◎世田谷は華麗と豪華、大田は堅牢と質素・・・
にしても、自転車で12kmほど走った、その先に玉川高島屋の屋上広告塔を目にして、やっと目的地に着いたかと、何となくほっとした。二子玉川といえば、これまで玉川高島屋しか知らなかった。それが、何たること! 何とも大規模な駅前再開発が展開されていた。景気が冷え込んでいる中、こんな活気のある開発がまだあったんだ・・・。
完成予想図などを眺めると、目も眩むほどの未来都市。マンションの問い合わせ先まで書いてあるが、果たして部屋は全部埋まるのか、余計な心配までしてしまった。さすがに、これだけの大規模開発プロジェクトを目の辺りにすると、通りすがりでしかないカメまでちょっと興奮してくる。
再開発周りと、駅周辺の出来上がったショッピングエリアをちょっと一回りして、感じた。これが現代日本と日本人のコンセプトなのかと・・・、そうした品位、品格らしきものがプンプン臭ってくる。
完成予想図もそうだが、いま歩いている老若男女にも、特にベビーカーに子供を乗せたヤングママなどの空気、雰囲気が嫌だ、ねぇ。お高くとまっている、っていうか、それが板に付いていないっていうの・・・。カメにはとても住めないし、住みたいとは思わないよなぁ。まして、において、おや・・・っていうか、バンコクがやたら恋しくなってしまった。
多摩川沿いの土手を自転車で世田谷から大田に向けて走りながら、林立する高層マンションを見て、両区の微妙な差異が浮かんできた。カメのいつもの独断と偏見だが、世田谷のマンションは華麗と豪華、大田のマンションは堅牢と質素・・・、そんな言葉が当たっている気がした。
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