◎邦画はやっぱりつまらない、お粗末、安っぽい・・・
にしても、陽気のせいかどうかは不明だが、このところ邦画を鑑賞することが増え、何とも腹立たしい思いが続いている。邦画は終わったと感じたのは何時だったかといえば、もう彼是、30年以上前になるか。振り返ってみれば、あの「蒲田行進曲」あたりか。映画館に足を運んで楽しんだ記憶がある。その後、邦画からは足が遠のき、年に1本も見ていなとい思う。何故か、簡単にいえば、つまらないのひと言だ。もっといえば、お粗末、面白くない、安っぽい、底が浅い、奇を衒っただけ・・・等々、要は、企画が貧弱なんだろうなと推察する。ところが、このところ、他人に薦められたり、メディアで推奨していたり、そそられた映画があって、HDD録画などして、視聴した。それぞれの視聴直後の短評メモは・・・。
<嫌われ松子の一生>
これ以上の不幸はないだろうという女の不幸話と知人に教わり、どんなものか、つい見たくなり、検索してみたら、GyaO!
で引っかかってきた。
☆内容的に、こりゃ何なんだって映画。1行づつの経歴をA4用紙にあれこれ綴っているだけで、ドラマ性もなく、何を伝えようとしているのかが不明、ただ奇を衒っているだけ。阿呆らし。
<コント55号と水前寺清子のワン・ツー・パンチ 三百六十五歩のマーチ>~1969年制作
東京で一旗揚げようと、母親の残してくれた遺産金を抱えて九州から上京してきた坂下二郎は、駅でスリに遭いそうになったところを板前の萩村金一に助けられ、やがて意気投合・・・
名匠・野村芳太郎監督による喜劇演出、との触れ込みに何となく懐かしくなって、視聴。
☆まっ、こんなもんか。ただ、見慣れた顔触れが次々に出てきて、懐かしい。
<大鹿村騒動記> 原田芳雄さん三回忌追悼
南アルプスの麓に位置する長野県・大鹿村。300年以上も続いてきた村歌舞伎が自慢のこの村では、村歌舞伎の公演を5日後に控えているにもかかわらず、リニア新幹線の誘致を巡り村民の意見がまとまらず、歌舞伎の稽古にも身が入らない・・・とかで、何時だったか、確か、西部邁ゼミナールで紹介していたような気がしていて、チャンスがあれば見てみようと思っていたら、テレビ東京の
午後ロードで上映され、ライブで視聴した。
☆つまらないよなぁ、馬鹿馬鹿しくて、笑っちゃうほどつまらない。結構いい役者は揃えていて、よくぞ真面目に取り組んだよなぁと、こんな台本を渡されて、ある意味感心した、ヨ。それほど、仕事がなくなっているということか。やっぱ、酷いよなぁ。これって、西部だったか、誰かが話題にしていたんだよなぁ。おかげて、何時寝てもいいのだが、最後まで頑張って視聴した、よ。
1973年8月8日、日本に滞在していた金大中・元韓国大統領候補(当時)が、九段のホテル・グランドパレスから突然姿を消す・・・5日後、ソウル市内の自宅前で目隠し・傷だらけの姿で発見された事件で、カメ30歳、娘が生まれた年でもう立派な大人になっていたはずなのに、内容については全く理解していなかっただけに、TBS木曜デラックスの番宣で見て、無性に見たくなって・・・。
☆お粗末、酷い作品やなぁ。途中で何度か、録画を削除してもいいよなと思った。話がまさに阿呆らし、や。ほんま、阿呆。ま、邦画なんて、こんなもんやが・・・、ついつい、惹句に惹かれて見てもうたが・・・。監督:
阪本順治だって、よ。これじゃ、佐藤浩市が気の毒、可哀相だ。
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