◎NHK契約拒否訴訟、もつれて欲しかったのに・・・
にしても、NHKの受信契約拒否訴訟はもっとゴタゴタもつれて欲しかったのに、何とも呆気ない幕切れにガックリした。
これ、昭和25年の放送法施行以来、契約拒否者に対する初めての民事提訴だった。かねてから、契約拒否をして、それを公言する輩もいて、放送法を読んでみると、それも可能かなと思わす文言にNHKはなぜ提訴しないのか、怪訝に思っていたのだ。特に、パソコンでテレビの視聴が可能になってからは「テレビ受像機」の定義、実態も変わってきているというのに、いまさら提訴とは、時流に馴染まないし、どうしたのかと、興味津々だったのだが・・・。
本訴訟は、NHKが埼玉県内のホテル経営会社に対し、契約の締結と受信料約142万円の支払いを求める訴えを先月23日、さいたま地裁に起こしたもの。 NHKの推計では、未契約者は全国で約1107万件。一方、契約済みの不払い者に対しては436件の申し立てを実施し、うち334件はすでに支払ったか、支払いの意思を示しているそうだ。
「受信料の公平負担」はわかるが、それならそれなりの罰則を加えるなどの法改正が必要なのに、それをしようとしないNHKの体質をいいことに、インタフォン越しに「テレビはありません」一点張りのマンション暮らしのカメは、これまで受信料を払ったことはない・・・なんて、いいながらNHKを、特に「衛星」はよく視聴している。ウフッ、フッ。
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