2015/05/30

◎久々に妬み、僻みの感情が生じた

にしても、世俗を解脱し外道の道を粛々と歩んでいたつもりなのに、妬み、嫉み、僻みといった忘れていた感情が久々に内から生じて些か驚かされた。俗世への里心か、とも思ってみたが、因果関係がはっきりしているだけに、ねぇ。マスコミを賑わせた例のドローン少年に対するものだ。中学を卒業したばかりの15歳、無職で、家庭環境は不明だが、本人はNetでドローンでのライブ中継サイトを運営して稼いでいるとか。で、なんと、そのサイトに熱心なファンが何人もついていて、活動費支援なのか、視聴料なのか、いわば相撲の谷町と一緒なのだろう、大金を振り込む方が何人もいると知って、ついついそんな妬みの情が波打ったというわけ。何せ、Netが大好きで色々やってみたいのにデジタル世界に足を踏み入れようとしても、古希を過ぎて結局は何もできず、手をこまねいて見ているだけしかない孤古老の胸の底に妬み、嫉み、僻みの三重奏が微かに揺らいだというわけで、なんとも口惜しく、情けない。一体、どんな少年なのか。家庭環境などマスコミから踏み込んだ内容が流れてこないため、真偽は問わずNet情報をあれこれ集めてみたら・・・。
・自称「ノエル」と名乗っていた少年の名前は「北澤聖也」
・巣鴨中学に通っていて、在学中からニコ生やアフリカTVなどの配信サービスを使っていろんな動画を配信していた
・川崎で起きた「中1殺害事件」の時はマスコミよりも早く加害者家族の様子などを配信したことで話題沸騰となり彼の配信に注目が集まった
・両親は8年前に離婚して母子家庭、親の職業は弁護士(父親か母親か記述なし)
・親と喧嘩し家出、姉にパソコンを壊された
・・・など、など

2015/05/16

◎パスポート 髭面に変え あと10年

にしても、写真でご覧の通り、シャッターを押した後爪切りをあてたわけだが、これ、伸ばそうと思ったわけでもない。ある日気が付くと、手を握る際、爪が突き刺さってくる感じで、よくよく見たらこうなっていたという次第。これだけ長くなると、なんといっても体の一部ではあるわけで、何とも愛おしく、切ってしまうのも惜しく、記念に写真を撮ることにしたのだが、振り返ってみれば、こんな体験は初めてではない。もう、二度目か、三度目、本ブログにアップするのは二度目か。前回が何時だったか、定かではないが、いずれにしろ、この間、他に何の変化もないわけで、爪が伸びて、切ってを何度繰り返したんだろうか。気がつけば古稀も過ぎ、勝手気侭に伸びる爪に振り回されている気がしないでもない。
顔の無精髭はタイに一ヶ月間滞在した時に、手当するのが面倒くさくなって放置したら、それなりの仕上がりで、そのまま怠惰に流れていて今も不都合はない。二ヵ月ぐらいか、邪魔になったら手入れすることにしていたら、昨年秋、入れ歯の製作に通っていた歯科医院では、何かの拍子に髭が歯医者の手にあたり「邪魔だなぁ」と邪険に指摘されたことがある。
この爪と髭、カメの体の一部ではあるのだが、髭は間もなく「公」の存在にするつもりだ。来年1月に期限切れとなるパスポートの更新である。で、浅見短慮ながら、一句浮かんだ。ご披露させて頂いてから、手続きに出かけることにする。

パスポート 髭面に変え あと10年