2014/08/17

◎ 生きてることが、何より疲れるんだよなぁ

にしても、生きているだけて、そう、生きていることが、何より疲れるんだよなぁと今回プーケットで1カ月間過ごして強く感じたことだ。同時に、老衰死とは、生きる活力が衰え、生命力が湧いてこなくなって疲れも感じないっていうことかと得心がいった。
今回のプーケットは、振り返ってみて酷く疲れた。最初の一週間だけ同級生が一緒だったからではない。今回はいつもと体調が違うのだ。体調不良といえば、そうかもしれないが、そうならば回復しないのはおかしい。体調不良というより、体力低下、衰弱とでもいった方が的確だ。カメ流にいえば、お肉の劣化が甚だしいと痛感する。脳は、改めていうまでもなく酢がいっている。炎天下のビーチや街を行ったり来たりしても、汗をびっしょりかいて、クタクタに疲れて倒れ込むなんて図にはならない。そう、疲れの感じ方も鈍くなっている。疲れたのか、まだ疲れていないのか、自分で即答できない。ダラダラ歩き続けても、時間や目的地が決められているわけでもないので、こんな塩梅では息絶えるまで歩き続けてしまうのではないかとさえ思えてくる、
夜中のベッドで七転八倒したのも、原因は単なる歩き過ぎ、歩き疲れなのだが、その程度のことがわからなくなっている。時間とか距離とかスピードとか・・・そうした指標がお肉からも脳からもツルンと崩落してしまい、ただ闇雲に歩き続けているわけで、迷惑千万、何とも困ったもんだ。
Netなどの夜遊び情報によれば、夜は8時過ぎ、それも9時以降とされるのに、その時間にはとっくに疲れ果て、ホテルに帰って、もう眠くなっている。帰国の日、ホテルからミニバスに乗り込む際、スタッフの女性から「シー、ユー、ネクスト」と声をかけられ嬉しくなったが、さて『ネクスト』があるのかどうか、実は、ちょっと不安になった。


2014/08/11

◎訪タイの成果!!! 効く消炎剤をゲットしたぞ

にしても、いったん睡りについた後、足の先の突っ張り感による目覚めは恐怖以外の何ものでもない。「来たか」と思う間もなく、鈍痛はどんどん広がって、両足の向こう脛周辺の筋肉がパンパンに張って、その周辺の筋という筋をこれでもかと引っ張り、痛みから逃れんと少しでも足を動かすと鈍痛が増し、いつ果てるとも知らず、異国のキングサイズのダブルペットの上で、テーブルの上に出してあるキンカンにすら手を伸ばせないで、情けないことにウンウンと呻くしか術はない。足を上げようにも、下げようにもままならず為すすぺなし。じっと鈍痛にただ耐えるしかない。
8日未明の七転八倒、誰かが傍にいたら間違 いなく、助けを求めていたたろう。といって、救急車が来たからといって、をどう告げれぱいいのか。ただ身悶えて、痛みを表現するしかないのか。そりゃ辛過ぎる。ともあれ、動かず、ひたすら鈍痛が鎮まるのをじっと待つしかなかった。その間、10分だったか、30分だったか、カメには1時間ほどにも感じたが、幸いそのうち眠りについて、事なきを得たものの、目覚めた後は、微かに身震いした。因果関係ははっきりしている。昼間、せっかくのビーチだからと、カメラを握って、ビーチを行ったり来たり、超70歳の単なる歩き疲れだ。

フットマッサージへ行こうと出かけたのはいいが、店もマッサージ嬢も雲霞の如く、結果、酷いのにあたったようだ。あれで30200THB(600)は高いよ。何といっても、カメのお肉は薬とかマッサージなど外的、内的刺激には敏感に反応する。お肉が効用を熟知しているわけだ。
ドラッグストアをのぞいてみた。マッサージ大国とも称されるだけに消炎剤や香油などは豊富な品揃えだ。お馴染みのタイガーバームだけで棚一つを占めている。パッケージはほとんどタイ文字で、実は何の薬かは想像するしかない。筋肉痛のイラストが多い中にブルーの箱が目に入った。「COUNTERPAIN COOL」とあり、何となくだが、じっと見詰めているうちに効きそうな気がしてきた。小箱で50THB(150)、いいんじゃないか。そんなイメージだけで買ってしまい、ホテルに戻って、Netで検索してみたら、なんと日本の大正製薬製で、ゼリー状の消炎剤。国内では何故か販売していないそうだ。何か、カメはそれだけで効きそうな気がしてくる。
確かに、確かに、効くねぇ。劇的だ。向こう脛から始まったこの騒動、一挙に解決。何と肩凝りまでも消えてしまったようだ。不思議なことがあるもんや。
COUNTERPAIN COOL」のゲットは、今回の訪タイでの最高の成果のような気がしている。


2014/08/09

◎時代を先取りしサルになったカメ

にしても、ちよっと新聞のコラムに触発さて、珍しく書きたくなった。3日付毎日新聞「時代の風」で見出しは「サル化する人間社会」「低下する共感や連帯」。筆者は京都大の山極寿一教授で霊長類研究の世界的権威、秋からは京大総長に就任するそうだ。
余談だが、今回の訪タイでは紙面イメージのまま閲覧できる「ビューアー」をインストールした中華タブレットも持参していて、たまたま目にした次第・・・。毎日新聞のこの無料サービス(全頁閲覧可能)がいつまで続くか、楽しみではある。

さて、山極教授のコラムは「サル化する人間社会」の見出しだけで十分、内容まで紹介することもないとは思うが、簡単にいえば、食事の形態を通しての考察で、現代の私たちはサル社会に似た個人主義の閉鎖的な社会を作ろうとしているように見えるというのだ。Netで検索すると、山極教授の著書「『サル化』する人間社会」の紹介にこうあった。
厳格な序列社会を形成し、個人の利益と効率を優先するサル社会。
個食や通信革命がもたらした極端な個人主義。そして、家族の崩壊。
いま、人間社会は限りなくサル社会に近づいているのではないか。

なるほど、同感である。その通りだと思う。実は、何を隠そう、カメの場合はもう既にこの人間社会を捨て、いわばサル社会を生きている。「外道のカメ」を名乗る所以だ。そのコンセプトは「個の快感」であり、すべての事象はそこに「特化」される。その象徴的行為がまさに「G」である。その行き着く先に見えるのは「枯死」だ。カラカラに乾いて微風にも朽ち崩れる。本ブログのプロフィール写真に使ったランニングには「死して屍拾う者なし」とある。

実は、山極教授の「サル化する人間社会」の見出しが目に入った途端、中身を読む前からカメは一足早く、いや、時 代を先取りしてか、「サルになったカメ」と即応していたのだ。アァー。

2014/08/07

◎南タイの伝統家庭料理は辛くなかった・・・

にしても、タイ料理は辛いというイメージは今回のプーケットの旅で払拭された。パトンビーチから歩いて30分ほどの山側に展開する街にあるホテルに一週間滞在して、近くのタイ食堂で昼は必ず食事した。とにかく、旨い、早い、安いの三拍子揃っていて、メニューも豊富だ。定番は白いご飯を皿に盛り、その上にあれこれ、大体二種類だが、希望の肉や野菜、魚料理を載せてテーブルに運んで頂くのだが、そこには常時香味野菜類が皿に盛ってあり、あとは氷がたっぷり入ったアルミコップ、こちらはいずれも無料サービスだ。で、お値段は当然、料理の選択によって変わるが、まっ、50THBから高くても100THB止まりといったところで、散々お世話になった。
ここで、気がついたのだが、タイ特有の辛い料理がないのだ。特に、カメが大好きな濃厚ニンニクと唐辛子たっぷり、挽肉のバジル炒めがメニューにない。他の食堂ものぞいてみたが、やはり同様だった。
この店、探してみたが、写真でご覧のように天幕はタイ文字ばかりで、店の名前らしきものもない。
一部、英語の部分を見ると、こうある。Thai Traditional South-Local Foodタイ伝統料理といったところか。どうやら、南に拘りがあるようだ。TATOOの看板でも「South」の文字を見た。宗教も、南では仏教よりもイスラム教が多いと聞いたこともある。南には南の独特の文化があるのかもし
れない。まだ、料理でしか体験していないが・・・。

2014/08/05

◎海に来たら、やはりビーチを歩きたい・・・

にしても、ちょっと更新が途絶えたのは、ホテルの立地がパトンビーチから少し離れ、山に近くなって、生来の引き篭もり症状が出てきたためだが、ホテルのWiFi環境が驚くほどよく、YouTube
で、カメが大好きな「オレたちひょうきん族」をダウンロードしたら、60分余の動画が何と10分そこそこで完了するとあって、マンザイなどを中心にあれもこれもDLして、楽しんでいて・・・。いや、驚きました、高機能のパソコンなど端末を変えたり、イジルより、強力なNET環境に勝る策はなさそうだ。
で、本4日、そこをチェックアウトしてビーチにも繁華街にも近い前回泊まったホテルに再びチェックインしただけで、何とも浮き浮きしてくるから不思議なんだよなぁ。昼飯食ったら、とりあえず海に来ているんだからビーチに行かなくちゃと、誰にいわれるでもなく、体はパトンビーチに向かっていて、まっ、出来るだけいっぱいシャッターを押してパトンビーチの写真をアップしてみました。
ちなみに、下の下の画像は7月27日の日曜日昼過ぎ、パトンビーチをひたすら歩いた際、ようようカメラフレームの端っこに残っていたのでございます。おまけでありまして、やっぱ、歩いてみるもんでんなぁ。ウフッ。


2014/08/01

◎値引き交渉も熱くなると価格ぶっ飛ぶ

にしても、こりゃ、ちょっとしたビッグファイトだと感じた。前回宿泊したホテル近くの大規模屋台群でのこと。夕暮れ時、屋台を見ながら歩いていたら薄暗い軒先にちょっと異様なデザインのTシャツが何枚もぶら下げている店を見つけた。いわずと知れたスカルだ。思わず笑みが洩れた。毎日、屋台をぶらぶらしながら秘かに探していた専門店だ。やっぱり、あった、よ。なるほど、ひと目で物は良し。奇抜で見事なデザインがぶら下がり、平積みもズラリ。これなら誰だって欲しくなるだろう。武者震いした。金がふんだんにあれば、全部だって欲しい。そんなオーラが出てしまったようだ。カメは何せ、スカルをデザインした安価なランニングをまとい、スカルを刺繍した野球帽までかぶっている。 骨のありそうな熟年男性店員はそんなカメの姿を品定めしていたようで、売る気満々で迫ってきた。
価格交渉は定石通り、「タオライカップ(いくら)?」で始まった。カメは1枚でもいいから買う気で交渉をスタートさせていた。店員が応えた最初の価格は「450THB(1350)。ほほぉー、そうか、そうか、1枚ならそれでもいいかなと思いつつも、まずは「300THB(900)」と応酬、さり気なく他のTシャツを触ったりして、物欲しげに、ちょっと迷っている風にしていたら、「これ、普通のお客さんには650THB(1950)」と大型の電卓に「650」と表示して、カメの自惚れ心を擽ってきた。なるほど、ねえ、そりゃ、なんぼなんでも、高過ぎる、わ。ならばと、後、これと、これもと、合計3枚にして、「1000」でどうだと突きつけた。店員は一瞬怯んだものの、さすがにこれは無理だったか、「1400」と返してきた。耳を疑ったが、脳はもうパニック状態、高いのか、安いのか。さて、はて。そこでカメが提示したのが、じゃ、この2枚で800THB(2400)でどうだといったら、もはや3枚に拘ったようで「1300」ときたので、なら「1000」だなに、「それではオーナーに叱られる」といいつつも「1200」ときた。それにも首を捻ったら、「ウゥーン」と天を仰ぐように「1100」。カメはそこで、にっこり妥協した。後で計算してみると、Tシャツ1枚@367THB(1100)、高いのか、安いのか、不明なれど、熱のこもったやり取りで、ちょっとした達成感に浸っていたのでした
また、最初の価格、450THB(1350)なら3枚て1250THB(3750)のだが、お互い、どこかで、そんなこと忘れているのが可笑しい。
ちなみに、Tシャツの写真は参考までにアップしたが、いい買い物だったと思っている。いつの日かこのTシャツでお目にかかる日があればこの上ない幸せかも、ね。