2010/12/29

◎老い先短い身ながらもダイエット・・・


にしても、半信半疑ながら、この12月に入ってから始めた「1日1食」ダイエットの効果が微かに確認された。ダイエットを始めた時の体重は75kg余で、一昨日は71.45kgだから、ほぼ3kgの減、止む無く新しく購入したGパン(91cm)のウエストに手の平が楽に入った。ウフッ。確かな手ごたえに、ほくそ笑んではみたものの、まだまだ油断は禁物と自らを戒めた。「1日1食」で始めたこのダイエットも、実は1週間ほど前からは1日2食に復活していた。でも、腹一杯の満腹感は避けている。
これまでの67年間で体重が75kg超えした記憶はなく、最近では72kg前後で推移していて、Gパンのウエストは34inで長く過ごしているのだが、この秋頃からウエストがパンパンになり、腹部がはみ出し、顔にむくみも見られるようになり、確かに、自覚症状でも肥満は感じるようになり、11月末には、たまらず35inのGパンを購入、はき替えたのだが・・・。
よく考えてみると、老い先短い身で体型が変化するのは、何より金がかかる。Gパンだけで済めばいいのだが、いずれ、そうもいくまい。で、肥満の原因を振り返ってみれば、何のことはない。単なる食い過ぎだ。老い先短い身、もうそんなに節制することなく、食いたいものを好きなだけ食っても、後は死ぬだけなんだから、それもいいんじゃないかと自制心を甘くした結果であることは明らかだ。
さらに、もっと考えてみると、この歳になって、あまり腹が減ることはなくなったし、どうやら食事は「時間」で食っていた気がした。朝は起床時間が8時台が多く、コーヒー一杯だけ、正午のNHKニュースを見ながら昼飯、そして午後7時からのNHKニュースを見ながらの夕食というのが定番だ。なるほど、腹が減っていなくても、時間になると義務感で食っていた気がした。
そこで、最初に思いついたのが「断食」ダイエットだ。腹が減ったら、その時になって食おうというもの。これを始めたら、大体、午後2時過ぎから4時過ぎに空腹を感じて食事、その後は寝るまで何も口にしない・・・そんな日を1週間は続けたか、そのうち、午後8時前後にもう1度軽い空腹感に襲われるようになり、それは我慢しないで食事をとりはじめ、ダイエットのスケジュールは徐々に変化して、少しは断食効果も自覚できるようになった。要するに食い過ぎないこと・・・、なるほど、なるほどで、まだ1ヵ月足らずの成果でしかないが、年が明けても続けてみるか、と思う。

2010/12/20

◎世俗を捨てた身には1年365日も1日 !?


にしても、TVなどで今年の総決算を始めていて、遅ればせながら、カメも気がついたわけで、何と今年もお仕舞いなんだよなぁと、世俗を捨て、ワンルームマンションに引き篭もり、独りインターネットに耽る身には時の流れも近寄らず、あれよあれよと日はうつろい、師走も末、今年も残り両手の指で数えられる、カウントダウンが始まっていたわけで、さて、さて、カメもこの一年を振り返ってみて、何かあったかと干乾びて軽くなった頭を振ってみても、何かがポロっと出てくるわけもなく、10年1日変わりはないよなぁって、脳内にカラカラ軽い音が木霊して、目蓋は下りてきて、また1日が過ぎていく、脳に何か新しい刺激が刻まれることもなく、伸び切った脳皮はテカテカに光るばかり、1年365日という、1年の長さもカメにとっては1日にしか感じられず、でも、確実に歳だけは1つ重ね、飯だけはそれなりに食って、CO2だって吐き散らし、糞もすれば、小便もと・・・、走馬灯を逆回ししてみても、そんなことしか脳裏には浮かんでこないこの1年、あぁ~。

2010/12/14

◎頑張れ!!! 21世紀の新メディア「ウィキリークス」


にしても、21世紀の新マスメディアとして衝撃デビューした内部告発サイト「ウィキリークス」に関し、日本のマスコミは足元を脅かされた僻みか、取材力不足か、或いは危機意識の欠如か、その後の報道がいささか素っ気ないのだが、海外ではかまびすしく、創設者のジュリアン・アサンジ代表(39)がスウェーデンから強姦容疑で国際手配され、イギリス国内で逮捕されたという。
強姦とは、何ともお粗末というか、俄かには信じがたい、情けない容疑なのだが、その内容はというと、被害女性2人のうち1人は「(アサンジ代表との)性行為中にコンドームが破れた」、もう1人は「夜はコンドームをつけてしたが、翌朝はつけてくれなかった」と主張しているのだという。ま、それこそ、何が何でも代表の身柄を拘束したい「別件逮捕」の典型で、性に関するお国柄もあるのだろうが、コンドームの有無で国際手配されては、ねぇ、だ。代表は容疑を否認していると伝えられるが、日本でなら、立小便で逮捕されるようなものではないのか。当然ながら、今回の逮捕は、一連の「ウィキリークス」の米公電暴露の衝撃などから、「政府機関による国際的な陰謀説」や「CIA陰謀論」もネット上では見受けられる。
米政府にしてみれば、流出した25万件以上の機密文書のうち、「ウィキリークス」にアップされたのはまだ1000点余という。代表の逮捕によって、まだ大量に残る文書を封殺したいのだろうが、既に、孫子のサーバーも次々に誕生しているそうだ。このNet社会でいったん流出した情報を回収することなど不可能なのだ。
野次馬のカメとしては、面白がって見るだけではなく、アップされた情報の真偽を見極める目を養うしかない。といいつつ、今回アップされた機密文書のうち、一つだけ、カメは知っている情報があった。金正日・北朝鮮総書記に関する、「肉のたるんだ老人」・・・というもの。何せ、見たままだもん、ね。コレって、機密? なんて、ね。ともあれ、「ウィキリークス」よ、頑張れ!!! 

2010/12/09

◎亡国の徒花!? 海老蔵会見ノーカット版までアップ


にしても、亡国の徒花というか、バカバカしくて触れる気にもならなかったが、歌舞伎俳優・市川海老蔵のご乱行騒ぎもここまでくれば・・・、今朝のNETを開いてみたら、何と「市川海老蔵さん会見のノーカット映像」「市川海老蔵会見ノーカットで見せます」と2本も映像がアップされているのを見ては、ひと言いいたくなった。あの記者会見、1時間30分に及んだと聞く。そのノーカット版となれば、やはり1時間30分、早送りしようが、それなりの時間はかかる。とても、確かめてみる気はないが、この騒ぎ、いったい何なの? だ。尖閣沖での中国漁船拿捕並みというか、それ以上の騒ぎ方ではないか。こちらは、政治は絡んでいないようだが、日本の伝統芸能、歌舞伎といえば、政治介入の余地も有り得よう。ま、その露払い役として最初から警察は手を出しているのだが、容疑者の逮捕状を取りながら、どんな事情があるのか、執行しないまま。
見出しを拾ってみても、海老蔵事件長期化に「なぜ?」、中身“ZERO”…海老蔵会見はお粗末&矛盾だらけ、海老蔵が連発した「捜査中」 都合の悪いことを言い逃れ?  海老蔵の携帯「警察が保管」、海老蔵 骨5つに粉砕し8mm陥没、海老蔵 灰皿に酒入れてない、海老蔵 相手への暴行一切ない、海老蔵、赤い左目で涙の会見、海老蔵 茂木氏に「死ぬかと」、海老蔵の全CM、放送見合わせ・・・等々、で、最新のニュースは、海老蔵と全面対決へ 逮捕状男とトラブル相手が出頭か? といったところか。
梨園の御曹司のご乱行・・・、これって、日本人にとっては、向こう三軒両隣での興味津々の騒ぎで、血は少々流れたものの、裁判員裁判などと違って、身近かで分かり易く、噂話に誰でも参加でき、ああでもない、こうでもないと無責任に言いたい放題できる。事件発生からもう何日になるのか、その先陣を切って、熱くなっているのがテレビ、スポーツ紙、夕刊紙、週刊誌などのマスメディアときては、何をかいわんや、だ。

2010/12/01

◎小春日和に誘い出されて、紅葉狩り・・・


にしても、このところの小春日和に誘い出されて、デジカメをポケットに自転車で珍しくも紅葉狩りと洒落てみた。春のソメイヨシノは毎年の恒例となっているが、実は紅葉狩りなんて、初めてだ。

華麗、可憐、繊細、儚い・・・といったソメイヨシノの風情と違って、紅葉の様は何となく厚かましいというか、薄汚れて感じてしまう。元々山歩きもしないし、何より紅葉、黄葉の区別も判然とせず、紅黄葉は美しいとか綺麗とかは感じていなかった。季節感からいえば、紅黄葉は冬景色の幕開けの役回りといったところ。後には裸木が待機しているわけで、身を竦めるほどに寒々しく、何とも虚しい日々の始まりだ。

今秋は区報だったか、地元の紅葉スポットが紹介されていて、その写真がまたお粗末な出来とあって、ちょっとそそられた。そのスポットは2カ所で、いずれもカメの場所からは自転車で1時間近くはかかりそうなところ、この陽気では体が冷え切ってしまいそうだ。自転車をこいでいて冷えるというのも面妖な話だが、もはや汗びっしょりになるような乗り方はとてもできない。のんびり、ちんたら、フラフラしながら走るのだから・・・体温に変化は生じない。
で、30分ほどで行けるところまで行こうと、呑川を遡りながら辿り着いたのは池上本門寺。ま、ほぼ想定通りで、幅広、広大な紅、黄とはいかず、グンと近付いてみたり、ズームアップして50回ほどシャッターを押した結果がご覧の3点なのだが・・・。うふっ、こんなもん。