◎パスポート 髭面に変え あと10年
にしても、写真でご覧の通り、シャッターを押した後爪切りをあてたわけだが、これ、伸ばそうと思ったわけでもない。ある日気が付くと、手を握る際、爪が突き刺さってくる感じで、よくよく見たらこうなっていたという次第。これだけ長くなると、なんといっても体の一部ではあるわけで、何とも愛おしく、切ってしまうのも惜しく、記念に写真を撮ることにしたのだが、振り返ってみれば、こんな体験は初めてではない。もう、二度目か、三度目、本ブログにアップするのは二度目か。前回が何時だったか、定かではないが、いずれにしろ、この間、他に何の変化もないわけで、爪が伸びて、切ってを何度繰り返したんだろうか。気がつけば古稀も過ぎ、勝手気侭に伸びる爪に振り回されている気がしないでもない。
顔の無精髭はタイに一ヶ月間滞在した時に、手当するのが面倒くさくなって放置したら、それなりの仕上がりで、そのまま怠惰に流れていて今も不都合はない。二ヵ月ぐらいか、邪魔になったら手入れすることにしていたら、昨年秋、入れ歯の製作に通っていた歯科医院では、何かの拍子に髭が歯医者の手にあたり「邪魔だなぁ」と邪険に指摘されたことがある。
この爪と髭、カメの体の一部ではあるのだが、髭は間もなく「公」の存在にするつもりだ。来年1月に期限切れとなるパスポートの更新である。で、浅見短慮ながら、一句浮かんだ。ご披露させて頂いてから、手続きに出かけることにする。
パスポート 髭面に変え あと10年
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