフリーになっているのだ。例えば、福岡とか札幌での交通事故とか火事はローカルニュースとして、東京では報道、オン・エアされなかったものだ。それが、時間帯によってはTVで明日のニューヨーク、ロンドン、パリ、モスクワの天気予報まで知らせてくれて、つい、笑ってしまうのだが・・・。