◎社会参加したくて今年も「e-tax」にトライしてみた
にしても、確定申告の季節になって、いまさら義理堅く申告する義務もないのだが、何となく社会参加している雰囲気を味わいたくてe-taxに挑んでみたのはいいが、奮闘虚しく2日がかりの作業となって、もうクタクタ。
e-taxは今年で3回目になるのだが、どうやら年々セキュリティのバリアが増えているのだろう、入力する項目と数字は少なく、もう決まっていて、迷うこともないのだが、そこに行き着くための事前準備の手順がやたら増え、複雑化していて、それもキチンと一つ一つクリアしていかなければならない。でも、砂漠脳とあってはなかなか先に進めず、何回も振り出しに戻りながら、初日は結局送信できず、作成したデータを保存し、ギブアップしてしまった。
その事前準備、まずはブラウザ。申告データを送信するにはInternet
Explorer を使わなければならない。OSのセキュリティ強化のためらしいが、何時も使っているGoogle chromeでアクセスしてしまい、なかなか進行しないのにイライラして、やっとそれに気がつく有様。その上、e-Tax関係のURLを信頼済みサイトに登録するなどブラウザの設定、ActiveXコントロールの設定などわけのわからないまま、盲目的に画面の指示に従うしかない。一事が万事で、こんなのはまだ序の口、電子証明書(ICカード)とICカードリーダ(家電量販店で購入済み)を手元に用意し、ドライバをインストールし、さらに「ルート証明書のインストール」「公的個人認証サービスクライアントソフトのインストール」「署名送信モジュールのインストール」ができる「平成24年分事前準備セットアップ」ツールをダウンロードし、それらが機能していることを確認して初めて確定申告書の作成コーナーに入れるのだ。
一夜明けての2日目、ノートパソコンもDELLからacerに変え、新たにプリンターをインストールして、アクセスしてみると、前日に保存したはずのテータは見つからず、というか、保存されていなかったようで、何とも情けない。でも、データ量は知れているから、もう1度初めから1つづつ慎重に手順を踏んでいったら、あっさり完了した・・・なんて書きながら、もう来年は申告するまいと思う面倒臭さだ。それに、社会参加を味わいたいのに、納税額は『0』だし・・・ねぇ。